「全部、バカ兄貴のせいあるネ」
「でもま、似合いますねぇ」
民主的に吉原を運営してゆく為、神楽が何故か新たな太夫に選ばれ、沖田も何故か客としてやって来た。
(花魁姿、結構いいなぁ…)
いつものチャイナよりも可愛い。そう思うと沖田の股間にある、暴れん棒が疼き始めた。
「うっ、何するアルカ!」
いきなり押し倒されて帯を解かれる。
「何って、ナニですぜぃ」
襟を大きく開かれて露わになった、小ぶりな神楽の乳房に触れながら、空いた手を裾に入れて弄る。
「ここでするアルカ?」
一応、ここは客間である。誰かに見られる。
(あっちに寝間があるのに…)
神楽は文句を言いたいその代わりに、股間を思い切り蹴ってやったが、空振りであった。
「おほっ、好い眺め」
利き足を蹴り上げたせいで、袖に通した腕のみが布に隠れただけの状態になっていた。
その足を沖田に掴まれて胴を挟み込まれると神楽は股間を隠すことが出来なくなった。
沖田の眼が陰部を捉える。息がかかる。
「へ〜え、パイパンか…」
指を伸ばして弄ると、プニプニとした感触が気持ち良かった。
「や、止めるアル!」
髪の毛を引っ張ったりするが無駄であった。
「こっちはもっとやれと言ってますぜぃ」
確かにピンクの陰唇から愛液が溢れていた。
見ているとズボンの中で暴れん棒が大きくなり先が擦れて痛い。
「うまい棒でも食べてみますかぃ?」
そう言ってベルトを外して取り出した。
「ちょ、それ、うまい棒じゃないアル!!」
必死でもがく神楽であったが、ここのところずっと花魁モードでいたせいか、力が全く入らないし、沖田の言う通りあそこが疼く。
(これがマミーの言っていた、女の夜兎特有の奴アルカ?)
要するに、地球の兎が三月になると発情するのと同じである。
「あっしもパンツ脱ぐから、おあいこというので勘弁して下せぇ」
要するに邪魔だし汚れるから脱いだのである。
沖田のそれが神楽の入口にあてがわれた。
「力抜けよ」
それだけ言って一気に突いた。
「いやあぁぁっっー!!!」
神楽の悲鳴が妓楼に響いた。
「まだ、ほんの先っぽですぜぃ…」
更に力を込めて、進入を拒むかのような膜を破った。
「痛ぁいアル!!」
眼から涙が零れて、穴からは血が流れてきた。
ミシ、ミチ。
奥へ奥へと沖田のそれが入ってゆく。
ピキ、プチ。
裂け目が拡がり神楽の痛みも増してゆく。
「う…、ひっく…」
しゃくり上げるように神楽が泣く。
(ん〜、少しだけやり過ぎたかな?)
涙を見て沖田は反省した。
しかし、神楽の中にすっぽり収まったそれはどうにも止まらなかった。
神楽の血を吸って大きくなったみたいである。
「太夫、これからが本番ですぜぃ」
覚悟しろとだけ言っておいた。
(う〜、キツキツですねぇ)
愛液と血液でヌルヌルとしてはいるが膣壁は凸凹があって棒に絡みつく感触は気持ちいい。
正し、沖田限定である。
ずるっ、ずりゅ。
「うぅっ、ひっく…」
裂けたところを何度も刺激するから、神楽にとってはこれが早く終わって欲しい。
「折角、女になれたんだから、もっと楽しみなせぃ」
そう言って神楽のクリを弄ってみる。
「あひゃ、ひぃ!!」
薄い皮膜に爪を立てられて、また別の悲鳴を上げる。
いつの間にか薄紅色の小さな乳首が硬くなっている。
激しく体を揺さぶられるから玉のような汗が流れ、その周りで踊っているみたいである。
「はぁ…、くふ…、ふぅ」
「上のお口も正直になってきましたねぇ」
今迄と違う、甘い神楽の声が漏れてくると、沖田も心の中で「よっしゃ!」と叫びたくなってきた。
繋がったまま体の位置を反対にする。
その弾みで神楽の腕から着物が離れた。
白くて細いその体が沖田に跨っている。
「あぁん…、うぅん…」
組み敷かれていた時よりも激しく突き上げるから、乳房が大きく揺れている。
(これから大きくなあれと祈りますかぁ?)
手で乳首も掴んで弄り捲る。
ふと沖田が繋がった部分に目をやると茶色の陰毛に、神楽の愛液と血液が先走りの汁に混じり泡立っていた。
「も…う、駄目アル…」
強すぎる刺激に神楽は気を失いかけている。
人工呼吸のつもりで唇を重ねる。
「んんっ、むぅ!!」
息苦しくなり目を覚ますのだが、沖田は離す気配はない。むしろ、舌を絡めてきた。
「まだまだ、これからですぜぃ」
一度、「抜か六」に挑戦したいと思っていた沖田は取りあえず一発目を出す為、腰を更に動かしたのであった。
《おしまい》