※触手物
どうしてこんな事になったかと言えば油断としか言えない。
いつもバカにしていた相手が勝ち誇った笑みを浮かべている。
「なぁ、じい。この娘、どうしてくれようか?」
付き人のじじいはどうでも良さそうに雑誌を読んでいる。
いつもなら怒るバカ皇子も今日は機嫌がいいらしく怒らない。
「ペス、この娘の服を破ってたもれ。」
触手が神楽の服をビリビリに引き裂く。
夜兎の特徴である白い肌はまだ幼く汚れを知らない。
「何のつもりアル。殺すならさっさと殺せばいいヨ。」
威勢良く睨み付ける。
それに、少し澱みながらもバカ皇子は不敵に笑った。
「強がっていられるのも今のうちじゃ。お前には余が受けた以上の屈辱を味わせてやるぞよ。」
神楽を拘束しているペスの触手が動いた。
痛みを覚悟し瞳を閉じるが痛みはやって来なかった。
代わりにヌメリとした感触が胸に纏わりついてくる。
「い、嫌ァッ!気持ち悪いアルッ!」
引き剥がそうと手足を動かそうとするが無駄な事だった。
触手は胸の突起を重点的に這う。
じわじわと感じた事のない感覚がせりあがってくる。
「ふぅっ…何か変な感じアルぅ。」
息が荒くなり苦しげに呼吸を繰り返す。
「ペス、マンコを広げるのじゃ。」
いつの間に躾たのかペスはバカ皇子の命じた通りに動く。
足を大きく開かされ閉じた入口も触手によって広げられる。
「こ、こんな事してタダで済むとっ…!」
神楽の口内に触手が入り込んで喋る事すら出来なくなる。
「綺麗なピンク色をしておるのぅ。」
バカ皇子は神楽の秘所を覗き込む。
羞恥と屈辱で神楽の顔は赤くなる。
その間も触手は胸を愛撫し、口の中の触手も蠢いている。
「ふぅぅっ!んむうっ!!」
バカ皇子が秘所から離れると太い触手が秘所の入口をなぞる。
何度か往復し神楽から淫汁が溢れ出すと触手は中に侵入した。
「んんううっ!!」
赤い液体が触手と秘所の隙間から零れる。
痛みでぐったりとした神楽の口から触手がヌポッと抜けた。
「はぁ…はっ…。」
抵抗する気など残っていないようで焦点の合わない目は虚ろだ。
ゆるゆると動き始めた触手に神楽は悲鳴をあげ拒む。
「嫌ァッ!誰か…助けてッ!銀ちゃ…新八…パピー…。」
呼んでも無駄だと知りつつも助けを呼ぶ声は止まらない。
何度も中を擦り次第に激しくなる動き。
痛みが快感へと変わるのはすぐだった。
「あっ…んうっ…お腹…入って…気持ちいい…アル。」
幼かった少女は触手で女に変えられた。
神楽の淫汁が太腿から垂れている。
「最強の戦闘種族夜兎もこうなればタダの女じゃの。」
蔑みの目が神楽に向けられる。
こうしてバカ皇子の復讐は果たされたのだった。
完