あたしの名前は、アネット・バーンズ。今、あたしは処刑台に立たされている……。
……『彼』の快楽の為の処刑台に。
「ん……くっ……は……ぁぁ……」
自分の乳首をコリコリといじりまわす……。二人の間で処刑台と称されている、目の前の拷問器具におっぱいを挟み込んだ時の感度を少しでも上げる為だ。
器具は万力の様な物で、間におっぱいを挟み、レバーを回転させてじわじわと締め上げる仕組みになっている。普通の人なら、多分気持ち良くなんてない。、ただひたすら、痛いだけだと思う。けれど、あたしにはそれは苦痛と同時に快楽なんだ。
それに、入れなければならない……『彼』、スレインの為に……。
「は……始めて下さい……『ご主人様』……」
ご主人様……何時から彼をこう呼ぶ様になったんだろう……。
あの戦いが終わった後、彼に新しい身体……ホムンクルスの身体を提供し、その後あたし達は二人で暮らす事になった。……突然の不幸がやって来る事も知らずに……。
ある日、彼が崖から転落した。……幸い、命は取り止め、意識も回復したものの、彼は再び記憶喪失になってしまった……。
元々無口な人だったけど、 更に暗くなり、塞ぎ込む様になった……。そんな彼に我慢できなくなったあたしは、多少強引にでも彼を明るくしようとひたすら話しかけた……それが間違いだった。
彼は発狂して、あたしの事を平手打ちしようとした。
あたしは咄嗟にかわしたけど、彼の手が、個人的に弱い、乳首の先に擦り、『あぁ……』と、甘い声を漏らしてしまった。……その時、彼の股間が、少し膨らんだのが分かった。
彼は、あたしにのしかかり、そのまま顔をおっぱいの間に挟み込み、肉棒を太ももに激しく擦り付けた……抵抗するあたしを無視して、何度も……何度も……彼はあたしの太ももを白く汚した。
太ももに白い染みがひとつ増える度、あたしは他人では聞くに耐えない様な絶望の悲鳴をあげていたのを覚えてる……悲鳴をあげる度、彼の半身が底無しに膨張していった事も……。
今のあたしは……それを思い出しただけで、股間から潮を吹き、イキそうになっている……。淫乱になったんだ……変わってしまった彼の、狂った様な激しい責めで……。
責めは段々エスカレートして行き、何時しかあたしは彼をご主人様と呼ぶ、一匹のメス豚になり、そして今、目の前にある快楽処刑台に至る……。
「んっ……くぁぁ……つ、冷た……ぁぅ……」
あたしは、十分に揉みしだき、限界まで勃起させたおっぱいを処刑台という名の乳ギロチンに挟み……彼、いや、ご主人様は乳を締め上げる……そう、刑を執行するんだ……この淫乱なメス豚を死刑よりも屈辱的な処刑を行って下さるんだ……。
ぎりぎりと、おっぱいが締め付けられて行く……。
「あっ! あぁぁっ!! ……イクッ! イッてしまいますご主人様っ! あぁぁ……あぁぁぁっ!」
締め付けが強くなる度、股間から潮が溢れる。気持ち良い……気持ち……良すぎる……。
処刑台の前に用意された鏡に、一人の女の顔が写っている……。
あぁ……何て下品なアヘ顔なんだろう……こんな顔が出来る女は……きっと、もう人間なんて捨ててしまったメス豚なんだ……。
あたしは……メス豚なんだ……。
「あ……あぉぉぉっ! ……おぉふっ!!?」
……顔に、かけて頂いた。あたしにとって、快楽と苦痛を同時に味わえる魔法の液……ご主人様の……スレインの白濁液を……。
あぁ……こんなだらしないアヘ顔を……大量の濃厚液で汚されて……あたし、もう堕ちるしかないじゃない……。
――やだよ……堕ちたく無いよ……元に戻ってよ……スレイン……ご主人様……スレイン……ご主人……
「……い」
「イヤァァァァァァッ!!」
一瞬だけ正気を取り戻した少女の断末魔……その後、人形の様に壊れてしまった少女の苦痛と快楽は、永遠に、いつまでも続いた……。