リレ 私、家で弟の世話ばかりしてたから、逆に年上の男性に興味があって……。
ですからガンメル先生、その、おつきあいを……。(頬を赤らめる)
ガンメル 本気かね? いや君の気持ちは嬉しい、嬉しいが私は……ううむ。
君はまだ若い。私などよりもずっといい相手が……。
アドヴォカート (ガンメルの肩に手を置いて) 彼女の熱い想いを拒むこともありますまい。
いいじゃありませんか、老いらくの恋に身を委ねても。
ガンメル 何を言いだすのじゃお前まで!
……リレくん、その、何だね。まずは離れてはくれんか。
リレ (ガンメルに抱きついたまま) えへへ……お髭、くすぐったい……。
アドヴォカート それで今夜の段取りは。
ガンメル 馬鹿もん!!