『むしろおめーら仲いーんじゃね?』  
 
と、銀魂高校生徒会長選挙戦の時に3年Z組の風紀委員会副委員長・土方からツッコミを受けてからと言うもの…神楽は冷やかしと溜め息と友達になった。  
絶え間なく口をつく自分の溜め息に耐えきれず、  
「うっさいアル…」  
「幻聴でも聞こえてるんですかィ?」  
机に突っ伏している神楽に、独特の口調で憎たらしい声が聞こえた。  
「おめーのせいだヨ!」  
「あん時声掛けてきたのは、てめぇだろ?」  
う……否定出来ない。  
確かに声を掛けたのは自分であるけれど、ただ余りもヘタレなパラパラ漫画――後日、神楽も同レベルと判明(銀八談)――を笑いたかっただけだ。  
ノリノリだったあの空気に便乗した私が悪かったヨ…と後悔しても、今更どうにもならない。  
クラスメートから「いつの間に付き合ってたの!?」なんて言われる程に、エスカレートしていく噂を聞く度に、牛乳ビン底眼鏡をキリリと直し、否定するのもいい加減疲れてきた。  
「俺としては…恋の邪魔者が消えてラッキーですがねィ。土方は邪魔だけどな。」  
と、沖田がケロッと言う。  
「誰が何と恋アルかぁぁっっ!!お前となんか一生付き合わないネ!!気持ち悪いことサラッと言うな!」  
「まーまー、小説限定公認カップルってことで(笑)」  
「小説限定でも嫌アル!‘かっこわらい’じゃねーヨ!!」  
相変わらず机に突っ伏したまま、神楽が文句を言う。  
「ところでねィ」  
突っ伏す神楽の背中に乗りかからん勢いで、後ろから机に手をついて沖田が口を開く。  
「面白いもん没収したんで、遊びませんかィ?」  
 
そう、こう見えても風紀委員な沖田は、風紀委員としての役目は大して行ってないが、ちゃっかり人の鞄は漁り、本人の否応なしに没収作業―と称した嫌がらせ―だけは真面目にしているのであった。  
「…今度は何アルか…」  
沖田のこの手についつい釣られ、騙されては何度殴り合いをしたか解らない神楽だったが、興味は一応ある。  
面倒臭そうなフリをして、机から顔を離して上を見上げる。  
神楽を見下ろす沖田のニヤリ顔が目に入る。  
―あ、絶対ロクでもないもんアル。  
沖田がポケットの中をゴソゴソして、取り出したピンクの見慣れぬ物体。  
「?」  
「初めて見やしたかィ?」  
ますますニヤリ顔に磨きがかかる。  
「遊び方見せますから、ん〜そこの机の上にでも座ってくだせェ」  
絶対に絶対に騙されてるアル!と思いながらも素直に机に腰掛ける。  
いきなりセーラー服のスカートを捲りあげられる。  
「何するか!このエロガキ!!」  
と同時に右手を沖田の顔面に向け殴り―つけたつもりが、手慣れた手つきでひょいと手首を掴まれ止められた。  
 
「甘いですぜ」  
空いた右手を神楽のスカートに突っ込む。  
「ぎゃ…!」  
濁音がつく神楽の可愛くない叫び声も仕方ない。  
右手は、いや右手に持った何かは、神楽の秘部に押し付けられていた。  
その感触が気持ち悪くて足をぎゅっと閉じる。  
「いきなり手ぇ離しちゃやだ、ですかィ?」  
「誰がんなこと言ったか!バカ!気持ち悪いんだヨ!!」  
「まぁいいや。んじゃ遊びやしょうか?」  
ヂーーーーーー  
「うぎゃっっ!?」  
「どっから声出してんでさァ」  
ベタで申し訳ないが、沖田の手にしているのはピンクのちっちゃいローター。  
何の前触れもなく、いきなり強。  
「きききき…気持ち悪いアルぅ!取れよ!クソガキぃっっ!」  
さっきよりも閉じる足に力が入る上に、その伝わる振動に耐えきれなくて机につけていた足が思わず浮く。  
白い太腿がスカートから覗く。  
「そりゃー…見ろ、むしろもっとやれってことかィ?」  
「…っっ!くっ…そバ……カ…っっ!…ぅ…っ…んっ…」  
ぶるぶると身体を震わす神楽。  
「あらら、もう限界来やしたか?仕方ねーなァ」  
ニヤリと笑い、手首を掴んでいた手を離し神楽の顎を掴み唇を唇で強引に塞ぐ。  
「んー!!」  
下の振動と、思う様に呼吸が出来ないせいで神楽の頬が赤くなってくる。  
お構いなしに、舌を絡めて半ば食い付く様に唇を貪る。  
「…っ!!」  
 
ビクビクッと身体が痙攣する神楽を見て唇を少しだけ離し呟く。  
「もうイッちゃった?…やーらしーなァ」  
また唇を塞ぎ、沖田の右手のローターは振動を止める様子もなく神楽に押し当てらる。  
「…ゃ…ぁ……ぁ…あっ…!」  
果てた余韻に浸る間もなく、秘部からは振動が更に敏感に伝わり、早くも次の波が来ているのが解る。  
「ん…ゃ……ゃ…ぁぁ……っ……」  
「またイッてもいいですぜ…?」  
唇から離れて耳元に囁かれたその声で2度目の絶頂を迎え、先程よりも大きく痙攣する神楽。  
「いゃぁぁああぁっ!!」  
涙目で真っ赤になりながら、沖田に倒れ込む。  
「んじゃ、今度は俺が遊ばせてもらいやしょーか」  
やっと下腹部の振動が止まり、しばし肩で息をするのも束の間。  
「…っは……いゃ…っ…あああっ!!」  
下着の間から、入り込んだ熱い塊が膣奥まで一気に貫く。  
「ぐっちょぐちょ…どこの誰が嫌がってるんでィ」  
「ぃ…や……ア……ルぅ…や…ョ…ゃめ…バ…あっ!」  
教室には喘ぐ声と卑猥な水音と2人の肌が当たる音がいやらしく響き渡る。  
 
「…っく…出しやすぜっ…」  
「…ぁ…ま……た…ぃ…っち…ゃ……」  
放たれた白濁液と3度目の絶頂を迎えた後の密が混じり合い、履いたままの神楽の下着をじわじわと湿らせていく――。  
 
 
「今日の遊びはどーでした?」  
さっきまでの行為なんてなかったかの様に平然と聞く沖田。  
「いつもながら最低アル…お前なんか大嫌いネ…とっとと消えるヨロシ」  
「消える前に殴ってもいいですぜィ?」  
行為の後は、神楽が抵抗出来ないのをわかって言う。  
そして毎度の台詞。  
「明日倍にして殴るネ。このエロクソガキ!!」  
 
 
――廊下。  
「やっぱ…あいつら仲いーんじゃね?」  
ずるずると床にへたり込む土方。  
「ん…?っつか…あれ、俺の机の様な気がするぅぅっっ!!っつか俺の机だよ!!」  
それに気付いてしまい、2人の行為を見たことよりも、明日あそこに座るの俺ぇぇっっ!?と、頭とマヨネーズを抱える副委員長がそこにいた。  
 
 
〈終わりたい〉  
 
 
 

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