「銀ちゃん今日は一体何の日アルか」  
こたつの上に乗ったみかんを取りながら神楽が尋ねる。  
「姉御は栗なんとかで店が大変だと言ってたアル。新八はお通ちゃんの栗なんとかコンサートアル  
テレビでは結野アナが赤い服を着てたヨ。皆栗栗うるさかったアル」  
皮をむき終わり、みかんを頬張りながら神楽が真剣な眼差しで寝転ぶ銀時を見つめる。  
「ああ、栗な…って結野アナ出てたのかよ!あー見逃したじゃねぇかぁ!お前教えろよぉぉ」  
こたつでまどろんでいた銀時は結野アナ司会のクリスマス番組をすっかり忘れていたことに気づき、  
、頭を抱えた。全くクリスマスなんていうイベントを神楽に教えたら  
大騒ぎするに決まっていたのでなるべく黙っていようと思ったのだが、やはり  
無理だったか。ああ結野アナのミニスカートサンタコス見たかったなぁ…ぶつぶつと  
呟く銀時をよそに神楽は三つ目のみかんに手を伸ばしている。  
「栗を食べる日アルか?私みかんの方が好きネ。心配するなアル」  
「栗というかケーキだな」  
「まじでか。なんで教えてくれなかったネ。銀ちゃんケーキ独り占めしようとしたアルな!」  
頬を膨らませ瞳を大きく見開き、神楽は憤慨している。  
「ケーキは明日ババアが持ってきてくれるさ」  
「そうアルか。油断も隙もないアルな。それであの赤い服を着てるのは  
何故アル。皆揃って赤と白の服だったネ」  
「あれはサンタと言ってだな…」  
頭を掻きながら銀時がクリスマスの説明を仕方なく始めると、神楽はそのひとつひとつに  
驚愕し、騒ぎ、ついにはこたつを飛び出し銀時に抱きついて髪をいじくりだした。  
 
「お前興奮しすぎだって」  
「なんで教えてくれなかったネ。この天パ!私サンタに欲しいもの頼んでないヨ」  
「あ…ああサンタな…今年は景気悪いらしいからたいしたもの貰えないぞ多分…よくて酢昆…」  
酢昆布ならまだ給料として買ってあったなと銀時が頭を巡らせていると神楽が  
目線を落とし、俯いた。  
「そうアルか…。私…肉まんが欲しかったアルヨ…」  
「…肉まん?」  
大きく頷く神楽を見て銀時はいじらしさを感じ、そっとピンク色の頭に手を置いた。  
 
なんて安上がりなやつなんだこいつは。かわいすぎるだろ。  
 
「…ああ肉まんならあるとか言ってたな。朝にはあるだろ」  
「まじでか!!!!楽しみアル!」  
勢いよく抱きついてきた神楽を受け止めてそのまま寝転がる。神楽は銀時の胸に  
頬を擦りつけながら笑っている。  
 
クリスマスか…。おい、これはクリスマスっぽいぞ。  
腕の中には小さな恋人。プレゼントは肉まん。そして甘い快楽。  
 
「ところで神楽。クリスマスはな恋人達がらぶほてるで盛る日でもあるんだ」  
「盛るアルか」  
「そうそう。だから俺は毎年寂しい思いをしてきたわけで…」  
「銀ちゃん甲斐性ないアルからな」  
「おいおいお前それは銀さん的にも傷つくだろ」  
「でも今は寂しくないアルな」  
銀時の髪をいじくりながら神楽がにっこりと微笑む。  
 
「そうだな。…ということで…いただきます」  
桃色の形の良い柔らかな唇に銀時の舌が這い、神楽の舌を呼ぶ。  
瞳を閉じ、艶のある睫毛を静かに震わせながら神楽も唇を銀時に預ける。  
 
そうネ。私達恋人アル。  
 
「銀ちゃ。寒いから先にお風呂入りたいネ」  
「ん…ああ。じゃあこたつ入れ」  
銀時は何かを思いついたような顔をして神楽に言った。  
「まだ寝るには早いだろ」  
もぞもぞと二人でこたつに入り、顔を見合わせる。  
「お風呂入ってからするネ」  
「風呂でやってもいいけどな」  
そう言うと銀時はこたつの中に姿を隠し、神楽の腰を両手で強く押さえた。  
「何するネ銀ちゃん。どうしたアル!」  
銀時の手や髪の感触だけが神楽の下半身に伝わっている。銀時は腰からミニチャイナドレスの  
スリットにゆっくりと両手を降ろしていき、神楽の太腿を撫で回した。  
「くすぐったいヨ銀ちゃん」  
銀時は何も答えない。左手はしつこく太腿を撫で続けている。  
ふいに指が神楽の一番敏感な部分を下着越しにすっと撫で上げた。  
「あ…銀ちゃん…お風呂入ってからするって言ったはずアルよ…」  
神楽の息づかいが自然と荒くなっていく。  
敏感な秘部は銀時と関係を持ってから日々快楽を待ち続けるようになっていて、  
銀時が触れればすぐに神楽はいつもの行為を思い出してしまう。  
 
銀時の指は柔らかな肉の割れ目をなぞり続けている。  
癖のある髪の感触が神楽の太腿をくすぐる。  
銀時の熱い息が下半身に触れるたびに神楽の呼吸もうわずっていく。  
「ねえ…銀ちゃ…顔見えなくて嫌アルよ」  
銀時は無言のまま下着に手をかけるとそろそろと下ろして行く。  
すぐに男の熱い息が秘部に当たるのを感じて、神楽はびくっと身体を強張らせた。  
「あ!銀ちゃん!汚いネ。お風呂入りたいヨ…あ…駄目アル…」  
銀時の柔らかな髪が下腹部に当たっている。  
熱く唾液を含んだ舌が神楽の陰核を求めて陰唇にねじ込まれる。  
「やあ…やーヨ…銀ちゃ…」  
指で陰唇を広げられ、すぐにピンク色をしたクリトリスが舌に絡め取られる。  
神楽のそこはもう潤っていて陰核も膨れていた。  
包皮を捲り取られ、舌で優しく舐められ、甘い感覚を与えられる。  
神楽の感じるやり方を銀時は充分にわかっている。  
「銀ちゃ…駄目…ねえ…何か言ってよ銀ちゃん…」  
銀時の舌が激しく陰部を往復する。こたつの中からはぴちゃぴちゃくちゃくちゃという  
音が絶え間なく聞こえてくる。神楽の尻を揉みながら、指で膣口を刺激し始める。  
蕾のようなをした神楽のそこに銀時が舌を差し入れた。  
「いや…ん…あ…ぬるぬるするアル…」  
舌をずんと差し入れ、ゆっくりと抜き差しする。陰核を指で擦り上げ、押し潰し、陰唇を撫で上げる。  
「あ…こんなの…やーヨ…あ…銀ちゃ」  
無言で激しく攻め立てられ、こたつの熱と自身の熱に神楽の頬は染まり、思考が快楽のみに支配  
される寸前だった。銀時の舌と自分の性器の出す音が、頭の中に響き渡る。  
「あああ!!もう駄目アル…銀ちゃん…もっと舐めて欲しいネ…気持ちいいヨ…」  
愛液の甘酸っぱい香りが広がるこたつのなかで、銀時は勝ち誇ったようににやりと笑った。  
神楽を攻め立てて、快楽に溺れさせることがこれほど楽しいことだとは。  
少女の欲も肉体も底が見えなかったし、自分の手で神楽に女を教えこむことが何とも言えない快感だった。  
 
本当に神楽は底なしだな。ガキの癖にこんなに甘ったるい匂いさせやがって。  
 
銀時の舌と指が神楽の秘部を掻き回していく。ぬちゅぬちゅと音を立て、舌で膣を突くと、  
ざらついた神楽の肉が銀時の舌にきゅっと絡みついてくる。  
クリトリスは赤く膨れ上がり、絶頂を求め続けていた。  
「銀ちゃ…ん。やっぱり顔見えないでイクの嫌アル…!…ああ…すご…あ…あん!」  
神楽は秘部を銀時の顔に押し付けるようにして髪を撫で回しながら腰をくねらせた。  
愛液を絡ませた指でクリトリスを丸く円を描くように擦り上げながら、舌を膣に再び突き入れる。  
「あああ!銀…ちゃ…!は…ん!もう…イっちゃうヨ!イっちゃ…あ…ん!」  
ビクンビクンと膣口が痙攣する。頭を撫で回していた白い手が止まる。大量に溢れた愛液は  
銀時の顔を濡らしていた。  
「神楽ちゃーんイっちゃったのかー」  
もぞもぞとこたつの中から銀時が出てくる。  
「う…うう…変態エロ天パ」  
舌なめずりをしながらにやにやと神楽の唇に指で触れる。  
「舐めてみ。お前の味だ」  
「ん……変な味アル…」  
火照った顔で息を整えながら神楽は銀時の指を咥え、しゃぶった。  
「甘酸っぱい匂いするだろ」  
銀時が唇の端を上げる。神楽はわからないといった表情で首を傾げた。  
「神楽。もう欲しいだろ」  
「あ」  
いつの間にか銀時が固く欲望を増した性器を出し、秘部に擦りつけている。  
ペニスで達したばかりで敏感になりすぎたクリトリスを何度も擦られ、神楽は白い首筋を見せて  
仰け反った。  
「は…あ…あん…」  
「ぐちょぐちょだな」  
「銀ちゃんが…変なやり方…するからネ」  
「お前、今世の中のカップルはもっと変なことしてるぞ」  
「まじで…か…」  
ぬるぬると粘膜を擦り付けあいながら唇を寄せ合う。神楽は銀時の首に手を回し、しっかりと  
抱きついた。銀時は唇から首筋を舌でなぞり吸い上げ、服を脱がして柔らかな胸まで赤い跡を  
付けていく。神楽の白い皮膚にぽつりぽつりと薄赤色の印が浮かび上がり、肌を吸われる度に  
唇が切ない声をあげた。  
 
「銀ちゃんも服脱ぐネ」  
銀時の服を脱がせ、放り投げると神楽は熱い肌を重ねてしがみつく。  
銀時の胸の中にすっぽりと収まりながら、性器をくちゃくちゃと擦り合わせ、唇も同じように絡ませあった。  
「あ…入っちまった。すげーぬるぬる」  
「銀ちゃん…熱いネ」  
「お前今日はすごい濡れようだな。そんなに気持ちいいか」  
「だって…いつもと違うアルからああ…」  
こたつに下半身を隠しながら交じり合うことに神楽は興奮しているようだった。  
ふいに銀時がぬぽっと音を立ててペニスを引き抜いた。  
「あ…銀ちゃん…やーヨ…入れてヨ」  
「ん…後ろ向け」  
「え…あ…」  
くるっと身体を回転させられ、神楽の白く小さな背中が銀時に抱かかえられる。  
すぐにペニスが当てられ、ずぶっと勢いよく挿入された。  
「んん…あああ!!」  
二人はこたつから下半身をも出し、ほとんど全裸の状態で畳の上で絡み合っていた。  
甘酸っぱい愛液の香りが神楽の鼻腔をくすぐる。  
 
すごくいやらしい匂いアル。私おかしくなってしまったアルか。  
 
「四つん這いになれや」  
「んあ…え…銀ちゃ…顔見えないアルよ…」  
「ここ弄くりたいの銀さん」  
銀時が神楽の乳首を指の間に挟みながら乳房を揉み上げる。  
「ああ…おっぱい気持ちいいヨ…」  
「んーここもいいよな」  
クリトリスを指の腹で擦り、パンパンと音を立ててピストンする。  
神楽の胸が銀時の動きに合わせてぷるぷると揺れる。  
「あああ銀ちゃ…私またイきそうヨ…顔見てイキたいネ…」  
神楽の腰を掴みながらペニスを打ちつけ、繋がったまま、少女の右足を持ち上げ、身体を自分の  
方に向けさせた。回転するように粘膜を擦り上げられ神楽は高く声を上げて喘いだ。  
両足を持ち上げ結合した部分が神楽に見えるように体勢を変える。  
 
「ほら見ろよ神楽。お前、すげー奥まで咥えこんでるぞ」  
「あ…あ…すごいネ……深いアル…」  
「ずぼずぼして欲しいか」  
「う…うん…してヨ…」  
銀時の首に腕を絡ませ、神楽が唇を開き、小さな舌を見せてキスをねだる。  
少女の足は大きく開かれ、男の身体を挟み込む。  
ぬちゅぬちゅぱんぱんといういやらしい音、肌の重なった熱、男と女の匂いが部屋に充満する。  
「銀ちゃ…駄目…イっちゃう…ヨ…あ!…ああああ」  
「神楽…」  
「ん…イ…ク…あ!…銀…ちゃ」  
「ああ。イけや」  
銀時が腰を振り上げ、強く内側を突き上げる。神楽は銀時の頬に手を当て、見つめながら、高く鳴いて達した。  
ビクンビクンと波打つ膣内をペニスで感じ取り、息を荒げながら、銀時も射精した。  
神楽は射精する銀時の頭を抱え、そっと髪を撫でた。  
 
 
「銀ちゃ…眠いアル」  
風呂から上がり、パジャマに着替えると、先に上がった銀時は何故か寝巻きを着ておらず、着物を  
着込んでいた。神楽は濡れた髪を拭きながら、こたつにもぐりこむ。  
テレビの中では、結野アナがサンタの服を着て、鐘と葉書を前に電話待ちをしていた。  
幕府の役員を失職し、妻に逃げられ、せっかく決まったバイトも友人のせいでクビになり、  
コンビニも潰され、変なおっさんに車を破壊され、入院し、先日またバイトをクビになったと、  
中年の男が電話口で喋っている。  
「どこかで聞いたような話アルな」  
「そうか?俺には結野アナの笑顔しか見えないぞ」  
神楽の髪をタオルで拭いてやりながら銀時が答える。  
「銀ちゃん。サンタはいつ来るネ」  
「ああ…真夜中だから。もう寝ろや」  
「んーもう少し結野アナ見るネ」  
「あ!やべ!俺ピン子のビデオ返しに行って来るわ。バイクに入れたままだ。先寝てろ」  
結野アナが鐘を鳴らしている。銀時がマフラーを首に巻いている。  
神楽はこたつにもぐりこみ、どうやらプレゼントが当たったらしい電話の男の雄たけびを聞いていた。  
「肉まん楽しみアルな…」  
ピン子のビデオなど、最近見た覚えがないと考えながら、神楽はうとうとと浅い眠りにつこうとしていた。  
 
 
 
 

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