放課後。銀魂高校の保健室に二人の女生徒がいた。
「九ちゃん。具合が悪いの?」
妙がここにきた理由は、九兵衛からのメールであった。
『具合が悪いから保健室にいる。手助けがほしい』
しかし、九兵衛は首をふった。
「ゴメン妙ちゃん。病気は嘘なんだ」
「なぜ嘘を?」
「どうしても、君と二人になりたかった」
九兵衛は頬を染め妙を見上げる。妙はたちまち胸の奥がきゅんとしめつけられた。
「妙ちゃん…改めて言うけど、きみが大好きだ」
「!」
九兵衛は妙を抱きしめ、白いベッドに押し倒した。
「九…ちゃん」
「お妙ちゃんが好きなんだ」
妙の心臓はどきどき激しく鳴る。九兵衛の熱い息が首筋にかかる。
(九ちゃんの心は男の子でも、体は女の子。…でも私も九ちゃんが好き)
九兵衛が妙にキスしようとした。妙は少し慌てた。
「九ちゃん、見つかったら怒られるわ」
「だって他に場所なんてないじゃないか。高校生がホテルなんて行けやしないし、ぼくんちは家族や東条がいる」
「そういう意味じゃ…」
「妙ちゃん、お願いだ」
その時、九兵衛の小さな体は跳ね退けるのは簡単だった。
(でも…私も欲しくなってきたわ…)
「いいわ、九ちゃんにあげる」
妙は目を閉じ、九兵衛の唇にキスをした。
「ねぇ…全部脱ぐの?」
「どうして?」
「だって…胸が、ち、小さいから…」
「ばかだな、妙ちゃん。おっぱいの大きさなんて関係ないんだから」
「でも、恥ずかしいから電気つけないでね?絶対に」
「うん、妙ちゃんが嫌がることはしないさ」
日が落ちて暗い保健室には、窓の外の明かりがカーテンの隙間から刺しているのみ。
九兵衛はあらわになった妙の二つの乳房を包みこんだ。
「妙ちゃんのおっぱい柔らかいね」
つんと突き出た乳首を、舌の先でゆっくりと舐める。
「…あっ…」
妙は小さく息を漏らした。
九兵衛は乳首ばかり攻めた。妙があえぐのをたくさん聞きかった。
(やだ…キモチいい…!)
あまりの快感に妙の股から熱い液がとろとろと溢れ出す。
「妙ちゃん、すごいびしょびしょになってるよ?触ってごらん」
「い…や…」
「大丈夫」
九兵衛は妙の手首を取り、閉じようと抵抗する白い素脚の狭間に手の先をあてさせた。
「こんなに…恥ずかしい…!」
妙は思わず涙を浮かべた。こんなに乱れる自分が信じられなかったし、恥ずかしいと思ったのだ。
「かわいいな妙ちゃんは。ぼくも恥ずかしいけど、すごく濡れてるよ。触ってみて」
妙は恐る恐る、九兵衛の股に指先を伸ばした。熱い液が確かに溢れていた。
「ほら、ね?」
九兵衛は軽くキスをして優しく抱きしめる。
「九ちゃん…」
九兵衛の指が妙の膣を探しあててゆっくりと人差し指をその中に入れた。
「んあぁっ!」
ずぽ…っ…ぐちゅっ、と挿したり抜いたり、指先で膣の内側を刺激する。
「はぁっ、あっ、やっ…キモチいい…!あ、ああああ…っ!!」
妙の体から力が抜けた。
[終]