ある日、催した九兵衛が便器の蓋を開けると、そこには東城の顔が…  
九「………。東城。貴様一体何をしている?」  
東「実はですね、若。この厠の便器が故障してしまいまして、私がその代わりを務めている次第でございます。」  
九「さっぱり意味が分からない。故障したのなら『故障中』と張り紙を張っておけ。それからすぐ業者に連絡しろ。」  
東「何を申されますか!ここは若の部屋から最も近い厠!  
  もしも若がこの厠を使えず、遠くの厠へ行かれている最中に漏らしてしまわれたらどうなさるおつもりですか!?  
  ある種興奮しますが、柳生家末代までの恥ですぞ!」  
九「心配いらん。僕の肛門括約筋はそんなに柔じゃない。それくらい我慢できる。  
  それから興奮するな気持ち悪い。」  
東「まあ、それはそうでしょうが、それでは厠に辿り着くまでは便をケツに挟めたまま我慢しなければなりませぬ。  
  我慢は体に毒ゆえ、こうして私がこの身を呈し、若の我慢を最小限に抑えて差し上げようという所存なのです!」  
九「大きなお世話だ気色の悪い。今こうして貴様と話している方がウ○コを我慢するよりよっぽど体に悪い。」  
東「さあ若!遠慮なさらずに思い切り用を足してください!  
  この東城歩、この顔面で全てを受け止め…あべぼばごぼぼぼぼぼ!!!」  
九「…何だ。水はちゃんと出るじゃないか。」  
東「びべ、わが…びずばぢゃんどでるんでずげど…とぢゅうでづばっべ…ごぼぼぼぼ…。」  
 (いえ、若。水はちゃんと出るんですけど、途中で詰まってしまうのです。と言いたいらしい)  
 

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