スキャンダルをバネにしてはい上がり、  
今や子どもから年寄りまで幅広い層の人気を集めるアイドル寺門通。  
スポットライトを浴び明るい笑顔を振り撒く彼女にも誰にも言えない苦労があった。  
 
それはまだ彼女がプロレスで体を張りながら何とか息を繋いでいた頃のことだ。  
マネージャーである母親が新しい化粧品のCMで流す曲を任されたと報告を持ってきた。  
その化粧品会社の社長が必死で戦っているお通のガッツを気に入って  
オファーしてくれたのだと言う。  
当然お通は喜んで引き受け、請われるままに会社へ打ち合わせに行った。  
 
世の中そんな甘い話があるわけがないと思い知らされたのは  
打ち合わせの後社長にホテルに連れ込まれてからだった。  
 
「いやぁっ!」  
社長はお通をベッドに押し倒すと荒い息を吐きながらのしかかった。  
男の欲望にぎらつく目にお通は嫌悪感と恐怖に震えた。  
社長はもう40半ばで妻子もいるという。  
そんな彼が娘のような年齢の自分に欲情するなどお通には信じられないことだ。  
しかし社長はお通の顎を掴むとその唇に吸い付いた。  
「んんー!」  
振りほどこうとしてもがっちりと押さえ込まれて、ぬるりと舌が入り込んだ。  
煙草の匂いと生温い舌の感触に悪寒が走る。  
社長は唇を離すとお通の帯を解き着物を強引に剥いだ。  
「きゃあーっ!」  
形のよい乳房がこぼれ出て、桃色の愛らしい乳首が外気に触れて震える。  
社長は興奮してそれにむしゃぶりついた。  
「やぁー!やめてお願い!」  
お通は必死でもがき手足をバタバタと振り回した。  
膝が社長の腹を蹴る。  
「大人しくしろ!」  
バシンと頬を叩かれポニーテールを引っ張られ顔を近づけられる。  
「俺に抱かれるのが嫌だって言うなら仕事の話は無しだ。  
落ち目のアイドルじゃなくたって、使ってほしがる歌手はいくらでもいるんだからな」  
 
そこまで言うと社長は怒りの表情をいやに優しい笑顔に変えた。  
「なぁお通ちゃん考え直さないか?この仕事が成功すれば君はまた好きな歌が歌える。  
そうすれば君の復活を待ち望むファンやお母さんも喜ぶんじゃないのか?」  
「…っ」  
悔しいがこの男の言う通りだ。  
芸能界への復帰が遅くなればなるほど仕事をもらえるチャンスはなくなり、  
ファンの心も離れてしまう。  
方々を駆けずり回って仕事をもらえないかと頭を下げる母の顔が浮かんだ。  
刑務所から応援してくれている父の姿も。  
お通は泣きじゃくった。  
これは罰だ。  
アイドルなのに恋にうつつを抜かしてしまった罰。  
逃げることは出来る。  
芸能界復帰を諦めて普通の女の子に戻ればいい。  
でも好きな歌を歌いたい。  
応援してくれる人達の好意に応えたい。  
そのためには自分を殺すことも必要なのだ。  
お通は目を閉じシーツの上に身を投げ出した。  
 
柔肌の上を男の手が這う。  
若い肌は弾力があり手のひらに吸い付くようだった。  
胸を捏ね回されながら秘所を弄ばれる。  
襞を一枚一枚めくられ荒れた指でなぞられ、陰核を摘まれて  
心は悲鳴を上げているのに体は悦びに打ち震えてしまう。  
 
花弁の中を指でかき回されると熱い蜜が溢れ出た。  
「嫌々言っててもちょっと弄っただけでビッショリ濡らしやがって。  
どうせ今までだって散々男を咥え込んできたんだろう」  
社長の嘲笑にお通は唇を噛んだ。  
こんな男に感じてしまう自分がたまらなく情けなく、恥ずかしい。  
そんなお通の心情は無視して社長は彼女の濡れた秘部に顔を埋めた。  
肉芽を舌でつつき膣口に指を差し入れる。  
「ひゃん!や、あぁん」  
歌う時とは全く違う甘い声で鳴くお通。  
社長は満足げに笑うと赤黒い自身を取り出し、蜜を溢れ出す場所に先端を埋めた。  
「あぁっ!」  
熱く濡れた内部の感触を楽しむように社長はゆっくりと挿入し、  
最後まで収まるとギリギリまで引き抜きまた奥を突いた。  
それを激しい速さで繰り返しお通の華奢な体を乱暴に揺さぶる。  
「やぁ、あん!あぁん!」  
お通は白い喉を震わせて喘いだ。  
GOEMONに抱かれたことはあるがそれはたったの一度だけで、  
その時は破瓜の痛みで感じるどころではなかった。  
しかし今は老練な男のテクで驚くほど感じてしまう。  
(GOEMONさん…)  
落ち目の原因となった男を思い出す。  
優しい言葉と態度に本気で好いていたが本当は惚れる価値なんて男だ。  
あの男に恋に落ちなければ今こんな男に抱かれることもなかっただろう。  
考えても無駄なことだが。  
「考え事か?余裕だな」  
「はぅっ!」  
ゴリッと子宮の奥を擦られる。  
 
蜜壷をかき回される度に膣肉が肉竿に絡みつき、  
混じり合った液が泡立ってじゅぷ、ずぷっと淫猥な音が響く。  
社長は肉棒を引き抜くと彼女の顔と胸にかけて精液を浴びせた。  
「あ…」  
愛らしい顔がどろりと白く汚れる。  
呆然とするお通の耳元で社長は「CMの曲は君に任せるよ」と囁くと再び彼女を組み敷いた。  
 
それからしばらくして人々は忘れかけていたアイドルの歌声を再び耳にすることになる。  
以前よりも憂いを帯びた深みのある声は人々の心を打った。  
 
(終)  
 

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