銀時は口から胃液を垂らしながら起きた。  
ぶ、ふふジュルおえっと奇怪音が鳴ったので神楽は男が起きたことに気が付く。  
「銀ちゃんここどこアルカ?」  
 
(・・・知らねェよ・・・)  
 
男は鼻から出た胃液の酸っぱさに堪えるので精一杯だった。  
辺りを見渡すと先ほど仲間達と飲んでいた場所と寸分変わらぬ桜の景色が広がる。  
だが、あんなに賑やかだった歌舞伎町の連中がいない。  
神楽に話を聞くとグロッキー状態の銀時を掴んでジュースを買いに行った後  
桜の花を目印に戻ったがまったく別の場所に着いてしまったと言う。  
山間一帯が桜の木の広いスポットなのでお馬鹿な神楽のことだ  
迷ってしまったのだろう。  
「なーに銀さんがいるから大丈夫よ」  
自信満々な銀時も財布が空なのを確認すると目がうつろになった。  
神楽が銀時の財布を使ってジュースを買っていたのだ。  
「とりあえず飲み直すか」  
騒がしい花見も楽しいが静かな花見もまた一興。  
隣に美女がいないのが残念だが神楽で我慢してやろう。  
桜のピンクの中に赤いチャイナドレスの神楽が一人いると幻想的だった。  
「銀ちゃんはこれ飲むネ」  
とおしるこを神楽に引っ掛けられたり幾分騒がしかったが  
神楽の笑い声も絶えないし銀時は気分が良かった。  
なので今日は特別と言ってオロナミンCの大盤振る舞いだった。  
 
桜の花をおちょこでキャッチしようと遊んでいた時だ。  
酔っ払って思考停止の銀時は腕を大きく動かし酒をこぼしてしまった。  
神楽が顔を赤くして笑っている。  
時々見せるまぬけ顔だ。それがこちらに近づいて来て  
こぼした腹の下辺りをペロっと舐める。首をかしげて今度は吸った。  
「そんなことしちゃ〜いけません」  
神楽の頭についた桜の花びらを落としてやりながら力なく銀時は言った。  
無邪気か確信犯か神楽の頭が徐々に下がる。  
銀時は慌てて静止した。  
「チョォォォップ!チョォォォップ!チョォォォップ!」  
静止するつもりが思い切りチョップしてしまい  
神楽の顎や唇が自分の股間にチョップした。  
三度のチョップに反応する息子を心の中で叱りつつ  
「神楽ァァァ!」と叫んで神楽の肩を持ち神楽の顔を確認した。  
「大丈夫か神楽!」  
神楽の顔は先ほどと同じく真っ赤だった。  
神楽の飲んでいたものを確認すると『大人のオロナミンC』と書いてある。  
「おいおい何てもん飲んでんの神楽ちゃん」  
「もう大人ネ」  
「俺ァ、普通のオロナミンCの許可を出したんだぞ」  
「責任取るアル〜!」  
完璧酔っ払いの神楽が可愛く見える。  
周りの桜のせいかもしれない。  
 
悪戯心で下ネタを教えたことはあったが  
神楽がそういうことに興味を示すと逃げていた。  
自分の下の毛が生え揃って来た頃を思い出す銀時であった。  
すると、まぁいいかと思えた。しかし神楽がズボンのチャックを開け  
銀時のアナログスティックを取り出すとあまりにも周りの景色とギャップがあり  
また罪悪感が沸いてきた。  
桜の木に男が寄りかかりその足の間にか細い少女が座り男の竿を  
握ろうとしている。  
目の前は桜ばかりだが当たりに広がる芝生は自分達の後ろで土手のように  
高くなっていて道が整備されている。人が来るかもしれない。  
「神楽ァ?こういうことはな」  
少女の手を取ってやり男は言葉を続けた。  
「人生死ぬまで添い遂げるって決めた相手としなくちゃならねェ」  
また臭いことを言っていると神楽は思った。  
「私どうでもいい相手とこんなことする程ふしだらな女じゃないネ」  
アルコールが頭の血管を回っている。クラクラする。  
銀時は男は下半身以外も勝手に動いてしまうものなのだと  
その時よく分かった。  
 
神楽は大人しく銀時に抱きしめられている。  
小さいのに体全体から発してくる神楽の気持ちに自分はいつも気づいていた。  
それは確かに嬉しかったが逆に悲しかった。まず子供に手を出せる性分ではないし  
神楽が気移りした時にまた手からこぼれ落ちたでは済まない気がしたのだ。  
神楽への慈しみや愛情や一時の独占欲で抱きしめていた。  
銀時は「大人になったら出直して来い」と低い声で囁いた。  
 
でもチンコ丸出しだったので格好がつかなかった。  
「据え膳食わぬは夜兎の恥アル!」  
銀時の心遣いに気付かずまた子供扱いされたと思った神楽は  
いよいよ銀時を襲い出した。  
「どっちが据え膳んんんんんん!?」  
神楽に押し倒され視界が一転、背中の後ろは草や花びらで柔らかい。  
動転して酒が逆流しそうになると神楽がよじよじとお腹に乗って来て  
大人のオロナミンCを口移しで流し込んで来た。  
唇が暖かいとか柔らかいとか感想を言う暇もなく気持ち悪くなった。  
「ぶっ」  
銀時がオロナミンCを吐き出すとピンクの桜吹雪の中  
二人は最悪にきったねーことになっていた。  
ゲロはなんとか出なかった。  
 
「お前ェェェ!コレ怒られるって!!桜の花の妖精さんとかキレちゃうって!」  
「見せつけてやるネ」  
据わった目で言う神楽がなぜか色っぽくに見えて銀時は固まった。  
「銀ちゃん…」  
神楽が銀時の肩に手を添えて唇をまたくっつけた。  
こんなに汚い状態の自分でもキスしてくる神楽にまいる。  
噴き出して顔についてしまったオロCを神楽は舐めていた。  
「チクショーやってやらァ…」  
ぺろぺろ犬のように舌を使う神楽の腰の掴んで尻を触る。  
神楽が「ん」と銀時の目を見た。  
銀時は目を瞑り眉をしかめ、光悦としている。  
「変な顔」と神楽が笑うので、少しムキになり銀時は神楽の尻を揉んだ。  
小さいがボールが二つあるようなまんまるとしたお尻だった。  
女陰へと繋がる曲線が深くて吸い込まれるように手が動く。  
神楽のチャイナ服ごと肉を掴み、服のテラテラした素材の上から  
神楽の肉厚を楽しんだ。  
くびれも出来ていて、随分成長したもんだ、と銀時は感じた。  
ずっと一緒にいると変化が分かりにくいものだ。  
秘桃を確かめると次に神楽の腿を触った。  
さするように動かすと神楽がぴくぴくと動いた。  
銀時の口を飴のように舐めたり吸ったりしている。  
目を開けると神楽の長いまつげが見えた。  
大人の大きな体に跨るので神楽の足は大きく開いている。  
チャイナ服のスリットからはみ出たスラリとした足が目に入る。  
もうここまで来るとこのまま男根をぶち込んで神楽を揺さぶって  
めちゃくちゃにしたくなって来るが、大人なので我慢する。  
神楽の足の肌は薄い張りのいい膜が一枚あるだけのようで  
めちゃくちゃ柔らかかった。骨が細いのか、見た目が細っこい割にさわり甲斐があった。  
指をバラバラに動かしながら両手で揉みしだく。  
 
二人の鼻息も荒くなっていく。  
銀時の舌が神楽の口をひと舐めすると神楽も舌を出した。  
神楽は動物がそうするように鼻をつんつんとつけて舌を送って来た。  
神楽の小さい舌を男の舌で包むと唾液がとろとろと出てくる。  
神楽が気持ちよさそうに目をぎゅっと瞑っている。  
顔を横に倒してもっと深くまで味わおうとする。  
可憐で艶やかな舌が男の口の中に入ってくる。  
男は貪るように舌を吸う。  
神楽の口が大きく開く、そして舌同士を弾き合うと  
ぴちゃぴちゃと唾液が混ざった。  
お互いの鼻息がかかる。  
「ふぅぅ…ん……」  
神楽がたまらなくなって声を出す。  
銀時の手は足を揉んだり、腰を擦ったり背中を撫でるだけだ。  
神楽はもどかしくなって銀時の髪をぐしゃぐしゃと撫で  
腰を揺らしたりしだした。  
すでに神楽の秘所を守る布は汗と体液でぐっしょりと濡れていた。  
 
神楽が口を離し、上体を起こした。  
よく晴れた空の下で息を荒くした少女がこっちを見ている。  
風がそよぎ桜の花が舞っている。  
「銀ちゃん…これもう入るネ。いれるネ」  
股間を押さえながら言う。  
「まだ早いって…どんなになってんだよ神楽」  
銀時がスリットをずらすと神楽の白い下着が見えた。  
皺が筋になっていて神楽の線がよく分かる。  
誘われるように手を伸ばしそこをつついた。  
ぷに、と柔らかく力を入れるだけでそこはへこんだ。  
「ふぁぁ……」  
神楽は腰を浮かしてしまう。  
すると神楽の愛液が銀時の服と神楽のパンツの間で伸びた。  
「濡れすぎだろ」  
とため息まじりに男は言った。  
「オロCのせいネ」  
「銀さんのせいだな」  
いよいよ調子乗って来た銀時は神楽の足を掴みM字座りのようにさせ  
パンツを引き上げた。  
神楽のそこだけむあっと熱があるように見えた。  
オレンジ色の陰毛がうぶ毛のように生えていた。  
双丘はぴったりとくっつくようにしてそこを守っている。  
だが押さえられない欲がはみ出しとろとろと川を作っていた。  
神楽は顔を真っ赤にさせ目はうつろだ。  
静かに「銀ちゃん早く」と困った瞳で訴えた。  
 
チャイナ服の上半身を見ると二つの膨らみの上に小さな粒が主張していた。  
「お前ブラジャー買わないとな」  
「ん…はぁ……ウン…」  
神楽の乳首を服の上から擦ると神楽が腰を動かして答えた。  
すると愛液が銀時の服と神楽の股で擦れ、くちゃくちゃと鳴った。  
まどろっこしい刺激に神楽の何かが壊れそうになっていた。  
体が痺れて力が出ない。  
神楽は自らホックをはずし服をはだけさせ胸を露出させた。  
桜の花の色のような乳倫だった。  
花の真中のように乳頭の先は色を濃くしてツンと立っていた。  
銀時も上着を脱いで下のズボンも少しずり下げ  
神楽を上に乗せたまま抱きかかえ神楽の首を舐めた。  
神楽が自分で自分の秘肉を触ろうとするので制止する。  
すっかり起ち上がってしまった肉棒を神楽の前に持って来て神楽にしごかせる。  
神楽の小さな手を男は包んで教える。神楽に力の加減を教える。  
肉色をした男根は少女には不釣合いだった。  
白い手が上下に動くたびにくちゃくちゃと鳴る。  
神楽の手が亀頭に届くと我慢汁が削ぎ落とされるように手の平から溢れ  
手の甲へ流れるのだ。  
 
銀時は神楽の柔らかい刺激に酔いつつその二つの膨らみを犯しだした。  
背中を曲げて首筋から胸まで舐めてやる。  
控えめに主張する乳房は大人の大きな手で包むとすっぽり納まってしまった。  
「あ…あ…ん…っ」  
親指で乳首を弄くりながら脇腹辺りをくすぐる。  
それも快感になってしまうのか神楽は身悶えた。  
「ひゃっヤン…」  
めちゃくちゃに親指で弾いても戻ってくる乳首の弾力を手で楽しみつつ  
右胸は舌を当てるだけにした。  
だが神楽がふるふると震えるので舌のざらざらから刺激を受けてしまい  
だんだん震えが大きくなる。  
「ふぁぁぁん…!」  
舌を回すように動かすと神楽は大きな声を出した。  
銀時が右手を背中に左手を腰に抱きかかえるようにし  
神楽の体を海老のように反らせる。  
目の前に置かれた二つの実を右胸左胸と行き来するように  
めちゃくちゃに舐め犯した。  
「んく……ッやぁ、ぁ、あ」  
神楽は空を見つめて快感に耐えている。  
銀時が体制を崩したので性器に手が届かなくなり亀頭をつつくだけになった。  
「もォ、入れ、ぎんちゃ……」  
行き来する乳首の間から胸のなだらかな谷間。そしてまた乳頭へ。  
乳頭を舌で倒してこね回して吸われ、唾液を残しながらまた谷間へ移動し片方の空いていた乳首へ。  
ぴちゃぴちゃ…ちゅっちゅっと音が大きくなるにつれ快感も大きくなる。  
「…ァッ…ァッ…あ!だめッ…!」  
神楽の体がビクビクと震えた。  
乳房もふるふると震え銀時の唾液が脇腹へ流れた。  
白い足の真ん中から愛液がドロリと垂れた。  
 
「おっぱいだけでイッちゃったのか?」  
神楽は顔を蒸気させ銀時の性器を触るのを諦め  
自らの手をあごに置きながら息を整えている。  
銀時の我慢汁の臭いを感じて顔を赤くする。  
「オロCの…せいネ…」  
「銀さんのせいだな」  
 
銀時が神楽の秘部に触る。ぴったりと閉じられていた双丘は人差し指でつつくだけで  
くぱぁ、と開いてしまった。  
そこから流れる物が神楽の股の下をびちょびちょに濡らしている。  
「神楽ァ漏らしたみたいになってんぞ」  
「銀ちゃ…が早く入れてくれないからアル」  
神楽が涙声で銀時の陰茎を掴んだ。  
「まだだ!まだ入らんよ!」  
「もう我慢できないネ」  
もう一度銀時を押し倒して肉棒をしこりながら自分の肉壷へ誘い込む。  
「ふぅ…うん…んんっ」  
なかなか入らないが剥けてないクリトリスや膣の入り口に当たって感じてしまう。  
神楽のドロドロとした花弁が銀時の鈴口に吸いつく。  
銀時は神楽の腕を掴むので精一杯だった。  
神楽が泣きそうな顔をしている。  
「あ…!」  
男の肉塊でやっと自分の入り口を探り当て腰を落とそうとする。  
でもなかなか入らないし痛い。  
「神楽…まだ全部入れないで入り口だけでこすってみろ」  
神楽は忠告を無視して入れようとするので銀時は細い腰を手で持って  
銀時の言葉の通りにして見せる。  
「んっんっん…!」  
くちゃくちゃと粘膜がこすれ入り口が馴らされていく。  
亀頭を半分くらい包んで神楽の割れ目はその形に広がっている。  
瑞々しい桃のような透明感のある神楽のおまんこはぷりぷりとはじける。  
「あ…あ…もう…子供じゃないッ…アル…銀ちゃ…」  
神楽が顔を真っ赤にさせて涙目になっている。  
前かがみになって腰を落とし男の肉根を半分ほど一気に包んでいった。  
「んぐ…!」  
ずちゅ…ッと音がなり神楽は股が裂けるような痛さを覚えた。  
十分には濡れていたもののまだ幼いそこは男の肉棒を跳ね返すような強さで  
締め付ける。  
 
神楽は気を使われるのが子供扱いされているようで嫌だったのだ。  
銀時が大事な女の子を扱うように接しても、それは逆効果だった。  
「んあ…あ…あ…」  
銀時は神楽の気持ちに答えてやろうと神楽の腰を掴み、下に降ろした。  
みちみちと裂け目が男の肉棒で埋まり神楽の中で煮込むように溜まっていた  
蜜を血と一緒に押し出した。  
 
はぁ、はぁ、と神楽が息をつくと銀時は神楽の割れ目に覗く  
肉の重なりを上に引っ張りクリトリスを外気に触れさせた。  
しめったそこが空気に触れるとそよ風だけでも神楽は敏感に反応してしまう。  
「はぁ…!っ……ぁぁぁ…」  
男の肉茎を包む痛みが緩くなっていく。  
神楽の陰核は勝手に大きくなり痛々しいほどに主張しだした。  
銀時が手を離してもクリトリスはツンと上を向いたままになった。  
神楽は自分のそこがどうなっているのかも何をされたのかも分からず  
快感に打ち震えている。  
神楽の中は生き物のように銀時を締め付け蜜を吐き出す。  
ひくひくとそこが動くのをしばらく眺め銀時はいよいよ神楽の陰核を直に触った。  
「ぃああああアッッ!」  
銀時の人差し指の先が触れた瞬間神楽は電気を通されたように弓なりになり  
汗が飛び散らせた。硬直した後腰をくねらせもっともっとと秘肉を押し付けて来た。  
腰を回して肉棒をしごき銀時の指にクリトリスを当てる。  
体は動くのに神楽の心は追いつかず「いやいや」と呟いている。  
神楽の痴態に銀時の遠慮も開放され神楽のそこをほじくるように腰を振りだす。  
「あっ!あっ!あっ!…ん!…ぁあっ…あ!」  
カリで愛液を掻き出されぐちゅっぐちゅっと性器同士がこすれ合う。  
ぴったりと張り付く神楽の肉壁から銀時が離れるたび空気が入り  
また肉棒を突きこまれるのでぶちゅっぶちゅっと音に変化が出てきて  
二人の体液は泡立つように混ぜ合わさった。  
「ふぁっふぁっ…あああ…んっ銀ちゃん!また…」  
神楽の肉壷が締まり銀時をしごきあげるのと同時にもっと激しく突き上げる。  
堅い杭を神楽の体に刺すようにずぶっぶちゅ、ずぶ、と奥まで掻き鳴らす。  
ぱんぱんぱんと二人の腿が触れる音がする。  
桜の華やかな空気とは別に二人のいる場所だけ異質だ。  
汗と体液の臭いがそこらじゅうに舞って溶けていく。  
「いぁ…っやん……ぁ…ぁ…やぁ…ッッ」  
桜の花びらのゆっくり落ちる動線をかき乱すように神楽が上下に揺さぶられている。  
少女の細い腰を掴み後ろから前へ上から下へ神楽の膣の中を陰茎ですべてこするようにすると  
ずっちゅずっちゅと粘着質な音が鳴り続け快感が這い上がり腰が上ずってきた。  
「あ、あ、あ…ぁぁあああああああッッ…」  
神楽が銀時の肉棒にほじくられどうしようもなく達してしまうと  
蜜を吐き出しながら神楽の中はうねるように痙攣した。  
「ふっ…く…」  
裏筋からカリの隙間までぴったりと張り付いてくる神楽の肉に吸いこませるように  
腰を奥まで突き入れ銀時は精液を吐き出した。  
びゅーっと小便のような勢いで出るそれに神楽はびっくりして腰を浮かせた。  
陰茎が飛び出しびゅっと神楽のお腹にかかった。  
 
「神楽」  
銀時は神楽の頭を掴み接吻をし腹をくっつけるように抱きしめた。  
精液がぬるりと神楽の体に張り付き神楽は震えた。  
潮くさい磯の臭いが神楽の鼻をくすぐった。  
あそこから精液が流れ出ている。痙攣が治まり銀時の暖かい体温に目を瞑っていると  
お腹に挟まれた欲棒がまた大きくなってきた。  
「銀ちゃん…?」  
「なんか…今ごろ回って来たみてェだな…オロナミンC」  
銀時は神楽を抱えると正常位の格好にして神楽に覆い被さった。  
神楽の中の肉壁はまだ青臭いのに銀時を包みこむようにしごきあげるのだ。  
「神楽ちゃんもっかい味合わせて」  
と謝るようにポーズをした直後すぐに肉棒を神楽の秘所へ滑り込ませて来た。  
「あ、あ、銀ちゃん人来ちゃう……!」  
神楽は既に三度もイキ、先ほどの怖いくらいの快感に怯えていた。  
だがビクビクと動く肉塊に神楽の花びらが絡みつき動きを押さえてしまう。  
二人の体液が混ざり合った肉の花びらがくっつき銀時の肉棒を留まらせてしまうのだ。  
「大丈夫だってお前のここもくっついてくるし」  
「あぁ…っ…ッッんう…んッ」  
神楽の意思とはまた別に腰が浮いて銀時の欲棒を誘い込む。  
ずん…っと銀時が腰を突いたかと思うとまたすぐ腰を引いた。  
神楽の花弁が肉棒をひっぱり離れようとしても離してくれない。  
鳥肌が立つ程二人は感じている。  
「銀ちゃ、人、人…来るヨ…来てるヨ…やん…ッ!」  
神楽の可愛い嘘だとしか思わず銀時は神楽の股を上から押さえ腰を突き続ける。  
ずっちゅずっちゅと早くも二人の性器が蕩け合い、粘膜がこすれる音がする。  
下半身の痺れに身をまかせ銀時は神楽に息を吹きかけてしまう。  
そして神楽の息を吸いこむようにまたキスをした。  
神楽の高い声が銀時の口の中に封じ込められる。  
完全に形や癖を把握してしまったその舌を愛撫する。  
神楽の喘ぎ声がなくなると周囲の音が聞こえるようになり  
銀時は土手の上に向こうから人が来るのが分かった。  
自分の来ている着流しごと神楽を抱きかかえると土手の方からは死角になる  
桜の木の後ろに立つ。  
神楽と繋がったまま駅弁の状態で神楽を桜の幹に押し付ける。  
「神楽あんま声出すなよ」  
上ずった声で神楽に命令すると神楽は「ひぃやぁぁ…」と拒否した。  
「神楽ちゃんは見つかりてんだな」  
と言うと神楽は自分で口を押さえて銀時のされるがままになってしまった。  
神楽の足の膝の裏を掴み上に挙げて木の幹に押し付ける。  
そのまま銀時は神楽の蜜穴に突き入れる動きを開始した。  
 
着流しで神楽を隠しているものの神楽が声を出せばすぐに見つかるだろう。  
銀時に腰を揺さぶるたびにぶちゅぶちゅと鳴る。  
この音が聞こえると思った神楽は足を閉じようとしてくる。  
「ん…ん……ッッ…ッん」  
先ほどの怖い程の快感が神楽の中で高まってくる。  
「こうした方が気持ちいいのか?」  
神楽の足を肩にかけて膝はくっつけて腿を閉じさせる。  
入り口が余計に締まり突き入れる時に力を強く入れることになった。  
神楽のヒダに抵抗される変わりにそこを抜けると加速して奥まで突き込んでしまう。  
蜜壷の中がうねるように裏筋を舐める。  
奥に行くたびに神楽の幼い子宮の入り口が銀時の鈴口にこりこりと当たる。  
神楽も奥を刺激されて体の芯が快感に震える。  
体中を突かれて銀時に揺さぶられている感覚に陥り口が開いてしまう。  
「ふぁ…や…あ…!」  
とっさに銀時が神楽の口を自分の胸に押し付ける。だが腰も止まらない。  
土手の道では三人の中年が歩いているのが見える。  
激しく揺さぶられ神楽の白い足が揺れる。  
神楽の穴を突くたび二人の体液が粟立ち下に落ちる。  
神楽が銀時の背中にしがみ付き歯を食いしばっている。  
「ひぃ…ん…ッッ…ん…ぃ…っゃ…ッ」  
悲鳴をあげるようにして神楽は快感に耐えている。  
中に入ってくる塊がまた少女を絶頂に誘ってくる。  
「神楽、もっかいイッってみろ」  
銀時がそう言うとぢゅぷッぢゅっぶッぱんっぱんっと音を激しく鳴らしながら  
神楽を自分の肉杭で木に打ち付けるように責め立てた。  
また神楽の足を開きぴったりと上半身をくっつける。  
神楽の堅くなった乳首が銀時の胸の下あたりで擦れている。  
胸がふるふると揺れ神楽がいやいやと顔を振るのを銀時は上から見ている。  
剥き出しのままのクリトリスが銀時の陰毛と肌に擦られ火傷するように熱い。  
「……っっんっ…ぁぁぁあああ……あ!!」  
 
何度も子宮口を突付かれ神楽も我慢できずにイッてしまった。  
肉壷は精液を絞るように蠢く。  
神楽の足がガクガク震えびちょびちょと愛液が落ちている。  
だが銀時はまだ腰を激しく動かす。  
「神楽ァ……やばい一人こっち見てる」  
ぶちゅぶちゅぶちゅと音が途切れずに続いている。  
中年の三人の中の一人が立ち止まってこっちを見ている。  
「ふぁっふぁっあっ……んぐッッやだぁやだぁやだぁ」  
何をしているかは気づかれていないが音がわずかに聞こえているようだ。  
「お前声でかいんだよ…っ」  
やばいと言いつつも銀時は気にせず神楽の中をこね突き回す。  
「ひゃん…ッゃァ……ぁぁあっんッ」  
銀時に腰を揺さぶられるとまた下半身が痺れ陰核も乳頭も銀時と擦れ合ってイキそうになる。  
「神楽ァおっさんに見られながら銀さんのちんぽでイクって言ってみ」  
神楽の壊れそうに柔らかい尻を下から掴み上げ揉みしだきながら淫棒を突く。  
銀時の肉棒がまた大きくなり堅くなるのを感じて神楽は涙を零しながら「ヤぁヨ」と鳴いた。  
膣の入り口まで抜いて奥まで入れる動きを繰り返す。  
ぬっぽんぬっぽんとまぬけな音がする。  
「お前が言わないとやめねェぞ」  
ぬ゛ッぶちゅッぬ゛ッぶちゅッ…銀時が腰の角度を変えるともっと派手な大きい音がした。  
「やだぁ…あっ…やだぁ…ッ…」  
「言ってみ」  
銀時の腰は尻文字でも書くように「の」の字に動く。  
神楽のいいところばかりを刺激するので神楽もまともに喋れない。  
「らめ…見られ…」  
「おっさんに見られて?」  
「ッ…っさんに見られてぇ…っイッちゃ…」  
「何でイッちゃうんだよ」  
ぬ゛ッぶちゅッぬ゛ッぶちゅッ…  
「銀ちゃんのちんち…ん」  
「おちんぽな」  
「…んっおちんぽ…ッ」  
きゅうっと神楽の中が締まる。  
入り口まで抜く動きから奥の壁ばかりをこすり上げる動きに変え神楽を翻弄する。  
「もっかい最初から言ってみ」  
スピードを上げて神楽の中で自分の肉棒を好き勝手にしごく。  
神楽の尻の肉をぎゅっと掴み中指で尻穴を押している。  
「銀ちゃんのっ!おちんぽで…っっ…ぐちゃぐちゃされるの…おじさんに見らぇて…ッ」  
「うん…」  
ずっぷちゅちゅぷ……ずっずっずっずっ……  
「イッちゃ…ア…ああああああああっ…ああああッッッ!」  
ピストンを加速してパパパパンと腿を鳴らすと神楽の尻から汗が震え落ちた。  
これ以上ないほどイッてしまい神楽が悩ましげに腰をこすりつけてくる。  
神楽のクリトリスがくにくにと潰れるのを感じながら銀時は自分の硬直を開放した。  
(ぶりゅッ…どぷ…っ…)  
いったん膨らんだそれは弾けるように神楽の中を叩く。  
神楽はびゅうーっと音が聞こえているような気がした。  
それが後ろにいる人に聞こえるのではないかと頭では思うがどうにもならなかった。  
神楽は快感を貪るためいまだに腰をくねらせているし  
銀時は長い射精を味わった後も神楽の子宮に送るように残党を擦りつけていた。  
 
道を歩いていた三人はいつのまにかいなくなっていた。  
見られたのか見られてないのか分からないが  
神楽は視られてると思って感じてしまったことに自分で怒っていた。  
「私は変態じゃないアル!銀ちゃんが悪いネ!」  
「オロナミンCのせいだな」  
結局オロナミンCのせいということで話はついた。  
神楽の体に汗ではりついた桜の花びらがたくさんついている。  
笑って取ってやるとまた神楽が怒る。  
乳首を摘んで「間違えた」と言うとまた怒る。  
 
帰りの途中手を繋いであげるまで神楽はずっとぷんぷんという効果音がついていた。  
 
 
 
 
 
終わり。  

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