「…若…っわかっ…俺、もう…駄目ですっっ」
南戸が情けなく喉を震わせる。
それと同時に九兵衛のポニーテールの中に南戸の節だった指先が差し込まれ、もどかしそうに弄られた。
九兵衛は南戸の前に跪いて、彼の充血した亀頭をその可憐な唇に頬張っていた。
納まりきらない竿の部分は九兵衛の小さな手の中でにちゅにちゅと擦りあげられている。
「うっあっああああ!」
南戸はがくがくと膝を震わせ、あっけなく果てた。
サイズだけは立派な南戸の愚息から溢れ出す大量の精液が九兵衛の白い顔をびしゃびしゃと汚した。
「はぁっはぁっ……いまので…っ良かったのか……? 」
ほんのり頬を染め、瞳を子猫のように潤ませた九兵衛が尋ねる。
その純真無垢な少女の顔には、練乳のような雫が幾筋も垂れていた。
「若、流石です。この短時間に男に触れることは勿論、『ふぇらちお』まで習得されるとは。」
パチパチパチと賞賛の拍手を送りながら、東城はにこやかに告げた。
しかし、当の九兵衛は息を弾ませながら、当惑した表情をしている。
「僕は…本当におかしくなってしまったのではないのか?
前は男になんか、触れられただけで虫唾が走ったのに……今は全く平気だ……。
それどころか…自分から触れて、弄って、その醜い出っ張りを…口に含みたいとすら、思うんだ……」
「いいえ、ちっともおかしくありませんよ。年頃になれば皆そのように成長するのです。
大人になられましたね。おめでとうございます、若。」
自分の身に起きた異様な変化に戸惑う九兵衛と、そんな九兵衛にとんでもない『常識』を植え付ける東城。
いつもなら柳生四天王の他の三名がすぐさま突っ込んで訂正しているところだが、今日だけは別だった。
先ほど撃沈した南戸は勿論、西野も北大路も今日は東城の意見に賛同してしまう。
それもそのはず、今日の若は積極的に自分たちにエロい事をしてくれようとしているのだ。
そして東城は絶妙に若を『教育』して、もっとエロい事をさせてくれようとしているのだ。
我らが主たる美しい少女。極度の男嫌いで、かつ神速の剣の使い手。触れることすら敵わぬ存在。
その彼女が性的に興奮しきった状態で、自分から「男」を求めている。
誰がただで極楽へ行く道を己で閉ざそうか。
西野も北大路も下半身を露出させたまま、期待に頬を染めて成り行きを見守っている。
しかし九兵衛は東城の説明を聞いてもやはり不安そうで、己で己の肩を抱きしめている。
「でも……やっぱり変だ……さっきも南戸の…を、咥えていただけで…体の芯が…すごく熱くて…
僕は……何か病気なのではないか?」
ハァハァと苦しそうに息をする九兵衛を見て、四天王全員もハァハァと鼻息を荒くする。
「若……それを治すには、今しばらく私どもの言う通りにしていただかなくてはなりません。
心配は要りませんよ。世間一般の女子ならば、皆していることですから……」
九兵衛は眩暈と動悸の中で熱い吐息を漏らした。
彼女自身も信じられないくらい、その声は官能的で、己の声を聞いてさらに興奮してしまう程だった。
体の芯が熱く火照って、腹の奥、脚の間にある器官が九兵衛の中で蠕動しているのがわかる。
九兵衛の「女」の部分。男を受け入れ、子種を搾り取る器官。膣。子宮。おまんこ。
今まで、これほどまでに己が女であると意識した事は九兵衛にはなかった。
身の内に目の前の男たちの精子を注ぎ込まれたくて仕方がなかった。
先ほど吐き出されたばかりの南戸の濃い粘液が未だ九兵衛の顔には付着していた。
むせ返る精子の匂い。
その匂いだけで九兵衛はぞくぞくと背筋を震わせ、生唾を飲み込んだ。
猛る男根は4本。
形や太さや曲がり具合が異なったそれらは、皆一様に硬く屹立していて、先端から先走りがうっすらと滲むほど興奮していた。
いつもだったら気持ち悪いと顔を背けてしまうのに――いや。
本当はこうやって貪り求めたかった。自分が女であることを受け入れて、逞しく雄雄しい男の熱に身を委ねてしまいたかった。
ただ、怖かっただけだ。認めることが。自分の生まれた性や、本能的な欲求について。
九兵衛は男たちの目の前で着物のを脱ぎ去り、白く美しいその裸身を男たちに開いて見せた。
「んっああっはぁんっんぶっむちゅっ」
九兵衛は頬を上気させて、口の端から唾液を滴らせた。
口の中には先ほどの南戸よりもさらに巨大な西野の男根が凄い勢いで出し入れされている。
頤から滴った西野の先走りと九兵衛の唾液が首筋を伝って、九兵衛の裸の胸元に流れる。
ほのかにふんわりと膨らんだ可憐な九兵衛の乳房は、二本の男根によって愛撫されていた。
北大路が亀頭の先端で九兵衛の敏感な乳首をくりくりと刺激する。
南戸が押し上げるように、下乳を肉棒でつつく。
先走りでぬるぬるした男根をこすり付けられて、九兵衛の紅い乳首は歓喜で勃起していた。
三人の男たちのむせ返る欲望を感じて、触られてもいない九兵衛の蜜壺はすでにとろとろにほぐれている。
早くも男を受け入れたくて涎を滴らせていた。
未だ処女であるにもかかわらず、身も世もなく男たちを求める姿は――柳生家の跡取りならぬ、小さな野獣、か――。
本当は謎のウィルス、M−39−Rの影響でここまで発情しているわけだが、それでも九兵衛の乱れぶりは群を抜いていた。
どうやら性に対して免疫のない者ほど、強く影響が現れてしまうらしい。
しかし、可愛らしくも淫靡な九兵衛の媚態を見せられて、男たちも常日頃の本道を忘れて下等なオスに成り下がっていた。
誰一人としてこの異様な状況に異を唱える者は居なかった。
女ったらしの南戸は勿論。真面目な北大路。頑固な西野まで。
「んんっ…はっはやく…ぅ…、
ここが…じんじんして…疼いてるんだ……」
九兵衛は我慢ができなくなって、己で己の陰部をまさぐって見せた。
四つんばいになって尻を突き出し、浅ましく腰を揺らめかせている。
そんな九兵衛に歩み寄って優しく語りかけたのは、今まで一歩離れた場所からずっと九兵衛の痴態をビデオカメラに収めていた――東城だった。
「若……『ここ』ではわかりませんよ……
きちんと『おまんこ』と仰っていただかなくては……
さあ、正しく仰って下さい……。
『とろとろのおまんこに おちんちんが欲しくて じゅくじゅくに疼いちゃう』 ……ハイ!」
「とろ…とろのぉ…おまんこにぃ…おちん…ちんを…入れて…ほしくてぇ…疼いちゃうぅうっ」
「良くできました、若。 アップで可愛いお顔が撮れましたぞ!」
「東城は…おちんちん…入れてくれないのか……?」
「いえ……私は撮影するほうが興奮しますので」
瞳を潤ませて素直に反応する九兵衛と、にこやかな笑顔を崩さずに答える東城。
それまでの二人のやり取りを見ていて、残りの四天王三人は同時にこう思った。
(変態だ……)
(変態だ…)
(筋金入りの変態だ……)
「ゲストキャラ連れて来い!! ゲストキャラぁぁぁ!!!」
ぶち切れて叫んだ銀時の声をかき消すように飛び込んできたのは、黄色いつなぎの宅配便の娘――魔破のり子だった。
「あんっ! やだっ! 助けてっ、下さいぃっ!
だめぇ! 死んじゃうぅ!! 風を感じてないと死んじゃう!!
でも おまんこ感じてないと もっと死んじゃうぅうう!!」
のり子はバイクのまま万事屋内を走り回った。
カオス状態だった万事屋がさらに地獄絵図と化す。
さっちゃんはバイクが突っ込んで来ても動じずに、素早く飛び退った。
膝の上には双頭バイブで繋がったお妙を抱いている。
急激に動かれて膣奥を突かれたお妙が悲鳴をあげてさっちゃんに縋りつく。
女二人は非難した万事屋の机の上で、再び深く口付けながら、まぐわい始めた。
お登勢とキャサリンはわたわたと逃げ回り、武蔵っぽい人はいち早く万事屋から姿を消していた。
ヤルことだけやって去る手際の良さは、ホームレスの割りに侮れない男である。
問題は銀時である。
縛られ、身動きが効かない状態の銀時に向かって、暴走したバイクが襲い掛かる。
「ぎゃあああああっっ」
あわや、主人公死亡で最終回か、と思われた矢先、間一髪で銀時を救ったのはウィルスに犯されていない唯一の女キャラ――たまだった。
が。
「うおあああああああっっっ!!!!」
「ちょおっとアンタなんてことしてくれるんだいぃぃぃっっっ!!」
銀時が真っ青になって叫び、お登勢が正気に戻って血相を変えた。
たまは寸でのところで暴走バイクを止めた。それはいい。いいのだが。
止めに入ったとき、ウィリー走行中のバイクの前輪がたまの顔面を直撃し――たまの頭部はスポーンと飛んでいってしまったのである。
首なしのメイドロボは膝をついて床をまさぐった。
「頭…頭…」
「やっさんかお前はァァァ!! メガネ、メガネみたいに言うな!! 」
「ちょ…っ大丈夫なのかいっ? 源外! 源外のところに行くよ!!」
頭部を捜し続けるたまにツッコミを入れる銀時と、心配して駆け寄るお登勢。
年の功のお登勢はどうやらM−39−Rの影響が弱かったらしく、もうほとんど正気を取り戻していた。
だが、年若いお妙やさっちゃんは互いの秘貝を重ね合わせる快楽に夢中で、愛しの銀時の危機も万事屋の惨状も、まるで目に入っていないようである。
キャサリンは決して性的に免疫がないわけでもあるまいに、やはりこの期に及んで銀時の一物に手を伸ばそうとしている。ウィルスのせいなのか、日頃から欲求不満なのかは謎である。
この現状を作り出したのり子は失速したせいで呼吸困難に陥り、苦しそうに喘いでいる。呼吸困難と性的な興奮で苦しさも二倍である。
1人では最早ツッコミ切れない未曾有のカオスに溢れた万事屋内で、銀時はあの男を思い出していた。
普段は地味な駄メガネ――万事屋の雑用、しかし、江戸一番のツッコミ使い――。
「し、新八を呼べぇぇぇっっ!!!」
そしてその頃、当の新八はと言えば、熱気溢れるコンサートホールにいた。
もともとライブ中のコンサートホールなど、熱気で溢れかえっているものだが、今日は特別だった。
アイドルおたく達の熱い声援や視線や妄想を、一身に集めるアイドル――寺門通は瑞々しい十代の肢体を、そのおたく達以上に熱くさせて、ステージに立っていた。
もちろん彼女もご多分に漏れず感染していた。エロエロウィルスM−39−Rに。
視線をとろんと蕩けさせて、頬を上気させた通は、アンコールを歌い上げた直後だった。
客席のボルテージが上ると、自然とお通の体も熱くなり、体内のウィルスを増幅させる。
体の奥を原因不明の熱に冒され、もの足りなそうに太ももを擦り合せながらも、やっとの思いでお通はライブを遂行しようとしていた。
本日の新八は単なる追っかけではなく、れっきとした護衛として、舞台袖でそんな彼女を見守っていた。
一介の親衛隊長がSPに雇われているのは大した出世と言えようが、あまりの地味さと人畜無害なその影の薄さに、マネージャーの通母から許可が下りたのが真相だ。
袖で通のライブをずっと見守っていた新八は、彼女がどこか胡乱な表情で膝を震わせていることに気づいた。
(お通ちゃん…具合が悪いんじゃないかな……
そりゃライブ中は汗もかくけど、いつもよりずっと顔も赤いし……)
長年彼女を見てきただけに、新八はその変化にいち早く気づけたのだ。
しかし、ライブはもうフィナーレを迎えようとしていた。
あとは、お通が袖にはけて来るだけ。
彼女の体調を気にしつつも、客席に目を送り続ける。新八の任務もあと少しを残すところ。
そんなとき、事件は起こった。
「みんな……今日は本当に…ありがとうきびうんこぉー!!」
<<とうきびウンコぉぉぉー!!>>
「通は…みんなの暖かい視線…いつでも感じてるんだ幼稚園プレイ
ファンの皆がいてくれるから…通は幸せでスクール水着
今日はみんなにも……通がどれだけ感じてるのか……見てもらいたい生挿入」
新八はそこでようやく、お通が異常な事態に巻き込まれていることを感じ取った。
お通は袖にはけてくるどころか、ステージの上にぺたりと座り込んでしまった。
声が上ずり、息も荒い。
お通語だって普段は語尾に可愛い(と、お通が思い込んでいる)モノを付けるはずなのに、今日は可愛いのニュアンスが微妙に違うマニアックで如何わしい単語がついている。
不安を感じながら新八が見守っていると、お通は尻餅をついたまま両膝を立て、徐々にその膝を左右に開き始めた。
ミニ丈のお通のステージ衣装では、前の客席には純白のお通のパンティが丸見えになる。
いや、前の客だけではない。前面に取り付けられたカメラによって、うっすらと割れ目から滲むかすかな染みまで、巨大スクリーンにはっきり映し出されていた。
うおぉぉぉぉおお!!と盛り上がる客席。
普段なら舞台監督およびスタッフが慌ててスクリーン画面を切り替えるか緞帳を下ろしてしまうのだろうが、M−39−Rは裏方スタッフまでもを巻き込んで広まっていた。
新八が気づかないうちに、舞台裏では女性スタッフが若い男性スタッフたちを軒並み咥え込んでいた。
肝心のお通の母であるマネージャーですら、舞台監督の高松の一物を熟女の舌技で扱きあげ、演出家の藤田の上に跨って腰を揺すっていた。
お通のライブと客席に眼を光らせることに夢中になっていた新八には、よもや背後でこんな光景が繰り広げられていようとは想像もつかなかった。
アゴが外れんばかりにあんぐりと口をあけた新八が、再びステージに視線を戻すと、そこにはさらに信じられない光景が広がっていた。
はぁ…はぁ…とお通の熱く湿った吐息がマイクを通して会場いっぱいに響き渡る。
マイクはさらに、お通の股間から漏れてくる、くちゅ…くちぁ…という淫靡な音まで拾って流した。
大勢の観客が見守る中で――お通は公開オナニーを始めたのである。
はしたなく大股を開いた姿をファンの男たちに見せつけながら、お通はその華奢な指先を己の花弁に伸ばし、左右に大きく開いて見せた。
「みんな…見…剃毛プレイ……これがお通の…おまんこでスワッピング…」
じゅぷっぢゅくっと淫らな粘液を纏いながら、お通の指が肉色の泉の中を出入りする。
「あんぅ…! みんなに見られて、お通のおまんこいっぱい感じてる四つん這いになったアソコにぶっといの挿入れてぇぇ!!」
最高に淫らで可愛いアイドルの破廉恥極まりない姿に、会場のボルテージは最高潮に達し、お通の指の動きも、それにつられるように激しくなっていく。
白い指先が濃い白濁色の愛液を淫穴からかき出す。
だらしなく舌をのぞかせた口元から涎を滴らせる。
腰は浅ましく前後に揺すられ、カメラに淫部を押し当てて、奥の奥まで観客にさらけ出すように見せ付ける。
まばゆいライトの下で少女は悦楽に溺れ、歓喜の悲鳴を何度もあげて潮を噴き上げた。
お通の姿、声、動き、それら全てが観客を虜にし、我慢できなくなった観客は次々に己で己の愚息を慰め始めた。
会場中が栗の花の匂いで噎せ返り、観客の視線も既に常軌を逸し始めていた。
ハァハァという荒い男たちの息遣いが会場を埋め尽くす。
欲望で眩んだ狼達の眼は、美味しそうな子羊の気持ち良さそうな肉色の穴に向けられている。
―――このままではお通ちゃんの身が危ない!!
一瞬会場の空気に一緒に飲みこまれ、己の肉棒を扱きかけていた新八だったが、そこで我に返った。
思わず、舞台袖からステージ上へと一気に駆け出し、お通に向かって叫んだ。
「お通ちゃん!! このままじゃ危険だ!! 早くこっちへ!!」
しかし、当のお通は快楽によがり狂っていて、とっくに脚腰が立たなくなるほど感じているようだった。
「あはぁ……新八君も…おちんちん硬くなってるねッちょりマンコぉ…
お通のオナニー見て感じてくれたん大好きザーメン!
すっごく嬉し淫乱まんこにお仕置きしてぇぇ…!!」
新八に向かって大股を開き、肌蹴た胸元からぷるぷると乳房を震わせて、淫語を連発するお通。
ピンク色の乳首が興奮で硬く勃起し、垂れた涎でてらてらと光る。
人差し指と中指で広げられたお通の肉壷から濃厚な蜜がとろりと垂れた。
とろんとした瞳で、新八に淫蕩な笑みを送るその姿を見て、流石の新八の理性もぷちんと切れた。
「お…っお通ちゃんんんんんん!!!!!」
飢えた悪魔達からお通を守ろうと飛び出したはずなのに、今や新八も目の前の淫乱な堕天使の虜になっていた。
袴を一気にズリ降ろし、臨戦態勢の息子を晒す。
新八のキャラに似合わず立派なオスにうっとりとタメ息をつくお通。
新八は憧れのアイドルと一つにならんと、その手をお通の透けるような柔らかい素肌に伸ばした―――その途端。
バシンッッッ!!!!!
一瞬、新八は何が起こったのかわからなかった。
右頬が痛い。なぜかしら。
「お通はみんなのお通なノーパンしゃぶしゃぶ! ……触るんじゃねぇよ、まるでダメなオタク」
お通はウィルスに冒されながらも、アイドルとしての道を全うし、駆け寄る新八に平手を見舞ったのだ。
アイドルは皆を悦ばせてこそ、アイドル。特定の誰かのものになってしまっては、アイドル失格なのである。
新八は痛む右頬を押さえながら言った。
「す…………すんまっせ〜ん……」
ところ戻って万事屋である。
「あっあっあっあっ!! すご…凄すぎます…!! ダメ!! こんなの気持ち良過ぎる…!!! 」
ピンクの髪を振り乱し、年若い娘はあられもなくよがった。
銀時の周りをバイクに跨り、ぐるぐる回っている。
体のラインを強調するつなぎのライダースーツの内側では、熟れた果実が快楽にうち震えていた。
びくんっびくんっと、時たま跳ねる腰の下――彼女の股座の間には、奇妙なファミコン――もとい、たまの頭部が装着されていた。
たまはライダースーツの股間に穴を開けて、その隙間からのり子の女の部分に舌を挿入させ、スクリューのように回転させていた。
バイクの座席とのり子の股間にガッチリ挟まれて、のり子にクンニを施している状態である。
のり子は興奮しきってバイクの回転速度を上げた。
それと共に銀時の周りを回るタイヤの軌道が狭まり、銀時が轢かれそうになる危険が一気に増した。
「うおぉぉいィィィ!!! なんなんだよさっきからよォォオ!!
ここはボリショイサーカスかァァァ!!! サーカスだけにたま×のりかァァァ!!」
悲鳴をあげる銀髪は、相変わらず縛られて虐げられている。
どうやらこのサーカスには猛獣とピエロは居ても猛獣使いは居ないようである。
踊り子でありつつ猛獣のお妙とさっちゃんは、曲芸師顔負けの状態で絡み合っている。
長い布状のロープで縛られ、逆さ吊りにされ、大股をひらかされたお妙の女陰に、さっちゃんは太い張型をじゅぷぢゅぽと抜き差ししている。
「ああん…お妙さん……貴女のおまんこからいやらしくてイイ匂いが溢れてるわよ……
私までいやらしくなっちゃう……ほら…こんなに太くて長いのが根元まで入っちゃったわ……
はああ……長剣を飲み込む曲芸師みたいね……
今度は私にこのカラーボールを埋め込んでみて……
人間ポンプみたいに手を使わないでマン力だけで遠くに飛ばすわよ……」
いがみ合っていた二人は、最早かけがえのないパートナーのように、淫らな曲芸を交互に披露していた。
ロープから開放されたお妙がさっちゃんのむっちりとした太腿を撫でさすり、肉厚の女陰の中にピンポン玉より一回りほど大きな玉をいくつも押し込んでいく。
「猿飛さん……クリトリスをこんなに勃起させて、本当にいやらしい人……
乳輪の大きな淫乱おっぱいの先っちょも、こんなにビンビンにさせてる……
弄って欲しいの? 苛めて欲しいんでしょう? でもまだダメよ……
まだおマンコに入れたボールも出しちゃダメ……許してあげない……
敏感なところには直接触らないで熱い息を吹きかけてあげる……
どうなの? 淫乱なメス豚! もう我慢できないほど感じてるのね!!」
お返しとばかりにお妙がさっちゃんを罵る。その度にさっちゃんはビクビクと体を震わせ、唇を噛み締めて身を捩じらせた。
オートリバースSM状態の女二人の横では、先ほど正気に戻りかけたお登勢が―――源外とまぐわっていた。
「まだまだ若いモンには負けんぞィ!!」
「ふ…ィッ、ア…ッ、アンタも…んんッ…なかなかのモンだよ…!! ああッッ!! 」
しどけなく裾を割ったお登勢の上で源外が腰を振っている。
たまを直してもらいに呼んできた筈の源外と、何故だか青春を取り戻してしまったらしい。
キャサリンは顔にちっとも合っていないセクシーなスケスケネグリジェを身に纏い、女豹のポーズで銀時を狙っている。
バイクが邪魔で擦り寄れないようだが、本当に勘弁してもらいたい。
狂乱の宴の中、銀時の銀髪の上を焦げそうなスピードでのり子のバイクが掠っていった。
いよいよ、絶体絶命らしい。
顔面蒼白になった銀時が声にならない叫び声を上げるのと同時に、のり子が絶叫した。
「あああんッダメダメダメ…!! イクッ!! イッちゃうゥゥゥウウウ!!!!」
「皇子……捨て猫を拾って来られたのですか…
なんとお優しい……じいは皇子のお心の広さに感動いたしましたぞ!」
「おぉ、じい〜。余は困っている動物を見ると放っておけない性分なのじゃ〜
このメス猫も雨に濡れて震えていたので思わず拾ってきてしまったのじゃ
ただ、このメス猫、いくら拭いてやってもなかなか体が乾かんのじゃ〜
……とくに、ここの部分がのォ〜」
「あああんッッ!! やだあッ!! さわ、触んないで!!
ア、 アンタたちになんかに触られたくな、アッにゃひぃぃいんッッ!!」
央国星のハタ皇子の宇宙船の内部。瀟洒な調度品の設えられた寝室のベッドに、エロメスは横たえられていた――全裸で。
ふさふさとした毛並みの耳と尻尾がぴくぴくと小刻みに震えている。
その尻尾の下――ぷりんとした可愛らしい丸みを帯びた尻肉の合わさり目に、ハタ皇子は短くて太い指を差し入れていた。
ぐちゅぐちゅと水っぽい音が溢れ、シルクのシーツを濡らす。
「ここだけがいつまで経ってもずぶ濡れなのじゃ〜
このままでは可哀想に風邪を引いてしまうぞよ〜。 のう、じぃ〜」
「そうでございますな、皇子。 今も呼吸が荒く、震えが止まらない様子。
これは『注射』を打ってやらねばなりますまい。」
央国星人の二人はエロメスの言葉には全く耳を貸さず、二人して黒い笑みを浮かべた。
金持ちのバカ皇子を誑かして稼ごうとした矢先、M−39−Rウィルスに感染してしまった己の運の悪さにエロメスは臍を噛んだ。
しかし、どんなに悔しがろうと、一度ウィルスに冒された女体の熱は治まらない。
不本意ながら、バカ皇子でも触れられれば感じてしまう。
エロメスは大きな瞳に涙を浮かべて、皇子を睨んだ。
「おお、じぃ〜。 子猫が余に助けを求めて見つめてくるぞえ〜。
これは余自ら『注射』を打って治療してやるしかないのォ〜」
「畏まりました、皇子。ではさっそく『注射』の準備を致しましょう」
爺やは恭しく皇子のズボンを脱がせると、素早く移動してエロメスを取り押さえた。
エロメスは抵抗したくとも、激しい体の疼きに力を奪われて、弱々しく身をくねらせることしかできなかった。
「今しばらくお待ち下さい皇子。注射の前に『消毒』しなくては」
爺はにやりと眼鏡の下の瞳を歪めると、エロメスの匂い立つメスの部分に、何かのチューブを押し込んだ。
途端に、エロメスの腰がびくんッッと大きく跳ね、「にゃはぁあああんッッ」と舌をだらしなく垂らして鳴きだした。
それは催淫剤がたっぷり入ったローションだった。
ただでさえM−39−Rに感染している状態なのに、天人特性ローションを膣に直接抽入されたのだからたまったものではない。
長い脚を大股に開いて、見っとも無く浮かせた腰をくねらせるエロメスに、皇子は満足そうに微笑みかけた。
「いま余が楽にしてやるぞよ〜」
ベッドの縁で仰向けに寝そべり、膝を立てて股を開いたエロメスの女陰目掛けて、立ったままのハタ皇子が腰を打ち付ける。
ぱんぱんぱんぱんと早いリズムで攻め立てると、エロメスは随喜の涙を流してよがり鳴いた。
熱く潤ったメス猫の肉壷はハタ皇子の肉茎に吸い付くように締め付けた。
洪水のような淫液が白いエロメスの太腿や皇子の腹に飛び散り、ベッドを汚した。
「にゃうぅうッ! にゃあはあああんッッしゅご…しゅごひ…ィッ!! 感じすぎてしゅごいのォッ!!! 」
エロメスの陰部と皇子の下腹が激しい音を鳴り響かせる。
ベッドの上でがくがくと揺すられてエロメスは半ば白目を向いている。
何度も昇天して、極楽から帰って来れなくなりかけているらしい。
ハタ皇子は見た目からは想像もつかない絶倫振りで、ひたすらエロメスを犯し続けていた。
長く美しいエロメスの脚を抱え込むと、結合部はそのままに、器用に仰向けに寝ていたエロメスの体を横たえた。
上側になったエロメスの左脚を無理やり折り曲げ股を開かせると、そのまま一気呵成に腰を打ちつけ続けた。
無理な体勢で奥まで突かれ、メス猫の柔肉は一層きつく肉茎に絡みつく。
濃い愛液を溢れさせ、悶え狂うメス猫に褒美を与えるように、ハタ皇子は短い腕を伸ばし、彼女の豊かな両の乳房を揉みしだいた。
エロメスは感極まって身をよじり、思わずのようにハタ皇子の腰に己の長い脚を巻きつけ、結合部を深くした。
「きてぇ!! 奥に出してぇぇっ!! 皇子のお注射であたしの淫乱おまんこ治してぇぇぇっっ」
猫の赤い舌を突き出し、ねだる様に叫ぶエロメスの上に皇子の矮躯が圧し掛かる。
「たっぷり中に注いでやるぞよ。 有難く受け止めるがよい」
「ひゃはぁっにゃひィィィんッッ!!あんあんアンンッッッ!!!! 」
ぴったりと重なり合い、エロメスの太腿を跡がつくほど押さえ込んで、皇子はヂュシュヂュシュと腰を振った。
途中、ごく自然に二人の唇は重なり合い、互いの口の中へと舌を伸ばした。
鼻息荒く互いの舌を貪り、にゅりゅにゅりゅと絡ませあう。
エロメスの膣内が激しく痙攣を始めた。
その力に圧搾されるように、ハタ皇子の子種がエロメスの子宮目掛けてぶびゅぶびゅと発射される。
皇子の腰が小刻みに震え、連動するように、彼の額のチャームポイント――触覚がピーンと伸びた。
「やあぁああんッッ…出て…るう……ッいっぱいぃ…っ熱くて濃いの…中に出てるぅう……ッッ」
うわ言じみた声音でエロメスは喘ぎ、腹の中にたっぷりと精子を注ぎ込まれながら果てた。
「じぃ〜。 子猫が眠ってしまったぞよ〜」
「お疲れ様でございました。皇子。入浴の準備ができております。
子猫が目が覚めた後は、この爺めがたっぷり『みるく』を与えておきますゆえ、皇子も安心してお休み下さいませ。」
央国星のお騒がせコンビは再び顔を見合わせると、ニタリと、なんとも憎らしい顔で笑いあった。
再び戻って万事屋である。
あわや魔破のり子に轢き殺されるかと思った銀時だったが、寸でのところでのり子のバイクは垂直に浮き上がった。
「イクイクイク!!! イックぅうううッッ!!!! 」
そして、そのまま絶頂を迎えたのり子は彼女の股間に舌を差し込んだ、たまの頭部ごと、万事屋の屋根を突き破って飛んでいってしまったのである。
「って、おいィィィイイ!!! 本当にどこ行くんだよ!!! 」
「大丈夫じゃ! ちょこっと奴のバイクに仕込んだ脱出マシーンを発動させただけじゃわい!」
小さくなっていくのり子とたまに慌てて突っ込む銀時と、そんな彼に親指を立て笑いかける源外。
「ちょ…ッじいさん大丈夫なのかアレ!?」
「大丈夫じゃわい……ただチョッと、コントロール不能なだけで。」
「大丈夫ぢゃねぇえええっっ!!!」
「ちょっと銀時。アンタ屋根壊した分キチンと弁償しておくれよ」
「って、請求先違くね!? それアンタの下で萎れ掛けのチンポ突き上げてるジジイに言うべきだよね!?
もうジジイとババアは二人そろって昇天しろ!! 二重の意味で!!」
残骸と化した万事屋の中、それでも身動きの取れない銀時を囲むのは、相変わらずのカオスを煮詰めて10倍濃縮したような面々。
奴隷くの一=メス豚さっちゃんと淫乱メス犬=志村犬お妙。
だがこの二人は、決して大人しく肉奴隷になってくれそうもない。
メス猫キャサリンもいることはいるが、奴にヤラレルくらいならエロメスの方が100万倍良かった。
前レスのバカ皇子が本気で羨ましい。
キャサリンとのカップリングを本気で避けるため、銀時は青空の見える天井を仰いで祈った。
「誰でもいい! キャサリンじゃなくてイイ女! イイ女とヤラセてくれ!!」
そして天に祈りが届いたのか、既に戸の半壊した万事屋の入り口に、また女性の人影が現れた。
その女とは―――。
「母ちゃん。八郎の母ちゃんだよ。」
「いらねぇええええっっ!! 母ちゃんは厳密に言うと女に含まれません!!
バナナはおやつに入るか以前の愚問ね!! そこ!!!」
「何言ってんだい。母ちゃんだってオンナなんだよ。
こんな良いオンナどこ探したって居ないよ。」
「ホクロから毛が生えた良いオンナなんて知らねぇんだよ!!
探さなくても夕方のスーパーの惣菜売り場に溢れかえってんだろーが!!
有り難味も萌えポイントも何もないわ!! せめて若い女連れて来いや!!!」
銀時が八郎の母ちゃんを追い返していると、間髪入れずに戸口に別の客人が姿を見せた。
「ちょっとアタシのこと呼んだ〜? マジありえないんだけど〜
てゆーか、アタシそんな軽いオンナじゃないし〜
好きとか言うんなら付き合ってやらないこともないけど、みたいな〜 」
「こっちが願い下げだわァァァ!!!
お前のがマジありえねぇぇぇよ!! お前が軽いわけあるかァァァ!!!
ハムじゃねぇ!! 若 い 女 だ!! 人間の若い女連れてきやがれェェェ!!! 」
現れた公子に唾を飛ばして激昂する銀時。
此処まで15レス程費やして、それでも一舐めもしてもらえないのである。寄ってくるのはイロモノばかり。それはもう、色々なモノが溜まりまくっている。
色々な意味で限界の銀時。そんな彼に、一筋の光が差した。
その女は、欲情に肩を震わせて、そっと万事屋の中に、足を踏み入れたのである。
<続く>