=これは皇帝バイロンの日々の過去編です。=
バーンシュタインの王都郊外にある第2師団駐屯地。
そこの師団長室でと全裸姿のある騎士の少女が中年男性の股間に顔を埋めてペニスをしゃぶっていた。
「・・・っちゅぱ・・で隊ちょ・・ウェイン達はグランシル方面へ・・・はむぅ!あひィィ。」」
「上手いぞ、そのまま報告と同時に続けろ。」
少女はフェラチオをしながら何かの報告をしていたが中年男性に乳首を抓られ甘い悲鳴を上げる。
「イイ声で鳴くようになったな。道中誰かに抱かれたかシャロ。」
「ああんっ・・クチュッ・・・わ、私はバイロン師団長以外には抱かれてません!!」
喘ぎ声をあげ、フェラを続けながらもはっきりと少女は主張する。
シャルローネと呼ばれた少女は貴族の娘であり現在、ウェイン率いる独立特務小隊の隊員。バイロンと呼ばれた中年男性は第2師団の師団長である。
「ふむ・・・しゃぶるのは此処まででいいぞ。」
その言葉を聞き、シャロは残念そうな表情でフェラを中止する。離した口から唾が糸を引きながら勃起したペニスへと垂れて行く。
「では詳細な報告を頼む。」
「はいっ。」
真面目な表情に戻ったバイロンの言葉にシャロも表情を正して報告していく。
その内容はウェイン達の行動など事細かなだけでなく、接触した人員・・・特に地位・能力の高い女性についても詳細なものであった。
なぜ彼女が仲間を売るような行動をし、そして体を捧げるのか・・・・・・・。
実は彼女、バイロンがウェインにつけた監視なのである。
そもそも彼女の実家のクラウディオス家とバイロンの実家は親しい間柄であり、幼いころの彼女は当時青年将校であったバイロンによく遊んでもらっていた。
やがて彼女が騎士を目指すようになると父のクラウディオス卿は最初は止めはした。
しかし余りの熱意に押され、結局は信頼でき親しい間柄であるバイロンのもとに預けることで決着し、彼の副官兼任で騎士見習いになったのである。
親しくしていた・・・多少横にワイドになったが・・・憧れの人と四六時中過ごすのだからこの様な恋心を抱き、肉体関係になるのも無理はなかった。
現在の彼女の立場は第2師団長副官兼任でジュリア率いるユニコーン騎士団所属の騎士であり、ウェイン小隊に出向中という身分である。
シャルローネの報告を聞き終えたバイロンは服を脱ぎ棄て、備え付けのベッドに横になると彼女を呼ぶ。
「見ろ、お前のフェラで随分と固くなった。ご褒美をあげるから上に来るのだ。」
「んはァ!!はふぅ・・・・はい。」
バイロンが服を脱いで横になる姿をシャルローネは割れ目と乳首を弄りながら見つめていた。
そしてバイロンの御許しがでると割れ目から愛液を垂らしながら彼のもとへと向かい跨った。いわゆる騎乗位の体勢である。
「準備万全だな。ではいくぞっ。」
ずぷっ!!にゅぷにゅぷにゅぷにゅぷっ!!
「あひぃぃぃい!いっイキナリそんなァ・・っんんんんあっっ!!」
自分から腰を落とそうとしていたシャルローネはバイロンに太股を掴まれ一気にペニスを挿入され絶叫にも似た喘ぎ声を上げる。
そんな彼女を見詰めながらバイロンは腰を加速させ突き上げていく。まるで己の与える快楽こそが彼女にとっての幸福であると思いながら。
「う・・・んっ・・・ぁあっ・・・はぅっ・・・む・・・ぁ」
突き上げられ、己の胎内を出入りするバイロンのペニスの感触にシャルローネは恍惚とした表情を浮かべ、口から涎を垂らしながら甘い声を吐き出す。
「随分と俺様のペニスに馴染んできたな。昔から仕込んできて正解だったな。」
シャルローネを犯しながらある意味光源氏的な言葉を口にするバイロン。
「あっ、ああんっ!わ・・私のぉ、シャロの全ては師団ちょ・・・バイロン様のものです。今更・・・はぅんっ」
喘ぎながらの彼女の言葉に満足するバイロン。その後も彼はシャルローネの身体を好き放題味わったが遂に限界が訪れようとしていた。
「もう出してしまいそうだ。シャロ、何処に欲しい?」
「あっ・・・今日は大丈夫ですから、胎内に下さい!!」
バイロンの問いかけに迷いも見せずに即座に答えるシャルローネ。
「そうか・・・、じゃあいくぞ。しっかりと受け取れよ。」
どぴゅどぴゅっ!どくどくどくどくどくっ・・ぴゅっ!!
バイロンのペニスから放たれた精液がシャルローネの胎内を勢いよく蹂躙していく。
しかも両手を使って割れ目とペニスを完全密着させ、精液が漏れないようにもしていた。
「あっ、ヤぁっ! バイロン様の精がが入って・・・あ、あああ、ああああっ!!」
急速に己の胎内を満たしていく精液の感触に、彼女は凄まじい快感と共に幸福感も抱きながら絶頂を迎えたのだった。
「んん、えっ・・・もう朝なの?」
起きた彼女が師団長室の窓から外を見ると空が明るくなりかけていた。
あの後は何度か抱かれ、そしてシャワーもともに浴びてそのままベッド一緒に寝たのだった。
ガチャッ!!
扉が開くと同時にバイロンが入ってきた。
「朝飯の準備が出来たぞシャロ。服を着たらこい。」
そう言って扉を閉めるバイロン。その言葉でシャルローネは顔を真っ赤に染めながらシーツで身体を隠したのだった。
朝食を食べ終え、正装に着替えたシャルローネはバイロンから新たな指示を受けていた。
「では引き続きウェインを監視しろ。そして優秀で美しい女性を見つけたら事細かく調べ報告するんだ。俺様の野望の為に。」
「はい、バイロン師団長。」
バイロンの指示にシャルローネは元気よく答える。
彼の野望・・・それはこの大陸に彼を頂点とする独裁ハーレム帝国を建国する事である。
その為に政治・魔術・軍事など様々な分野で高い能力を持ち、しかも美しい女性をあらゆる手段で自分に心酔(虜)させ戦力とするのだ。
既に彼女が出した報告書には上司のジュリア等のデータ・・・3サイズや好みだけでなく割れ目の毛深さや黒子の位置など本人も知らないような事も記載されていた。
指示を出し終えたバイロンは部隊に合流するため師団長室を出ようとした彼女を正面に回り、優しく抱きしめた。
「野望が成就すれば堂々とシャロ、お前をそばに置けるのだぞ。頑張ってくれ。」
そう言いながら彼女にキスをし、更に口内を舌で舐め回す。
シャルローネはバイロンの舌に自分の舌を絡め互いに唾液を交換し合うように熱いキスを繰り返す。
「(私の騎士として・・・・そして女としての幸せの為にも頑張らなくちゃ)。」
頭の中で決意を新たにしたシャルローネ。
彼女はぎりぎりまでバイロンとキスをしあったと彼から与えられた任務を果たすべく、小隊の集合地へ向かって行った。
おわり