「…あー…最近溜まってんだよなァ」  
 
ゴミ捨て場に誰かが放置していったエロ本をピラピラとめくりながら、銀時は淫らな妄想に耽る。  
いつでも新八と神楽が居座っている自宅では、微塵も気づかれずに抜くのは容易な事ではない。  
思春期はとうの昔に終えたとはいっても、銀時も男だ。  
「だァ〜チクショー!このままじゃ俺、いい年こいて夢精しちまうよ!中学生かよ!」  
相当切羽詰まっていた。  
 
「銀さん」  
「うおぁっ!?いや俺はジャンプを捨てに来ただけで決してエロ本を拾いに来たわけじゃ………って何だ、お前か」  
 
銀時が振り向くと、そこにはさっちゃんが立っていた。  
「銀さん、あの、私でよかったら…いつでも喜んで性の玩具になります」  
 
正直な所、さっちゃんの外見は銀時の許容範囲内だ。  
むしろクリーンヒットと言っても過言ではないが、さっちゃんのあの性格と行動がなければ…と日々考えていた。  
銀時はどちらかと言えばドSだが、オープンなMより恥じらいのあるMが好きだった。  
 
「俺ァな、恥ずかしがってる女に無理矢理そういう事言わすのが好きなんだよ。お前みたいに自分から言っちまう様な奴はお断りだね」  
「そんな、銀さん!」  
 
さっちゃんは自分を背にその場を去ろうとした銀時の腕に抱きつき、潤んだ瞳で銀時を見上げた。  
 
「あの、え…っと…あの…あの…私…銀さんに、抱かれたいの。どうしても」  
いつもとは違い真に迫る様に不安気な表情のさっちゃんに、銀時の理性はグラッと揺れた。  
 
「っだァ!!据え膳喰わぬは男の恥か?だったらお前、アレだ!俺はヤるぞ!ヤっちまうぞコノヤロー!!」  
 
『ホイップクリーム買って来い。今の時間なら神楽も新八も家にいねーから、俺は先に万事屋戻ってるわ』  
 
銀時にそう言われ、さっちゃんは大江戸スーパーに行き大量のホイップクリームを篭に入れ会計を済ませた。  
 
さっちゃんが万事屋に着くと、玄関で銀時が待っていた。  
さっちゃんの手からぶら下がる袋の中味を確認して、銀時はニヤりと笑った。  
 
銀時はさっちゃんを居間のソファに座らせると、さっちゃんの胸当てを外し着物をウエストまでずり下げ、ブラジャーをずり上げた。  
「銀さん…」  
「黙ってろ。声出すなよ?声出したらお仕置きだからな」  
銀時にそう言われ、さっちゃんは嬉しそうに頬を赤らめて口を噤んだ。  
銀時はさっちゃんが買って来たホイップクリームを取り出し、さっちゃんの豊満な胸にクリームをたっぷりとつけた。  
「うっわ、美味そう」  
銀時はクリームを舌で舐めとっていく。  
舌が触れる度さっちゃんの体はビクンと揺れる。  
一番敏感な部分を残してクリームを舐めとると、銀時は舐めるのをやめてしまった。  
 
不満そうに見つめてくるさっちゃんの視線に気づきながらも、銀時は敏感な部分には触れぬ様に豊満な胸を揉みほぐす。  
銀時の指が敏感な部分に近づく度に、さっちゃんは必死に声を押し殺す。  
焦れったくなったのか、ついにさっちゃんは口を開いた。  
「銀さ…ん、あの、そこじゃなくて…」  
「…誰が声出して良いって言った?」  
「あ…」  
銀時はニタァっと笑ってさっちゃんの胸の突起をクリームごと捻り上げた。  
「んああっ!!」  
 
さっちゃんが腰をビクっと揺らしたのを見て銀時は意地悪く笑うと、今度は胸の突起を甘噛みした。  
「ひゃあっ…んぁああ!」  
さっちゃんはふるふると肩を揺らす。  
「お前さァ、こんぐらいでそんなに感じてんの?淫乱」  
「ぁああっ!!」  
銀時は容赦なくさっちゃんの胸の突起を吸い上げた。  
ちゅぶぶっと厭らしい音が部屋中に響き渡り、さっちゃんの羞恥心を煽る。  
胸の突起を重点的にいじりたおし、太股を擦り寄せ始めたさっちゃんを見て銀時はピタリと手を止めた。  
「…銀…さ…」  
「何で太股擦り寄せてんの?」  
「そ、れは…」  
「言わねーならやめてもいいんだぞ?」  
「…あ…そこ、あの…」  
「はぁ?聞こえねーよ!」  
「あそこ、触って欲しくて…」  
「あそこって何処だ?あ、あれか?眼球か?」  
「そうじゃなくて…あの、膣を…」  
「どうして欲しいわけ?」  
「銀さんの指で掻き回して欲し…」  
 
「きゃあっ!?」  
銀時はさっちゃんを四つん這いにさせると、舐め回すような視線を浴びせた。  
「何かお前アレな、犬みてェ。胸いじられたぐらいで此処こんなにしてよォ」  
「ふぁっ…」  
銀時はさっちゃんの秘部に手を伸ばすと、ショーツの上から割れ目をなぞった。  
そこは触らないでも分かる程に湿っていて、銀時は満足そうに笑う。  
「ぁ…あぁっ…はぁ…あっ…」  
何度も何度もなぞり続け、とことん焦らしていく。  
指の力を強める度にさっちゃんは膝をガクガクと揺らし、足をどんどんと開いていく。  
「厭らしい女だねェ〜なんですかコレは」  
銀時はさっちゃんのショーツを指で摘み、秘部だけが丸見えになる様にズラした。  
「やっ…そんなに見ないで下さ…」  
「すげっ…ぐちゃぐちゃじゃん。まだ此処触ってねーのによォ」  
 
銀時はクリームを取り出すと、自らの指に塗り始めた。  
「甘くねーとな、此処は」  
「んあぁあっ!!」  
その指を一気に挿入して、さっちゃんの内壁を擦る。  
指を一本から二本に増やして密壷をかき回し、もう片方の手でクリにクリームを塗っていく。  
「あっぁぁあっあっあっあっ…ああ!!」  
 
さっちゃんは果てたらしく、ガクっと身体を倒した。  
ピクピクと身体を揺らし、秘部からは大量の愛液が流れ出す。  
「銀さ…私、もう…ダ、メ…」  
「誰が終わりっていった?腰持ち上げて足開けよ」  
 
銀時に抱え起こされ、さっちゃんはまた四つん這いにされた。  
先程の余韻が抜けきらず未だにヒクヒクしている秘部を銀時はベロリと一舐めした。  
「ひゃあああっ!!」  
舌先で丁寧に愛撫していき、舌を窄めて密壷を出し入れする。  
「あっ…ぁああ!!あっあっあっあっ…んあぁ」  
さっちゃんは身体の力が完全に抜けきったらしく、ガクンと崩れた。  
「まだまだこれからだっつの」  
銀時はさっちゃんの腰を無理矢理持ち上げると秘部から溢れる愛液を指に絡め取り、髪を引っ張り顔を上げさせた。  
そして息を荒げて半開きになっているさっちゃんの口にその指を突っ込んだ。  
「ふぐぁっ」  
「これお前んだぜ?指が汚れちまったからよォ、綺麗にしろ」  
 
さっちゃんに抵抗の二文字はなく、銀時に言われた通りに自分の愛液をぴちゃぴちゃと舐めとっていく。  
「んっ…っ…」  
ショッパいような何とも言えぬ味に、さっちゃんは眉間に皺を寄せる。  
「おいおい、何だよその顔。自分のだろ?」  
「ぅぐっ!?ごほっごほっ…」  
銀時が思い切り指を押し込んだ為、さっちゃんは噎せた。  
苦しそうに肩で息をするさっちゃんを無視して、銀時はさっちゃんの秘部に手を伸ばす。  
「…もう乾いてんのかよ。まぁどーでもいいけどよォ」  
銀時は自身を取り出すと、少しばかり乾いているさっちゃんの密壷にそれをねじ込んだ。  
「っっぁあ!?痛っ…ィタ……やぁ!!」  
十分には潤っていない密壷に突然の異物。  
さっちゃんは痛さに悲鳴をあげたが、銀時はお構いなしにピストン運動を繰り返す。  
 
じゅぷっじゅぷっ  
卑猥な音が部屋中を響き渡る。  
さっちゃんの密壷からは銀時自身が時折顔を出し、回数が増すごとに愛液の量も増えていった。  
「はぁっ…あぁああ!っんっあっあっぁ…あっ…」  
痛さもなくなり快感だけが残り、さっちゃんは甲高い愛嬌をあげた。  
「…イきそ…」  
銀時はそう声を漏らすと、自身を引き抜きさっちゃんの顔面に欲を吐き出した。  
 
 
 
「銀さん…あの、すごくよかっ…」  
「あ゙?いいからお前はそれ拭いて俺の上に乗れ」  
 
銀時が寝転がり、さっちゃんがその上をまたいで腰を下ろした。  
ズップ…  
「んっ…ぁんん…」  
「っ…早く動けよ…」  
「んぁ…は、い…」  
さっちゃんは上下に腰を振った。  
さっちゃんが動く度に豊満な胸も上下に揺れる。  
「あっ銀さ…あっ…ぅぅんっ…んぁ…」  
 
「…何やってるネ?」  
「!!!!」  
 
繋がったままの二人が振り向くと、そこには神楽の姿。  
 
「げっ…神楽…こ、これはだな、鈍った体を鍛え上げる為の鍛錬というかその…」  
「言い訳は聞きたくないアル!大人は汚いネ!!」  
 
神楽は定春を引き連れ、ドタバタと万事屋から走り去った。  
 
この後、不機嫌な神楽の機嫌取りで銀時は二、三日こき使われたという。  
FIN  
 
 
 

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