「じゃあ、俺が王様ってことで。」  
銀時は軽く言い放つと、妙にある物を渡した。  
妙はソレを反射的に受け取ると絶句してしまう。  
・・・なんで3人で王様ゲームなどしてしまったのだろう、  
私が負けることは必然だったのに。出来レースだ。  
妙は軽い眩暈を起こしそうになった。  
手に握っていたのは可愛らしいピンク色をした、  
しかし所詮大人のオモチャのローターだった。  
 
「よー銀さんに妙ちゃん。遅かったじゃねえの。」  
数分後、妙と銀時は長谷川ことマダオのいるボックス席に居た。  
「まーな。王様の命令はぜったーい。って言うだろ。」  
うまくはぐらかしつつも、銀時はメイド期間強化中の妙に話を振る。  
妙の、いつも着物で隠されている細く長く綺麗な足は、  
今日はガーターベルトつきのニーソックスに包まれている。  
そして、ピンクのメイド服は彼女にとても良く似合っていた。  
 
「オイ、折角のキャバクラなんだし話くらい振れよ。一応俺王様だから。」  
銀時は再度、妙に話掛ける。  
「そ、そうですね。今日はわざわざ来てくださってありが・・・んんっ!」  
銀時の着流しの陰でローターのスイッチは入れられた。  
銀時がニヤリと微笑むのを、俯いた妙は視界の端で捕らえた。  
「どうしたよ、妙ちゃん」  
長谷川ことマダオが不思議そうに妙を覗き込む。  
「なんでもな ひあっ。」  
銀時が更に振動を妙に与える。  
ピンクのスカートに隠された妙の下腹部は  
ニーソックスを止めるためのガーターのみで、  
下着は着けられておらず、所謂「ノーパン」状態だった。  
ローターのスイッチは銀時が握っていて、  
という事は妙の身体の快楽の主導権も握られているわけで・・・  
まさに今の二人の状態を表わしていた。  
 
 
 
 
「うっわ、ビチョビチョじゃん。そんなに効いた?  
俺のローター攻撃。長谷川さんの目の前だったからかねぇ。」  
銀時は妙を店の裏口に連れ出し、ししどに濡れた其処を覗き込んだ。  
 
「じゃあ次は本番イカせてもらおっか。」  
妙の腰を掴むと前遊もなく避妊具も着けず、  
そそり立ったものを妙に埋め込んだ。  
「・・ひあっ・・ん」  
妙の、ローターで遊ばれ敏感になった身体が反応する。  
此処はすまいるの隣の細い路地とはいえ、野外だ。  
仕事とはいえ服を着たままで、後ろから突き上げられる。  
その事に興奮している己の身体が恥ずかしく感じる。  
メイド服の上から柔らかな胸を愛撫され、  
突き上げられる度に一段ずつ絶頂へ上り詰めていく。  
愛液は流れ出て既に太腿を伝っていた。  
 
「俺、・・そろそろっ・・・」  
銀時が絶頂を迎えようとする。  
「だめ!今日はっ・・本当に・・危なくって・・ああっ・・やあ・・・」  
妙は中に迸る熱いモノを感じ、絶頂を迎えた。  
 
 
「まー。出来ちまったら責任は取ります。」  
と、何時になく優しい声で銀時が宣言したのを、  
薄れ行く意識の中で聞いていた。  
 
 

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