新しくなった吉原では今一番人気が高いのは遊郭風の連れ込み宿である。  
男はごく普通の姿なのだが女は花魁の姿になって一夜を楽しむという趣向の宿である。  
そこでは当然男が一人でやってきて好みの妓を呼び寄せてやるのも可能であった。  
 
今夜もそういう客が一人やってきた。客の名前は阿伏兎。  
どういうコネを使ったのか彼の前には太夫の姿をした神楽がいた。正しくは数分前まではである。  
「へぇ、膜は破られたばかりか…」  
あっという間に神楽を全裸にして両手を帯で拘束した阿伏兎は大きく開脚させたのを閉じられないように自分の体を脚の間に入れた上で陰部を弄っている。  
器用に左手だけで薄紅色のヒダを捲り穴を拡げて見つめる。  
「うっ…、んっ…」  
厭な奴だと思いながらも愛撫されてどうしても悶えてしまう神楽は顔を背ける以外の行動は出来なかった。  
(総悟のヤツ、ワタシを売ったアルな…)  
あのドS王子のことだ。このシチュエーションをどこかで眺めながら楽しんでいるに違いない。  
そう思いながら夜兎の血を抑えるのが精一杯の神楽は、  
「残念だったアルな、お目当ての妓がこんな傷物で」  
誰に対して言っているのかわからない言葉を投げつけた。  
「いや、このほうが一層燃えるし萌えるなぁ」  
破れた膜を舌で舐めるといきなり神楽の中に挿入した。  
(最初にここを味わった奴を殺す楽しみが出来た)  
阿伏兎の中でまだ会った事のない総悟への憎しみの炎が燃えた。  
「あうっっ!!!」  
強引すぎて神楽の陰部が引きつる。処女喪失は一度目よりも二度目の挿入のほうが痛いと日輪が語っていたのを思い出す。  
(「でも、それに耐えないと晴太みたいな子どもには巡り合えないのよ」)  
その言葉が今神楽を支えている。  
「おやおや、随分としおらしくなったねぇ」  
腰を激しく動かしながら阿伏兎は思った。  
「夜は長い。朝まで付き合って貰うよ」  
そう言うと神楽のクリを弄くるのであった。  
 
(おしまい)  
 

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