平日の夕方過ぎ…いつも通り公園に遊びにきた九兵衞。
今日の彼女にいつもの明るい笑顔はなかった。
家の手伝いをするとかの理由で、お妙の姿は無かったからだ。
「ぐすぅ……妙ちゃん……」
お妙が来ないのなら、本当はこんな所に来たくはなかった。
どうせまた、チビだおとこおんなだとか言われていじめられるのは、
分かりきっていたからだ。
子供は元気に外で遊んで来なさい!とパパ上に言われて
仕方がなく、一人で来たのである。
「お前さぁ〜いっつも泣いてばっかで、本当は女なんじゃねぇの?」
「ひっく……違ぅ…僕は男だぁ…」
「じゃあ、証拠見せてみろよ」
「えっ…?どうやってぇ……」
「どうやってって、脱げば分かる事だろォ!!」
少年達はいきなり九兵衞を抑え込み着ている服に手をかけた
「は…離してぇ!!」
抵抗する九兵衞ではあったが、少年のうちの一人が
紐で両手を後ろに縛り、身動きが取れないようにした
縛られて観念したのか、おとなしくなった九兵衞の上半身を脱がした
するとそこには、まだ膨らみきっていない胸を抑え込むように
不自然なサラシが巻いてあった
「お前なんでそんなとこにサラシなんか巻いてんの?」
にやにやしながら一人が呟く
「………グスン」
何も言えず、瞼に涙をためながら止めて欲しそうに少年達を見る
もちろんそんな九兵衞に同情するわけもなく
もう一人が乱暴にサラシを引き裂いた
そこにはほのかな桜色に染まった先端と
まだ小さな膨らみがあった
「な〜んだ。やっぱり女なんじゃねぇか」
「違ぅ………」
以前として認めようとしない九兵衞の態度にイライラしたもう一人が、
彼女の下半身を捲り上げ、下着を脱がせた
「うぅ……ゃめ…て…」
頬を紅潮させて、恥ずかしそうに言う九兵衞だったが
紛れもなくそこには女の証とも言える一本の筋が通っていた
まだ産毛すら生えていなかった少女のソコは綺麗なピンク色をしていた
「何処が違うっていうんだよ!!」
少し大きな声を出すと、九兵衞はビクッと体を震わせ脅えるたまま
斜め下を向いて黙りこんでしまった
何か良い事を思い付いたのか一人が喋りだした
「そーだ!!お前が大好きなお妙に、
お前が本当は女だってばらしちまおうかな〜」
そう言われて九兵衞ははっと上を向き
「そ…それだけは……妙ちゃんだけには言わないで……。」
クスクスと笑いながら少年は続けて言う
「そっかぁ〜それじゃ〜なんでもするよな?」
「絶対に知られたくなぃ……
分かった……何でも…する…から……」
「よし。じゃあこっちに来い」
そう言って、近くにあった男子トイレの個室の便座に九兵衞を座らせた
「よ〜し。ここで一人でしろ!」
「えっ!…する…って…何を?」
「オナニーをしろって言ってんだよ!!」
薄々嫌な予感はしていたが、怖じ気付いた九兵衞が呟く
「こ…ここで……?」
「なんでもするんだろ?」
「うぅ……でもやり方とか…」
「はぁ〜?知らないって言うのかよ。お妙に…」
「や…やります……」
そう言うと少年の一人が手の縄をほどき、秘部がよく見えるように
両足を開かせたままの状態で便座に縛りつけた
既に衣服は乱れ、半裸の状態の九兵衞
こんな所で…今から自分がしようとしていることを考えていたら
恥ずかしさで体が熱くなっていった
「早くしろ!!」
と一人が怒鳴りつけたの聞いて、覚悟を決めた九兵衞は秘唇にそっと触れた
「ぁ……」
白く細い指が触れた瞬間、ビクンと体が震えたかとおもうと
九兵衞自身びっくりするぐらい甘くて可愛らしい声が出た
九兵衞は自分の声を聴き、顔が紅くなっていくのが分かった
「ん………んくぅ……ぁ」
押し殺そうとしても、そこに触れる度、声は出るし息は荒くなるばかり…
ぎこちない手付きであったが、次第に感じ始めた彼女の秘唇は、
くちゅっと愛液がイヤらしい音を奏でた。
まだ未開である秘唇の奥に指を浮き沈みさせていく度
愛液は初めての快感に促され、だらしなく涎を垂らし始めた
「ああっ、ひぃ…やぁっ、あ……はぁ…んぁああっ」
九兵衞の細い指を動かす度自身の体はとても正直に、そして敏感に反応していった
「まさか本当にするとはなぁ…」
(や…やれって言ったくせに……)
「こんなところで股開いて、オナニーしながら感じちゃってるよ…」
(す…好きで……やってる訳じゃ…ない……のに…)
「そんなに興奮したのか?変態?」
自分を慰める行為を行っている彼女の前に立ち
少年達は軽蔑するように次々言う
「もぅ……いやぁ………」
見られるだけでなく、言葉でも辱めを受けた九兵衞は
脅えながら小声でそう呟いた
「ひっく……えく…ふぇああぁああ!!!」
言い終わるかどうかというところでまたポロポロと溢れる涙
「泣くのはいいけど、手は止めるなよ」
「止めたら…分かってるよな?」
そこまで言われても、九兵衞は泣くのを止めるどころか
より一層大きな声で泣きだしてしまった
言いようのない恥ずかしさと、その行為をさせている奴らに対する怒り…
しかしやつらのいいなりになることしかできない弱い自分…
悔しくて、涙は止まらなかった
「くそっ!!なんだよつまんねーなー」
泣きやまない九兵衞にイライラした少年達が吐き捨てるように言う
「何泣いてんだよ!早く続けろ!!お妙に言うって言ってんだろ!!」
少年が声を発した次の瞬間
「あ〜ら。わ・た・し・に〜何かようがあるんですかぁ?
……って、何してんだオマエらァァ!!」
「き…貴様らァァ!!わ…若になんと言うプレイを!!
その体…斬り刻んで海の底に沈めてくれるわァァァァ!!」
さかのぼること数分前…
家の手伝いの帰り道…たまたま公園を通りかかったお妙と新八
新八がトイレに行きたいと言うので行かせると
泣いてる九兵衞の声が聞こえたので、何事かと思い駆け付けたお妙…
さかのぼることほぼ同時刻。
朝ご飯に出たヨーグルトが腐っていた…?らしく、半日間トイレにこもっていたが東城が、
夕方になっても帰ってこない九兵衞の、匂いだけを頼りに公園のトイレに辿り着き駆けつけた
二人が着いた時、そこには泣きながら辱められている九兵衞の姿があった……
そして現在に戻り…
少年達はというと…お妙と東城が有無を言わせぬ連続コンボで、
制裁を加え続けている…。
あっ……3/4殺しまで逝った…
「もう…いい…もういいよ妙ちゃん。僕が…弱いのが行けないんだ…」
東城に縄をほどいてもらい、身動きがとれるようになった九兵衞が
フラついた足取りでお妙の所までやって来て言った
「九ちゃん……。九ちゃんがいいなら……」
こんな状況でさえ、自分を責め続ける九兵衞はとても愛しく、健気であった
「妙ちゃん……今まで隠…ててゴメ…なさい
……僕のこと嫌…になら……で」
涙で言葉を詰まらせながらも謝る九兵衞
「うん。嫌いになんかならないし……
どんな姿だって…九ちゃんに変わりはないもの……
………大好きだよ」
いつもの笑顔でそう答えてくれたお妙に
「ありがとう………」
と、九兵衞も今日初めての笑顔をこぼした