少女がいつもより早くに風呂に入る。  
それがどういう意味なのか男は分かっていた。  
 
「ネ、銀ちゃん」  
「…え、おい、ちょ」  
「はやく。レディを待たせるとはどういうことアル」  
「…あのなあ、こういうことはしちゃ(ドスッッ)」  
真面目にたしなめようとした瞬間、顔の真横の壁に木刀が突き刺さる。  
きっと今の自分は顔面蒼白なのだろうさぞや滑稽なのだろうと自嘲した。  
 
「…神楽ちゃん、まだお外明るいよー?」  
「暗かったらいいのかヨ」  
「そうじゃなくてね…」  
あの痴態を目撃されて以来、あろうことか、あの色気も何も無い子供である少女に奉仕を求められていた。  
もともとマセた少女だった。  
やたらと大人の真似事をしたり、男もこの歳でホステスまがいなことをさせたこともあった。  
 
でもこればかりはさすがにまずい。  
現場を押さえられたら間違いなくしょっぴかれるだろう。  
あれこれ考えているうちに、少女は狭い自室(押入れ)の中でパジャマのズボンを脱ぎ、恥ずかしがる様子もなくパンツまで脱ぎ去っていた。  
 
「銀ちゃん!…早くするヨロシ」  
「…神楽。こういうことはやっぱダメ。絶対ダメ。やめよ、うん、押入れ狭いし出よう。ね!」  
「…。あのこと、新八どもにバラしていいのか」  
「…スミマセンでした」  
あのこととはもちろん、酒に酔ったお妙とのうんぬんかんぬん目撃事件を指している。  
ぜっっったいに口外しないという約束で、夜兎の力づくで、一旦口で奉仕してやればすっかり夢中になってしまったらしい。  
新八や来客が来ない日は決まってこういう流れになっていた。  
 
布団の上で大股開きになり、自ら恥部を開く少女。  
顔も身体もまだまだ発展途上だが、恥丘にはうっすらと色素の薄い毛が生え始めていた。  
襖からもれる明かりを頼りに、そっとクリトリスの包茎ごしに舌を這わせた。  
膣内で感じるのはまだ先らしく、膣口よりもクリトリスへのストレートな愛撫を好むからだ。  
 
「あ〜…焦らさないでヨ…」  
「んじゃ、どうやればいいか教えて」  
 
自分から動かず、少女に命ぜられたままに動く。  
それが最後の予防線のつもりであった。  
 
「マメのとこ…舐めて欲しいアル」  
「…お豆ちゃんね。はいはい」  
唾液に濡れた舌腹で、包茎越しにクリトリスを舐めてやる。  
ペチャペチャと隠微な音が狭い押入れに響いた。  
こんな光景を皆が見たらどう思うだろうなーどん引くだろうなーと思いながら。  
しっかり芯を持ったクリトリスを唇で挟みこりこりと転がしてやると、未発達な身体の少女は一丁前に膣穴からとろりとした愛液を漏らす。  
はあはあと息を上げながら恍惚の表情をみせる様だけを見れば、ソープの女と代わりないほどイラやしい。  
 
「アッ、んん、はぁ…ぎん、ちゃ…いつもの、あれやってヨ」  
「…いつものって何」  
「あれヨ…あれ!」  
クリトリスの先端から付け根までを舌でしごくように上下してやる。  
アレとは、包茎を剥いて直接舐めることを指している。  
分かっているのだが、一回り以上も幼い少女にいいように使われていたため悪戯心に少しばかりの火がついた。  
 
「もっと気持ちいいやつヨ…いっつも最後にやるやつ…!」  
「お豆ちゃんの皮剥いてするやつのこと?」  
「…そう…それヨ、早くっ銀ちゃ、早く…」  
切なげに喘ぐ少女のクリトリスをくるんでいる包茎をきゅっと剥き、ぷるんと飛び出した愛らしいクリトリスに吸い付く。  
舌でべろべろ舐め、またしゃぶり、それを繰り返すうちにあっけなく達するパターンだ。  
 
「ア、あ、いいヨッ、ぁぁあ…!」  
「んー…」  
この日も直に愛撫を始めたとたん、スイッチが入ったように少女は声を上げた。  
両足で首をがっちりホールドされ、若干息苦しいが我慢する。  
そろそろ達するだろう、そう思ったとき、少女ははあはあ肩で息をしながら目の前で四つんばいになった。  
さすがにこれには男も目を丸くする。  
もしや本番までやれというのだろうか、さすがにそれだけは、ああでもここまでしておいていまさら…  
ぐるぐる巡る思考を一蹴するように少女は言った。  
 
「尻も舐めてヨ…銀ちゃん」  
「え………はああああ!?」  
「何驚いてるのヨ。マダオはいっつもやってくれるアル」  
「ままままダオ?長谷川さん?」  
「そうヨ。…分かってんのカ、弱み握ってんのはこっちだぞ」  
いや、長谷川さんも握られてるよ。自分も握っちゃったよ。と思ったが、いまさら抵抗する気にもならなかった。  
マ●コもア●ルもいっしょだろうとぼんやり思った。  
白い尻たぶをぐいと開き、ぴっちり閉じた菊門に舌を這わせる。  
幼い少女の菊門への愛撫ははじめてだったので、丁寧に丁寧に舌を這わせた。  
次に下される命を待って。  
 
「銀ちゃん…しゃぶってほしいネ、大人のキスみたいなやつヨ」  
「…ホント、どこでこういうこと覚えたの…」  
もうなるようにしかならねーだろ、きっとこんなん読んでる大の大人もそう思ってんだろうと腹をくくる。  
白く小さな尻を掴み、アナルにぶぢゅうと唾液を注ぎこむ。  
身をよじる相手に制裁を加えるように半ばヤケクソになってしゃぶり倒してやった。  
大人のキスのように、ということで窮屈なそこに無理やりにゅぽっと舌を突っ込んでねっとり円をかくように舐め回してやる。  
空いている手でぬるぬるになった恥部を探り、指先に愛液を絡め、それでクリトリスをぎゅうと摘んだ。  
 
「…んァァ…!!銀ちゃ、それ、やっぱそれがイイヨ…!」  
菊門にちゅっちゅっと唇落としながらクリトリスをしこしこと擦ってやる。  
耐えることなくもらされる声は高く、はたから見れば少女の尻をしゃぶってる変態にしか見えないだろう。  
クリトリスの先端に軽く爪を立てるように弾くと少女も限界だったのか獣のような声を上げて、しゃああと思い切り放尿しながら前のめりに布団に突っ伏した。  
 
「…おいおいおい洗濯だけは自分でしろよクソガキ」  
「…zzz」  
「zzzじゃねーし将来末恐ろしいわこのクソガキ」  
 
男は唾液濡れになった口の端を舐めながら、どーしたもんかと首をひねる。  
そして前回のお妙編より今回の神楽編の方がやたら長いのはどうしてかとも。  
「言っとくけど俺ァロリコンじゃねーからね」  
ここは天下のエロパロスレなので誰も不思議には思うまい、きっと大丈夫。ここにいるのは全員変態。誰も勘ぐらない。  
 
とりあえず狭い押入れは湿った空気で息苦しい。  
おまけに少女の尿のにおいが充満していたし、男もべったりと汗をかいていた。  
少女の尻をぺちっと叩き、押入れからひょいと飛び降りる。  
もうこんな過ちはするまい、どこのAVだ、と頭を掻きながら。  
 
苺牛乳を飲もうと台所に向かうと、冷蔵庫を阻むように一人の眼鏡が立っていた。  
男の眼鏡のほうではない。くの一のほうである。  
 
 
「…銀サン、これっていったいどんなプレイなの」  
「不法侵入やめてくんない」  
「まさかのロリコン?興奮するじゃないのよォオオ!」  
 
 
完結。つづきません。  
あばヨークシャテリア。  
 
 

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