「お妙さあああん!!好きだあああ!!」
「このゴリラストーカーがぁあああ!!!」
このいつもの二人のやりとりを見てると
いい加減お妙さんも局長の姉さんになってくれればいいのに
と思う今日この頃。
 
だけど、局長の姿を見ていると情けなく思うときもある。
あの気の強いプライドの高そうな女を
従わしてやりてぇ。 泣かしてやりてぇ。
最近あの女をみるとそんなことばかり考えてしまっている。
 
「はぁ〜」
思わず俺は溜息をついた。
「どうしたザキ、溜息なんかついて」
「なんでもありませんよ。局長は毎日毎日元気でいいですね」
「お妙さんに愛のパワーをもらってるからね」
「そうですか」
 
局長のそんな戯言を適当に流して
俺は局長の走らせるパトカーの窓から外を眺めた。
 
ある日の夜。俺はとうとうある行動を起こすことにした。
今日は新八君はお通ちゃんのライブに行っていて
家には帰ってこない。
今日が絶好の日であるということだ。
 
俺は一本の小さなビンを片手に志村家に忍び込んだ。
お妙さんはというと
 
しゃーしゃー
シャワーの音が聞こえる。・・・風呂か。
冷蔵庫の中に入っている水に持っているこの小さなビンに
入っている液体を全て流しいれ押し入れに隠れた。
 
しばらくして
ガラッ
お妙が風呂からあがってきた。
格好はというとバスタオル一枚を身体に身につけ
タオルで濡れた髪を無造作に乾かしている。
そして思惑通り
冷蔵庫のドアを開き液体を入れた水を手に取り
グラスに注ぎ一気に飲み干した。
 
しばらくするとお妙の様子がおかしくなりはじめる
 
「あれ・・・何かしら・・・なんだか身体が熱く・・・」
お妙の身体が火照っているのがわかる。
 
(「さっそく効きはじめているみたいだな」)
そう、山崎が先ほどいれた液体というのは
沖田からいつの日にかもらった媚薬である。
(「沖田隊長はどこからこんなものを手にしたんだか・・・」)
そんなことを思いつつ押入れからお妙の様子を伺う。
 
「どうしたのかしら・・・はぁ・・・はぁ・・」
 
お妙は床に寝転がり
ゆっくりと左手でバスタオルの上から自身の胸を揉み始める。
 
(「おい、まじかよ」)
山崎は食い入るように目を大きく開いた。
 
「あっ・・・はぁはぁ・・」
右手で自分の秘部に指を入れ
ぐちょぐちょと音をたてながらかき乱している。
無音の部屋にいやらしい水音が響く。
その姿はとてもいやらしく
もっと鳴かしてやりたいと思った。
 
俺は自身をとりだすのをやめて
押入れの扉をガラッとあけた。
 
「!?」
お妙は驚いた様子でこちらを見る。
「何やってんですか?こんなとこで」
「そ・・はぁはぁ、それは、はぁ・・こっ、こっちのセリ・・」
媚薬の効果のせいか身体が言うことをきかないようだ。
 
「へぇ〜・・・。今夜は一人だからってこんな大胆に
一人でやらしいことしてたんだ」
「ち、はぁ・・ちが・・はぁはぁ・・」
「違くないでしょ。顔、赤いよ?」
「そ、はぁ・・はぁ・・それは・・」
 
「これ」
山崎はお妙に媚薬の入っていたビンを見せる
「俺がその水に入れたんですよ。媚薬」
「はぁはぁ・・び・・やく・・?はぁ・・はぁ」
「そう」
「何を・・考えて・・はぁはぁ」
「そうですね・・・」
 
山崎はお妙の顎をクイッと持ち上げる
「あんたを見てるととめちゃくちゃに
してやりたくなるんだよね」
 
そう言うと強引に唇を重ねた。
 
「い・・いやぁっ!!!はぁ・・」
お妙は精一杯の力で男の身体を押すが
男はびくともしない
 
「へぇーいやと言いながらこんなに濡れてますけど?」
男は女の秘部に触れるとそこから溢れ出している
いやらしい蜜を指に絡め女にそれを見せ付ける。
女は真っ赤になり男から目を背ける
「そ・・それはび・・はぁはぁびやくのせ・・」
 
「いつもみたいな強気なあなたはどこにいったんですか?」
女の耳元でニヤリと囁いた。
「こんなんに・・はぁはぁ、なっていなかったら・・はぁ、今すぐ
あなたを・・はぁはぁ、ぶちのめして・・はぁはぁやるわよ・・はぁはぁ」
 
「その口塞ぎましょうか」
男は再び強引に唇を重ね舌を無理やり女の口内に侵入させようと
するが女がそれを防ぐ
「へぇ、まだそんな力残ってましたか」
男は女のバスタオルをあっさりととると女の胸の突起物に触れた。
「ひゃあっ!!」
女が口を開いた瞬間に男は舌を進入させた。
ちゅぷくちゅぬちゅじゅぷぬちゅ・・と
やらしい音を立てながら激しく女の口内を舌で犯す。
「気持ちよさそうな顔しちゃって・・・。媚薬使わなきゃよかったかな?」
男は女の胸の突起物をじゅぷっと舐めた
「はぁあん!」
「何感じてんだよ。淫乱」
「あ・・はぁ・・あんたって本当最低な男はぁはぁ・・」
 
「ここ局長に揉んでもらって胸大きくしてもらったら?」
女の言葉に聞く耳もたてずに女の突起物を弄んでいる。
そして太ももをじらしながら撫で回す。
 
「はぁはぁ・・」
女は顔を歪ませながら甘い吐息が口から漏れる
「何?焦らさないでって顔してるけど」
「しっ、してないわよ、はぁ…っ」
「だって…もうさわっちゃったらさぁ」
男は言いながら女の秘部周辺にある小さな突起物に優しく触れる
「はぁあああっん!!」
 
 
「・・・ホラ、もうイっちゃった」
「・・はぁ・・はぁ・・」
「しょうがないから今夜は何度もイってもらいましょうか」
男は女の股を大きく開かす
「凄い溢れてる。見せてやりたいなこのやらしい姿」
「いやぁ・・・」
ぐちゅぷちゅぷぐちゅ
「ああん!!はぁん!!ああっああ!!」
 
 
「・・ちょっとこんなんでまたイっちゃうなんて。すげえ淫乱女」
 
「もうやめて・・・」
 
「いいねですねぇ。その顔にその態度。
局長に見せてやりたいなぁ」
 
じゅぶぐちゅくちゅぐちゅちゅぷじゅぷっと
男は女に聞こえるようにわざと音を立てながら
女の中や突起物を舌でめちゃくちゃにしていく
 
「はぁああん!!!!ああっ・・ああ」
 
 
 
 
 
 
 
___
 
 
 
 
 
舌だけでもう何十回もイったお妙は「はぁはぁ」と
呼吸が荒くなっている。
 
「じゃあそろそろ…」
「ちょっと何を・・」
 
「何って・・もうそろそろ俺も我慢できないんだよね」
男は既に固くなった自身をとりだす。
 
「いやっやめて!!はぁはぁ…」
「自分だけ気持ちよくなってそれはないでしょ」
男は自身を女の中に挿入する
「いやああああっ!!」
女は顔をしかめた
「痛っ!!!」
この感覚にこの締り…それにこの顔に今の発言。
 
「…姉御もしかして初めてですか?」
「そうじゃないように…見えたかしら?はぁ…」
「いや…」
「もうお願いだからやめてください…はぁはぁ・・」
「まぁいいや、このまま動かすよ」
「え!?」
男はそのまま腰を動かし始めた。
「いやぁああっ!!やめてください!!はぁ・・ああ!!」
「すげえよ。俺、あんたを無理やり犯してみたかったんだよね」
「何言って・・はぁっ」
「強気な女の嫌がる顔が見たかったんですよ」
 
男はだんだんと腰の動きを早めていく
女も最初は痛がっていたが媚薬の効果のおかげか
だんだんと悲鳴が甘い声と変わっていく
「凄い締りだ…くっ」
「はぁあっああっん…ああああっ!!」
お互い絶頂に達すると男は自身のソレを女の顔面にぶっかける
女は小さな涙を垂らしながら気を失った―――
 
「ちょっとやりすぎだったかな…。」
急に山崎に罪悪感が襲った。
これ局長にバレたら俺殺されるな…。
 
「おい!!!!ザキ!!!!!」
山崎がビックリして後ろを向くとそこには近藤の姿があった
 
「え!?嘘!?嘘でしょ??なんで局長がここに…」
近藤は今まで見たことのない顔を見せ
山崎に刀を振りかざした
 
「死ねぇ!!!!!山崎!!!!」
「きょ、局長オオ!!!すみませえええええん!!!」
 
 
 
「おい…おい…!!!
・・・・・・・・起きろ…おいザキ!!!!!!」
 
「はっ!!!!!!!!!!!!!」
 
山崎は目を大きく開き目覚めた。
 
「どうしたんだ?ザキ。そんなにびっくりして…。」
「きょ!!!!局長オオオ!!!申し訳ありません!!
申し訳ありませええええん!!!」
 
「ちょっ…なんだ?なんだ?もしかして俺が叱る夢でも見たか?」
「へ…夢・・・?」
山崎があたりを見渡すとパトカーの中に近藤と二人きり。
 
「ほら、もう屯所についたぞ。」
「え・・・?あ・・・」
 
そうか、あのまま寝ちゃったんだ俺。
 
「あー本当夢でよかったぁ・・・・」
 
もうバカな事を考えるのはやめよう・・・。
…まぁこんなこと実際はできるはずないんだけどね・・はは
 
 
 
―終わり―
 
 
 

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