鍵の一切を締め切った国語科準備室。 放課を過ぎてその階には誰も残ってない時 間帯にその準備室は三人だけの領域とな る。
「んッ、はァ…んぅ、むぐ…」
男二人に囲まれながら陸奥は快感からの声を必死に抑えていた。
もちろん二人はそれを許さない。坂本が親指で口をこじ開けては陸奥の声を漏らせ る。
一方で銀八はゴツゴツと骨ばった指で中をかき回していく。
「ふあ!っんあ…やだ…」
「ヤダじゃないでしょ。ほら、こんなにグショグショにして…」
態と銀八は愛液まみれになった指を陸奥に差し出した。
自分の身体から分泌された液体に顔を背けるも、背後から坂本が囁く。
「ほれ見てみィ、おんしのここヒクついてるがや。」
脳を直接刺激するような声色に助長されそうで理性を保つのがいっぱいいっぱいであ る。
そもそも、校内で毎日顔を合わせることを欠かさない教師二人に裸体を晒している時点でどうにかなりそうだ。
本能が反応しているのかだんだんと身体に疼きを増すばかりで陸奥は身をよじる。
それに感づいたのか銀八はニヤリと笑いな がら陸奥に問いかけた。
「欲しいの?」
ジッパーを下ろした先には既に熱を籠もらせたモノに生唾を飲む。
しかし、陸奥は素直にイエスと言わない。必死に欲求との鍔迫り合いに堪えているために。
しかし、その許可は陸奥ではなく坂本が下した。
「入れちゃれ銀八。下の口が正直に涎垂らしちゅうよ。」
無理やり体勢を四つん這いに変えられれば、銀八のモノが秘部と擦れ合う。
「ひ、いやッ、やめ…」
有無を言わせずに銀八のモノは胎内を押し上げて奥を突き上げる。
「ひゃあああッ!イっ…はあ…はあッ…」
その瞬間に陸奥はぶるりと身体を震わせて果てた。
それを見た二人は溜め息をつく。
「まただよ。いい加減入れた瞬間イくの止めようぜむっちゃん。」
「まぁどれ、今日もしちゃるき。銀八、陸奥ば抱きィ。」
挿入したままぐったりとうなだれる陸奥を銀八が抱き起こせば、坂本が背後から陸奥の太腿を掴む。
陸奥が嫌な予感を感じては起き上がらない身体のまま抵抗を始めた。
「いや!止めえ先生!そこば…はああッ!!」
陸奥の嫌な予感は的中し、直腸を埋める慣れない痛みに歯を食いしばった。
「おいおい辰馬ァ、むっちゃん壊すなよ。」
「恥骨折る勢いのおんしが何を言うちょるか。」
二人がいざこざと口論を初めながらも律動が始まる。
擦り合う愛液の音、
体内を押し上げてくる二つのモノ、
ホルモンを分泌させるような吐息全てが陸奥の五感に刺激を与える。
最早陸奥に理性を保てるだけの意識はない。
本能がままに二人を求めるようになる。
「ふぁあ!!やッ、気持ちええよォ!!中がッ、熱くて…ああッ!!」
「本当に熱いな…よく締め付けてんぞ。」
「ほれ、もっと自分から動かんか。」
余裕を醸す二人ではあるが実際は果てるのにいっぱいである。
その二人の間で乱れまくる陸奥はやがて酔いしれてはガクガクと腰を震わせる。
「いやあ!もうイくゥ…!!早くッ…!」
二人も絶頂をきたしては、陸奥を抱き締めて最後に中を突く
その衝撃に陸奥はシャウトをあげて絶頂を迎えた。
「あッ!!ひゃああああああああ!!!!」
ぐったりと二人の腕の中でうなだれては中を満たす白濁色の液体が余韻を残し、ピクピクと痙攣する。
そのまま陸奥は力尽きて瞼を閉じた
それからというものの変わらない。何時もの二人を見ていても。
そう変わってはない。
「陸奥さん。」
「何じゃ。」
「銀八と坂本が放課後数学準備室に来いって」
「わかった。」