10月10日は金曜日で晴れ。
「あ〜、雲1つねえ空だな〜」
いつものように銀時は万事屋で寝ていた。
するとそこに音もなく誰かが寄ってくるのを気付かないふりをして目を閉じた。
「たまにはこっちから来てやったぞ」
声の主は月詠であった。
「ええっ?」
煙草の匂いがしたのでお登勢と勘違いした。
だから目を閉じていた。
(ちっ、パンツ見損なった…)
そう心の中でぼやいていると月詠が言った。
「お主、今日は誕生日だと聞いた」
「まぁな、夜は誕生会してくれるそうだ」
とまあ2人は会話をする。それで月詠が呼びに来たのかと銀時が思った瞬間であった。
「では、始めるか…」
いきなり月詠は銀時の前に膝をつくと作務衣のズボンの中からナニを取り出した。
「え〜、おい、何ですかぁ〜!」
驚き半分期待半分で銀時が叫ぶ。
「元気がないな、糖尿か?」
などと文句を言いながらも月詠は慣れた手つきでナニを撫でて口に含んだ。
「ほっおっ!!」
絶妙な舌使いで敏感なところを刺激してゆくと流石にナニも硬くなってゆく。
くきゅうぅぅ!!
口に頬張り強く吸ってゆくとナニが脈打つ。
(わ、わっ、出そうだ!)
そう銀時が思った瞬間唇が離れた。
唾液で濡れたナニが木刀のように鈍く光っている。
「お、おい! ちょっと!」
それは無いだろうと憤慨しかけた時…。
「たまにはこの鞘に収めてみぬか?」
スリットから惜しげもなく美脚を拡げてみせる月詠はパンツを穿いてなかった。
(網タイツの弁天様が御開帳かよ!)
大奉仕とばかりに自分で陰部も拡げてくれた。
ハートの形に刈り揃えられた陰毛。
その下には紅真珠みたいなクリがヒクヒクと蠢いていた。
「あ、ああ…」
余りにも思いかけない展開で気の利いた返事が出来ない銀時を尻目に月詠が動いた。
つまり、自分から挿入させたのである。
ぬるんっ!!
膣壁にあるザラザラした感触は確かに太夫の名に相応しい名器である。
「わっちに前戯など無用じゃ」
銀時と繋がり見つめ合うと月詠は言った。
「夜まではまだ時間がある」
楽しませてやるぞと呟いて腰を動かす月詠であった。
(おしまい)