江戸の夜は更けて静まり返った路地裏で中途半端に長い髪の髭面の男が猫と戯れている。  
戯れている。とはいっても長い髪で隠れた表情は少しも緩んではいない。  
何が楽しいのか黙々と肉球をいじりながら唐突に男がつぶやいた。  
「また来たのか…出てこいよ」  
嘲るような声色の下で猫が喉を鳴らしている。  
暗がりからゆっくりと歩み出る小柄な影。  
さらりとゆれる鳶色の髪の隙間で赤い眼鏡のフレームが月を反射して光った。  
「さぁ、俺にどうして欲しいのかな?さっちゃん?」  
地面に下ろされた猫がさっちゃんの足に擦り寄る。  
それにやや遅れて細いあごに男の手が触れ、くいと持ち上げられたその上で形のよい唇が微かに、震えた。  
 
2ヶ月ほど前。  
さっちゃんは黒田医師暗殺の報酬を携帯で確認しながらその使い道を思案していた。  
「そうだ!銀さんの怪我が早く治るように栄養のあるご飯作ってあげなくちゃ。  
 やっぱりお肉がいいわよね…家庭の味にも飢えてるだろうし  
 …肉納豆じゃが…語呂が悪いな、肉じゃが納豆?  
 いいえちがうわさっちゃん。ここはストレートにお肉で勝負よ!納豆ソースステーキかしら…  
 ドミグラスソースと納豆でじっくり煮込むのもいいわね…  
 こんなにかいがいしく尽くしてるのにどうして私をあなたのものにしてくれないの…銀さん  
 ううん、わかってるの!それがあなたの屈折した欲望なんだって。でも……もういっそご飯に媚薬を…  
 て、だめよさっちゃん。だめだめ!……や、でもちょっとなら…」  
そこから一気に思考がメス豚モードに突入したさっちゃんはそのために背後の気配に気づくのが少々遅れてしまった。  
その隙をついて気配の主が間近に迫る。  
「見〜つけたぁ」  
聞き覚えのあるだるそうな声、銀時よりも少し低めの  
その声が誰のものだったか思い当たるより早く首筋を打たれさっちゃんは気を失った。  
 
「ん……」  
意識を取り戻したさっちゃんは両腕を前でまとめて縛られ床に転がされていた。  
どのぐらい気絶していたのか分からず、何処に連れ込まれたのかと警戒して辺りを見回す。  
そう広くはない部屋の四方のうち3つの壁一面に本棚がしつらえてある。  
棚の中にはびっちりとジャンプが詰まっていた。  
「ここは…!」  
この部屋に見覚えはなかったがそれで誰の部屋か大体見当がついた。  
「やっと気がついたか」  
くつろいでいた全蔵が振り返ってさっちゃんを見た。  
「そんなんでくの一として大丈夫なの?」  
「なんのつもり?ほどきなさいよ、これ…」  
立ち上がろうとするさっちゃんを全蔵は緩慢な動きで抱き寄せる。  
「ちょっと…っ!なに!?離してっ!!」  
「なあ、おまえ俺のケツになんか恨みでもあんの?」  
じたばたともがくさっちゃんを押さえ込み全蔵がつぶやいた。  
「大変だったんだぞーあの後」  
黒田医院でさっちゃんにちくわだのろうそくだのを突っ込まれ悪化した痔とその付近の裂傷を見てもらうため  
全蔵は別の病院に係り、いったい何したらこうなるのかと医者に笑われ看護婦に嘲られ大変惨めな思いをしたらしい。  
「痛いわはずかしーわでねぇ。もう。…おまえに分かる?俺のこの気持ちが」  
そう言いながら全蔵は淡々とした口調と表情のまま  
さっちゃんをうつぶせにねじ伏せその足からスパッツと下着をまとめて引き剥がした。  
「ぃやぁっ!!…っなにするつもり!?」  
「なにって、この間の礼だよ」  
ひざを折らせ尻を高く上げさせる。双丘を両手でそれぞれわしづかみ柔肉を拡げていく。  
豊満な尻肉の中央で小さな蕾がひくんと動いた。  
「やっ、やだぁ!ちょっと全蔵!なに考えてんの!?」  
きゅうとすぼまるさっちゃんの尻穴に全蔵の中指の先が這う。  
「や、だめ…だめぇ……っ!」  
入り口をぐりぐりと拡げ僅かに開き始めた狭い穴がようやくその先端を受け入れると  
さっちゃんの直腸へ押し入ったそれはそのまま一気に根元まで差し込まれた。  
「ひぅっ!いっ、痛い。やだ…ぁぅっ」  
潤いのないまま急激に拡げられた入り口がきしみさっちゃんは痛みにあえいだ。  
差し入れた指をぞんざいに動かしながら全蔵が自分の着物の前をときそそり勃った肉棒を取り出し  
さっちゃんの尻たぶにゆっくりと擦り付けた。  
柔らかな肌の感触を味わいながらそれは次第にさっちゃんの尻の中央へと近づいていく  
「やめてぇっ!そっちの初めては銀さんにささげるって決めてるの!お願い!」  
「へぇ、初物かよ。そりゃいいや。…おまえの都合なんか知らねえ。気持ちよくもしてやらねぇ。  
 覚悟するんだなさっちゃん」  
青ざめもがくさっちゃんの腰を掴み全蔵がその背にのしかかった。逃れられないように押さえ込んでしまう。  
凶暴なまでに硬くなった肉棒の先端ががさっちゃんの尻穴を捕らえた。  
 
「イヤァァァ!痛い!痛い!やめて!やめてぇぇ!!」  
さっきまでとは比べ物にならないほどの痛みを伴って尻穴に硬い肉棒がめり込んでいく。  
「お願い抜いて!抜いてぇぇっ!!」  
最早痛いどころではない。犯されていくそこが焼けるように熱い。  
やっと亀頭部分が収まろうとするそのときぷつりと何かが千切れるような音がした。  
「あっ!ああああぁあぁぁぁっ!」  
さっちゃんの嗚咽を気にも留めず全蔵は自身をずぶずぶとさっちゃんの内部へと埋めて行く。  
そうしてあらかた収まった肉棒を今度はずるりと引き抜くとそこには微かに赤い体液が絡みついていた。  
「あーあ、裂けちゃったか。痛いか?痛いだろーな。  
 …でもこんなんじゃあ俺の味わった痛みと屈辱の半分にも足りねえ…ほら、鳴けよメス豚」  
重苦しい前髪の奥で全蔵の瞳が暗く光る。笑いを押し殺したような声。  
それらの嗜虐的な気配が混濁するさっちゃんの意識の底の被虐に喜ぶ心をを揺さぶっていく。  
―――だめよ、さっちゃん…しっかりしなきゃ。  
再び肉棒がねじ込まれ痛いような熱いような鋭い感覚にさっちゃんは身震いした。  
ほんの少しずつ甘い痺れが無理やりに犯された尻穴から、ねじ伏せられた心から全身へと拡がっていく。  
―――銀さん、銀さん!  
正気を保とうとさっちゃんは何度も心の中で銀時の名を呼んだ。  
しかしそれは愛する人以外にひどく屈辱的なやり方で犯されているその状況を  
さっちゃんの胸に強く刻みつけ、罪悪感に似た感情が僅かに芽生え始めた快楽をじわじわと煽る。  
乱暴に突き上げられ入り口付近まで引き抜かれるたび怒張した肉棒のカリの部分が腸壁を抉る。  
それは明確な快感をさっちゃんの体に刻んでいった。  
「あっ…ああっ、ひぅっ……ぁはぁああぁ…っ」  
こらえ切れず喉の奥から漏れる声はもう快楽に濡れていた。  
「やっぱなぁ…淫乱ドMのさっちゃんは無理やりケツにチンコねじ込まれても感じちゃうんだ?  
 ケツ切れて血ぃ出てんのに気持ちいいんだ?はははっ、筋金入りのドMだな」  
からかうように言われさっちゃんの顔が真っ赤に染まる。頭の芯が熱くなり思考を奪われそうになりながらも  
さっちゃんは喘ぐ声を呼吸ごとかみ殺し必死に首を左右に振り快楽ににじんだ目で全蔵をにらみつけた。  
その反応すらも愉しむように全蔵が笑う。  
「…じゃあもっとひどいことしないと駄目かな」  
そう言って背後からさっちゃんを抱きかかえひざの上に乗せた。  
「んあぁっ!!」  
穿たれたままの尻穴はさっちゃん自身の重みによりさらに深くその楔を飲み込んでしまう。  
さっちゃんの着物が全蔵の手によって瞬く間に引き裂かれ弾力のある大きな胸があらわになった。  
「へぇ、淫乱だと胸もでかくなるんだな。つうか、なんだよ。もう乳首立ってねえ?」  
全体をやんわりと揉み先端を指で扱く。それだけですでに高ぶったさっちゃんの体は歓喜に震える。  
きつく目を閉じ声を押し殺し吐息だけであえぐさっちゃんの柔らかな胸を全蔵がつぶしてしまわんばかりに強く握った。  
「ひっぎっぃ!いっ、いたい!だめぇ!つぶれちゃうっ!」  
「まだこんなもんじゃ足りねぇだろ?ほら、乳首ビンビンになってるぞ」  
そう言いながら全蔵は硬くしこったそれを力いっぱい摘み上げた。  
 
「あ゛あ゛あ゛ぁぁ―――――――――っ!!」  
痛みに仰け反り体を強張らせたさっちゃんの後孔が反射的にきつくしまり穿たれたそこの異物感が増す。  
全蔵は何度も大きく腰を突き上げ押しつぶされそうなほどの締め付けを愉しんでいる。  
―――いやっ!おしりの中こすれる…っ、だめよ。こんなの…!!ああっ、だめぇ!  
乳首を何度もつまみあげられ、つねられそのたびにさっちゃんの全身がびくびくと反応する。  
―――気持ちいい……っ!!  
手酷くいじられて痛いはずなのに―――いや、確かにさっちゃんは痛みを感じている。  
それなのにその痛みすら鋭い快感となってさっちゃんを苛む。  
「…っもう、いやぁっ!」  
痛みと恥辱と快楽で心も体もばらばらになりそうだとさっちゃんは思った。  
もういっそこのままこの快楽で砕いて欲しい。とも。  
透けるほど白い乳房が指のあとがつきそうなほど強く揉まれている。  
「胸っ、だめぇぇっ…全蔵っ!やだっ、おっぱいつぶれちゃうぅっ!!だめっ、や!」  
と、唐突に両の乳首にに深く爪が立てられさっちゃんの体が激しくわなないた。  
「ぎっっ!あっぁああっっ!っ…ふあぁっ!!あっ、ああああぁっ―――!」  
と、同時に全蔵の陰茎がこれまでにないほど強く締め付けられる。  
「うゎ、きっつ……」  
気持ちよさげに深く息をつく全蔵の上でさっちゃんは体を痙攣させ続けている。  
口元から時折だらしなくあえぎがこぼれた。  
「なんだ、ほんとに痛いのがいいんだな。はっ…すっげぇ、イキっぱなしじゃねえか。あー、やべ、出る」  
「あっゃあっん、はぁっ、あっ、ああっ」  
腔内に精液をぶちまけられその熱さと迸る濁流の勢いに刺激されさっちゃんはまた大きく仰け反った。  
 
やがてくたりと倒れこんださっちゃんを抱き起こし全蔵は吐き出した精でヌルつく尻穴を再び犯し始める。  
ほぐれきった尻穴のゆるい締め付けとぬるぬるとした感触がさっきまでとはまた違った快感を生む。  
じんわりと沸き起こるぬるい快楽にもの足りなさを覚え、さっちゃんの秘裂からとろりと蜜がこぼれた。  
―――やだ…イったばっかりなのに…なんで?  
胸と恥骨の辺りがざわつく。ぞくぞくと体を這い上がる感覚が思考を奪っていく。  
「なんだぁ?もっと欲しいのか?メス豚ってよりやっぱ猿だなこりゃあ。  
 おぼえたてのアナルセックスがそんなに良いのか?」  
無意識に腰を動かし始めたさっちゃんを揶揄するように全蔵が言う。  
嬲られ、なじられマゾヒスティックな悦びにさっちゃんの理性は溶かされる。  
―――銀さん以外の男にこんな…でも…もう……!!  
極限まで昂ぶった欲求に耐え切れずさっちゃんは自ら愛撫をねだった。  
「ぜっんぞ、う…、お願い…ここ、いじって…ぇっ」  
自ら両足を高く上げどろどろに濡れた秘部をさらす。  
「ここってどこだ?」  
「ここよ…ぅっ!おまんこっせつないのぉっ!おねが…い…いじってぇ…」  
肉色のひだを指でぱっくりと開きいやらしい言葉で懇願するさっちゃんのその手に全蔵が右手を添える。  
期待に目を細め息を呑むさっちゃんの手をつかみ細い白い指を膣内へと導いた。  
「いやっ!だめぇぇ…」  
進入させられる指を抜こうともがくほどそれは深く膣の内へと飲み込まれていく。  
「そんなにいじって欲しいんなら自分でやれよ。ほら」  
そういいながら全蔵はあがくさっちゃんの人差し指を器用にねじ込み  
すでに挿れさせていた中指とともにずぶりと根元まで飲み込ませる。  
「あぁ…っ、だめ…だ、め…っ……ぇ」  
「そんなん言いながらお前、自分でかきまわしてんじゃん」  
―――だめなのに、こんなこと…  
そう思いながらもさっちゃんの右手は勝手に自分の性器を慰める。  
指を折り膣壁をこすり抜き差しして入り口を刺激する。  
その行為に夢中になっている隙に後ろを犯す肉棒が深く挿れられそのままの姿勢で  
さっちゃんは後ろから抱え上げられた。  
「あはぁっ!凄いぃ!!奥まで来る…っ!」  
そうやって体の向きを変え全蔵がさっちゃんの耳元でささやく。  
「なあ、前見てみろよ」  
頬に触れられ上向かされたさっちゃんの視線の先には床面から伸びる大きな鏡があった。  
それは全蔵がジャンプアニメの技のポーズを確認するためしつらえたものでしかっり全身が映るようになっている。  
「いや…っ!!」  
さっちゃんはとっさに顔を背けようとするが頬を強くつかまれ阻まれた。  
「ほら、よく見ろよ」  
「あ、あぁ……いやぁ………」  
鏡に写っているのは快楽に溶けた自分の顔、淫らに自分の性器を弄り回すいやらしい華奢な手、そして  
そうやってはしたなく涎をたらす淫乱な肉穴。  
それらの淫靡な光景にさっちゃんの視線が釘付けになる。  
たまらなく恥ずかしくて嫌なのにそこから目が離せない。  
「手の動き、早くなってるぜ。ほんっと淫乱だな。後ろもすげえ締まってるし。ほら」  
両足を持ち上げ接合部を見せ付けられさっちゃんはさらに昂ぶっていく。  
―――あんなに太いの…挿ってる…おしりに……挿っちゃってる…っ!  
性器とは違い滑らかな入り口のラインが肉棒が刺さっている様を強調している。  
排泄の穴を犯されているのを改めて見せ付けられ羞恥心でさっちゃんの体が熱くなった。  
「ケツの穴びくびくしてる。さっちゃんまたイきそうなんじゃねぇ?」  
「うっん…。も…ぅっ、イくぅっ!おしりの穴…っ犯され…てっ…ぁんっ、イっちゃうぅっ!ぅあっ!!痛っ」  
 
さっちゃんの髪を掴んで引っ張り鏡の間近に顔を寄せさせ全蔵がせせら笑う。  
「自分の顔よーくみとけよ?ケツ犯されながらまんこ弄ってる姿見せられてイっちまうド淫乱の顔をさ」  
鏡に眼鏡がぶつかりかちりと音を立てた。また髪が引っ張られる。  
「痛ぅっ…!」  
自然、上がった視線の先鏡の中の自分と目が合いさっちゃんの背筋を熱いものが這う。  
肌は耳まで高潮しうつろな目からは愉悦の涙がこぼれだらしなく半開きの口の奥に濡れた舌が赤くのぞいている。  
そして何よりその瞳は貪欲に快楽を求めるケモノ―――そうまさに、メス豚のような、薄暗く鈍い輝きを放っていた。  
―――ああ…こんな…私、こんなにいやらしい表情を……  
「んぁああぁぁぁっ!!やっ!だめぇ!!すご…っすごいのっ!きちゃうぅっ!!ひゃあ…っ!!  
 らぁっ、らぁめぇぇっ!!イくっ!イっちゃ…っ、あああぁぁっぁああぁぁ――――っ!!!!」  
陰茎を強く締め上げられ搾り取られるように全蔵がその精をさっちゃんの内部に注ぎ終えてもまだ  
激しく全身を痙攣させながらさっちゃんの視線は鏡の中の自分の淫らな姿を見つめ続けていた。  
 
猫がなおぅと一声鳴き暗闇に姿を消す。  
「で、どうしてほしいわけ?」  
月がひどく明るく2人を照らしている。  
「…全蔵のチンポを……私の…淫乱な尻穴にぶち込んで…ください」  
さっちゃんが後ろを向きいつものくの一スタイルの忍び装束の裾を持ち上げる。  
用意してきたようにその下には何も身につけていない。  
恥辱に堪えながら必死に言葉を紡ぐさっちゃんの瞳と唇が欲情に潤み艶めいて輝いた。  
「上出来だ」  
そういって苦笑して全蔵はさっちゃんの腰を引き寄せる。  
「あ…」  
ためらいながらもさっちゃんは尻をさらに高く上げねだるようにその中央を両手を使って広げて見せる。  
「そんなに欲しくてたまんねぇの?いやらしすぎるぜ。さっちゃん」  
広げられた穴の上に全蔵が自身ををこすりつけ先端をあてがってはずらす。  
「いゃあ…っお願いっ!早く…!!」  
「早く…なんだっけ?」  
「早くっ…!淫乱くの一のけつまんこぶっといチンポで犯してぇぇっ!!」  
はは。と笑って全蔵が言われるままさっちゃんの尻を犯し始める。  
めりめりと押し込まれる肉棒に自分から尻を押し付けながらさっちゃんは喘いだ。  
「あっ…ぉあぁぁ!すご…っ、すごいのぉっ!あっ!はぁっん…きもちいぃっ!!」  
人通りのない路地裏といえど誰の耳に届くかも分からない。  
もし誰かに聞かれたら…そう思うほど昂ぶる自分を感じながらさっちゃんは  
最悪な悦びに咽ぶ奴隷のごとく快楽に囚われてどこまでも堕ちていく。  
深く深く。  
その苦痛が至福の欲望。  
もう後に戻る道も術も何処にもなかった。  
 
(終)  
 

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