「絶対ここにいるはずネ」  
神楽は、物珍しそうにキョロキョロと辺りを見回しているそよ姫の手を引き、  
パチンコ屋の自動扉をくぐった。とたんにジャラジャラというパチンコ玉の音、  
最近流行りだという台の派手な電子音、大当たりを告げるアナウンスが響き渡る。  
煙草の匂いが充満する淀んだ空気の中を探し歩く事30秒、死んだような  
目をして台のハンドルを握る白髪頭をあっけなく見つける事ができた。  
「出てるカ?」  
「うわっ、お前なんでこんなトコにいんの?」  
思いがけない声に銀時はビクリと振り向いた。  
神楽は残り少ない銀の玉が全て吸い込まれて消えたのを見届けると  
「銀ちゃん、これから一緒にらぶほてるに行くヨロシ。」  
「…こんな真っ昼間からか?つーかそっちのお嬢さんは?」  
「友達のそよちゃんアル。そよちゃんに今時のやんぐのなんたるかを  
教えてあげたいネ」  
「よろしくお願いします、銀ちゃんサン」  
そう言ってそよ姫はやわらかく微笑み、ぺこりと頭を下げた。  
『どういう事だかわかって言ってんのかねこのお嬢さんは…。まあいいか  
据え膳食わぬは武士の恥と言うじゃねーの?』  
銀時はほんの一瞬迷ったが、この状況を楽しむ事にした。  
 
「いいけど、俺もうあと三千円位しか残ってねーぞ」  
「三千円もあれぱご休憩には十分ネ」  
「…まーな」  
実は今後一週間の食費に充てなければならなかったのだが。  
新八が怒るだろうなと軽く眉をひそめながら椅子から立ち上がる。  
かくして成人男性一人と少女二人という世間にはおおっぴらに出来ない  
組み合わせでらぶほてるに向かう事となった。  
 
「…あ、あの、全部脱がなければなりませんか…」  
そよ姫は着物は脱いだものの、なかなか最後の襦袢まで脱ぐに踏み切れず、  
襟を握りしめ顔を赤くして立ちつくす。  
「見てみ、あの神楽の脱ぎっぷり。色気のかけらもねーから。  
おーい、神楽ちったぁ見習え、このそよちゃんの恥じらいっぷりをよォ…」  
何の躊躇もなく下着まで脱ぎ、素っ裸で部屋の隅のアダルトグッズを  
漁っている神楽に声をかける。  
「ぷりぷりうるさいアル」  
戻ってきた神楽の手にはピンク色の小さなローターが握られていた。  
「ばっ…お前それ別料金だろうがァァ!知らねーぞ金足りなくなっても」  
「だって何かピンクでかわいかったヨ」  
「まあいいやもう。そんじゃ早速お前が使ってみるか?」  
 
銀時はローターのパッケージを破ると、口に含んで唾液で濡らし電源を入れる。  
小さなモーター音がするそれを四つん這いにさせた神楽の小さな割れ目の中に  
つるりと挿入した。  
「ふぁっ……んぅ…銀ちゃん、これなんか中途半端アル。ムズムズするヨ…」  
神楽が眉根を寄せ、太ももを擦り合わせる。  
「なかなか言うようになったなお前も。後で満足するヤツぶち込んで  
やるからそのままちょっと待ってろ」  
そう言うと、銀時はまだ襦袢を着たままのそよ姫を抱き寄せた。  
「着たままでもいいか。これはこれでなかなかそそるよな…」  
後ろから抱きしめ、襟の合わせ目の間から左手を滑り込ませる。  
まだ大人サイズにはほど遠いが、神楽のよりは幾分発達した乳房を包みこみ、  
右手は太ももの間を滑らせ、たどり着いた中心をなぞる。  
「きゃっ…だ、ダメです銀ちゃんサンそんな…!あっ…」  
ビクリと震え、なけなしの抵抗を試みるが、銀時は片手で器用に下着を  
降ろしてしまうと、直に性器に触れた。  
「ああっ、や…はあっ…あ、ぁ…っ…!」  
まだ軽く触れられただけなのに、そよ姫はがくがくと震えていた。  
 
「お嬢さんはもしかして自分で触った事もないの?」  
耳たぶを軽く噛みながら銀時が尋ねる。  
「あ、ありませ…ん…。」  
「…あーそう。んー…神楽ァちょっと」  
ローターを入れたまま寝転がってと二人を見ていた神楽に、  
こちらに来るように手招きする。  
「ここ、舐めてやんな」  
「ウン」  
銀時によって開かされたそよ姫の足の間にためらう事なく顔を埋める。  
そして、神楽はこれがいつも自分が銀時にされている事だと気付いた。  
『ああ、じゃぁきっとここが気持ちいいはずヨ…』  
自分がいじられて泣きたくなる位気持ちのいい所、小さな突起を口に含み軽く吸い上げる。  
「…っ!ああっ、あっ…あ…やぁ…」  
銀時に乳首をいじられ、同時に自分で触れた事もない秘所を神楽の舌でなぶられて  
そよ姫は失神しそうになる。いつの間にか神楽の舌が離れ、指が入れられていた。  
「そよちゃんもうぬるぬるしてきたヨ。これ気持ちいい証拠ネ」  
嬉しそうにそう言うと、神楽は一本だった指を一気に三本に増やし抜き差しを繰り返す。  
「そろそろ良さそうだな…。神楽もういいぞ」  
神楽が離れ、後ろから抱き込んでいた銀時の腕も離れる。布団の上に  
寝かされた、とぼんやりした頭でそよ姫が思った瞬間、銀時に足を  
抱え上げられた。  
 
「すぐに気持ちよくなるからちょっと我慢な」  
銀時は、2、3度自分のモノを擦ると、神楽の唾液とそよ姫自身から溢れた  
蜜で濡れた秘所にあてがい、ゆっくりと腰を進める。  
「いっ!…いた…あ、ぁ…ぁ…」  
逃げる腰を引き寄せ、全て挿入してしまうと息を吐き、ゆっくりと  
腰を動かしだす。  
「あっ、ああっ、っ…あっ…ん」  
しばらくするとそよ姫から、苦痛以外の声が漏れ始めた。  
神楽はその様子を壁にもたれて見ていたが、銀時とそよ姫の結合部分から  
目が離せない。さっきから入りっぱなしのローターのせいで、あそこはずっと  
微妙な具合にジンジンしているし、目の前で繰り広げられている行為に  
何故だか自分がしている時よりもドキドキして困ってしまう。そして自分も  
あんな風にいつも銀時にされているのだと知る。  
どうにもたまらなくなって自分の突起に触れてみると、信じられないくらい  
熱を持って張りつめていた。  
「あ…」  
勝手に指が動いてしまう。目の前の二人を見ながらぬるぬるしたそこを指で擦る。  
ふと挿入されていたローターを引き抜いてみると、トロリと蜜が溢れ糸を引いた。  
「はぁっ…あっ、ん…あぁ」  
濡れたローターをさんざん指でいじった突起に当ててみると、ビリビリと電流が  
流れたような強い刺激が走り身体が震える。  
『ヤバいヨ、このままじゃ私これでイッちゃうヨ……銀ちゃん…』  
神楽がそう思い始めた頃、そよ姫が一段高い声を上げて、絶頂を迎えた。  
 
荒い息を繰り返すそよ姫を脇に寝かせ、神楽の方を見た銀時は、  
神楽がローターで自身をいじっているのを見て驚いた。  
「あーらら神楽ちゃん、何やっちゃってんの。スケベ。」  
顔を真っ赤にしながら目を潤ませている神楽を覗き込み、手からローターを取り上げる。  
「…そんなに興奮したの?」  
神楽はこくりとうなずき、銀時に深く口づけて舌を絡める。  
「ふっ…ん…銀ちゃん早く…いっ、入れてヨ…もう我慢限界アル」  
神楽の言葉が終わらないうちに、銀時は神楽を押し倒して足を開かせた。  
「すげぇなオイ。もうぐちょぐちょじゃねーか…。」  
先ほどそよ姫の中に放ったばかりだったが、神楽の痴態にすでに銀時の  
中心は堅く張りつめていた。泣きそうになっている神楽をもう少し焦らして  
遊んでみたいと思ったが、銀時自身が我慢できそうにもなく早々に神楽の中に  
突き立てた。  
「ひぁっ!あぁっ…あんっ…あっ…銀ちゃんっ銀ちゃんっ…!」  
「すっげぇ熱いぞ、お前ん中…どんだけ自分でいじくったんだよ」  
神楽にしがみつかれ少々動きづらかったが、力任せに突き上げると  
濡れた肉が絡まる卑猥な音が響いた。  
「ぎ、ぎんちゃんっ、もうダメ…ェ…!イク…イッちゃうぅ…」  
「さすがに今日は早いな…」  
銀時は低く笑うとさらに強く深く神楽を貫き、神楽が絶頂を迎えると共に自分も果てた。  
 
そよ姫と別れ、銀時と神楽は夕焼けの道を万事屋へと歩く。  
満足気な表情で酢昆布を齧る神楽に、銀時は何気なく尋ねた。  
「そういやあのそよちゃんってのはどこの子なの?お前の友達にしちゃ  
ずいぶん上品だったな」  
「銀ちゃんの言ってた、かわいそうな侍が住んでるでっかい家のそよ姫アルヨ」  
「ウソォォォォォォォ!!!?」  
 
終。  
 
 

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