「ただいまヨー。銀ちゃーん?」  
近所の悪ガキ共と遊んでいた神楽が万事屋に帰ると事務所兼応接室の机でいつも  
ぐだぐだと何遍も同じ号のジャンプを読んでいるはずの銀時の姿が見当たらなかった。  
まだ日は高く銀時が遊びに出かけるには早い。依頼で外出する予定も聞いた覚えがなかった。  
月曜日なのに変だなと思いながら何気なく神楽は銀時の私室の襖を開ける。  
「なんだ、銀ちゃんそこにいたのか」  
明かりを消したままの部屋でテレビだけが明々とついている。  
いつも死んだ目をした銀時が今日は死んだ魚の目で画面をぼんやりと眺めていた。  
「おー。神楽早かったな…」  
テレビ画面に映し出されているのはアダルトDVDだ。  
そしてそのテレビの横にはうず高くアダルトDVDのパッケージが積まれていた。  
「ちょっと急ぎの依頼が入ってな。今日中にこれ全部見なきゃなんないんだわ。  
 新八と手分けして見ようと思ったのにあいつ鼻血吹いて倒れやがって。さっきお妙のとこまで送ってきたんだ  
 まったく手間取らせやがって…」  
エロ雑誌のDVD評の担当者が急病とかでゴーストライターの仕事が緊急で入り  
エロDVD見て金が貰えるんならってんで喜んで引き受けた銀時だったが、もう朝の10時からずっとかれこれ  
6時間以上も見続けているとだんだんとブラウン管の中で行われている行為が何なのかよくわからなくなってきていた。  
「銀ちゃんばっかりずるいヨ!私も見るアル!」  
「お前はバカですか?遊びじゃないっていってんだろぉ!銀さんが変な気分になっちゃったらどうすんだよ!  
 もうあんまり時間ないんだぞぉぉ!」  
「じゃあ私、新八が見るはずだった分を向こうのテレビで見てくるネ」  
そういってテレビの横に積まれているDVDを物色し始めた神楽がふと再生中のテレビ画面を見た。  
そのまま画面に釘付けになる。  
そんな神楽の様子に銀時は気付かず相変わらず死んだ魚の目で画面を見ながらぶつぶつとなにやらつぶやいていた。  
「そんなん言っても、おまえ評価の記事なんか書けねーだろ。あ、あらすじだけ聞いて俺が書けばいいのか…?  
 うん、よし!それで行こう!頼んだぞ神楽!!」  
「銀ちゃん…!」  
「ん?」  
今では神楽の目線の先も銀時と同じ。いやらしい映像が映し出されたテレビ画面に固定されている。  
「あれ尻に入れてるアルか?」  
「…ああ。尻だ」  
そのときようやっと銀時は神楽の異変に気付いた。  
銀時が傍らを見やると今度は神楽が他の事には気が回らない様子で画面を見つめ続けている。  
「神楽ちゃん?もしかして…してみたいの?」  
「なっっ!!ちがうアル!!銀ちゃんなにヘンタイな事言ってるネ!」  
あわてて銀時に向き直る神楽の顔が耳まで真っ赤に染まる。  
神楽のことをちゃん付けで呼ぶのは銀時が神楽を揶揄して言うときだ。  
神楽自身それを知っている。それが神楽の羞恥心をさらに煽った。  
「じゃあ何でこんなに熱いんだよ?」  
神楽を抱き寄せ。赤くなったその頬に触れながら銀時が言う。  
普段より低い声と吐息が神楽の耳をくすぐった。  
 
「っ銀ちゃっっ…!時間なくなるヨ!」  
「朝からずっとこんなん見てて頭ンなかも心ンなかもむずむずすんだ。神楽ぁ…鎮めてくれよ……」  
やわらかい唇に舌を割り込ませ中を探ると神楽の小さな舌が懸命にそれに添うように伸びてきた。  
強く引き寄せた腰に硬くなりだした下半身のモノを擦り付ける。  
唾液をすすり唇をなぞり口角を舌先でくすぐる。  
「んっっぁあ…はぁ…ん……んむぅ…や、ぁぁぎ…んちゃぁん…」  
教え込んだ快楽に神楽が沈み込んでいくのを確かめながら右手を神楽の両足の間、その奥へ進めていく。  
其の過程で下腹部を撫で、太腿をさする手が濡れそぼった淫裂に到達するまでいつも以上に焦らしてやると  
神楽が自らゆるゆると腰を揺らし始めた。  
それでもまだ僅かに理性が残っているらしい神楽は目を伏せてうつむいている。  
銀時の指は淫裂をなぞるだけでその内部はおろか上の赤い突起にさえもふれずにいた。  
「っ…や、ぁあ、…っ銀…ちゃん!お願いっっ…」  
ぬるぬるとした透明な体液があふれ出し神楽のぷにぷにとした淫唇からつたいその下の奥まった所の  
小さな門まで濡らしていく。  
「お願いアルっ!中っ…!いじってぇ…っ!!」  
焦らされ感極まった神楽がそう言い切るが早いか愛液まみれの中指をちいさな尻穴に突き入れた。  
「ひっ…!!やぁっ!ちがっ!!そこ、ちがうアル!だめぇ!!」  
「な、神楽、おまえ濡れやすいから…ローションとかねぇけど…ほら、大丈夫みたいだぞ」  
遠慮なしに差し込んだ指はにゅるりと一気に根元まで飲み込まれた。  
一度ずるりと引き抜き入り口をほぐすように出し入れすると物欲しそうにひくひくとうごめくそこから  
抜いた中指にもう一本、人差し指を添え指先をそろえて2本目を挿入てやる。  
「だっめぇっっ!!拡がっちゃうぅ!おしり拡がっちゃうアル!や!いやヨ!抜いてぇっ!」  
かすかに涙を浮かべながらそう言う神楽の顔は上気したまま今では  
年齢より僅かに幼いフォルムの肢体すらほんのりと赤く染まっている。  
乱れた呼吸に混じって激しく喘ぐ声は悲鳴に近いほど高く、それでも喜悦に満ちているのは明らかだった。  
「お願いアル…っ。銀ちゃん!普通に、しようヨっ」  
必死に懇願する神楽を見つめながら根元まで挿入れた指をぐりぐりと左右に回す。  
「そう言うけどお前ずいぶん気持ちよさそうだぞ」  
「いやぁ…っっん!ああぁっ!!」  
びくびくと痙攣しながら強く抱きついてくる神楽の体をあやすように抱きよせ腸内の人差し指と中指を交互に上下させる。  
「ひゃっ…!ゃあっ、こんなのいやアル…っ。変アルっ……!変になっちゃうヨ!!」  
「変になっちゃえばいいじゃねぇの。神楽が変になるとこ銀さんに見せてみ?」  
なだめるように優しく言ってやるが頭を振るばかりの神楽にもう一度口付ける。  
その口の中にたっぷりとたまった唾液を吸い出しからめっとった舌をさらに吸う。  
限界まで伸ばされた神楽の舌を硬くした舌先で軽くしごいてやると甘い唾液がとめどなく流れ込んできた。  
 
「すべりが良いように銀さんのチンポも濡らしとかないとなー」  
口付けの合間にそうつぶやいて、何のことかわからずにきょとんとする神楽の膣内に肉棒を突っ込む。  
中をいじっていないそこはたっぷりと濡れてはいるがひどく狭く膣壁のひだが陰茎に吸い付くようでたまらなく  
気持ちが良い。危うく射精しそうになるのを膣奥へめり込んだまま耐えた。  
「っ!!んむーっっ!んんっ!…んふぅっう!!」  
口をふさいだまま覆いかぶさる格好で何度か腰を振り肉棒にたっぷりと愛液を絡ませる。  
しがみつく神楽の腰が浮きもっと、とねだってくるところへ膣奥まで一気に突き入れ  
華奢な背中が悦楽に震えるのを感じながら2本の指で広げた尻穴にもう一本薬指をゆっくりと滑り込ませる。  
「ぎっ…!銀ちゃん!!もぉ…っむりアルよ!おしり壊れるアル!!」  
糸を引くピンク色の唇からはとろりと唾液がこぼれ膨らみ始めた白い胸を濡らした。  
「いや、でもこんぐらい拡げとかないと銀さんのチンポでかいから神楽ちゃんのおしり裂けちゃうかもしれないし」  
そう言う間にも神楽の尻穴を押し拡げていく。男の太い指が3本、今にも根元まで飲み込まれそうだ。  
「だからそんなモン入れないっていってるダロぉがぁぁ!」  
「ちょ、そんなモンってのはひどいんじゃないの。  
 …でもそんなモンやらしーとこに挿入れられて気持ちよくなってるのは誰かなぁ」  
「あぁっ、はっあ…知らない、アル…ゃあっ…っ……」  
ついに根元まで入った指を一気に引き抜きまた一気に突き入れた。  
それと交互に膣へ挿入した肉棒を出し入れさせる。  
「神楽、どこが気持ちいい?教えて」  
「ぃやっ!わかんないアル!」  
膣への抽送は一定のリズムを保ったまま尻穴を犯す指を直腸を擦るように折り曲げたり捩じったり  
激しくばらばらに動かしてやった。  
「ああぁあぁぁぁっっ!ひっぃぁあっ!や――――――っ!!」  
「ほーら、ケツ穴気持ちよくなってきただろ?」  
ひとしきりかき回した後、そろえた指をゆっくりと前後させる。  
「わかんないヨ!…おしり熱くってっっ……変アルっ!やだっ…いやヨ」  
混乱して今にも泣き出しそうな神楽の頬に軽く口付け耳を甘噛みしてやる。  
そのまま耳たぶをぺろりと舐める。  
「んっ…やーヨ」  
むずがるように身じろぎする神楽の体内に挿入したモノをすべていっぺんに抜き取ると  
安心したような名残惜しいような複雑な表情で神楽が見上げてきた。  
にやりと笑い体勢を僅かにずらすとそれは一瞬のうちに恐怖へと変わる。  
「優しくしてやるから。大丈夫。銀さんに全部まかせなさい」  
 
「やっ!やだ!うそ…ヨ!銀ちゃんのバカ!!ヘンタイ!やっ!!ひっいいいぃぃっ!」  
白い双丘を両手で左右に割った。  
赤く色づいてひくついている窄まりに肉棒をあてがいゆっくりと埋めていく。  
膣とは違い引っかかりのないつるりとした内部はひどくきつくしまり、気を抜くと押し出されそうだ。  
その中を無理やり押し進み肉棒をすべて収める。  
「やっ…ぁあぁぁっ!!ぁ……ぁっぁああああっっ!」  
「やべぇ、動かしたら出ちまいそう…すっげぇキツイ。…おまえケツ穴もすげぇイイよ。神楽。  
 …神楽?大丈夫か?おい」  
神楽は体と呼吸を小さく震わせていた。視点が定まらず放心したようになっている。  
「銀ちゃん…」  
やっと搾り出すような声で銀時を呼ぶ。  
「銀ちゃんどうしよ…きもちいーヨ……っ!おしり…銀ちゃんのチンポでこすれて気持ちいいアル…っ  
 ネ、もっとこすって欲しいアル…」  
不安でたまらなくすがるような目で見上げてくる。  
「…神楽。ケツ穴気持ちいいんだ?ケツ犯されるの好き?」  
「好っきぃ…!ふっぁ…ぁぁん!」  
少しだけ落ち着きを取り戻した肉棒で神楽の腸内を蹂躙する。  
「やっ、抜くのすごいアル…っ!はっ…ぁん!!あーっ、ずぅんって入ってきたアっ…ルっぅ!!  
 あ…あ…っ、銀ちゃんっ!ゆっくりするのだめヨっ!もっとぐちゃぐちゃってして欲しいネ…っ!」  
神楽が自分から腰を持ち上げ尻穴を見せ付けるようにしてねだる。  
「やーらしいな。神楽ぁ。もうこっちに目覚めちまったのかよ。…あ、もしかして、指よりチンポの方が好きか?」  
「う…んっ!チンポいいっ!好きぃ…っっ!!きゃっ…はぁっっぁぁん!お、奥までっ!!すっごいヨ!  
 やぁあっ!」  
浅いところを嬲っていた肉棒をずぶりと根元まで入れるとまだ挿入されたモノの形になじんでないその部分が  
亀頭を締め上げにゅるりとうごめいた。たまらず神楽の尻に激しく腰を打ち付ける。  
「あー、神楽ぁ、すげーいい。銀さんもう出そう。なぁ、このまんま出すぞ」  
そういってすばやく3度腰を突き上げる。それが限界だった。  
「えっ……あ、ぁぁあ!っだめぇぇ!おしりに出てるアル!や、やーヨっ!!銀ちゃんっ!ぁあーっ!  
 熱いのいっぱいっっ!…んっ、まだ…出てるアル。中でびくびく言ってるヨぉ…」  
銀時の腕にしがみつきながら白濁を尻穴でたっぷりと受け止める神楽の淫裂から  
透明なぬるぬるした液体がほとばしり銀時の腹を濡らした。  
「おいおい、ケツに出されてイっちゃったわけ?ほんとやらしいな。おまえ」  
「黙れよヘンタイ」  
顔を背けてすねる神楽を抱き上げ浴室へ運ぶ。  
「ヘンタイはどっちだよ。まったく。さぁ、さっさと体洗って仕事の続き片付けちまうぞ。神楽。おまえも手伝え」  
「イエスサー!マイマスター!」  
淡々とした口調でおどけた台詞を言う神楽に思わず笑いかける。  
「誰がマスターだ…ん、いや、そういうプレイもいいな。メイドさんじゃなくて軍事プレイ?みたいな感じで」  
「…銀ちゃんやっぱりヘンタイアル」  
 
その日一晩かけて仕上げた原稿を朝一で飛脚に渡して万事屋の玄関には本日休業の札がかけられた。  
いつも通り出勤してきた新八は鍵のかかった玄関の前でしばらくスペアキーをもてあそびながら  
なんとなく事態を察すると来た道を戻っていった。  
睡眠不足ってだけならご丁寧に休業の札までかけないだろう。  
「休業にするんなら連絡ぐらいよこしてくれればいいのに…」  
ぶつぶつと不満そうにつぶやきながらいそいそと新八は家路に着く。  
「あーあ、今日もまた姉上におもちゃにされるんだろうな。銀さんが馬鹿正直に気絶した理由教えるからいけないんだ」  
不満そうな声はそのままに新八の口元が少しだけうれしそうに歪んでいるのを朝のさわやかな光が照らした。  
 
(終)  
 
 

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