仕事帰りの土方がよく行く居酒屋の戸を開けると、既に店内は多くの客で賑わっていた。  
今日は金曜日。隊士達から離れて、やっと一人で寛げる夜だった。  
「お一人様ですか?申し訳ございません、ただいまカウンター席一席しか空いてないんですよ」  
入口の店員にそれでも構わないと土方が返事をすると、奥から別な店員が現れ、カウンターの方迄案内されていった。  
 
「あっれ〜多串くんじゃん」  
カウンターに突っ伏していた銀時が顔を上げると、隣に土方が座っていた。  
久しぶり〜と手をひらひら振っても、土方は相も変わらず返事もせず煙草をふかしていた。  
…よりによって、隣の席は万事屋だったとは。  
しかもかなり酔っているようだった。土方の所まで銀時の纏った酒の匂いが伝わってくる。  
酔っ払いに絡まれて楽しい筈がない。今日はもう時間も遅いし家に帰って寝るか…と思い始めていた。  
「…あのな。ちょっとほって置いてくれないか?俺ァ一人で飲みてぇんだよ。おめぇんとこガキいんだろ。さっさと帰れよ」  
「あ、いーのいーの神楽なら。お利口さんして俺の事待ってるから」  
「アホか。あのガキが利口になんてしてねーだろ。家飛び出して暴れてんじゃねーのか?」  
「多串くん何?ウチの神楽の事心配してくれてんじゃん。気になる?」  
銀時がにやりとしながら土方を見る。  
「んな訳ねーだろ!あのガキに問題起こされっと困るんだよ!」  
「まーでも神楽はよぉ、俺の言う事なら結構何でも聞くんだぜ」  
銀時が日本酒を口に運びながら言った。  
ったくこいつ、人の話聞いてねえ。  
土方がうんざりしながら、二本めの煙草を取り出した。  
「恥ずかしそうな顔する所がまた可愛いんだよなあ…」  
「……」  
土方が煙草に火を点けようとする手を一瞬止めた。  
「あ!多串くんやっぱ気になんだろ!酔っ払いの戯言なんかじゃねーよ、コレ」  
「誰が!何を気にしてるってんだよ!」  
「しょうがねえ。俺今機嫌いーから話してやってもいいよ。あいつガキのクセして、色気づいちまって困ってんだよ」  
銀時がまたにやりと笑った。  
 
「…信じらんねぇな」  
土方が数本目の煙草を灰皿に押し付けた。  
銀時は土方に神楽との事を話して聞かせた。神楽がいつも銀ちゃん銀ちゃんと言って寄ってくるのが可愛いらしいこと、初めて抱いた時の事、それから日々二人っきりになった時の神楽の様子。  
「お前、作り話だろ。それ」  
「多串くん、さては悔しいんだろ〜」  
銀時は話の合間に幾度も土方に酒を要求した為、更に酔っていた。先程よりさらに土方を苛立たせる口調になっている。  
さっさと帰ろうと思ったのに気がついたら結構な時間が経っていた。  
……信じられっかよ。  
あの見ていてムカつく程やりたい放題な神楽が、本当はこんな腐ったような男にいいようにされているなんて。  
けれども実際の所、信じたくないだけだったのかもしれない。神楽の銀時への懐きようからすると、有り得ない話ではない気もしてくる。  
更に、話を聞いていて神楽自身の事を思い浮かべない訳にはいかなかった。  
神楽は、可愛いらしかった。それは土方も認めない訳にはいかなかった。乱暴者のくせして何か人目をひくものがある。  
加えてふとした瞬間にただの子供ではないような表情を見せる事があった。  
その神楽が白い身体をくねらせて、快感に喘ぐ表情は一体どんなものだろうかと想像してしまう。  
「ま、いいよ多串くん今は信じてくれなくても」  
銀時が土方の肩をポンポン叩いた。  
「百聞は一見に如かずっつーだろ。うち、来てみる?」  
土方がちらりと横目で銀時を見ると、銀時は店員を呼んで勘定を頼んだ。  
 
「神楽ー、神楽ちゃーん、お前の大好きな銀さんのお帰りだぞー」  
玄関で銀時が叫ぶと、トタタタタ…と小走りする小さな足音が聞こえてきた。  
「何処に行ってたアルかこのドラ息子!!」  
「神楽ぁお帰りなさいませご主人様だってこないだ教えただろ−?」  
「そんな事言うメイドはここにはいないアル!」  
神楽が不機嫌そうに銀時を睨みつけた。  
「…あ、多串くん酔っ払い送ってくれたアルか?ありがとネ。お休み」  
神楽を凝視していた土方は、いきなり声をかけられて少し面くらった。  
神楽は寝る前なのかタンクトップとショートパンツ姿で、髪は下ろしていて桜色の毛先がちいさな肩のあたりで揺れていた。  
一度も目にした事のなかった胸元の鎖骨や、その下の僅かに浮かんだ膨らみと突起に、目が釘付けになってしまう。  
「あ、い−の多串くんは今日はお客さんだから」  
「え?」  
「オラ神楽、いこうぜ」  
神楽は一度だけ土方の方を振り返ると、銀時を追って居間へ向かっていった。  
 
神楽から渡されたコップの水を飲み干すと、押し入れに戻ろうとした神楽の腕を銀時がひっつかんだ。神楽は離せヨ酔っ払い、と抵抗したが、銀時のしつこさに負けて結局その隣に座り込む。本当は、向かいのソファに座る土方さえいなければ、抵抗する事なんてなかった。  
銀時に早く帰ってきてほしかった。  
酒くさいのを我慢して、一緒に寝てやってもいいと思っていた。  
なのに、今日は銀時は何を思ったか土方を連れてきた。もう日付がかわるまでそうない時間だったのに。  
「銀ちゃん私、もう眠たいヨ…」  
神楽が目をこすると、突然銀時に肩を掴まれ唇を塞がれる。  
「っきゃ、何…?!」  
「ん…、神楽、お前、可愛いな…」  
唇を離した銀時に笑いかけられ、また口付けされる。いつもの癖で一瞬目を閉じてしまうが、すぐに目の前に土方がいる事を思い出した。  
「ちょっ…銀ちゃ…」  
神楽が自分の身体を撫で始めた銀時の手を振りほどこうと身をよじらせた。  
「なー俺の事待ってたんだろ?ったくお前はホントに俺の事好きだよなー…」  
「ぎ、銀ちゃ…」  
神楽が困惑しながら土方をちらりと見遣ると、土方は何をするでもなく、ただいつものとっつきづらい表情のままこちらを見ていた。銀時は酔っ払いすぎて目の前に土方がいるのを忘れているのだろうか。  
こんなに優しく可愛いなんて言ってもらえるなんて滅多にない。  
例え酩酊のせいだとしても、神楽は本当は自分の身体を撫でる銀時の手に身を任せてしまいたかった。  
「…神楽、ホラ、…いつもみたいに舐めてくんね?」  
眠たさと合間って愛撫に一瞬ぼうっとしてしまっていた神楽が、え…?と思うと、銀時は空いている方の手でいつの間にか自身を取り出していた。  
「ちょっ…ばかッ」  
神楽の手首が銀時に掴まれ、そのまま銀時自身に添わせられる。更にもう一方の手首も引っ張られ、銀時の膝の辺りに突っ伏すような格好にさせられる。  
いきなり間近になった銀時のモノに、神楽は更に慌てた。反射的に顔を上げて抗議しようとしても、銀時の掌に頭を抑えつけられてしまう。  
「な?神楽。銀さんのお願いなんだけど?」  
「何考えてるヨバカ天パ!」  
「神楽。一回だけだって。そしたら寝よーぜ」  
一緒に。な?と銀時は神楽の髪を撫でながら囁いた。  
銀ちゃんのバカ…  
神楽は少し唇を噛んだ。  
多串くんもなんで止めてくれないヨ。天パに呆れ返っちゃったアルか…?  
神楽が逡巡していると、また更に頭を押さえられる。  
人前で、こんなの出して…  
いつの間にやら銀時の掌が背中にも回されている。この体制から無理に起き上がろうとすれば、頭をおさえつける掌同様、逃げられないよう力をかけてくるだろう。  
押し入れに戻ることもできない。神楽が仕方なく銀時の先端に唇を数度押し付けてまた不安げに銀時を見上げると、銀時はそれでいいと言わんばかりの満足げな顔をしていた。  
もう、馬鹿天パ、人前で恥掻いちゃえばいいヨ…!  
神楽は他にどうする事もできず、また銀時の先端に、今度は舌で触れ始めた。  
舌先でちろちろと繰り返し舐め、茎にちいさな掌を添えてゆっくり動かす。  
空いた方の手で陰嚢にそっと触れる。  
唇で先端全体を包み込むようにしてみたり、陰茎を擦る手に力を入れてみたりして、更に銀時自身に快感を与えていく。  
「…は、神楽…その調子…」  
銀時は神楽を見下ろし少し掠れた声で囁くと、顔を上げ土方に意味ありげな視線を送った。  
 
土方は始めは半信半疑だった。自分に居酒屋の勘定を払わせる為の銀時の作り話ではないかと。  
しかし眼前の光景に、もはや信じない訳にもいかなかった。  
目の前の少女は、慣れた様子で男のモノを舐めている。  
舌を動かす合間に頬に落ちてきた髪を耳にかける仕草もまた、たまらなく色っぽい。  
幼い横顔と男の陰茎が不似合いで、余計に興奮させられる。  
「…なぁ、どーよ?多串くん」  
「…ああ。てめーの言う通りだったな」  
そう言うと、土方はソファから立ち上がった。  
「銀ちゃん!?」  
神楽は銀時と土方のやり取りに耳を疑った。  
「何?どーなってるヨ!?」  
「ん、よいしょっと」  
遂に銀時から顔を上げて抗議した神楽の体を掴んで抱き上げると、銀時はそのまま神楽をソファから降ろした。  
「ねぇ!銀ちゃん!」  
不安げな声を出して床に座り込んだ神楽の目の前に、土方が立っていた。  
「銀ちゃん…」  
「ホラ神楽、四つん這いなって」  
何がなんだか分からず、泣きそうになりながら銀時を振り返ると、神楽の両肩は銀時にぐっと掴まれ床に向かって押し付けるように体重がかけられる。  
頭をぶつけないよう神楽が反射的に床に手をつくと、土方は目の前に座りこんでいた。  
「神楽。次、多串くんの番だから」  
「な…!?」  
何が!?どうして多串くんが!?  
混乱して目の前の土方を見上げると、上着どころかベストまで脱いで黒ずくめの土方しか見慣れていない神楽にとっては、真っ白なシャツは妙な感じがした。  
その手がベルトを緩め、ファスナーを降ろすのを見る。  
「銀ちゃんどーゆー事ヨッ…」  
神楽が土方の手元から目を離せないままでいると、後ろの銀時に腰を持ちあげられ、銀時に尻を向けるような格好にさせられる。  
「神楽、多串くんのも舐めてあげてよ。」  
銀時は神楽の穿いていたショートパンツを膝まで降ろすと、下着の上から神楽の尻を撫で始めた。  
「やっ…なんで…」  
神楽はなおも土方の股間から目が離せず、取り出された陰茎に目が釘付けになる。腰の回りを撫でさする銀時の掌を感じる。  
恥ずかしくて、顔がどんどん熱くなってきた。  
「っあ…!」  
銀時は神楽の尻を左右に分けるようにぐっと押し開いてみたり、指を柔らかな肉に埋めるようにして掴んでみたりする。  
その感触に、神楽は思わず声を上げてしまう。  
もう訳わかんないヨ…  
神楽は観念して、目の前の土方のモノにそっと手を伸ばした。  
「神楽、いつも俺にしてるみたいにちゃーんと丁寧にしてやれよ。多串くん、淋しい一人モンなんだから」  
「うるせえぇ!てめーは一言余計なんだよ!」  
土方は銀時を睨みつけると、そっと神楽の髪を梳き始めた。  
細いつややかな髪を引っ掛けて切ってしまわないように、ゆっくりと。  
幼い少女が男の股間に顔を埋める姿に、興奮していない訳がなかった。  
そして今、その少女が自身に細い指を回し、唇で何度も口づけている。まだ本格的な口淫に至っていなくても、土方の熱はどんどん高まってくる。  
「神楽、やらしーなオイ、見られて感じてた?」  
銀時が神楽の少女らしい薄いピンクの下着を降ろすと、細く糸を引いていた。そのまま一度べろりと舐めると、ショートパンツごと脱がせてやる。  
 
「んっ、ん…」  
土方に舌を這わせる神楽の口から吐息が漏れる。  
銀ちゃんのばか…  
そう思いつつも卑猥な言葉で責められ舌で割れ目を舐めあげられ、神楽は自分のそこが熱くなっていくのを感じた。  
更に舌を使って裏側も舐め、指で土方自身を扱いてやる。先端に唾液を塗りつけてやると、溢れだしてきた液と混ざる。  
「ふっ、んん…、っぅ…」  
銀時の指は神楽の秘所を責め始め、蜜の絡まった指がいい所を擦ると、神楽は気持ち良くてどうしても声を上げてしまう。  
「あーもうやべーわ、ぐっしょぐしょ」  
銀時が喉の奥で笑いながら神楽のそこに自身を押し当てた。神楽が挿入に心の準備をするより早く、一気に突き刺す。  
「っん…!」  
「っあー、やっぱいいな、お前のココ…」  
銀時が腰を少し動かしてやると、結合部がまたじゅぷ、じゅく、と言う。  
次第に動きを速め、神楽の細い腰を掴みながら何度もその身体を突いてやる。  
「っふ、んぅッ、んんっ!」  
土方に頭を埋めた神楽が、銀時が突き上げる度に揺れる。  
奥まで腰を打ちつけられる度、目の前の陰茎を奥深くまでくわえこむ。次第に固く、太くなっていくのに指の動きを速める。  
肌と肌がぶつかりあい、神楽が銀時の腰に打ち付けられるいやらしい音が響いてきた。  
「神楽ッ…」  
自身を心地良く締めつけられる感覚についに堪えられず、銀時は最後に一度大きく引いて神楽の最奥まで擦りあげると、一気に引き抜き白い尻を白濁で汚した。  
「っん…!」  
膣に感じる銀時による快感の余韻に浸っていたかったが、神楽は土方の自身を何とか舐め続けた。  
「っう、チャイナ…!」  
土方も遂に射精感を抑えきれなくなってきて、声をあげる。  
この可愛いらしい頬を、自身の精液で思いきり汚してやりたい。  
「あ...!」  
どくんどくん、と脈打つと、神楽の唇から離れた陰茎が神楽の顔に射精した。  
 
気怠いまま、神楽は床に転がった。目を閉じ床の冷たさを感じていると、荒く顔を拭われるのがわかった。  
「…神楽」  
何?…銀ちゃん。私つかれちゃったヨ...お願いだから布団まで連れてって…  
「神楽」  
頬を撫でられ神楽がゆっくり目を開けると、胡座をかいた銀時が自分を見下ろしていた。  
そのまま頭を膝に乗せられる。  
「銀ちゃん…」  
「神楽。頑張ったな」  
褒められて神楽は嬉しくなったがすぐ我に返る。  
…なんかこんな事で褒められて喜ぶなんて、私バカみたいヨ。  
「ねえ銀ちゃん、もう寝ようヨ?……ふ、あっ…」  
思いもかけず秘所に走った快感に顔を上げると、土方が自分の膝の間に座っている。  
「っやぁっ…!やめてヨ…!」  
驚いて、膝頭を閉じようとするがすぐに左右に開かれる。先程銀時に馴らされた神楽のそこは十分濡れていて、土方の指を容易く受け入てしまう。  
 
「あふ、あんっ…っあ!あぁっ!銀ちゃぁっ…」  
片膝を押さえてもう片方の手で土方が神楽の秘所に指を抜き差ししてやると、未だ快感が収まらないのかそこはまた愛液を溢れさせた。  
銀時は上の方に投げださせた神楽の腕の付け根あたりを押さえつけながら、神楽の様子をじっくりと見る。  
時折きゅっと閉じた青い目を開いて、頼りなげな声で自分を呼んでいる。  
土方に愛撫されて絶え間なく感じながらも、それに屈しまいとする様が何とも艶っぽい。  
「気持ちいいんだろ?我慢すんなよ」  
にやつきながら自分を見下ろす銀時には抗議は伝わらないようで、神楽はいやいやと首を小さく振った。  
銀時は神楽のタンクトップをたくしあげた。小さな膨らみが露になる。  
「神楽。お前頑張ったから、もっと気持ちよくさせてやるよ」  
「あ!…あんっ!はあっ…」  
銀時は神楽の乳房をぎゅっと掴み、親指で淡い色の乳首を擦る。  
掌を沿わせたまま、乳首に押し当てた親指をさらにぐりぐりと押し付けると神楽はもう耐えられず、更に声を上げながら腰をくねらせた。  
「っぁん…あっ、いやぁっ、は、あぁん…!」  
男達の責めに喘ぎながら感じる様は幼い少女のはずなのにとても淫らだった。  
「たまんねえだろ?イケよ、チャイナ…」  
「っあ、ああぁんーッ…!」  
土方は神楽が一層声を出して感じる所を一気に責めると、神楽は悲鳴を上げて身体を弓なりにのけぞらせた。  
 
まだ秘所にじんわりと、快感の余韻が残っている。  
「あ…銀ちゃ…」  
「ん、神楽…」  
銀時は神楽の額にそっと口づけてやると、神楽の手をとって自身を握らせる。  
「なんかお前の顔見てたらまた我慢できなくなっちゃってさあ」  
神楽は黙って口に含もうとする。  
「多串くんもみたいだぜ?」  
膝の裏に掌が当てられ、ぐっと左右に脚を開かせられるのが分かっても、もう抵抗できなかった。  
甘い愛液を滴らせる場所に、硬く熱を持ったものが当てられる。  
「んんっ…あぁっ…」  
膣内に侵入してきたものの圧迫感を、神楽はぎゅっと目を閉じて耐えた。  
根元まで呑みこませると土方が呻いた。一体この少女の身体はどんな具合だろうと思っていたが、想像以上だった。熱く濡れていて、腰の細さのせいなのかかなりキツい。  
「おい、やべえよコイツ、たまんねえ…」  
「あのさあ多串くん絶対中には出すなよ?…神楽、大丈夫か?」  
銀時に舌を絡ませ一生懸命唾液を塗りつけていた神楽の身体が土方に揺さぶられ始める。  
「お前、疲れちゃった?」  
休む間もなく欲望を吐き出されかなり疲労しているだろうに、自分に一生懸命奉仕する神楽が可愛らしくて、銀時はその頬を手の甲で撫でた。  
揺れる神楽に合わせて、ゆっくり動いてその口内に出し入れし始める。  
銀時も土方と同じく、快感に上り詰める為、次第に夢中になって腰を使い続けた。  
真夜中の室内に、少女の両の口が犯される水音や熱をもった吐息ばかりが響いた。  
 
「ッん!…ふっ、あ!あぁっ!」  
気持ち良くて…へんなかんじ…  
土方に膣内を掻き回される度に、苦しくて、でももっともっと速く、奥まで欲しくなる。口に銜えた大好きな銀時のモノから溢れる液体を、愛おしげに味わう。  
銀ちゃんいいよ、いっぱい出して…銀ちゃんの、大好き…  
神楽は声に出さず思ったが、それが伝わったのか銀時は更に神楽の喉を突き入れる。  
苦しさは、土方が神楽を追い立てる度に紛れた。  
神楽の限界は近く、土方をきつくきつく締め上げた。律動の中、頭が真っ白になるような瞬間があって、神楽は一瞬気を失って土方によって達してしまった。  
「チャイナ…イッたか…?」  
土方は征服感に口許をゆがめると、神楽から引き抜き精を放った。  
銀時は神楽がぐったりとしても動きは弱めずその口内を犯しつづける。神楽の舌を感じたまま、その小さな口腔に射精した。  
「う、んんっ…」  
唇の端から僅かに零しながらも、神楽は銀時の精をゆっくり飲みこむ。  
「神楽…」  
気怠い快感に息をつくと、銀時は神楽の頬にかかる髪を払ってやった。  
 
 
神楽が落ち着いてくると、銀時はゆっくり立ち上がりソファに伏せた。  
「神楽ァ…朝んなったら起こして」  
部屋の明かりが眩しく、腕を目の辺りに乗せて呟いた。  
「銀ちゃん?」  
神楽はソファの端に両手をかけ、銀時の顔を覗きこもうとした。  
「銀さん眠たいんだよ…」銀時は起きてくれそうな気配はなく、神楽は溜息をついた。  
「天パのばか…」  
「チャイナ」  
「ちょっ…多串くん!」 神楽は再び、土方によって床に沈められた。  
「やめてヨ!もういい加減にしてヨ!」  
土方は言い返さず、ただ黙って組み敷いた神楽を見下ろした。これからやっと、邪魔者なしでこの身体を味わえる。  
「銀ちゃん!起きてよ銀ちゃん!」  
神楽は頭を精一杯銀時の方へ向け、必死になって銀時に訴えた。  
「おい、チャイナ…」  
土方は低い声で囁いた。  
「あいつが目を覚まして、こんなとこ見られるほうがヤベえんじゃねえのか?」  
顔を背けた神楽の首筋に、土方は顔を埋めた。  
耳元に、熱い息を吹きかけられる。  
銀時とはまた違う男の匂いに、神楽は頭がクラクラした。  
「もぉいや…止めてヨ…」  
諦めて目を閉じると、土方の唇が首筋をなぞり始めるのを感じた。  
 
「神楽ァ、起きたかー?」  
目をこすりながら居間にやってきた神楽の耳に、緊張感のない声が届く。  
「あーもうだりい、銀さん二日酔いだっつーの…」  
銀時はソファの上にだらしなく伸びている。  
「銀ちゃん、銀ちゃんのばか、ひどいヨ…」  
神楽は銀時の側に座りこんだ。  
あの後土方が満足するまで散々いいようにされ、いつ解放されたかも覚えていない。  
疲れ果てていたけど、暑くて目が覚めてしまった。  
「ごめんな、酔っ払って帰って来て…」  
「それだけじゃないヨ、銀ちゃんその後…」  
「ああ?酒くせえのに絡んじまったか?」  
「銀ちゃん覚えてないアルか…?」  
神楽が恐る恐る尋ねた。  
「ん、いつ寝たかも覚えてねーんだよなあ…そんな酔っ払ってた?」  
首を捻る銀時に、神楽は小さくため息をついた。本当に覚えてないのなら…思い出してほしくもない。  
「…もう、いいアル…」  
「っあ、まじゴメン、ほんと、今度は早く帰ってくっから」  
神楽の口調から機嫌の悪さが伝わって、銀時は少し慌てて謝った。  
「あっちーよな、シャワーでも浴びっか。抱っこしてってやろーか」  
銀時が言うと、神楽は首に腕を回してきた。  
「…ねぇ銀ちゃん今度酔っ払って帰ってきても私知らないヨ?ゴミ捨て場に放置するアル」  
「イヤだなソレは。節制します…」  
更にしがみついてきた神楽をしっかり抱き抱えて、銀時は風呂場に向かっていった。  
 
 

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