お前と二人っきりになってな?
ここ準備室だから、鍵しめちまったら密室で、
他のやつらが入ってくることもなくて、意外に近いところに無防備にたってるお妙がいて。
あ〜ちょっとさわりたくなってきた〜、と思うじゃん。
ってか今思っちまってさ
いざ、抱きしめてぎゅ〜ってして、こうやってキスしながらさりげなく
お前に股擦り付けてよ、細い腰つかんで尻撫でてさ。
はぁはぁいいながら、潤んだ目でこっち見てるお妙みてたら。
もっとしたい、って思うじゃん。
そこへよ?きっちり着込んだ制服みちまったら、
あれれ〜そういえば生徒に手出しちゃっていいの?って冷静な俺の中の俺がいい始めちまって、たつもんもたたなくなっちゃうんだよ。
お妙の大好きな俺のおれがうなだれちゃうのよ?いいの?
午後からの授業も集中できないまま、なんか中途半端になっちゃうよ?
疼いちゃって机の下で自分でする羽目になるって。
お妙だって絶対後で、ヌイどきゃよかったと思うって。うん。
オイオイへタレなんていうなよ。お前だって将来無職の旦那なんて嫌だろうが。
って何赤くなってんの。
・ ・・・だめだ俺が午後からもたねーよ。
よし、志村、お前今日俺んち来い。明日っから三連休だし特別合宿しちゃる。
あ〜着替えは俺が用意しとくから。大丈夫女の子用の服ばっかりだし。
お前も楽しめるって。
それまで、これあづかっとくから。
いつの間にって、さっき抱いたときに尻撫でながらスカートのポケットから抜いたんだよ。
じゃ、そういうことだから。後でなw
おぁ志村!ブラつけんの忘れんなよ。
乳首たってんのが他のやつにバレルだろが。
「お前今日俺んち来い」
我ながらあっさりとひっかかったものだと思いもしたが、無視することも出来なかった。
銀八に盗みとられたものは、同じく「スナックすまいる」でバイトしているおりょうから借りたものだった。
ぱららっぱぱ〜♪
“ジャスタウェイバイブレーター”
などとふざけて出されたそれは、見た目は女子高生の持つような、マスコットで、
スイッチをおすとてきとーに付けたような腕がくるくると回る。
流行にうとい妙のためにおりょうが見せてくれた。
所謂大人のオモチャなそれは初めて見た。
使い方はなんとなく分かるが、使う機会もなく、他のクラスメイトに見られるのも嫌なので、ポケットにしまっておいたのがまずかった。
しかも、銀八にみつかるなんて。
借り物だし、没収されては、おりょうに申し訳ない。
銀八のすむアパートの前ではぁとため息をつくと、意を決して妙は銀八の部屋のチャイムを押した。
「おお入れ入れ〜」
「・・・おじゃまします」
銀八の部屋は意外にも整っていた。
というよりモノが少ないから散らかりようもない。
唯一目立つものといえば、銀八が愛読しているジャンプの山と部屋の一角に用意された銀八自身は絶対着ないであろう衣装が多数。
「さっ志村。好きなの選べ。」
「その前に出すもん出せやコルァ」
いきなり行為にのぞもうとする銀八に、拳をならしながら妙はにらみつけた。
「ひぃ!!あ、あれねーあぁうんあるよ。あるあるアルヨ、なんちゃって」
「おもしろくねーんだよ天然パーマ、さっさと出せや!」
どっちが脅していたのか分からないほど、妙の迫力はすごかった。
「こ、これだろ?」
「おとなしく返すならよし。返さないなら、ぶっとばぁす」
よほど焦っているのか妙の凄みは普段の倍はあった。が、銀八も負けない。
志村妙の弱みを握り、かつ、やっとの思いで自分の部屋に入れることができた。
せっかくのチャンスを逃してなるものか!
「返すけど・・・志村ぁ。お前これ何に使うつもりだったの」
「肩たたきです。」
「こ〜んなちっさい腕で?」
「強すぎると肩壊すんですよ。甲子園にいけなくなるじゃないですか。ふふふ」
顔は笑っているが、妙は明らかに動揺している。銀八がいやらしい笑みをみせた。
「オレ女子高生の流行とかしらないんだよね。どうやって使うのか教えてよ。」
30代とはいえこの手のアイテムに関しては詳しいので、もちろん“ジャスタウェ〜イ(略)”のことは銀八も良く知ってる。
「先生が知っても仕方ないでしょ!」
「生徒の好みとか流行とか知っといたほうが良いだろ?
両者を理解してこそ教師と生徒の壁をなくしていくんだよ。だから、なぁ?」
すっかり銀八のペースにはまった妙はどんどん詰め寄られていく。
「このスイッチを押すと、こうやって振動するんですよ。」
ウィーーーーン
小さい音とともに、ジャスタウェイは振動している。
「で?」
「・・で。これを肩にのせて、あぁ〜気持ち良いわぁw」
明らかに肩たたきの効果のなさそな姿は、間抜けともとれた。
「はい終わり。こうやって使うんですよ。先生。」
「ふぅん、ちょっと貸してみて」
「え?ぁはい。」
銀八はジャスタウェイを受け取る。
「しゃーねぇなあ先生が正しい使い方教えてやるよ。」
「え!」
ブウィーーン
再びジャスタウェイを動かし始め、それを妙の肩から首筋にあてた。
「ちょっ何するんですか!」
背筋に走った悪寒に妙は後ずさった。
「まだ何もしてないよ。ほらこっちこいって。」
なかば強引に妙をひきよせ、銀八は妙の耳裏にそれをあてる。
「やっ」
逃げようとするが、がっちりと銀八は妙の肩を抑え、微動するジャスタウェイを優しく妙に当てる。
「どう?」
「どうって・・・何がですか」
わずかに息の荒くなった妙にいじわるに質問する。妙は妙で、体に走る快感に戸惑っていた。
(この人、わかってやってる!)
「これと似たようなやつを見たことあるんだけど、どう使うかわすれちまった。」
「確かこうやって」
といいながらジャスタウェイを妙の耳の穴に入れる。
「やぁっ!」
ととたんに妙の膝から力が抜けた。
(うっわ、すっげぇ敏感・・・)
銀八は妙の反応に気を良くしたのか楽しそうに笑う。
しゃがみこむ妙に合わせるように座り込むと、銀八は妙のひざを少しなぜてから。
「ちょっと広げてみ?」
「!?」
妙はスカートをはいてきてしまったことを後悔した。
「だ、だめです!」
「どうして?」
答えられずにぷいっと顔を銀八から背けてしまった妙に、ふっと笑みを浮かべると、銀八は妙の足の間に手を滑り込ませた。
「えっあっえぇ」
あまりに唐突だったので抵抗を忘れてしまった。銀八は妙の足を開けると、その白い太ももに手を滑らした。
(うっわすべすべぇ。羽二重餅みてぇ〜)
感動に浸ってた銀八の髪を妙が思いっきりひっぱった
「何してんだこるぁ 」
「ぎゃぁ〜プチプチいってる銀さんの毛が!離して!」
「お前が離れろ〜」
頭皮がずれる感覚に襲われながら渾身の力をこめて、銀八はジャスタウェイを妙の中心に押し当てた、とたん妙の手が離れた。
「きゃっっやっ」
(あぶね〜。間一髪だった。)
「いてて、もうおとなしくしてろって。」
完全に妙の足の間に体を入れて、付け根にジャスタウェイを押し当てる。
「あぁっんやっ」
「ほらな?こうやって使うのが一番いいんだよ。」
「違いますっこんなの・・・あっ」
否定はするが、振動によってぴくんっと妙の体がはねる。
次第にショーツの中心もしっとりと湿ってきた。
「あぁん、とめてください」
「ちゃんと最後まで教えてやるよ。」
「やぁあ!」
妙の割れ目をなぞるとさらに潤いを増す。
「志村、一回いってこい。」
銀八は、妙の中心にある突起にジャスタウェイを押し付けた。
「あっつあーーーーっ!」
くたっとなった妙をそっと寝かせて、ジャスタウェイを自分のかばんに納めた。
「授業が終わったら、返してやるよ。この“ジャスタウェ〜イバイブレータ”」
(やっぱり知ってた・・・)
視界がぼやけて力の入らない体を横たえながら、妙は悔しく思った。
荒くなった呼吸はまだ収まりそうになかった。
「オレならこれを選ぶね!と銀八は何着か手に取り妙に進めていた。
「先生、これどこで手に入れたんですか?」
「マダオからもらった〜。元バイト先から流してもらったんだと」
あぁあのマダオか。妙と同級生であるマダオは、同学年であるが、年はかなり上でバイトを転々としている名前通りのマダオのことだ。やたら銀八と馬が合うらしく、二人の会話はPTAも真っ青なエロ談義にまで発展する。
どうやら、赤点をとるたんびに銀八に献上していたそうだ。
「コーヒー入れてくるから、その間に選んどけよ。時間はたっぷりあるしなぁ。」
そういって妙を部屋に残し、台所に入っていった。
残された妙は、改めていくつかの衣装を見た
「何よ、制服だとやりにくいっていったくせに。」
どこの学校のか分からないが、配色の変わったセーラーも混じっている。
他にも、ウエイトレス、看護婦、チャイナ、無意味に穴の開いたタイツなどが並んでいた。
「??体操服?」
まったくあの教師は教師として大丈夫かほんとに疑問に思う。
ひとつ服を手に取り、妙はふふっと微笑んだ。
調子に乗りやすい恋人へのちょっとした悪戯心が疼いた。
「志村ぁ決まったか〜?」
コーヒーカップを持って台所から銀八が出てきた。
「はい。どうですか?せ・ん・せw」
志村妙が選んだのは、ベージュを基調としたプリーツの制服だった。
「はぁ〜志村、オレ制服はだめだって言わなかったけ?」
銀八は肩の力が抜けるのを感じながら、カップを置く。
「私ぃ度セーラー服以外の制服着たかったんですぅ。」
妙がわざとらしい台詞をはく。
がっかりした顔をした銀八を前に、妙は初めて着る制服にうれしそうにくるくる回っている。
「先生。似合う?」
「はいはい似合うよ」
してやったりと妙は思う。いつも銀八のペースに乗るのが癪だったから、わざと彼の萎えるといった制服を着てやった。
どうだ、といわんばかりになにやらブツブツと文句をたれている銀八に自分の姿を見せ付ける。
と、妙が急に倒れた、というより倒された。
「ばぁか、それでオレが萎えると思った?」
一度つかんだペースは、銀八の手に戻った。
「え?だって・・・制服じゃできないって・・。」
「そりゃうちの学校の制服なら、ね。オレ銀魂高校の教師だも〜ん。」
「そんなの、屁理屈です!」
じたばたしても、捕らえられた手首と腰はどうにも抜け出せない。
やられた!と妙は後悔したが、後の祭りである。
「試そうとするなんて、志村いつから悪い子になったのかな〜?」
逃げようとする妙の顔を覗き込む。
「さぁ楽しい楽しい補習授業のはじまりぃw」
壁に妙を追い詰め、銀八は妙に口付ける。
「ん、ふ、うぁ」
銀八に絡めとられた舌は、もう自分の意思通りには動かない。
銀八は妙の口内に思い通りに舌をつっこむ。
ぷっくりとした妙の唇を甘く噛む。
やわらかいその唇は、銀八の脳内にじわじわと刺激を与える。
そっと唇を離し、首もとのリボンを紐解く。
少し細めの赤いリボンを、掴んでいた妙の両手首に素早くまとめた。
「せんせい、これ?」
キスに呆然としていた妙は銀八の行動を他人事のようにみていた。
「ん〜、お楽しみぃ」
頭上に上げられた手のせいで、まともに抵抗ができない状況に、妙は不安になった。
ちゅっと不安がる妙にキスすると、そのまま妙の首筋に噛み付いた。
「は!ぁん」
息を呑むような妙の喘ぎを聞きながら、首筋に赤い痕をつけていく。
「いやぁ先生離して」
「離さない」
つぶやくように返すと、銀八はブレザーを脱がせた。
けっして大きくない妙の胸を服の上からなぞる。
「やっ・・・」
先端を強調するように指で刺激を与えてやれば、突起がたってくる。
服のボタンを3つだけはずし、その胸に顔をうずめる。
「ん〜いいにおい」
妙の白い肌からは、くすぐったいような甘ったるいような香りが漂っていた。
白い羽毛のようなくせッ毛が胸のあたりをいったりきたり・・。
ぞわぞわっとした感覚が妙の背中を走った。
しかし、髪の柔らかな感覚と反対に銀八が軽く歯をたてた瞬間、強烈な刺激を感じた。
妙は徐々に自分の中心が熱くなるのを感じて、ブラをはずされるのを待っていたが、
銀八は布越しの刺激しか与えてくれない。
「はっ ぁ 先生ぇ」
呼びかけに少し顔を上げた銀八はでもやはり、直接触れようとしない。
(なんで脱がせてくれないの??)
「志村ぁ、してほしいことがあるならちゃんと主張しないと〜社会でやってけないよ〜」
説教じみたことを言っているが、その顔つきがいやらしくて、妙の顔はかっと赤くなった。
脱ぎたくても手の自由を奪われては、何も出来ない。
「ほらいってみ?」
「いやぁ」
素直じゃない。
なかなか素直にならない妙に銀八のSが目覚めた。
あくまで、先端は刺激せず、その周りをなぞるように布越しにそっと撫でる。
妙の背中を壁に押し付けるように体を密着させる。
湿り始めた妙の両足の中心に腿をあて、小刻みに刺激を与えてやれば、
声にならない声で妙が身をよがらす。
「も・・・やぁ」
「辛いなら、言ってみろよ。」
銀八が妙の羞恥心を煽る。一度刺激止め、妙の様子を伺う。
妙の目は涙で潤み、唾液でぬれた唇は光っていた。
(だめ、耐えろおれ・・・)
煽っていながら妙の淫靡な表情に追い詰められる自分を抑え、妙から求めるまで待った。
「――― 直接、触って、ください」
自分で発した言葉に、一段と顔を赤くして、妙は精一杯の主張をした。
が、布から開放されることはなく、おもむろに妙の片足を折り曲げて、
銀八は下着の隙間から一気に妙を貫いた。
「あぁーっぅあっ」
一番奥まで入ると、銀八は妙の体をぎゅっと抱きしめた。
立ったままの状態でのそれは、銀八自身にも強い締め付けを感じさせた。
「・・・志村、脱いじゃったら着替えた意味ないだろ〜。あとなぁ」
「?」
「ここのアパートって壁薄いから、あんま声出すと聞こえるよ。」
「!?」
妙は目を見開いて驚いた。
恥をすてて頼んだのに、脱がせてくれず、しかもここにきてその忠告はふざけている!
この怒りをぶつけたいが、足も腕も銀八に捕らえられて、殴れない。
この憎らしい顔面にこぶしを落としたいが、銀八にしばられたリボンはほどけそうにない。
「まぁ、そこんとこよろしくってことで。動くぞ」
最後の言葉の終わるまでに、銀八は妙の体をゆすりさらに動きをつけた。
「はっんんあっ!!」
下着により少し入り口の狭くなったそこは銀八の肉棒を確実に擦り、
妙の中は締まりをつよくしていく。
「・・・ん、せんせい!」
快感の波が妙の体をかけぬけるが、必死で声をもらさないよう、唇をかみ締める。
余裕ぶってのんびりとした口調だった銀八自身も妙をじらした分、我慢がきかなくなっている。
銀八は妙のもう片方の足も持ち上げ、抱え込むようにして妙を支えた。
と、一度動きをとめ、妙の尻を掴み腰を振りはじめる。
ぐちゅぐちゅと十分に潤んだ部分に自身を激しく叩き込む。
背中にあたる壁が強く擦れるが、服を着たままなので、肌を傷つけることはないだろう。
妙は、思うがままにされ、声も出せないこの状況に自然と涙があふれた。
一方で、銀八が動くたびに、もっと強く突いてほしいと願ってしまう。
突き上げられるたびに、疼く快感にたまらなくなった妙は、
結ばれたままの腕を銀八の頭に回すと、銀八と目があった。
「ぁ、んっ・・せんせっ、キスして、ぇ・・・」
涙でうるんだ妙は、これ以上耐え切れないと思い、銀八の口で防いでもらった。
二人の舌がからみあい、くちゅくちゅと水音がきこえる。
その音は、目を閉じていても、妙をいやらしい気分にさせる。
銀八はキスを繰り返しながら、さらに律動を早めていった。
「んんっ!?」
自身を妙の体にぶつけるように一際強く揺さぶると、ガクッと銀八の肩の力が抜けた。
妙の中にドクンっと吐き出された。
と、同時に妙の視界も真っ白な光につつまれ、意識が遠のいていくのを感じた。
銀八は一度妙から自身を抜いて、妙の体をベットに横たえた。
「はぁい、一現目終了〜ってあれ志村ぁ?おーい」
返事のない妙を伺うと、すっかり気を失っていた。
「やべ、ちょっとやりすぎた--ー か?」
妙の目じりに浮かんだ涙をそっと親指でぬぐって、顔にかかった髪をどけてやる。
ピンク色に染まった妙の顔が少し笑った気がした。
「まいっか、次これきてもらお〜っと」
そういって、妙を寝かせたまま次にきてもらう衣装をいそいそと選び出した。