今年も銀時の誕生日がやって来た。万事屋の他の2人も連れて吉原に来たのは日輪と晴太が御馳走用意して待っていたからであった。
それで昼間なのに酒飲んでまったりしていると眠たくなってそのまま寝てしまった。
「ん…、もう飲めましぇん…」
それでもやはり酌は日輪がいいと思いにやけていると右手に何か柔らかいものが触れた。
「あ〜、おっぱいみたいだな」
おっぱい、パイパイ、ぱふぱふ…。連想しているうちに何かを思い出したのか、ガバッツと起きて辺りを見回す。
「うぉぉっー!!」
昔の吉田栄作か? と突っ込みたくなるほど銀時は驚いた。
そこには月詠がいて全裸で眠っていた。
「あ〜、悪代官よろしく食べちゃったの?」
気が付けば自分も全裸である。
銀時にその時の記憶はないが、記録というか証拠はある。
月詠の形のよいぱふぱふするだけでなく銀時のナニを擦ったら気持のよさそうな乳房には何やら白いものが付いている。
「ん…、歯磨くのを忘れていた…」
いきなり目を覚ました月詠が起きて歯ブラシを探したのだが…。
「おい〜、それどういう意味だー!!」
月詠が手に握ったのは歯ブラシではなく銀時のナニであった。
「この歯磨き粉甘いな…」
寝ぼけているのか銀時のナニを咥えると奥に入れたり出したりする。
「おわっ、はぁぅ!」
月詠にとっては歯磨きでも銀時には尺八以外の何物でもない。みるみるうちに硬くなって膨らんでいって、そして爆発した。
「あ〜、やっちゃったな、俺…」
歳取ったせいか早くなったなと銀時は思った。
「あ…、チューブが破裂した。うげっ!! 苦いな…」
本当に寝ぼけているのかと突っ込もうとしたら月詠は銀時の顔に跨った。
「お〜!!」
目の前にクリやアワビがぶら下がっている。
いい眺めだなと思っていたら…。
「ん…、トイレじゃ」
言うなり月詠は下腹に力を入れ、銀時の頬に水滴が落ちた。
「お、おい…、何しているんだ? うわっ、ぷっ!!」
銀時の顔に月詠の迸る黄金水がもろにかかる。
いやはや、大変な誕生日であった。
〈おそまつ〉