夕暮れ時の教室に少女が一人。
容姿端麗、成績優秀な彼女が待つのは、教師とは思えない男。
ボサボサの白髪にずれた眼鏡、咥え煙草にだらしなく着た白衣。
なのに捕らえられると身動きがとれない眼。
グラウンドにはさっきまで声を張っていた野球部も、とんぼ掛けをするテニス部も、今は誰もいない。
ガラガラ―…‥
「あれ、志村姉一人?」
「先生がそうさせたんでしょう」
そうだったかなァとヘラヘラととぼけるこの男に、一体何人の生徒が捕まっているのか。
教室に残るように言われたのはこれが初めてではなかった。
完全に私物化された国語準備室、古びれた図書室、
「なんかエロいじゃん」という理由で体育館倉庫に連れていかれたのは、つい最近のことだ。
「今日はどこに行くの?」
「んー?」
教壇の引きだしから取り出し他灰皿に煙草を押しつけながら言った。
「今日は、ここ」
「え?でも」
抗議の言葉も言わせないまま、妙を軽々と持ち上げて教壇の上に座らせた。
「ほんとにここでするの?」
「嫌?」
「嫌に決まってるじゃないですか」
「でもしたいんでしょ?」
ぐっと顔を近付けられると、何も言えなくなる。
至近距離でみる先生の顔は綺麗すぎて、思わず目をそらした。
その様子を見てふっと笑ったかと思うと、スカートの裾から男性特有の大きな手を侵入させた。
妙の白く滑らかな太股を厭らしく撫でまわす。
「はぁっ…」
突然与えられた快感に思わず息がもれる。
「相変わらず感度良いね」
そうにやりと笑うと、上履きを脱がせ妙の両足を教壇の上に乗せた。
下着が丸見えな恥ずかしい格好をさせられ、妙は顔を紅潮させ「嫌だ」と小さく反発したが
その足は既に捕らえられていて動けなかった。
白い下着には微かなシミが出来ていた。
「嫌って言うわりには、なんか厭らしいのがついてるよ?これは何?」
敢えて触れずに、秘部を凝視する。