僕が眠れなくて布団でゴロゴロしていた時だった。唐突に姉上が静かに入ってきた。  
「新ちゃんちょっといい?」  
そう言うと僕の前にお行儀よく座り、膝と膝がぶつかるくらい近くに正座した。  
白い夜着は復讐か初夜でもあるのかと思うほど身なりは整っているのにこちらの心中は穏やかな物ではなかった  
なにせ、姉上のほのかな香りが男としてちょっとドキドキさせるし、今しがたお湯を浴びてきたのかうっすらと汗を吸った夜着が姉上の肌を透かしているのだから。  
「姉上、こんな夜遅くにどうしました?アレ?そう言えば今日はお店の日じゃなかったですか?」  
「ええ、そうだったの。実はね、お店辞めて来ちゃった。」  
「え!!あんなに稼げてボロい商売はないとか言ってたじゃないですか?まさかお店で何かあったんですが?」  
「ううん、そうじゃないの。前からずっと考えていたんだけどなかなか踏ん切りがつかなかっただけなの。ごめんなさい心配させちゃって。」  
「いえ、いいんです。嫌がらせとか酷い目にあったわけじゃないなら。でももし、何かあったなら言ってくださいね!」  
「ありがとう。新ちゃんはいつも泣いてばかりだったけど最近逞しくなったわね。新ちゃんを見ていると最近はよくお父さまと姿がだぶるようになったわ。」  
「ええ〜、なんか照れるなーwそんなに父上のように逞しくなりましたか?そうかな〜」  
「ええ、とっても。」  
「そう言えば珍しいですね。姉上がそのような夜着を着てくるのは。」  
「うん、ちょっとね。お話の事なんだけど・・・」  
「あ、すいません。話の腰を折っちゃいましたね。それでお店を辞めて来たんですよね。」  
「そう、今日お店を辞めてきたわ。ちゃんと蓄えてきたから道場の再建も出来る位はあるし、門下生が集まらなくても数年は食べるのに困らないわよ。」  
「へー、凄いなー。いよいよ道場の再建なんですね。」  
「それでね。私、もう一つの事もこの際、はっきりしようと思うの。私好きな人がいるの。」  
急に赤くなる姉上に僕の心中はドキドキしてきた。近藤さん?いや、ゴリラだろあれは。  
「で、その人は誰なんですか?」  
「誰だと思う?」  
「う〜ん、判らないな〜。姉上に告白される人は羨ましいな。優しくて綺麗でなんでも受け止めてくれそうな強い人で」  
姉上は少し黙ってしまった。余程言い出すのが苦しいらしい。それとも何か言ってはいけない事でも言ったのだろうか?  
「姉上?」  
「私ね、その人とならこの道場一緒にやっていける気がするの。昔は頼りなかったけど、日ごとに逞しくなってなんだかお父さまを思い出してきて・・・」  
「それって・・・まさか?」  
「新ちゃん、お姉ちゃんと一緒にならない?」  
頬を赤らめているがその瞳は一目惚れの彼氏を見るかのようで、ツッコむことを忘れさせるほどドキッとさせる表情だった。  
「姉上・・・僕ら姉弟ですよ。世間が見たらそんな夫婦認められないですよ。道場だって・・・」  
「でも!私、もう自分を騙せないの!」  
姉上が両手で僕の手を握り、そのまま自分懐のうっすら透けている胸に押し当てて来た。  
「私、新ちゃん、ううん、新八さんの事を考えたらここが火照ってもう何日も満足に寝れないの。苦しいの、助けて新八さん。」  
姉上は夜着を肌蹴させて綺麗な乳房を僕に見せてくれた。首筋からほっそりとした印象のある体は均整がとれていて美乳と言えるその乳房がぷくりと先を尖らせていた。  
初めて姉上の体を触ったと実感できた。凄く柔らかい。姉として見れなくなるほど心を奪われた。胸は僕の体温よりも熱く、直ぐに発情をしていると直感した。  
「姉上、そんな事僕は・・・姉上は綺麗だし、僕の理想です。僕が弟じゃなかったら姉上をお嫁さんにしたいと思います。でも僕ら姉弟だし、あ!あと尾美一兄さんは?」  
僕も本心から気持ちを打ち明けた。僕らは唯一の姉弟なのだし、きっとわかってくれるさ。  
「そう言うと思った。ごめんさい。こんなお姉さんでごめんね。」  
姉上は僕に覆いかぶさり、キスで僕の唇を閉じさせた。  
「んん・・・新ちゃん・・・」  
姉上の濃厚なキスと巧みな舌使いでそれに応じてしまった。恥ずかしい。本当は恥ずかしいのに  
 
「見て、新ちゃん」  
帯を解いて下まで見せくれた姉上。姉上の秘部は既に潤んで太ももまで愛液を垂らしていた。  
「尾美一兄様は初恋の人。初恋だけど違うの。今だから言うけど私の理想は父上なの。父上に嫁ぎかったほど、私は好きだった。」  
姉上は自分で自分の秘部を撫でまわし、形の良い乳房を捏ね繰り回して悶えていた。僕に騎乗してその全てを晒しながら  
「だから貴方は私の理想なの貴方を見ると若い時のお父様ソックリなんですもの。だからこの火照りが取れないの。新ちゃん、ゴメンね。はしたない姉で」  
僕の一物に触り濡れた自分の秘部に擦りつける姉上。自慰というよりも既成事実を作る淫らな女でしかない。  
でも、そんな姉上を軽蔑できなかった。そんな姉上が今も綺麗に見える。常識などクソくらえ。自分も姉上が好きなのだから。  
弄られるほどに硬度を増すペニスが全てを肯定している。  
「新ちゃん・・・」  
ギュッと握ってから袴から僕のペニスを取り出す。ペニスが直立して姉を欲している。ゆっくりと滲む透明な汁が姉に呼応している。  
「姉上・・・そろそろしましょう」  
コクリと頷く姉上。  
「新ちゃん私のこと姉上も良いんだけど、二人だけの時は下の名前で呼んでくれないかな?私、新八さんのモノにして欲しいから」  
「判りました。お妙、始めよう。僕からもお願いがあるんだ。僕はお妙が好きだけど、僕の姉上であるという事も凄く好きなんだ。だから時々姉上と呼ばせてね。」  
「ええ」  
涙ぐんで喜ぶ姉上。お妙と呼んでみると本当に夫婦みたいでぐっ、と来るものがある。でも姉上と呼んでもいたいな。姉上もそうなのかな。  
「それじゃ好きに呼びあいましょう。新ちゃん」  
照れくさそうにいつもの呼び方をした姉上も僕の全てが好きなんだ。相思相愛で良かった。  
姉上は全てが片付いて安心したのか、夫婦の営みを始めようとした。  
僕のペニスを掴んで自分がその上に跨り始める。  
「いい?私たちこれで夫婦よ、新ちゃん」  
はぁはぁと欲情を満たした視線で僕を見る。僕も早くそうなりたいよ。  
姉上が僕を包んできた。熱い。中がこんなに熱いのは姉上だけなのかな?熱くて溶けてしまいそうだ。  
「姉上・・・熱いです。熱くてはぁはぁ・・・もう出ます。」  
「いいのよ。いつでも好きな時に好きなだけ好きな場所に出して。なんだって私たち姉弟じゃない」  
夫婦じゃなくて姉弟なんていうから僕の理性はその時破壊されたんだ。  
「姉上!」  
「新ちゃん!」  
抱き合いながら上下に動く姉上。必死に支えるつもりが羽根の様に軽くて拍子抜けするほど僕も自由に腰が動かせた。  
姉上はうまく中座で跨り僕に負担を掛けずにいるようだ。  
だから僕は思いっきり姉上を抱きしめた。  
(ぎゅうっ)  
「はぁはぁ・・・ああ♥良いのよ。男の子なんだから好きに使っていいのよ。胸でもお尻でも好きに触って♥」  
全てを見透かすように照れているのもバレテしまった。姉上には敵わないや  
上気した顔から寒くないのに室内で息が白くみえた。それだけ熱くなりすぎているのは僕らなのかもしれないけど。  
両手で包むように形の良い乳房を包み込みながら腰を動かした。  
「あん♥新ちゃん上手よ、もっとして♥」  
自分の襟足の所で自分の両手を組んで、僕が胸を弄べるように胸を張ったまま腰を使ってくれる姉上。  
(グッチュグチュ)  
姉上が動くたびに僕らの結合部から淫らな音が聞こえる。僕らは姉弟なのにセックスしてるんだと実感してきた。とたんに熱いモノが腰を駆け巡りペニスから迸りそうになってきた  
「うわ・・・!姉上・・・僕・・・もう・・・うわああ・・・」  
気持ち良すぎて怖くて自分で顔を覆ってしまった。  
「新ちゃん。私を見て・・・怖くないわよ。私は新ちゃんが好き。私たち姉弟でも良いの。私が全て背負うから。だから顔を見せて新ちゃん」  
チラッと見ると上気した頬で母上のような優しい微笑みで僕を見てくれる姉上。僕は涙でぐしゃぐしゃで汚いのに。  
 
「キスして新ちゃん・・・んん・・・」  
ゆっくりと僕らはキスをした。最初は興奮してキスしたけど僕の気持ちを込めた本気のキスをしたと思ったのはこれが最初かも。  
「姉上・・・姉上〜〜」  
「ま。新ちゃんたらw子犬みたい♥」  
僕が何度も顔にキスをするとそのうちタイミングを合わせて僕からキスを奪った。両手で頬を抱いて優しいキスをくれた姉上。  
「姉上・・・ああ・・・僕・・・」  
全てを委ねてみたくなるそんな抱擁が凄く嬉しくてしばらくじっと僕は身も心もフワフワしたその時間に委ねた。  
「新ちゃん、落ち着いた?それじゃお姉ちゃんのお願い聞いてくれる?」  
「はい、姉上の為なら何でもいいですよ。」  
「ありがとう。それじゃ続き始めましょ」(ニコ)  
「はい!!」  
嬉しかった。僕は姉上の弟で本当に良かった!僕は一匹の牡として姉上を貫くペニスを手で扱いて元の剛直に戻した。  
「姉上!姉上!僕は大好きです!!!」  
「ああん!!激しい過ぎるわ♥もっとゆっくりでもいいのよ♥あああ♥♥」  
僕が姉上を犯すのが嬉しいのかさっきよりも大胆に腰を使ってきた。円を描く様にもっと深く繋がる部分が増えて気持ちいいように姉上は僕の上で淫らに動いた。  
「新ちゃん♥新ちゃん♥その調子よ。そう、その調子♥」  
上気した顔がトロンとした眼差しでおねだりをしてきた。  
「姉上!僕の精子で子供を孕んでください!!!出ます!もう行きます!」  
「ええ。新ちゃんなら喜んで♥あああ!!!」  
その瞬間僕は姉上の子宮へ全てを放出した。もう後が出来ないほど激しく  
「あああ!!!」  
姉上は何度も絶頂を知らせる短い震えを繰り返し僕の胸の崩れた。暫く僕らは動けなかった。  
最初に口を開いたのは姉上だった。  
「あのね、私、今日にしたのには訳があるの。今日排卵日なの私。」  
「それじゃ、僕らの子が出来るかもしれないですねw」  
「ええ。今ので多分新ちゃんのが届いたわ。こういうのは女の子は判るから♥」  
「それじゃ!?」  
「ええ。多分出来るわ。新ちゃんの赤ちゃん♥」  
そういうと僕の手を姉上のおなかの上に乗せた。  
僕らは手を握り合い話を続けた。  
「それじゃ僕は父上ですか?」  
「ええ、新ちゃんが私の父上よ新ちゃん♥」  
僕らは続きを始めた。暫くは僕も万事屋を休もうかな。  
 
(完)  
 

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