久しぶりに万事屋に仕事の依頼が来た日。みんな出かけたため誰もいないはずの万事屋に人影が一つ。  
薄紫の長く美しい髪で目を反らせなくなるほどの豊満な胸を持つ彼女がここに忍びこんだのには理由があった。  
 
急いでいたのだろう、和室にはまだ布団が敷きっぱなしで、彼女はためらいもなくその上に寝転んだ。うつ伏せになって深呼吸をする。  
 
(あぁ、銀さんの匂いがするわ………)  
 
彼女の想い人の布団からは甘いようななんとも形容しがたい匂いがした。  
この匂いが銀時のだと思うと、アソコが疼いて仕方がない。  
うつ伏せになっているせいで、布団に押し付けられている豊かな乳房にはその圧迫感さえ快楽になって与えられる。さっちゃんはそれを享受しようと、布団に胸を押し付け身体をくねらせる。  
 
『オイオイ、一人でそんなことして淫乱じゃねぇか。俺も混ぜてくんない?』  
 
もし今、銀時が帰ってきたら……なんてさっちゃんはいやらしい妄想をはじめた。  
妄想の銀時は強引で、さっちゃんの言葉なんかきいてくれないのだ。でも、激しいくらいにさっちゃんを求めてくる。  
 
『デケェ胸だな』  
 
妄想の銀時はそう言って、さっちゃんを仰向けにし、大きくてたくましい手で乱暴にさっちゃんの胸をもみしだく。さっちゃんは自分の手で胸を強く、痛いほどに揉んだ。  
 
(ああっ!痛っ、痛いわ銀さん!)  
 
銀時はさっちゃんがそう訴えても全く止めようとはしない。そして、服を剥いで、さっちゃんの胸をじかに揉む。  
さっちゃんは大きな胸を露にした。胸の大きさとは対称的な小さく形がよい乳首はこれから与えられる快楽を期待して、控えめながらもしっかり立ちはじめていた。  
 
さっちゃんは乳首には触れないように、胸を揉みしだく。乳房は焦らしたら焦らすほど気持ち良くなると知っているからだ。  
白く豊かな乳房はさっちゃんの細い指の動きにあわせて、グニグニと面白いほどに形をかえる。  
 
(銀さんっ、焦らさない…で……)  
 
揉んでいる間にすっかり立ち上がってしまった乳首を触られたらどれほどイイだろう。  
そのことを考えただけで、さっちゃんのアソコはキュッとしまって、いやらしい液を出してしまう。  
 
『そんなに触ってほしいなら、お望み通り触ってやるよ。』  
 
突然、妄想の銀時は乳首にむしゃぶりつく。  
 
「あんっ!」  
 
さっちゃんは自分の乳首を摘んだ。やっと与えられた刺激に悦びの声があがる。  
これは銀時の舌なのだ。そう思いながら、自分の指で乳首を扱く。人差し指と親指でグリグリとこねまわすと、身体を電流のようなものが駆け抜けていき、アソコがじんじんした。  
 
「痛っ!」  
 
乳首に突然、ピリリと痛みが走る。妄想の銀時が歯をたてたのだ。  
さっちゃんは乳首を爪でおもいっきり摘んだ。痛くて堪らなくて視界が滲む。  
 
『痛いのがイイんだろ?』  
 
と、銀時は妖しく笑って、さらに歯で乳首を噛む。さっちゃんはイヤイヤ、と首を振るが、銀時は一向に止めようとはしない。  
 
(痛いの、銀さんやめてぇ!)  
 
そう思いながらも身体は正直で、先ほどとは比べものにならないくらい、さっちゃんのアソコは濡れていった。もっともっと、と思っている自分がいるのは否定できない事実だ。  
 
グショグショで気持ち悪くなったのでさっちゃんはパンツを下ろす。  
熱く湿っていたさっちゃんのアソコが外気に触れ、キュッと物欲しげにしまった。  
そこは遠目からみても明らかなほど濡れていて、テラテラとはしたなく光っている。  
さっちゃんは依然として乳首をこねまわしていた。  
 
(き、気持ち良すぎておかしくなっちゃう!)  
 
銀時の匂いに包まれているからか、誰かが帰ってくるかもしれないという緊張感からか、さっちゃんはいつも以上に興奮していた。  
いやらしい液は普段と比べものにならないくらい出て、銀時の布団を濡らしていた。  
 
ビクンッ、とさっちゃんの身体が面白いほど跳ねた。  
 
(あっ、銀さん……ソコはダメよ!)  
 
さっちゃんの指は薄い陰毛に隠されていたクリストスに触れていた。赤く充血したソレは少し触れただけで、とてつもない快楽が押し寄せてくる。  
 
『こんなんなってるのにダメなわけねぇだろ』  
 
さっちゃんのアソコはいやらしい液でヌルヌルで指が滑らかに動くほどだ。  
人差し指と中指で滑らないようにクリストスをつまみ、刺激していく。無意識に快楽を求めて、自然と指の動きが早くなっていった。  
小刻みに、強く激しくクリストスをいじりながら、さっちゃんは絶頂へとのぼりつめていく。  
 
「あぁッぁあぁあん!!」  
 
 
さっちゃんは簡単にイってしまった。肩ではあはあと息をしながら、余韻に浸っていた。気持ちのよい満足感が身をつつむ。  
 
 
『オレ、まだイってないんだけど』  
 
「あんっ!」  
 
妄想の銀時がさっちゃんのアソコにアレを当ててきた。先っぽが触れただけで、イったばかりのさっちゃんは気持ちよくなってしまう。  
逃げようと腰を動かそうとしても、銀時のがっちりした腕に掴まれ、びくともしない。  
これ以上したらおかしくなっちゃうわ!、と否定しながらも、さっちゃんは自分の中指と人差し指を銀時のものだと思い、ゆっくりアソコに沈めていく。  
 
「んっ……」  
(銀さんの……おっきい……)  
 
イったばかりの膣内はさっちゃんの指をキュウキュウ締め付けて絡み付く。妄想の銀時は顔を歪めて、キツキツじゃねぇか、と苦し気に囁いた。  
 
「あっ……」  
 
さっちゃんはゆるゆると自分の指を出し入れする。気持ち良すぎて彼女の目尻には涙が浮かんでいた。  
ゆっくりゆっくり動かしていくことで、絶頂を迎えたときは死にそうなくらい気持ちよくなるのだ。度重なるオナニーでさっちゃんはいやというほどわかっていた。だけども、さっちゃんはその緩慢な動きに物足りなくなってきた。  
 
 
『くっ、もう我慢できねぇわ』  
 
さっちゃんはズンッ、と一突きして、指を早く動かしだした。銀時がさっちゃんのアソコの気持ちよさに理性を手放したのだ。  
ぐちゃぐちゃといやらしい音を立てながらさっちゃんは自分を追いたてていく。激しく飛び散った愛液がその激しさを物語っていた。  
 
 
「あっ銀っ…さん!激しッ!!」  
 
 
わざと大きく悦びの声をだす。さっちゃんは自分のいやらしい声で自分が興奮しているのがわかった。  
律動をますます速めていくと、自然と身体が弓なりに反れていく。足はいやらしく開ききって、髪は布団の上で乱れてしまっている。  
気持ち良すぎてもう止めたいと思ったが、もっと激しい快楽を得るためにさっちゃんは無理矢理指を激しく動かす。  
残酷で自分勝手な銀時は許しを請っても、決してやめてくれないのだ。指の動きにあわせて、嬌声の間隔も短くなっていく。  
ガクガクと身体が震えだして、突然ピンッと張り詰めた。  
 
 
「あぁーーッッ!!」  
 
 
 
 
それを境にさっちゃんは糸が切れたようにくたっと身体を投げ出す。  
絶頂を迎えた余韻で膣がまだ入れたままのさっちゃんの指を時々、切な気にキュッと締めつけた。  
 
一体何時になったら、本当に銀さんとセックス出来るのかしら、とさっちゃんは虚しさを覚えながら、ボーっと天井を見ていた。  
 
 
 
 
 
終わり  
 
 
 

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