その日新八は万屋の財政難と銀時神楽にパシらされることで  
いつになくいらついていた。  
「ったくあいつらいつも人をパシリに使いやがって!僕をなんだと思ってんだコンチキショー」  
新八はいちご牛乳と酢昆布を買いにスーパーまで行った帰りだった。  
「…ただいまー」  
「おかえり新八。酢昆布ちゃんと買ってきたアルカ?」  
わざわざでむかえてくれた神楽だったが意識は酢昆布にしかいってない。  
「はいはい買ってきたよ。ほら」  
神楽はすぐに食べてしまうためどうせならと四つ買ってきてあげた。  
「わぁ、四つも!でかしたネ新八ィ!」  
そう言って神楽は笑う。  
(神楽ちゃんてやっぱ普通にしてれば可愛いなぁ…)  
神楽の笑顔を見た新八がそんなことを思うとさっきまでのイライラがムラムラに変わってきた。  
二人で居間に入ると銀時の姿がなかった。  
「あれ?銀さんは?」  
「銀ちゃんマダオと飲みに行ったヨ。相変わらずダメ人間ネ」  
「はぁー!?金もないのになにやってんだあの天パ!!」  
毒づきながらもしょうがないのでソファーに座ると神楽もとなりに座ってきた。  
「神楽ちゃん…これ二人で飲んじゃおっか」  
そう言って袋からいちご牛乳を取り出す。  
「まじでか!新八今日はいいやつアルな〜」  
笑いながら神楽がくっついてくる。  
すると新八はさっき感じたムラムラをさらに強く感じた。  
(な、なんだこれ!やばい!僕神楽ちゃんに欲情してる!?)  
新八のあせりなど気にせず神楽はさらにくっついてくる。  
「新八、いつものお礼ヨ」  
そう言って神楽は新八の頬にキスをした。  
新八の中でなにかが切れた。  
 
神楽をそのままソファーの上で押し倒した。  
「しっ新八!?何するネ!?」  
神楽は呆気にとられて動けないでいる。  
「…神楽ちゃんごめん、今日僕イライラしてるんだ…」  
言いながら神楽の服のボタンを外していく。  
(もしかして私新八にヤられるアルか?)  
神楽の頭の中は不安と期待が入り混じっていた。  
神楽はいつも優しい新八に少なからず好意を抱いていたのだった。  
そう考えている内に新八はどんどんボタンをはずしていった。  
焦った神楽はすぐに服を抑えた。  
「やっヤメテヨ新八!こんなのやーヨ…」  
いつものように殴り飛ばせばいいのだが新八としてみたい、という気持ち  
もあり完全な抵抗はできないでいる。  
「神楽ちゃんが悪いんだよ、銀さんに聞いたでしょ、男は獣だって」  
新八は神楽の手をどかし、服をぬがしていった。  
「なのに、好きでもないのにキスなんかするから」  
それを聞いた神楽は目を大きく見開き言った。  
「好きアル!!」  
 
「え?」  
驚いた新八は手をとめる。  
「私、新八のこと好きネ…優しくていつも隣にいてくれる…新八が大好きヨ」  
神楽は頬を赤くしながら言う。  
「ほ、ほんとに…?」  
「ほんとアル」  
 
しばらくの沈黙の後、下着だけの神楽が起き上がり新八に抱きつき耳元で呟いた。  
「新八なら…してもいいアルヨ」  
それを聞いた新八は神楽を抱きしめ返しキスをした。  
おそるおそる舌を入れて絡ませていく。  
神楽も最初はとまどっていたが舌が触れ合う気持ちよさに夢中になり、二人は  
互いの舌を押し付けあうようにして、激しく絡め合った。  
「ん…ちゅむ……ぷ…はぁ…新八…」  
「神楽ちゃん…」  
新八は神楽の下着も取り去り、白い肌と小さな胸を露にさせる。  
「うぅ…恥ずかしいヨ…」  
はだけた胸を隠そうとする神楽の手を、新八はゆっくりと横にずらしていった。  
「大丈夫、すごく綺麗だよ」  
そういって神楽の胸をゆっくりと揉んでいく。  
「…ん…ふぅぅ…あ…熱いヨぉ…!」  
さらに小さく膨らんできた乳首を舌で弄ぶ。  
「ひゃ!しんぱ…あっ…それ…ダメアル!」  
しばらく胸を攻めていた新八は、おもむろに神楽の下腹に手を差し入れていった。  
「ふぁぁっ!新八、そこは…あっ!」  
「うわ、すごい濡れてるよ」  
「バ、バカ!変なこと言うなエロメガネ!」  
神楽の言葉を無視してどんどん秘部をなぞっていく。  
「あ、やぁ!ぁ、あん!」  
なぞるたびに神楽は声を上げ、体をビクつかせる。  
なぞるだけでなく指もいれて摩擦する。  
「あ、はぁはぁ…新八、もうだめ…はぁんっ!!」  
指を奥まで入れると神楽は体を震わせて達してしまった。  
指を引き抜くと神楽は虚ろな目をして息をしていた。  
そうしてるうちに新八のものは最大まで大きくなっていた。  
 
新八は一旦神楽から離れ、きている物をぬいでいった。  
「はぁ、はぁ…新八の…おっきくなってるネ…」  
「神楽ちゃん、これ舐めてくれる?」  
神楽はそれを聞いて戸惑ったが、新八が自分に興奮している事が嬉しくて  
片手を添えて舐め始めた。  
「ん…ちゅっ、んぅ、はむ、んんぅ…」  
「う…いいよ、神楽ちゃん…」  
最初は先っぽを舐めているだけだったが快楽に浸っている新八を見ると、奥まで  
くわえこんで舌で舐めまわしていく。  
時折、チラチラと新八の表情を見て自分も興奮していく。  
「あぁ、もうでる…神楽ちゃん口離して」  
新八が言うが神楽は無視して行為を続ける。  
「ちょ、神楽ちゃんやばいって!あぁ…」  
新八は神楽の口の中に出してしまう。  
新八のものから口をはなした神楽は精液を飲んでしまった。  
「か、神楽ちゃん!それ、あんまり飲むものでもないと思うよ」  
「…新八のだからいいネ」  
「神楽ちゃん…」  
神楽は新八に軽くキスをし、足を開いて言った。  
「新八の…ほしいヨ」  
それを聞いた新八はすぐに自身を復活させかがみこみ、神楽の  
秘部に自身をあてがった。  
 
「いれるよ…」  
神楽は小さくコクリとうなずく。  
神楽の腰を両手でつかみ、ゆっくりと自身を神楽の中に埋めていった。  
「いっ…たぁ…ぃ」  
神楽は苦しそうな表情をする。  
「く…神楽ちゃん、もうちょっとだから」  
「しんぱ…手、握って…!」  
差し出された小さく白い手に新八は自分の指を絡め合わせた。  
 
「…はぁ、入ったよ」  
神楽はそれを聞くと嬉しそうに微笑んだ。  
「動いていい?」  
「ん…ゆっくりネ」  
それを聞いた新八は神楽の様子を見ながらゆるゆると腰を動かしていく。  
「あっあっあぁ…」  
ゆっくり動かしながら秘部の上にある小さく膨れた豆をクニクニと摘んでみた。  
「ひあぁっ!そこ…あぁ!気持ちいいヨぉ!」  
そこを摘みながら腰の動きをだんだん早めていく。  
「あっあん!ああぁ!新八、いいよぉ!」  
すでに痛みを快楽が上回っていた神楽は自らも腰を動かす。  
「か、神楽ちゃん…僕もうだめ…!」  
「わっ…私も、アッ!イクッ!イッちゃう!」  
神楽が腕を新八の頭にまわした。  
「し、新八…チューして」  
新八がキスをして腰を深くついた。  
「んんっんー!!」  
二人は舌を絡め合いながら同時に果てた。  
 
 
 
「どうしよう、中にだしちゃった…」  
二人でソファーに並んで座り、新八が言う。  
「別に大丈夫アル。それに私はデキてもいいヨ」  
「いや、君がよくても僕がやばいんだよ…」  
新八がうなだれる。  
「それより…私たちもう恋人でヨロシ?」  
神楽が照れながら聞いてくる。  
「うん。好きだよ、神楽ちゃん」  
そう言うと神楽はとても嬉しそうに笑って抱きついてくる。  
新八は神楽の頭を一撫でし、銀さんにはいつ言おうか、などと考えながら  
可愛らしい唇にキスをおとした。  
 
 
 

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