『一番隊隊長には気をつけロッテンマイヤーさん(後半戦)〜ついでにアイドルにも気を付けロッテリア〜』  
 
 
「時間もあんまり無いことですし、さっさと始めちまいましょうぜ」  
 
今日の仕事のお手当てと休暇の却下分、お通ちゃん本人の身体できっちり払って貰いまさァ。  
 
 
障子を閉めなおし、お通ちゃんの前に足を投げ出して座った。  
「んじゃ、お通ちゃんにお任せしやす。どうぞ、お通ちゃんの好きなように」  
「…………」  
「…………どうしやした?」  
「……あの……私が、ですか?」  
少しの沈黙の後、お通ちゃんは恐る恐る聞いてきた。  
「勿論、そうでさァ」  
わざととぼけた振りをしてみた。  
「沖田さんは……」  
「俺ですかィ? 俺実は徹夜明けなんであんまり体力残ってないんでさァ。  
お通ちゃんが気持ちよくしてくれると助かるんですけどね」  
「え、」  
「第一したいのはお通ちゃんの方でしょ? 俺はこのあとのこともありますから、別にどっちでも」  
「ちょ、ちょっと……! 誘ってきたのはそっちでしょ!? どっちでも、って……」  
「別に誘ったつもりはありやせんけど。ただお通ちゃんにムラムラっとしちまっただけで……嫌ならやめますかィ?」  
てっきり俺がリードすると思ってたらしいお通ちゃんはちょっと怒った様子で……  
それもまぁムキにさせる手段でわざと怒らせるように言ったんだけど。  
でも火照る身体の疼きには勝てないらしく、小さくため息をつき、  
俺の傍におずおずと膝で寄ってくるとスラックスに手を伸ばした。  
「わ、かりましたっ……すればいいんでしょっ」  
恥ずかしさを隠すような口調で、慣れた手つきでスラックスから半分勃ってる俺のチンポを出して、  
握ってぱくん、て。あっさり咥えちまった。  
―――おいおいおい。あんたホントアイドルですかィ? どっかの夜のお店の女の子じゃないんですかィ?  
  もうちょっと躊躇うかなーとか思ってたんだけどなぁ……嫌がるのを無理矢理口に捻じ込んでもよかったんだけど。  
「んぅ、ん、……ッ」  
お。  
上手い上手い。  
そんなやらしい顔してチンポ口ン中にずっぽり咥え込んで、竿の根元握って擦って。  
いきなりフルコースですかィ? 大したアイドルでさァ全く。  
「へぇー、よく調教されてんですねィ。お通ちゃん」  
頭を撫でながら言うと、お通ちゃんは首を横に振る。  
「違っ、……」  
チンポ咥えたまま首振ったって説得力ねェや。チンポ出したらすぐ咥えるなんてどんなパブロフの犬だってんだ。  
「違わねェでしょ? すげー上手いし。この身体つきだって、野郎に愛されてる証拠ですぜィ?   
肉付きがおぼことは全然違いやすぜ」  
男とやってると、どういうわけだか女ってのは腰とか尻とかの肉がいい感じに付いてくもんでィ。  
太るのとはまた違った肉付きっつーか。  
答えないお通ちゃんの背中を手の甲で撫でてやると、身体がビクッて跳ねた。……可愛いねェ。  
「あ。そこいいですぜ、お通ちゃん」  
チンポの裏を舌の腹で上から下に一気に舐められたら堪んねェや……  
「上手い上手い。ホント上手いですぜ、お通ちゃん」  
「ふっ……ん、っ」  
野郎の股間のマイクで毎日お歌歌いながらフェラチオしてんだろうなァ。素っ裸でさ。  
 
「お、」  
いいムードを殺ぐ様に、俺の携帯が鳴った。  
ったく……誰でィ今すんげえいいとこなのに。シェル開くとよりによって土方の野郎からだ。  
あーあ早く死んでくれねえかなぁKY土方。  
「はい、沖田ですけど」  
『おう総悟。一日局長はどうしてる?』  
「ああ、お通ちゃんですかィ?」  
……俺のチンポしゃぶってますけど。って、それは言えねえか。  
「えーっと……――バナナ。バナナ食べてまさァ」  
『バナナ? なんでバナナ?』  
「なんでって……お通ちゃんの朝飯でさァ。ちょっと前に流行った朝バナナダイエット。あれでさァ」  
『…………ああ、あれか。効くのかあれ』  
「さぁ。知りやせんけどお通ちゃんは今バナナ食ってます」  
とっても美味しそうに食ってますぜ。俺のバナナ。シュガースポットだらけで真っ黒でさ。  
あ、そんなに強くバナナ吸い上げられたらイきそうでィ。  
『朝飯でもなんでもいいが総悟、一日局長にはくれぐれも失礼のないようにしろよ、  
今大ブレイク中の売れっ子アイドルだからな。なんかあったら後で事務所がうるせーからな』  
失礼もなにも。もうチンポ舐めさせてますけど。なんかもなにも。とっくにマンコに指突っ込みましたけど。  
「へい、了解しやした」  
『それと山崎と連絡取れたか? 例の連続婦女誘拐の件だ』  
「あ、まだでさァ。後で俺から連絡入れと『早くしろよ、んじゃあな』  
土方さんからの電話は俺の語尾を遮って切れた。  
ったく、忙しない人でィ。あんまり早い男は嫌われるんですぜ、土方さん。  
「あれ、お通ちゃん――何してるんですかィ?」  
シェル畳んでお通ちゃんを見遣れば、チンポ咥えたまま空いた手を自分の下着の中に突っ込んで、ゴソゴソ弄ってらぁ。  
「自分でマンコいじってんですかィ? お通ちゃん」チンポしゃぶりながらマンコいじるたぁ、随分なアイドルでさァ。  
「だ……だって……」お通ちゃん、言い訳がましく腰くねらせながら、ちょっと目、潤ませてる。  
「すいやせんね、気付きませんで……そりゃ俺にご奉仕だけじゃ満足しやせんね」  
「あ、」お通ちゃんを退かせて畳に押し倒す。脚開かせたら、ショーツはもうぐっしょり。下の毛透けて見えてらァ。  
っつかこんだけ濡れちまったら穿いてる意味ねえな。  
ブラを捲り上げて、ぷるん、ってでっけーおっぱい出してやる。  
すげぇな、マシュマロみたいじゃねえか。少しだけ色づいた乳首がもう硬くなってる。  
ショーツ下ろしてやると甘酸っぱい匂いが鼻を擽る。  
濡れた濃い目の下の毛と、二つに割れた肉の奥で、やらしー赤い実がおっ勃ってんのが見えた。  
「ぁ……」  
お通ちゃんの目がトロン、ってなってる。口の周り唾液だの先走りだのでべとべとにしちまって……物欲しそうな顔でィ。  
こういう顔されてそそられない男は普通はいない筈だ。  
「……お通ちゃん、男誘うの上手いですぜ?」  
言うと、上気した顔で小さく微笑んだ。  
「沖田さん、も、お願い……入れて……」  
そんな顔されて、じれったそうに脚ィ開きながら言われちまえば、答えはひとつしかないでさァ。  
言葉で答える代わりに頷いて、散々奉仕してもらったバナナ……じゃなくてチンポをマンコに宛がってやる。  
いきなり入れないで、その辺をちょっと先っちょで苛めてやる。  
 
「っう、……」期待にお通ちゃんの腰が跳ね上がり、細い手が俺のチンポを握って導いていく。  
「アンタホントに好きですねィ」  
半分呆れたけど、でもそうされて悪い気分になる野郎はいないもんだ。  
お望みどおりにと、開いた下の口、思い切り奥まで突いてやった。  
「ぁあああああああっっ!!」  
お通ちゃんは白い喉見せながらのけぞった。  
「いい締まりでさァ……」腹の底から気持ちよさがせり上がってくる。  
こなれた中はいい具合に締まって、襞が絡み付いてきやがる。慣れてんじゃねえか、やっぱり。  
きつ過ぎずゆる過ぎず……ってやつでィ。お通ちゃんが俺の首に手を回し、腰に足を絡めると、もっと深く繋がった。  
「お通ちゃん、エッチするの、好きですかィ?」俺がそう問うとお通ちゃんは頷いて、小さな顔を俺の肩に埋めた。  
だったら、お望みの通りゆっくりじゃなくて激しく腰を動かしてやるんでィ。こんな風に。  
「あっ・あ、あ・ア、あああぁ……!」  
でっけーおっぱいがぶるんぶるん揺れて、お通ちゃんが喘ぐ。  
あ、すっげーいいや。お通ちゃんの中。  
マンコが絡み付いて離そうとしねえでやがる。  
こりゃよっぽど例のプロデューサーとやらとやり込んでんだなお通ちゃん。  
……ったく羨ましいもんでィ。こちとら公園でサボったり副長をいたぶったりバズーカぶっ放す位しか楽しみねえッてぇのに。  
「う、んぅっ……あんっ……ッ」  
お通ちゃんすんげえヨがってる。いい声出しちゃって……後で歌えねえとかなしですぜ、コレ。  
「お通ちゃん、このまま中庭に出ちまいますかィ?」  
「そ、そんなの、やっ……やだ、」  
「大丈夫、誰も来やせんぜ」  
「やだっ、いや、」  
あ、言葉で苛めたら締まってきやがった。ちょっとMッ気あるな、お通ちゃん。  
「そうですかィ、そりゃ残念だ……」  
お通ちゃんの身体を抱き起こして、俺を跨ぐ様な体勢にしてやると、  
横に結った髪はもうみっともなく乱れてんのに、構わずお通ちゃんは自分から腰を振りだした。  
でっけーおっぱいが俺とお通ちゃんの間で揺れる。下からちょっと突き上げてやれば、可愛い喘ぎ声が裏返る。  
「は、あ、あ、あぁぁ………ッ、ああ、あ、きもちい、っ、」  
「気持ちいいですかィ? マンコ、そんなに気持ちいいんですかィ?」  
「いいっ、あ、いぃ……沖田さんのちんぽで、きもちいいっ……」  
余裕のない顔で、口の端から涎垂らしてチンポだの朝っぱらから声に出して……ほんとにエロいアイドルでさァ。  
冷たい尻を揉みながら下から突き上げて、時々思い出したように口吸いして、揺れる乳房にも吸い付く。  
ちらりと時計を見遣れば、もうタイムリミットが迫ってらぁ。って、こっちもそろそろかな……。  
「ぁう……ッ、ダメもう……沖田さん、私も……イく……イっちゃう……ぁあ……」  
「お通ちゃんイっちゃうんですかィ? へぇ、中でイけるんですねェ」  
「も……イく……あ……沖田さんのちんぽでイく……い……あ……あ、ァ」  
俺の肩をぐっと掴んだまま、お通ちゃんは恍惚とした顔で、あ、って消えそうな声を上げて、イっちまった。  
中がぐ、っと締まって、いい加減限界に近かった俺も、釣られちまう。  
「……んじゃ、俺も」  
あ。そういえば今更だけどゴムつけてねぇや。  
ま、いっか。  
「――お通ちゃんのマンコで、イッちまいまさァ」  
お通ちゃんの耳元で囁いて、中で、出した。  
 
 
「総悟、遅ぇぞ」  
お通ちゃん……もとい、一日局長を伴って、屯所の門の前に行くと、土方さんが青筋立てて待っていた。  
「すいやせん、拷問部屋とか案内してたもんでつい遅くなっちまって」  
「ンな場所案内するなッ!」  
「お通ちゃん、どうぞこちらに」近藤さんの案内で、お通ちゃんは隊服を手に用意されたワゴン車に乗り込んでいく。  
……ノーパンだけど大丈夫かな。下着、ぐっしょぐしょになっちまったから仕方ねえんだけど。  
カメコに撮られねえ様に気ぃつけてやるかな。  
「あ、土方さん、すいやせんけど俺忘れ物しやしたんで、ちょっと取って来ます」  
「あん? 早くしろよ、総悟。時間押してんだぞ」  
「へいへい」  
そうそう、とっても大事な忘れ物があったんでィ。  
 
さっきまでお通ちゃんとヤってた俺の部屋に戻ると、部屋の隅の箪笥の引き出しを開けて、  
中に入ってる小型のビデオカメラを取り出した。  
「お、……すげーや、よく撮れてんなぁ」  
ビデオカメラには、さっきの一部始終がバッチリ録画されてた。  
お通ちゃんは箪笥の中に仕掛けてあったコレにはまさか気付いちゃいないだろう。  
いわゆる超小型のカメラ、それも捜査に使う奴だ。  
お通ちゃんのマンコまでくっきり映ってるし、声もちゃんと入ってるし顔もお通ちゃんだって分かる。  
俺は携帯を取り出して、山崎に連絡を取った。  
「もしもし、山崎? 沖田だけど……ああ……うん、どちらもバッチリでィ。抜かりはねえでさァ。  
ちゃんとお通ちゃんとヤれたし、録画も成功してるぜ。  
これネタにして揺すって……そうだな、屯所の皆でマワしちまうのとかいいかもしれねえな。  
ああ、あと土方さんが例の連続婦女誘拐事件の件気にしてたから連絡しといてくれ」  
手にしたカメラの液晶の中では、お通ちゃんがイッてる場面が映し出されていた。  
お手当てのついでに、臨時ボーナスも貰っちまおうっと。  
 
 
(おまけ)  
 
キャンペーン会場に向かうワゴン車の後部座席で、俺の隣に座ったお通ちゃんは携帯を弄っていた。  
「お通ちゃん、――下、気持ち悪くありやせんか?」  
小声でそっと耳打ちすると、お通ちゃんは顔を上げて、  
「ちょっとスカスカしちゃうんですけど……」  
って肩竦めて答えた。  
「後で下着、手配しまさァ。……それ、メールですかィ?」  
「ええ……お友達にキャンペーン見に来てもらおうって思って」  
「ああ、そりゃどうも」  
お通ちゃんは慣れた手付きでメールを打っていた。  
……朝っぱらから頑張りすぎちまったもんで、俺は眠気を感じて目を閉じた。  
隣でお通ちゃんが打ってるメールの内容がどんなものかも考えずに。  
 
宛先:河上万斉  
件名:無題  
添付:  
本文:例の計画、一番隊隊長沖田総悟で成功しましたんたぬきの金玉^0^  
   というか向こうから誘ってくれ間下このみ!中で出されてちょっと気持ち悪いです><  
   後で●●埠頭に誘い出すので抹殺はお願いしマスタング大佐o(^-^)o  
                             寺門通  
 
 
(終)  
 

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