香穂の秘密・・・
「まったく、最近の2年6組はだらしがなさすぎますわ」
委員長は憤慨していた。なぜかというと、最近になって春井香穂の欠席が続いているからだ。
最近の未海の周りには事件が多く(そもそもMM3が原因であるのだが)少し委員長は疲れ気味であった。
「最近寝不足気味ですわ・・・肌荒れが心配です・・・」
そういいながら彼女は香穂の家のチャイムを押した。
「あの・・・武蔵野森山学園2年6組委員長の北神未海ですが・・・」
そう言うと、香穂はドアをガチャンと押しあけて出てきた。
「あ、委員長、こんにちは・・・」
「春井さん、いったい今度は何なんですの?」
「委員長、立ち話もなんだから入ってよ」
と言って委員長を招き入れた。
「おじゃましますわ」
と言って委員長は言われるがままに部屋に入る。電気はついておらず、部屋は暗かった。
「今日はママは出かけているの。だから私ひとりだけなんだ。あ、今電気をつけるね・・・」
と言って電気をつけようとしたが、電気のスイッチの調子が悪いらしく、何度つけても暗かった。
何度もバンバン叩いたが電気は薄暗くはなるものの明るくはならなかった。」
「ごめんね、今電気の調子が悪いみたいで・・・本当ゴメン!」
「いえ・・・別に気にしませんが・・・ところで本題に行きましょう。」
「実はね委員長、唇・・・」
「唇がどうかされたのですか?」
と言って顔をそっと近づける。
「委員長の肌・・・きれい・・・」
「委員長として肌のお手入れくらい当然ですわ!おーほっほ・・つっ!」
委員長が油断している隙に、委員長の唇に何か不思議な感触がした。
「んっ・・・んん・・・」
委員長の唇から香穂の舌が入り込んでくる。必殺技を食らったプロレス選手のようにしばらく唖然と、そして、混乱して
身動きがとれなかった。
1分くらいだろうか・・・ふたりはつながったまま時をとめていた。
ようやく委員長がふりほどいたが彼女には何がなんだかわからなかった。
「何のまねですか!春井さん!」
委員長が叫ぶと、
「わたし・・・委員長のことが好きなの・・・」
香穂はつぶやいた。
「で・・・でも、春井さんには彼氏がいるんじゃ・・・」
「わたし、気づいたの 私がすきなのはともくんじゃなくて あたしが好きなのはいつも輝いている委員長だって
ともくんと一緒にいるときも委員長のことで頭がいっぱいっだったの!」
委員長はちょっととまどった表情だった。
「ふ・・・ふざけてるなら私、帰りますわ!」
こういってドアに手をかけるのだが鍵がかかっているようで開かなかった。
そして、香穂はこうつぶやいた。
「わたし、委員長が好きって言ってくれなきゃ学校にいかない!」
「・・・春井さん・・・」
そう、この一言が委員長にとっては非常に困りものなのである。委員長は確かに香穂は好きである。しかし、恋人ではなく
友達として好きなのであって、そういう感覚はないのだ。かといってこのままほおっておいたら香穂は学校を休むであろう。
そうしたら委員長として失格、ついには東條くんから失望の目で見られてしまう・・・
委員長のこころは揺れ動いていた。そして決断した。
「私も、春井さんが大好きですわ!」
「じゃあ、委員長、してくれる?」
「する って何をですか・・・」
そして香穂は恥ずかしげにこう言った・・・
「わたしの・・・あそこを・・・なめてほしいの・・・」
と言って、スカートやパンツを脱ぎ始めた。
もう、ぬれていた。彦摩呂調に言えば「荒川の堤防の決壊や〜」って感じだ。
「・・・委員長のことを思っていたら・・・ぬれちゃったの・・・委員長なんだから責任とってよ」
委員長は仕方なさそうに言った。
「また、大変な仕事ですわね。でも、委員長なんだからやらなければいけませんね。」
そしてポーズをとって
「めちゃモテ 大作戦 春井さんを満足させよう作戦 スタートですわ!」