一体何がどうなって、こうなったんだろう。  
 
ぼーっとする頭で、妙は一生懸命考えていた。  
考えてる間も体がじんじんする。  
体の中心が熱いくらいにほてって、どうしたらいいかわからない。  
彼女の目の前には畳の上で悶える、青い髪のグラマラス美人がいた。  
「銀さぁん・・・ハァハァ・・・いやぁ」  
好きな天パ男の名前を口にしながら、手は服の上から自分の秘所を撫でている。  
動き回ったせいか、赤いめがねがそばに落ちていた。  
 
卓上には、「スペース饅頭」と書かれた箱と、食べかけの饅頭が。  
(これを食べだしておかしくなったんだわ)  
 
いつもと同じ「スナック すまいる」でのこと。  
これもまた同じようにゴリラ・・・近藤がやってきて、妙のこめかみがピシと音をたてたのだった。  
殺気を感じた近藤が「ち、違います、お妙さん!今日は出張の時に買った土産をと・・・」  
うやうやしく差し出されたのは「スペース饅頭」と書かれた四角の箱だった。  
 
「あらまあ、近藤さんありがとうございます。何か飲んでいかれますぅ?ドンペリとかドンペリとか」  
「いっ、いや、今日は仕事があるのでこれで失礼します!」  
逃げるようにゴリラ・・・近藤は去って行った。  
 
相変わらず変なゴリラだわ。そう思った。  
 
その日の帰り道、猿飛と遭遇し、たくさんあって食べきれないから、お茶でもいかが?  
と誘ったのだった。  
さっちゃんとしては、お妙からなにか銀時の情報を聞き出そうと、それに乗った。  
志村家の居間で、お茶とお土産のスペース饅頭なるものを二人で食べていた。  
しばらくすると体が熱くなって来てるのに気づいた。  
(やだ熱っぽい。風邪かしら)  
ふとさっちゃんを見ると、顔が赤くなっている。  
それに息も荒い。  
 
「どうしたの?猿飛さん。顔が赤いわ。熱でもあるんじゃ・・・」と、おでこに手を当てようとしたら、  
「さっさわらないでっ!」と、跳ね除けられた。  
「どうしたの!?」  
「・・・・・の・・・」  
「え?」  
 
「私のおまん(自主規制)が銀さんのおちん(自主規制)を欲しいって泣いてるのぉぉ!!!(絶叫)」  
 
「猿飛さん。女の子がおまん(自主規制)とか、おちん(自主規制)とか、きん(自主規制)とか  
言うものではありませんよ。はしたない」言ってない物も加わってるぞ、おいぃぃ。  
諭したが、確かに自分の体も中心からじんじんと疼いてくるのがわかった。  
(なんなのこれ?)  
「もうだめぇ!銀さぁんん。はぁあん。あっ・・あぅ」  
さっちゃんは腰を上げて手の動きが早くなっていた。  
 
あのゴリラぁぁぁぁ!何かやばい物を食わせやがったな! お妙の頭にゴリラ近藤が浮かんだ。  
怒りに震えるよりも、性的快感を求める欲求の方が勝って、ハァハァと肩で息をした。  
さっちゃんのように、自分で自分を慰めるという行為を知らない妙は、着物の襟元を緩め、  
ただ組んだ足で自分の感じる所をぎゅっと締め付けるだけだった。  
 
「妙さんっわたしもうだめ。誰かに抱いてもらわないと止まらない!」  
さっちゃんが涙と涎を流してお妙に訴えた。  
「そ、そんな事言われても一体誰に」  
処女の妙には恐ろしい考えだったが、それ以上に疼く体が勝っていた。  
誰か、男に入れてもらわないと治まらない・・・そんなこと・・・  
「いるじゃない。いつもヒマそうで、家でダラダラして漫画読んでる男が一人」  
妙の頭にもさもさの銀髪天パの、死んだような目した男が浮かんだ。  
「そ、そんな・・・銀さん!?」  
「これはたちの悪い媚薬よ。誰かに止めて貰わないと、どうしようもないのよ!行きましょう!」  
さっちゃんに手首を掴まれて、家を飛び出した。  
「さ、猿飛さ・・・きゃああああ!!!」  
媚薬が回ってるとはいえ、さっちゃんは体に染み込んだ忍者の術でお妙を抱えて、軽々と屋根を飛ぶ。  
 
万屋銀ちゃんの扉を開けたが、残念なことに誰もいなかった。  
新八は志村家の親類の法事にでかけてたし、神楽はカンけりバトルロワイヤルと称してガキ連中と  
闘ってたし、肝心の銀時は・・・パチンコなのか、何処に行ってるのか。  
 
「銀さん・・・」玄関を入った所でさっちゃんがへたりこんだ。  
「猿飛さん、取りあえず上がらせて頂きましょ」  
 
えぐっえぐっと泣いてるさっちゃんの腕を取って、屋内に入った。  
次の瞬間、「こっちから銀さんの匂いがするわー!」だーっと和室にさっちゃんが飛び込んだ。  
空のせんべい布団があるだけだった。  
 
「ああああ銀さんの匂いぃ!銀さぁぁぁぁん!」布団の上で、彼女は自慰を再開した。  
妙は布団の傍に座ったが、どうしたらいいのかわからずに、おろおろしていた。  
「妙さん、来て」さっちゃんの手がグイと妙を引っ張った。  
「え?」妙が不信に思う暇もなく、あっと言う間に着物を剥ぎ取られ、白い素肌を外気に晒した。  
「きゃああああ。な、なにするの!」思わず片手で胸を、片手で下を隠した。  
 
聞かない振りして、さっちゃんは自分も脱いだ。  
「な ・・・」妙はいきなり布団に押し倒された。  
「何するの猿飛さ」言いかけたとき、妙の顔をさっちゃんの下半身が覆った。  
ひっ。思いがけない快感が妙襲って、思わず腰が跳ねた。  
妙の秘所の一番敏感な芽をさっちゃんの舌が捕らえたのだ。  
 
「妙さん、あなたも・・・して」  
ええっ、口で?  
おそるおそる、妙はさちゃんの秘所を両手で開き、舌を這わせた。  
「ああっ・・・妙さん、クリトリス吸って」  
「え、どこなの?わからない」  
ここよ、と、さっちゃんの指が指した。  
そこに震えながら舌を這わせ、ちゅっと軽く吸った。  
 
「はあぁぁぁ・・・妙さん素敵!もっと。もっとしてぇ」  
叫びながら、さっちゃんも妙の敏感な所への攻めを休めない。  
「あっ!ああっ猿飛さんっ!」思わず体が仰け反る。こんな快感があったなんて知らなかった。  
妙は自分も舐められ吸われる快感に悶えながら、一生懸命さっちゃんの秘所やクリトリスや、  
膣にまで舌を這わせた。  
 
「そこっ・・・そこに指を入れて・・・」  
こんなとこに指を?大丈夫なの?そう思いつつ、そ〜っと人差し指をさっちゃんの膣に差し入れた。  
ぬるりと余裕でさっちゃんの秘穴は妙の指を受け入れた。「お妙さんにも入れてあげる」  
「えっ、待って!私まだ・・・」  
まだ男の人としたことがないの、といいかけた時に、のっそりと声が聞こえた。  
 
「ねえ。人んちで何やってんの?おたくら。しかも人の布団の上で何やってんの?」  
 
ばっ!と二人が声の方をむくと、襖に寄りかかって頭をぼりぼり掻いてる銀髪の天パがいた。  
いつものように、死んだ魚みたいな捉えどころのない表情で、全裸の女二人が69に  
重なってるのを見下ろしていた。  
 
「きゃああああああ!!!!」妙は悲鳴と同時に布団に潜り込んだが、さっちゃんは  
「銀さぁん!お願いっ私のおまん(自主規制)に銀さんのおちん(自主規制)を突っ込んで!」  
と叫んで銀時の足にすがり付こうとして、蹴りを食らっていた。  
 
「有り得ないよね。人んちで女二人で69って有り得ないよね。しかもノリノリでやってたよね。  
俺が見てたの気がつかねぇくらいはまってたよね」  
どうやら銀時はただ厠に行ってただけのようだった。  
 
淡々と銀時が言う言葉を遮って、妙が叫んだ。「ダメなの!体が疼いてどうしようもないの!」  
「銀さん私達媚薬盛られちゃったの・・・だからお願いあなたのおちん(ケリっ)げふっ!ああっ  
いつもより何倍もいいわ。もっともっと私を痛めつけて銀さん!」  
銀時の足にすがりつくさっちゃん。  
 
「媚薬・・・って、一体誰に?」表情を変えずに銀時が尋ねる。  
「あのクソゴリラよ。出張土産って持ってきたお饅頭に媚薬が入ってたのよ」  
 
布団から真っ赤になった顔を出して、荒い息で妙が事情を話した。  
 
「へーそうなんだ。じゃ、頑張ってね」  
そう言ってくるりと踵を返して出て行こうとした銀時の足を、妙とさっちゃんがガッツリ捕まえた。  
 
ビターン!と、顔から床に転倒した銀時は、怒りながら叫んだ「ちょっお前らぁ!鼻ぶつけた鼻ぶつけたぁ!」  
「違うの私達の中にナニをぶつけて欲しいのぉ!(ケリっ)あぐぁっ!」「お前は喋るな」  
鼻血を垂らしてはあぁぁぁと深いため息をついて「銀さん二日酔いだから二人相手は無理」  
 
「んんん〜〜〜」しばらく顎に手を当てて上を向いて考えてたが、何か思いついたらしい。  
 
「あ〜取り合えずお前ら。四つん這いになって重なれ。おいドM、お前が下な」  
「な、何するの?」妙が怯えた声で尋ねる。  
「だぁかぁらぁ!ナニをするんだろ!」  
 
言われたまま、下がさっちゃん、上に妙がそろりと重なって四つん這いになった。  
さっちゃんの方が体格がよかったので、妙の手足は下についてなかった。  
さっちゃんが妙を背負ってる形になった。  
 
「おー。いい眺めですよお二人さん」銀時が意地悪そうに笑っていた。  
 
「からかうのはやめて下さいっ!」妙が叫ぶ。  
二人の秘穴が上下に重なり、それぞれひくひくと息をしているようだった。  
さっちゃんの方は既に大量の愛液が流れ、太腿まで濡らしている。  
同じ女なのに、形や色が違うもんだな。と、しげしげと見入る銀時。  
妙の方は内側も外側も桜色をして、艶っぽい。  
さっちゃんは自慰が多いのか、クリトリスの大きさが妙の倍はあった。  
 
「んじゃあ、交互にいくから」銀時が服を脱ぎ、自分のモノを数回しごいて言った。  
 
え、どういうこと?と聞く前に、妙の秘穴に激痛が走った。  
「ああっ!いったぁ・・・!」妙の体が仰け反った。  
銀時の猛ったモノが一気に貫いたのだった。  
 
「おい・・・お前、キャバ嬢やってるくせに処女かよ。先に言えよ」  
 
慌てて突き込んだモノをそろりと引き抜いた。妙の秘穴から血が滲んでいた。  
愛液と一緒に、下のさっちゃんの尻に垂れている。  
細い肩が震えていた。  
「今度はそっと入れるから」妙は自分の秘穴に銀時の熱い塊が、じわじわと  
中へと侵食していくのを感じ、今度は違う声をあげた。  
「はぁ・・っ・・・んんっ」ぞくぞくと、からだの奥から快感が込み上げてくる。  
「もっと・・・もっと私をメチャクチャにして!」普段のお妙からは想像がつかない声だった。  
銀時は抜き差しを繰り返した。  
妙の尻に銀時の下腹部が当たってパンパンパンと乾いた音が上がった。  
 
そして、ずぷりと抜き取ると、今度はさっちゃんの穴を犯し始めた。  
「あああ銀さん銀さぁんん!」腰を使う度、それに合わせてさっちゃんは腰をくねらせた。  
ずぼっと猛った塊をさっちゃんの愛液と共に抜き取ると、またお妙の穴を犯す。  
今度は勢いよく、一気に奥まで突き込んでみた。  
「あうぅっ!はぁぁ・・・んん・・・」前より激しく腰を使っても、痛がる様子もなく  
むしろ、前よりさらに感じてるらしい。髪を振り乱してよがっている。  
妙の愛液が溢れ、抜き差しの度にじゅぽっぬぷっと音を立てる。  
 
「随分感じてくれちゃってるのね。ほら、すげえよ」 妙の腰を掴んで激しく腰を振りながら、  
意地悪そうに言った。  
「ダメっ。言わないで!」顔は見えないが、耳が赤くなっていた。  
羞恥に耐えながら、快感に身を任せてるのを知ると、さらに嗜虐的な気持ちになってきた。  
こうして交互に後ろから貫かれ、ゆすられ、腰を打ち付けられ、二人は段々絶頂に向かっていた。  
銀時もそろそろ限界が来ていた  
 
「半分づつね」そう言って、銀時は振っていた腰をぐりっと強く押し当て妙の膣の奥深く、  
ドクンドクンと精液を注ぎこみ、引き抜いた。  
すぐにさっちゃんの中にも突き込んで、残りの精液の全てを注ぎこんだ。  
入れ替えする間に漏れた精液が、女二人の太腿を濡らした。  
 
愛液と精液にまみれて、女二人は同時に嬌声を上げて絶頂に達し、そのままがくがくと  
布団の上にくず折れてしまった。  
 
「はぁ〜。やっちゃったよ。どうすんのこれ」素っ裸のまま、銀時が頭を掻いていた。  
「よし。とりあえず、銀さんはここにはいないことにする。じゃあおやすみお二人さん」  
すっくと立ち上がって服を着て、何事もなかったように外へ出て行った。  
残された二人の女は全裸のまま、銀時の布団の上で失神していた。  
 
その頃、真選組屯所では、「局長、お土産美味かったっす。ごちそうさまっす」と、  
近藤が隊員達からお礼を言われていた。  
山崎も「局長、お土産頂きました〜。UFO饅頭って面白い形してますね(笑)沖田さん、5個も  
持ってっちゃいましたよ。土方さんはマヨ味か酒なら貰うが、甘いもんは胸糞悪いって(笑)」  
とか言ってし。  
あれええ?なんか変じゃない?  
自分でも一個食ってみる。  
 
・・・饅頭じゃん。  
ただの饅頭じゃん。  
え?  
えええええ!?  
うそ!うっそーーーーーーーーーーーー!!!!!  
 
「あれぇ、どうしやした?近藤さん。顔色真っ白ですぜィ」沖田に突っ込まれても、固まっていた。  
間違えた。  
みんなをからかおうと媚薬入りの饅頭買ったのに、お妙さんにあげちゃった。  
鬼の形相で飛び掛ってくるお妙の表情が脳裏に浮かぶ。やばい。俺、今度こそ死ぬかも。  
 
そんな近藤の心配をよそに、媚薬を食らった女二人、全裸のまま幸せそうに眠っていた。  
その後、あらゆる事で大騒動になったのは言うまでもない。  
 
<< おわり >>  
 
 

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