スナックを経営している夜の蝶・お登勢は、毎月の恒例行事を行おうとしていた。それは二階に住んでいる
よろず屋の家賃取立てである。いつもはキャサリンがやってくれるのだが、彼女には買出しを頼んでいるため
代わりにお登勢自ら出陣したのだ
そんなお登勢と対峙しているのは銀時である。いつもは頃合を見計らってよろず屋を留守にするのだが、神楽
や新八がいない上に外出しようとした所を彼女に捕まってしまった。つくづくツイていない
「今日こそは家賃、払ってもらうよ」
「払えったって、ないもんは払えねぇよ」
「何開き直ってんだい!今日という今日こそは6か月分耳を揃えて払ってもらうよ、若白髪!」
「若い身空で髪が白くなるまで苦労してるんだ、ちっとはいたわってくれてもいいじゃないか」
「てめえの頭は糖分摂り過ぎでそうなったんだろう!」
「ば−さん、いい加減にしろよ。糖分取っただけでこんなになる訳ねーだろっ!」
「いい加減にするのはアンタだよっ!さっさと家賃払っつてんだよ!コノヤロー!」
「そんな事言ったって、今日はあれしかないぞ」
銀時はリビングのテーブルにあるものを指差した
「何だい、それは?」
「天人の技術者が作ったサプリメントだ。ばーさんも行くだろう?エステ黄泉帰り。あれはそこの在庫なんだ
あいにくどれもこれも消費期限がギリギリのものばっかなんで、処分するって所を全部もらって来たのさ
これをつければ十年は若返ると言われているぜ。ばーさんもどうだい?」
「冗談を言ってる暇があるなら、さっさと金を用意しな。全く・・・・・・こんな顔に今更サプリメントなんか
つけても仕方ないだろ」
「砂漠にも水分は必要なんだぜ。まあオアシスになる前に蒸発しちまうだろうが」
「あんた、アタシを怒らせたいのかいっ!」
ババアのドロップキックが銀時の腹を直撃した
結局、その在庫処分品とやらを借金代わりにもらって、彼女はスナックに戻ってきた
「ちょうど化粧水が切れているから使ってみるか」
「何々・・・・・・へー飲料タイプもあるんだね」
のども乾いていたので、彼女はこっちを使ってみる事にした。それがそもそもの始まりだった・・・・・・
ごくっと飲むと、カカオ99%のような苦味と100%黒酢のような酸っぱさとがのどに広がってむせた
「!な、何だいこの液体はっ!ポーションよりタチが悪いじゃないかい!」
彼女は口直しをして、ソファーに横になった。開店までまだ間があるし、ちょっと一眠りしておく
つもりなのだろう
「ずいぶんと寝たね・・・・・・」
2時間後、彼女はもそもそとソファーから立ち上がった。
(ん、何か肌の質が良くなっているような・・・・・・)
どれほどきれいになっているのか見ようと鏡台に向かう。その時自らの手を見たのだが、
それは別人の手であった。いつもはトリガラのような手が色白の肉がついた若々しい手に変わっているのである
「おいっ・・・・・・!」
鏡台を見ると、そこには自分が映っていた。ただし、数十年前のアルバムに載っているような自分の姿なのだが
肌は、色白のものに変わっていて、しわやたるみシミ・ソバカスの類は全くなかった。もちろん全身が、である
髪型こそそのままだったが、パッチリとした大きな眼は潤んでいて、鼻筋は真っ直ぐ通っている。唇は口紅を
つけていないものの、瑞々しい桃色をしている
お登勢はあまりの衝撃に一瞬ふらっと来た。頬に当てた手の感触もいつものようなカサカサしたものとは違う
もち肌とも言うべき、弾力性のある、若々しい感触だった
(ま、まさかあの薬には、何か秘密が・・・・・・)
急いでお登勢は、サプリメントの容器を見直した。使用上の注意は底面にびっしりと書かれていた
【使用上の注意:誤飲に気をつけてください。幼児の手の届かない所に・・・・・・(中略)・・・・・・
あっ、言い忘れてましたが、閉経してから数年経っている老婦人方は、ご使用を避けてください
とんでもない副作用を誘発する恐れがあります。いいですか、くれぐれもご使用する事のないように
いいですか、ちゃんと言いましたよ。なお、この注意書きに記した事を行った場合、本社は一切責任を
負いません。テメエのケツはテメエで拭け。以上】
「あんの、若白髪があああああああっっ!!」
彼女は奇声を上げて、容器を床に叩きつけた
「よくも注意も読まずに、アタシにこんな危ない薬を渡しやがったなっ!どうすんだよ、こんな事になって!
・・・・・・てゆうか、なんでこんな大事なもんを底面なんかに書くんだいっ!側面に書けよ、コノヤロおおおっっ!!
文も無駄に長いし、ムカツクしよおおおおっっ!」
「オ登勢サーン」
キャサリンが来た。どうやら買い物が済んだらしい。しかし、こんな姿を見てややこしい誤解をされてはたまらない
お登勢は窓を開け放ち、そこから逃げた
「ねえ、お妙。見てよ、あの人」
「スマイル」のホステスであるお妙とおりょうは、午後の軽食にハーゲンダッツをつまみつつ
談笑していた。おりょうの指先の方角を向くと、そこには古風な和服美人がいた
「あら、綺麗なヒト・・・・・・!」
「でしょう? 私たちのような職業の人間にもあんな美人って中々いないよね」
「ええ、惚れ惚れしちゃう・・・・・・」
お妙は頬を朱に染めて、相手の女性を見た
「・・・・・・お妙、アンタさっきからずっとあのヒト見てるけど、そんなに気に入ったの?」
「ええ、何て言ったらいいのか・・・・・・シンパシーを感じるのよ」
「シンパシー?」
「そう。あのヒトからは私と同じ血の匂いを感じるわ」
「えっ、血って何・・・・・・え、ええーっ!ちょっ、ちょっとお妙!良く見たらアンタの袖・・・・・・ま、真っ赤に・・・・・・」
「えっ、ああこれ。いやだわ、出かける前にGORILAを殴ったから・・・・・・染みになる前に落さないと・・・・・・」
「アンタどこまでバイオレンスに殴ってるの!」
「あっ、あのヒト男に勧誘されてる・・・・・・あ、・・・・・・あーあついていっちゃった。よせばいいのに・・・・・・」
「いや、違うわね」
「何が」
「あれは獲物を狩る女豹の顔だったわ。きっとあのヤクザたちを返り討ちにして、戦利金を得る気だわ
私の経験がそう言ってる・・・・・・!」
「どんな経験よ!」
「・・・・・・さて、臨時収入も入った事だし、次はどこへ行こうかね」
先程の人物は紛う事無き、われらのお登勢である
「まあ若返ってしまったのは仕方ない。しばらくこの姿を楽しむとするかい」
流石と言おうか、彼女はこの恐るべき状況にいち早く順応し、なおかつそれを楽しもうとしているのである
まさに女怪、いや女傑である。雨が降れば行水、槍が降ればリンボーダンス、どんな時も楽しむ余裕を
忘れないのが江戸っ娘の心意気ってものだ
彼女はあれから靴を取りに玄関口に侵入し、何食わぬ顔で歌舞伎町を散策した。途中いかがわしいプロダクションに
アイドルになろうと誘われる事があった。君ならきっと出来ると甘いこと言っておいて、最終的にはAV出演を強制され
泣く事になるのだ。AV勧誘の男は、中々カモが釣れずにうな垂れていた。お登勢はそんな勧誘男を尻目にしていると
ある男が彼女の目に入ってきた
見覚えのある天パの白髪・・・・・・
(あれは銀時。・・・・・・あの白髪は、またこんな所をぶらぶらと・・・・・・)
銀時は男に何か話すと、男は喜んで彼の肩を叩いた。銀時の後をこっそりとついていくとある女性の姿が目に入った
服の上からでも分かるような成熟した体つきの女性である。顔は眼鏡のために大人っぽく見えるが、どことなく
子供っぽさの残る顔立ちであった。まず美人の部類に属する女性である。銀時は彼女と共に、ある建物の中へと入っていった
彼女は追跡したが途中ではぐれてしまった。三十分後、彼女はある声を耳にした。女の声、それも艶かしい嬌声であった
(AVの撮影でもしてるのかい・・・・・・ご苦労なこったね)
「ああんっ、銀さんっ!もっとぉ、もっと来て・・・・・・!」
それを聞くとお登勢は声のする方へと向かっていった
場所は撮影現場であった。映すものは当然、男女のカラミである。小道具を無造作に散りばめた大きな部屋には
張りぼてが真ん中にあり、その周りに何台ものカメラとスタッフがレンズを覗き込んでいる。これで男女の接合部を
余さず映し、レンズの向こうにいる購買者の性欲をそそらせるのだ
ベッドの真ん中には、何台ものカメラの中でしきりに性愛の実践をしている男女がいる。二人は丁度シックスナインの型で
互いの性器を舐め合っていた。女は豊かな双丘に男の怒張したペニスを挟み、亀頭を口にぱくっと含んで愛撫している
彼女の巨きめの尻を両手で抱え恥部を執拗に刺激している様子が、目に浮かんできた。それに先程から巨根を見ると
AV男優としては合格点だろう
「ねぇ、銀さん」
さっちゃんは口から亀頭を抜いて、その大き過ぎる乳で愛撫していた
「そろそろいいでしょう・・・・・・ねぇってばぁ」
「ああ、そうだな」
銀時はさっちゃんの下から出て、そのまま四つんばいの彼女の尻を掴んだ
「あっ、待って。銀さん」
さっちゃんは銀時を手で制して、彼の前で仰向けになった。彼女はその白い指で秘部を開いた。まるで処女のような
淡いピンク色の陰唇が広げられ、溢れ出ている蜜壺の入り口を相手に見せていた
「いつものように後ろからされるのも好きだけど、今日は前で・・・・・・・銀さんをイッパイ感じたいの・・・・・・」
彼女の顔は上気している
「・・・・・・」
「お願い。今日一日、何でも言う事聞いてくれるんでしょう・・・・・・?」
「分かった。そのかわり、遠慮なくヤリまくるから覚悟しろよ」
銀時はさっちゃんのカラダに覆い被さった。さっちゃんは彼の肩に手を回した
「ええ、私のカラダをイッパイ味わって・・・・・・」
銀時の逸物が膣口まで挿入され、抽送が始まった。挿入が繰り返され、蜜口にカリが引っかかる度に、さっちゃんは
蕩ける様な嬌声を吐く。銀時は挿入時、余った両手で彼女の胸を揉みし抱いた。肉付きの良い、それでいて吸い付く
ような白肌の乳房は、それだけで男の半身を熱くするに足る。親指で乳頭を弄くると、それは既に膨張して固くなっていた
揉む度に指と指の間からは柔肉がこぼれる
「ああっ・・・・・・んっ・・・・・・、銀さぁん・・・・・・っ!」
耳にかかるさっちゃんの艶やかな甘えた声に、銀時も力を入れて彼女を犯した。巨大な陰茎は既に大量の愛液をその身に
帯びていて、蜜壺を貫く度に豪快な音を立てて甘露を迸らせた。彼女の膣壁はそれを締め付け、膣口は絞る事によって
それを刺激し、陰唇は名残惜しそうにその肉幹にまとわりついていく
「じゃあそろそろイクぜ・・・・・・さっちゃん」
「うんっ・・・・・・!」
「膣内にたっぷり射精してやるからな」
「うん、は・・・・・・、早く来てぇ・・・・・・私も、イッちゃいそう・・・・・・」
それを境に銀時の腰の振りが大きくなった。胴体、脚、腕。全身を使って彼女の一点を集中的に攻め立てた
「ああんっ、はああんっ・・・・・・いいっっ!おおっ・・・・・・、おお・・・・・・!」
さっちゃんは銀時の抽送を自らも腰を振って迎合した。互いの動きにより、巨きな乳房がたゆんたゆんと揺れ動く
その右乳房に銀時は顔を埋めた。口はちゅうちゅうと乳首を吸い、舌は乳輪に沿って愛撫する
さっちゃんは銀時の後頭部に左手を当て、自身の胸に引き寄せた
「銀さんっ・・・・・・もうダメえっ!我慢できないっ・・・・・・イクっ、イクのぉ・・・・・・!」
言い終わるが早いか、彼女は銀時が深く挿入した直後、カラダを弓なりに仰け反らせた。大量の膣液が
銀時の陰茎を押しのけるように放出された。膣肉は律動を繰り返し、銀時の肉茎を摩擦する
「はああ・・・・・・ああ・・・・・・あ・・・・・・」
銀時はさっちゃんの膣から、巨根を引き抜いた。驚いた事に、彼はまだ射精をしていない
「ごめんね、銀さん。先にイッちゃって・・・・・・」
さっちゃんはそう言うとゴロンと横になってその大きな尻を高く銀時に突き出した。彼女は頭を
ベッドにつけたまま手をお尻に回し、その手で肉尻は左右に大きく開いた。銀時の眼前には先程
たっぷりと味わった恥部とセピア色の肛門が見えている
「今度は銀さんの番よ。私のアナルで沢山精子出して、気持ちよくなってね」
銀時はさっちゃんの手首を握り、自身は尻の谷間に顔を埋めて、後門に口づけした
そのまま、銀時の舌はさっちゃんの後門のしわを伸ばすように舐めていく。たっぷり唾液のついた舌先は
円状に彼女の恥ずかしい部位を濡らしていった
その舌はらせん状に中心へ向かい、窪みに到着した
しかしこれで終わりではない
「ああっ・・・・・・んっ・・・・・・ううっ・・・・・・」
舌はその半身をセピア色の窪みへと埋めた。広げるように穴を舐めつつ、やらしい音をさせて
抜き差しを繰り返した
「はああっ・・・・・・うううっ・・・・・・」
さっちゃんは頬を上気させて、しきりに倒錯した快楽に身をよじっている。しかし手首は固定
されている上、尻を高く上げたうつ伏せの状態であるため、大きく動く事が出来ない。そのため
彼女は大きな尻を左右に振るぐらいしか、抵抗が出来なかった
「・・・・・・さてと、大分アナルの方もほぐれて来たし・・・・・・」
銀時はさっちゃんの手首を離し、自身の逸物を蕾に押し当てた。射精から大分間を空けていたためか
その亀頭はパンパンに膨張していた
その大いなる肉塊が窄まった入り口を押し広げて、ずぶずぶと侵入していく
「熱いよぉ・・・・・・銀さぁん・・・・・・」
「熱くて気持ちイイだろう、さっちゃん」
陰茎は既に根元まで埋没していた。銀時は思いっきりそれを引き抜く。
「ああんっ、イイっ・・・・・・!」
それからは半身を熱くする乱戦である。巨根は遠慮という二文字を知らないが如く、彼女の後門を犯した
入れる時は遅く、抜く時は速く。その緩急の絶妙さに、さっちゃんも色っぽい声でよがっている
「アツいっ・・・・・・!お尻アツいよぉ・・・・・・、銀さんの巨きなオチンチンがっ、・・・・・・ああんっ、暴れてるよぉ・・・・・・!」
「さっちゃんはアナルファックが大好きだからな。ほらっ、こうすると・・・・・・」
銀時はずぶっっと肉茎を突っ込み、三回に分けてそれを抜き差しした。一回目で三分の一抜き、二回目で半分、三回目に
やっと全部といった具合である
「気持ちイイだろう?・・・・・・ほらっ、どうなんだ。さっちゃんっ!」
銀時は彼女の尻肉を叩いた。彼女のカラダに屈折した快感が流れた
「ああんっ・・・・・・!そう・・・・・・、そうよっ!私はお尻で気持ち良くなる、淫乱くの一なのっ!」
「毎日アナルにバイブ入れて気持ち良くなってるんだよな、さっちゃんは」
「はああんんっっ!うんっ、でも・・・・・・オチンチンの方が好きっ!銀さんにオチンチン挿入れられるのが一番好きなのっ!」
さっちゃんは尻を大きく振って、全身を快楽の波に委ねていた。いつの間にか自ら尻を持ち上げ、銀時の肉棒を迎え入れる
ようになっていた
「銀さんちょうだいっ!私のお尻に、銀さんの甘いオチンチンみるく、一杯射精してぇ・・・・・・!」
「よおし、・・・・・・じゃあラストスパートだ」
銀時はさっちゃんの背中に自身の厚い胸を押し付けた。手首から離した手でさっちゃんの乳房を鷲掴みにし、その
豊満な乳肉を母乳が吹き出る位揉みまくった。そして下半身はまるで盛りのついた猿のように、緩急つけずに強く
強く彼女の後門を犯していった。その激しい突きに彼女の蜜壺からは止め処なく愛液が糸を引いて垂れ、シーツを濡らしている
約三十回目の突きで、銀時の動きが一瞬止まった
「うっ・・・・・・!」
低い喚き声と共に、膨大な量の精液がさっちゃんの膣内に暴射された。びゅうううっ、びゅうううっ、と音が聞こえる
ほどの凄まじい勢いである。銀時は射精している間も、腸壁に逸物を押し付けて、残りの精液もしごき出していた
「ふうう・・・・・・」
ちゅぽんっ、と彼は後門から射精し切った陰茎を引き抜いた。肉幹にまとわりついた精液が名残惜しそうに後門と
乳色の橋を作っていた
「ハイっ、カット!」
監督の声で、銀時とさっちゃんは我に返った
「銀さん、お疲れ様。今日はこれで終了だよ、ご苦労さん。さっちゃんも、ありがとう
いやあ、銀さんから話は聞いていたけど、スゲーエロ可愛かったよ!」
茨木監督はそう言いつつ、彼女と握手しようとした。さっちゃんはその手を両手でぎゅっと掴む
「ぎゃああああああっっ!!」
茨木監督は剣山の刺さった手を振り回してもだえ出した。誰がやったかは自明である
「何を勘違いしてるの?私はあなたたちの貧相な包茎を勃たせるために、ここに来たんじゃないわ
そう、私が来たのは・・・・・・」
さっちゃんはベッドの端で腰を下ろしていた銀時に寄り添った。右手にウェットティッシュを取り
肉棒に付着している液を拭き取りつつ、彼女はこう囁く
「銀さん、今日はすごく良かったわ・・・・・・。私をこんな風にしていいのは銀さんだけよ」
さっちゃんは手を止めて銀時と抱き合い、その唇にキスをした。疲れているせいか、銀時もさしたる
抵抗はしていない。それをいい事にさっちゃんは、その柔らかい唇で何度も彼にキスをした
「んっ・・・・・・銀さん、好き・・・・・・大好き・・・・・・」
「ちょっと、ちょっと。二人ともイチャつくのは、外でやってくれないか?」
大西助監督の口出しにより、銀時はさっちゃんを引き離し、彼女を帰らせた
「いやあ、それにしてもさっきの娘は良かったな。最近俺も日常生活で勃ちにくくなってきてさー
だが彼女を見た今ではこの通り、もうビンビン!」
大西助監督は両手で股間を指差しながら、ズボンの貧相な盛り上がりを強調した
「さて、こうして丸々一つDVD『淫乳くの一、大いに乱れる』が完成した訳ですが・・・・・・」
手に包帯を巻きつけたナリで茨木監督が戻ってきた
「銀さん、次のDVDにも出演してくれるよね?」
「あ、ああ・・・・・・金さえ出してくれれば」
「良かったー、そういうと思ってたよ!実は次回作のタイトルも決まってるんだ!題して『武家小町の秘蜜』!」
「ふーん、・・・・・・で相手はどんなヤツなの?」
「銀さんも知ってるだろう。歌舞伎町のホステスやってるんだけどさ、さっちゃんに負けないぐらいのベッピンさん
がいるんだよ。何でも、弟と実家の道場を建て直すために稼いでいるらしい」
「お、おいっ!それって・・・・・・!」
監督の口端が意地悪く歪んだ
「そう、お妙ちゃんだ。あんたの話を聞いてアポを取ってみた」
彼の言う所によると、最初は話術でAV出演に引き込もうとしたが、中々ガードが固かったそうだ。次に腕っ節に
定評があるチンピラ数人を雇って脅迫紛いの説得を行ったが返り討ちに遭い、五人中四人が腕などに怪我をして
傷を負った。もう一人はまだ病院から帰ってきていないという。しかし、次の説得は上手く言った。ハーゲンダッツの
オマケを付けたのだ。もちろんAVに出すとは一言も言っていない
「いいねえ、気丈で清純な美人は。ベッドの上ではどんな乱れようをするのか」
「言っておくが、あの女を扱うのは並大抵の事じゃねぇぞ。俺だって扱いに苦労してるんだからな。AVに出ると分かったら
手に負えなくなる」
監督と助監督は互いに顔を見合わせた
「実はもう一つ考えてるのがあるんだ」
「まだあるのかよ。何ですか、あんたの脳味噌はオナニー覚えたての男子中学生ですか?」
「こっちも仕事なんだよ・・・・・・で、そのタイトルが」
「まさか『ロリっ娘はチャイナ服がお好き』とか言うんじゃねーだろうな・・・・・・」
「何で分かったんだ!」
「さっきの流れとお前らのネーミングセンスから考えればすぐ思いつくだろうがあぁぁっっ!」
銀時は、先程まで呑んでいた缶おしるこ五杯目を一気飲みして続けた。
「今度は神楽か!あんたらどこまで俺に依存してんの!俺はアルコールですかコノヤロー!大体、AV女優他にいねーのかよ!」
「女優はすぐに止めちゃうんだよ、何故かしらないけど」
「どうせ人間関係とかそんなんだろ。相手の後頭部にあるハゲがキモイとか、やたら絡んできてウザイとか、何かあるとすぐ
バトルものに路線変更するとこが嫌だとか、アニメDVDで作者より先にインタビューを受ける事になって、消えて欲しいって
思ったりとか・・・・・・」
銀時は頭をボリボリと引っかいて、続けた
「・・・・・・とにかく神楽はまだだめだ。AVに出るにはまだ十年早い」
「そ、そんな事言わずに頼むよぉ、銀さん。最近ロリもの需要あるんだよ。ほら、これから規制厳しくなるだろ?そうなる前に
うちみたいな無修正モノを購入希望するお客さんが後を絶たないんだよ。だから・・・・・・」
「ちょっとアンタ!」
その場にいた人間は全員戸口を見た。そこにはきれいに髪を結っている古風な雰囲気を持つ女性がいた。彼女はつかつかと
スタッフの制止を振り切って銀時の前に立った
「・・・・・・何だよ」
次の瞬間、彼女の平手打ちが彼の頬に炸裂した
「アンタなんて仕事やってんだいっ!いい加減なヤツだとは思っていたけど、自分のオンナ連れてきて
カラダ売らせるような男だとは思わなかったよ!」
「人がどんな仕事をしてようと関係ないだろうっ!大体・・・・・・アンタ誰なんだよ!」
「誰って、私はっ・・・・・・!」
そこまで言ってお登勢は口を閉じた。今の自分はいつもの自分とは違うという事を、やっとここで思い出したのだ
二人が剣呑なふいんき(←なぜか変換できない)を作っている所に、空気の読めない大西助監督は言葉を挟んだ
「何だよ、銀さん。さっちゃんやお妙ちゃんの他にもまだオンナがいたのか。全くどんだけモテてんだよ」
「ちげぇええええっっ!何が悲しくてこんなダメパーマのオンナにならなきゃならないんだい!」
「何だとテメェ、遺伝子組み換えを一切行なっていない天然パーマをナメるなよ!」
「よし、話は分かった・・・・・・」
それまでキャバクラのチラシを見つつ様子を見ていた茨木監督が前に出た
「とにかくアンタは銀さんに俺らの商売に関わるのを止めて欲しいんだな?」
「そ、そうだよ・・・・・・」
「で、銀さんはどうなんだ?できれば止めたくない?」
「何だかんだ言って給料良いしな。他に仕事ねーし」
「仕事なんか他にマシなのあんだろうがっ!」
殴りかかろうとするお登勢を茨木が制した
「確かにアンタの言う通り、俺らのやっている商売はキレイじゃねぇ。銀さんを止めさせたい気持ちも
分かる。しかし給料を払っている以上、勝手に彼をやめさせられても困るし、アンタに俺たちの仕事の
邪魔をされても困る。ここは俺らの仕事場だ。俺らのルールに従ってケリをつけてもらいたい」
「ルールってなんだい?さっさと言いな!」
「戦って勝った方の言う事を聞くんだ」
「ふーん・・・・・・、で、武器はなんだい?素手喧嘩(ステゴロ)かい?」
「そんな血生臭い勝負のつけ方はごめんだ。第一フェアじゃねぇ。それに戦うリングは・・・・・・」
監督は銀時の座っている場所を指差した
「ベッドの上だ」
「なるほど。ベッドでボクシングか・・・・・・悪くねーな」
「上等だね。ところでメリケンサックはありかい?」
「だから血を流さずにって言ってんだろうが!オッサンの話聞いてる!?」
茨木は双方を落ち着かせた上で、説明をし始めた。
「ルールは簡単だ。セックスしてどちらかを逝かしたら、逝かされた方は相手の言う事を聞くんだ」
「上等だね。アンタはどうだい?」
「いいね。受けて立つ。時間はいつがいい?」
「こんなのに時間かけてられるかい。今だよ今」
「本気か?俺の格好見て分からないのか。つい今しがたヤり終えた所だぞ」
「ふん。アンタみたいな奴、秒殺してやっから覚悟しな」
意見が一致した所で、一時間後に始める事となった。この間に銀時はアナルファック後のペニスを
中心に体を洗い、来たるべき闘いに備えて強壮剤を体内に摂取した。スタッフが配置につき、カメラを回し始めた
一時間後、銀時とスタッフの目の前で彼女は帯を解いた。彼女は前開きの着物をばっと勢い良く
脱いでしまった。脱ぐ過程を目で味わえなかったのがひどく残念だった
しかし、さらけ出された彼女の裸体は、銀時がこれまでに見てきた女の中で、最も色香の濃い
ものであった。彼女は着やせするタイプだった。その果実を彷彿とさせる豊乳はさっちゃんに
勝るとも劣らない。さっちゃんよりか若干乳輪が薄いきらいがあるが、それでも男の生唾を
誘うのに充分な逸品だった。キュッとくびれたウエストのおかげで、下のヒップが大きく見える
だがこれも思わず突いてみたくなりそうな魅惑の尻だった
「さあ、早くヤっちまおうじゃないか」
言葉の端に気丈な性格が垣間見られる。お登勢の凛々しい声により、彼は我に返った
(落ち着けよ、俺。状況は俺に有利だ)
そう、彼は有利だった。事前に射精を行なっているため、ある程度の性欲は減衰している。射精にも
時間がかかるであろう。それに自身の性技にも自信があった。にもかかわらず、何故だろうか。彼女と
対峙するとその自信が揺らぎ、ある種の恐怖が湧いてくるのは・・・・・・
目だ、銀時は思った
(これは世間を知らない女の目じゃない。AVを舐めているはねっかえり娘の目なんかじゃない
これは・・・・・・女豹の目だ!獲物を見つけ、どうやって犯り、おのが餌にしようかと考えている
ハンターの目だ。俺の経験がそう言ってる・・・・・・!これは、先手を打つ必要がある・・・・・・)
「さあ、はじめっ!」
「監督、これも撮るんですかっ?」
カメラを構えているスタッフが、言った
「当たり前だ!こんな面白い戦い・・・・・・」
その時だった。ピシャっと小気味良い音が撮影現場に響いた。銀時がお登勢の左頬を平手で叩いたのだ
「・・・・・・」
お登勢は呆然として銀時を見やった。彼はにやりと底意地の悪い笑みを浮かべた。これで彼は先程のビンタの仕返しを
した事になる。しかもこの先制攻撃は相手の出鼻を挫く事にもつながる。気の強い女はこうする事により、後々ベッド
の上の天王山で主導権を握りやすいのだ
お登勢は銀時に笑みを返した。さわやかなものだ。微塵も悪意を感じない。そのため銀時は不意を突かれた。お登勢は
右手を銀時の股間に伸ばし、そのふぐりをギュッギュウッと絞り上げたのだ
「ホデュアーッッ!」
これには銀時だけでなく監督助監督ならびにレンズを覗いていたカメラマンたちも脂汗を流して股間を押さえた。だが
一番痛いのは、本人だけだろう
(くうっ・・・・・・!)
彼は歯を食いしばろうと思ったが、その力が入らなくなった。お登勢がフェラティオを始めたからである
蕩ける様なペニスのしゃぶり様に、銀時は何も出来なかった
「うおっ!・・・・・・」
彼女は銀時の脚を抱いて、そのまま横にスライドさせた。体勢を崩された銀時はそのままベッドの上に無様に倒れた
お登勢がその上にかぶさり、マウントでフェラティオを続行した
銀時に余裕はなくなった
(すぐに逝かせてやるよ・・・・・・)
お登勢は銀時の太ももを引っつかむとそれを前方に押し倒した。銀時はマングリ返しならぬチングリ返しという何とも
情けない姿勢を強いられた
「んっ・・・・・・んうっ・・・・・・あむう・・・・・・」
彼女はカプっと睾丸を口に含み、舌先でころころと転がした。肉竿に沿って口唇を滑らせつつシュッシュッと
小刻みにしごき、それがある程度終わると涎をダラーっと後門に垂らし、細い可憐な指二本を用いて男の蕾を攻め立てた
「どうだい、気持ちいいだろう?ほら、もう一回タマしゃぶってやるからさっさと勃たせな」
「へっ、そんな事で俺が勃つ訳が・・・・・・」
その時、彼女は尿道口を舌先で刺激しつつ、タマを揉み、後門の中にある前立腺を刺激した。この三連撃に銀時は
音を上げた。陰茎はビンと頭を天に上げた
「へえ・・・・・・、勃つ訳がないならこれは何だい?」
お登勢はビシッとまた、平手打ちを食らわせた。今度は頬ではなく巨根に対してである。彼女はわざと荒い息をして見せ
その鼻先に亀頭をぶらつかせた
(ここで早くしゃぶらせたいと思ってはだめだ。ますますこの女の術中にハマる・・・・・・!)
「ううんっ・・・・・・むううっ・・・・・・ちゅっぷ・・・・・・ちゅっ・・・・・・」
柔らかい口唇と舌を巧みに使い、彼女は股間でイヤラシイ音を上げた。この音だけでも充分オカズに代用できるほどだ
「ふふっ、・・・・・・どうしたんだい?そんなに苦しそうにして・・・・・・」
銀時は我を失い、快楽の波に引きずり込まれそうな所を必死の思いで抑えていた。お登勢はそんな銀時の状態を知ってか
知らずか、いや知って楽しんでいるのか、ペニスを口に含みつつ上目遣いに彼を見ていた。その瞳には淫獣の持つ輝きと
同時に挑戦的な意思が感じられた
「くっ・・・・・・」
銀時はいったん体勢を崩し、お登勢の足を掴んだ。彼女は彼女で、銀時の足首を掴んで離さない
銀時は彼女の上に被さろうとしたが、お登勢にそのポジションを奪われた。しかし、これは反撃の
チャンスである。何故なら彼の眼前には彼女の陰部があるのだ
銀時は尻を自分の顔に押し付けその陰部に口づけをした。ぺチャぺチャと淫猥な音をわざと立てつつ
陰唇を甘がみし、彼女の淫欲を誘おうとした。ところが・・・・・・
(ううっ・・・・・・!)
「どうだい、天にも昇る心地だろう・・・・・・」
さすが年の功と言おうか。お登勢はその豊かな乳房を用いて銀時の勃起物をしっぽりと包み込み
愛撫し始めたのだ。彼女は下乳に手を沿え、少し重たそうに持ち上げ、乳肉を肉幹に押し付けて
下ろす動作を繰り返した
「ううっ・・・・・・!あ、ああっ・・・・・・!」
豊乳の谷間で、銀時の息子がピクピクと快楽に震えている。何と暖かく、何と柔らかく、何と心地よい
肉肌の感触だろう。彼女はその成熟した肉体を贅沢に使い、彼を屈服させようというのだ
「ほおら、どんどん固くなってるじゃないかい・・・・・・。我慢はカラダに毒だよ。さあ、このチチの中で一発
ピュピュッて射精しちまいな」
彼女の乳房が緩急を付けて上下に揺れる
(くっ、落ち着け。心を無にするんだ。心に雑念があるから、チンコが反応するんだ。無にすれば何も感じないし
何をしても動かない。マグロだ。無とはすなわち、マグロの状態だ。俺はマグロになるんだ。マグロになるんだ、俺
俺はマグロで、マグロは俺で・・・・・・)
うあっ、と銀時は思わず声を出して下半身を引っ込めようとした。彼女の舌が反り返った肉茎の裏スジをペロペロと這った
のである。彼女はゆっくりとやらしく、膨らんだ裏スジに舌の腹を当て、レロレロと男のシンボルを味わっている。それが
終わると、チュプッとパンパンに膨れ上がった亀頭を可憐な口に含み、舌先で尿道口を丹念に攻め立てる
これは駄目だ。勝てない。このオンナは男という生き物が何を感じるか熟知している。俺の尿道管はショート寸前で
今すぐ射精したい気分だ
(ふふっ、歌舞伎町で千人の男を泣かせたお登勢の妙技・・・・・・たっぷりと味わいな)
(くっ、もう我慢も限界だ・・・・・・何とかここで、一矢報いる方法はないのか・・・・・・いや、ある!奴のマンコは俺の支配下だ
悠長に攻めていては駄目だ。もうなりふりはかまっていられねぇ!)
銀時は舌先を巧みに使い、肉襞の割れ目を探索した。そう、クリトリスを探しているのだ。お登勢のそれはやや深い所にあった
皮を舌で器用にめくり上げ、顔を上げてその全身を口に含んだ
「ああんっ・・・・・・んっ・・・・・・」
チュッポッ、チュッポッ・・・・・・銀時はひたすら赤ん坊が乳頭を吸うようにクリトリスを吸い続けた。尻に回している手に力を入れ
顔に汗をかきながら、女の秘所を、最後の砦を滅茶苦茶に攻め立てた
(恥知らずっ!・・・・・・技巧もへったくれもない、色餓鬼の真似しくさって・・・・・・)
「んあっ・・・・・・うう、うううっ・・・・・・やあ・・・・・・あんっ・・・・・・」
お登勢の尻が銀時の手による拘束に抗って、逃れようとする。銀時はググッと両手に力をこめて繋ぎ止め、彼女の秘所を
舐り尽す。相当効いているようで、彼女は悦楽と苦痛の狭間で必死に耐え、銀時の肉棒攻めを中断していた
(じゃあ、ちょっと遊んでみるか・・・・・・)
銀時の舌先が膣口に侵入した。もちろんその間保険としてクリトリスをいじるのを忘れない
「ひぃっ・・・・・・!」
思いっきり突き上げたので、彼の手から彼女の尻が離れた。彼女は余力により腰を宙に浮かせ、近くに体を転がした
(何なんだ、さっきの感触はっ・・・・・・!)
(何なんだ、あの反応はっ・・・・・・!)
二人はしばらく相手を見ずに状況を分析した。
(まさか・・・・・・いや、そんなはずは・・・・・・)
銀時はしばし思案していたが、やがて思い立ち、スタッフを呼んで何やら耳打ちした
「な、何だよ。あんたたち・・・・・・?」
少ししてスタッフが持ってきたのは、コンドームだった。安い不透明のものではなく、極限まで透明かつ薄くしたシロモノである
銀時はイソイソとそれを肉幹に装着していく
「へえー・・・・・・感心だね、こっちも病気がうつらなくて助かるよ」
「・・・・・・」
用意を終え、撮影は再び始まった。銀時は目の前にいるお登勢の肩を掴み、そのままベッドに押しつけた
(ふん、マウントを取って優位に立ったつもりなんだろう。けど・・・・・・そう簡単に逝かされてたまるかい)
銀時と彼女の顔が近くなっていく。彼女の瞳は勝利の確信に満ちていた。一方銀時は、ここにきて何やら躊躇している様子である
(何だい、情けない顔して・・・・・・)
亀頭を陰唇の中央に埋めている彼の腰に、お登勢は両足を回した。臨戦態勢である
(さっさと来な。返り討ちにしてやるよ・・・・・・)
その時、彼の顔からは迷いが消え、そのまま深く己の逸物を肉壺に突き立てた
「ああっ・・・・・・!あっ・・・・・・、ああ・・・・・・!」
大きな声を張り上げたのは銀時ではなく、お登勢であった。銀時の肉棒は根元まで入り、彼女の膣内を圧迫している。しかし彼女が
驚いた事はそれではない。秘所が燃え盛る男の陰茎を受け入れた時、雷電の如き痛みが全身に回ったのである
「い、い・・・・・・」
今、彼女の目には涙が溢れていた。口をきゅっと横一文字に縛ってはいるものの、痛いものは痛いのだ
彼女が若返ったのは顔や肌だけではない。厚い処女膜までも新たに再生し、張られていたのである
彼女の戦意はこの痛みにすっかり雲散霧消してしまった。残るは破瓜した乙女特有の不安だけである
銀時はそんな彼女に対し、抽送を始めていた。巨大な肉塊が膣内を摩擦するだけでも、彼女は痛痒を感じた
愛液と共に破瓜の血が初々しい乙女の秘唇から漏れ出してくる
「やあっ・・・・・・いやあっ・・・・・・や、やめてぇ・・・・・・!」
さっきまでとは打って変わってしおらしい態度になったお登勢に、銀時は容赦なく攻め立てた。これは遊戯ではない
寝室という名の闘技場に繰り広げられる、男と女の闘いなのである。情けは無用。彼の肉幹がまた陰部に埋没した
「やめて、・・・・・・やめっ・・・・・・!だめえっ・・・・・・、だめっ・・・・・・!」
口唇からは愛おしい嬌声を吐き、秘唇からは甘い純液を散らす。痛みと裏腹に、彼女の陰部は蜜がとめどなく
溢れ出てくる。銀時が肉幹を抜き差しする度に、ジュプッ、ジュプッという何とも淫猥な音を出し、それと共に
淫液は尻をつたってシーツを濡らしていく
「ほらっ、どうしたんだ・・・・・・俺をイカせるんだろ?」
その言葉を聞くとお登勢は、口をきゅっと結び、キッと涙の浮かんだ目で銀時を睨みつけた。そして
宙に浮かせていた脚を彼の腰に巻きつけ、自ら肉棒を迎え入れ始めたのである。それだけではない
彼女の膣内の様子が変わった。膣肉が連動し、銀時の肉幹を緩急をつけて締め付ける
「ううっ・・・・・・!」
銀時は呻いた。一度気を許してしまうと、射精まで下り坂を転がる事になる。
お登勢も必死である。おそらく、まだ膣内が肉と肉との摩擦に慣れていないからだろう。痛みのために
顔には脂汗がにじみでている。正気にては大業ならず、AV道とは死狂いなり。この勝負に勝つためには
痛みを忘れ、この闘いにおける主導権を握らなければいけない
銀時はここに至って相手が真にただならぬ者と認識し、下手な小細工をせず、最大限の力を持って彼女を
抱く事に決めた。余裕は全くない、ともすれば彼女の腹の上で無様に果てるかもしれない。抜く事も挿す事も
容易ではない、まさに絶体絶命である
「くううっ・・・・・・!ああ、ああっ・・・・・・!」
一方のお登勢も気力だけで持っている。痛みは英気を挫き、体の芯は男の肉棒により、早くも溶けかかってきた
このままいけば彼女は、彼よりも先に達してしまうかもしれない
両者は互いに腹の探り合いをやめた。二人は互いに全力を尽くす事だけに専念した。銀時は限界までに勃起した
陰茎を力強く秘肉に突き立てる。お登勢はそれを受け、撤退する肉茎を膣肉で締め付け、陰唇を絡ませ続けた
双方、何時極限に達しても不思議ではない死闘である
「はあっ・・・・・・、はああっ・・・・・・ううっ・・・・・・」
「ううんっ・・・・・・んんっ!・・・・・・んあああっ!」
今ここにいるのは既に人間ではない。相手を屈服させよう果敢に腰を振っている二匹の淫獣である。撮影現場は
二人の熱気が広がっている。荒い息、激しく上下する腰、飛び散る汁・・・・・・そこにあるもの全てが熱を帯びていた
その時、銀時の肉棒に異変が起きた。微小だがわずかに痙攣の兆候が現れたのだ。お登勢はそれを膣壁の感触で知った
(よしっ・・・・・・!これで、私の・・・・・・)
彼女はその時、勝利を確信した。しかし銀時は諦めていなかった。
彼は、本来陰茎の八割抜いて浅く挿入する所を、全て抜き、その熱くたぎった逸物をグリッと亀頭から肉竿を全て使い
クリトリスに擦りつけたのである
この予想外の攻撃に、お登勢はすっかり虚を突かれてしまった。彼女の膣口にとろおーっっと液がにじみ出る
「やあっ・・・・・・!いやあっ・・・・・・いっ、イクうううっ・・・・・・!」
ビュウウウウッッ・・・・・・!彼女は豪快に潮を吹き、果てた。膣口から迸る愛液は三回に分けて飛び、前方で結合部を
舐めるようにして撮っていたビデオカメラのレンズを濡らした
「くうううっっ・・・・・・!」
銀時はその潮吹きに四秒ほど遅れて、射精した。肉竿は大きく上下に律動を繰り返し、精子を放出させた
ゴムの先端に精液が、見る見るうちに溜まっていく
彼はお登勢を見た。彼女は四肢を大の字に開き、うつろな目で天井を眺めていた。彼は何か呟いたが、彼女は
何も反応しない
「カット!」
監督の大きな声で、銀時はやっと戦いが終わった事を改めて知り、どっと体を倒して一息ついた
(さっちゃんで一発ヌいていなかったら、とっくの昔に瞬殺されていた・・・・・。スゲー女だ・・・・・・性技も
根性も・・・・・・)
彼のゴム及び彼女の尻に敷かれているシーツには真っ赤な経血が付着していた
「んっ・・・・・・」
お登勢はベッドの中で起きた。周りには相変わらずカメラの群れがあった。横を見ると、銀時がいる。彼女はバツが悪そうに
顔を朱に染め、プイッと視線をそらした
「アンタの負けだぜ」
「わ、分かってる・・・・・・」
お登勢はもう一度銀時を見た
「じゃあ、もう好きにしなっ!病気でカラダがおかしくなっても、私は知らないからねっ!」
「ああ・・・・・・分かった」
その時である、彼の手が彼女の肩を抱いたのは
「ちょっ・・・・・・アンタ、何を」
その後の言葉は出なかった。何故なら彼女は銀時によって口を塞がられたからだ
「んっ・・・・・・、んんっ・・・・・・!」
抵抗する彼女の手首を握って押し倒し、銀時は口付けを続けた。強張らせている彼女の舌を舌で愛撫し、味わう。唾液を
交換し合うにつれて、握り締めていた彼女のこぶしは、徐々に開き、手のひらを見せていった
銀時の手がゆっくりと彼女の肌を伝い、恥部へと下っていく。適度に生えた陰毛、縮こまったクリトリス、こぼれ出ている
陰唇・・・・・・全てを愛おしそうに撫でつつ
(ううっ・・・・・・)
彼の指が二本、その身を柔らかな陰唇の谷間に沈めていった。指は根元まで入ったところで一旦止まり、・・・・・・ゆっくり
ゆっくりと秘肉を弄んだ
(あんっ!や、やめ・・・・・・!)
カメラマンは彼女の股を開帳し、吸い付くようにして、銀時の指が彼女の恥部をいじくっている様子をレンズに映している
銀時は器用に二本の指でキュッと大陰唇を押し広げた。尿道口もさっきまで男の侵入を許していた膣口も、全てレンズに像を成していく
(み、見られてる・・・・・・)
視姦されている認識が、彼女の体の芯を熱くさせた
「・・・・・・っ、はあっ・・・・・・」
やっと口が離れた時には、両者の口には唾液の端が出来ていた
「な、何の真似だい・・・・・・これは」
「さっきは済まなかったな・・・・・・」
彼は彼女の耳元でそっと囁く。恋人同士がするような、甘い声であった
「お詫びにたっぷりと気持ちよくしてやるからな。安心しろ、膣内には鎮痛薬を塗ってあるから・・・・・・」
銀時は弄くっていた手を止め、体の向きを変えた。丁度シックスナインの配置である。お登勢の眼前には肉付きの良い硬い
肉茎がぶら下がっている。一方銀時の眼下には先程の愛撫でたっぷり湿った恥部が愛液を光らせてうずいていた
「んっ・・・・・・」
銀時は彼女の股間に顔を埋め、はみ出ている陰唇に口付けした。ざらざらとした舌が陰唇の上を這っていく
「はああっ・・・・・・ん・・・・・・んっ・・・・・・!」
挿入された膣穴で、舌は妖しく蠢く。穴を押し広げるようにして円を描いた後は、肉壁を擦る。それが済むや
抜いたばかりの開いた穴から溢れんばかりの蜜液を貪欲に吸い上げる
「ううっ・・・・・・!」
「・・・・・・ほら、俺の息子も慰めてくれよ」
銀時は腰を器用に使って、亀頭を彼女の頬に擦り付けた。彼女はしばらく拒んでいたが、亀頭が口唇に触れると
観念して口内に男根を受け入れた。膣口をいじられて、上の口にも何か慰めるものが欲しくなってきたのだ
先程の闘いで披露したフェラを彼女は存分に披露した。唾液に満ちた口内で、舌が縦横無尽に暴れ回る。亀頭を
尿道口を、裏スジを、そしてカリをチュポチュポと吸い、レロレロと舐め回した
競っている訳ではないが、銀時も負けてはいない。闘いの埋め合わせをするかのように、唇でクリトリスに
ちゅっとキスした後、それを軽く含み、口内で舌先を使って転がした
「んうっ・・・・・・!んんっ・・・・・・!」
今回違うのは、お登勢が逝きそうになった後、クリトリスへの愛撫を中断し、他の所に舌を這わせる所である
やはり気持ちの良い時間は長く共有するべきなのだ
(ふーん・・・・・・、いい加減なヤツとは思っていたけれど、なかなかオンナの喜ぶトコをつくじゃないか・・・・・・)
彼の半勃起した肉棒を吸いながら、お登勢はうっとりとした表情で快楽に身を任せていた
「んんっ・・・・・・んむう・・・・・・ふう・・・・・・」
改めて思えば、男と最後に戯れた日はいつだっただろうか。彼女の頭には亡き夫の姿のみが残っている
「お、おい、俺・・・・・・もう・・・・・・」
銀時が呻いた。
「おや、どうしたんだい?射精したかったら射精しな。ほら、もっと気持ち良くしてやるよ・・・・・・」
お登勢は両手に余る乳肉で彼の肉幹をしごき立てた。一瞬肉竿がピクンと反り返ったかと思うと、それは
亀頭からピュッと一閃、精液を射出した。その飛沫が彼女の顔にかかる。肉棒はまだ彼女の乳肉の狭間で律動し
精汁を噴出していた
「ハハハ・・・・・・勝負が関係ないと、こうも早く出るんだね」
お登勢は舌先のみを使い、亀頭に残った精液を拭う。ペチャペチャと二種類の液汁が飛ぶ音がする。あらかた
舐め取ると、亀頭を口に含み、赤子のようにチュパチュパと吸って、尿道にある残り汁まで貪欲に口に運んだ
(んっ・・・・・・ちゅぷっ・・・・・・コイツやっぱり糖分取りすぎだよ・・・・・・ちゅっ・・・・・・ザーメンまで甘い
じゃないかい・・・・・・んむう・・・・・・あむっ・・・・・・むうっ)
一方、彼女の股間は熱を帯びた荒い息と器用に動く舌により、だいぶ濡れていた
「ほらっ、立ちな」
銀時は彼女の言葉により舌を陰部から離した。彼女は大きな尻を彼の頭上よりどける
「鎮痛剤は塗ったんだろうね・・・・・・?」
「ああ。でもいやならいいんだぜ?」
「バカ。・・・・・・嫌な訳ないだろう」
お登勢は開脚し、その秘門をパカァっと二本の指で開いた。キレイな、それでいて性欲をそそる桃色の秘唇・・・・・・
「さっき射精したばかりだから少しはもつだろう。アンタの女になったんだから、とことん私を楽しませてちょうだいよ」
「おいおい、さっきと打って変わった態度だなアンタ」
そう言いつつ、銀時はコンドームの入ったケースに手をやった
その手をお登勢が止める
「何する気だい?」
「何って・・・・・・お前、避妊してなかっただろう(さっちゃんはしてたが)。予防策だよ、予防策」
「・・・・・・そんな事いちいち気にしてどうすんだい。キモが小さいね。ナマでいいよ、ナマで」
「ナマでって・・・・・・お前それ以前に経験が」
お登勢は片手で銀時の腕を掴み、もう片方の手で逸物を掴んで自分の方に引き込んだ。唾液で濡れた亀頭が陰唇に触れた。
「何も言うんじゃないよ。私がいいって言ってんだ、男ならうれし泣きして押し倒すぐらいしたらどうだい!」
「・・・・・・知らねえぞ、全く・・・・・・」
銀時は意を決して、彼女の体に覆いかぶさった。その亀頭及び肉幹は、狙い良く膣口にズブズブとその肉厚の身を沈んでいく
ジュプ、ジュプ・・・・・・彼は腰を上下に揺らし、彼女を犯し始めた。彼の肉竿が愛液を押しのけて彼女の膣内を支配していく
「んん・・・・・・ああっ・・・・・・!ああ・・・・・・」
「先程と打って変わった態度」というのは間違っていない。今のお登勢は、心から彼とのセックスを楽しんでいる。いや
肉欲ではなく彼と肌を触れ合い、コミュニケーシュンをする事自体を楽しんでいるのだ。まるで恋人同士のように、彼女は
彼に体を許し、彼を迎え入れている
「ああんっ・・・・・・、いいっ・・・・・・、もっと・・・・・・もっとぉ・・・・・・!」
銀時の眼下で、巨きな乳房が揺れている銀時は挿入しつつ、その乳房を揉んだ。さっちゃんのものより弾力はない。だが
それは彼に記憶のほとんどない母の匂いを想起させた
彼の陰茎が一回り勃起し、膣肉を圧迫する
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・」
彼は両手で彼女の巨乳を愛撫した。その愛撫に反応し、彼女の乳首は天を向いた。小指できゅっと弄ぶと、小さく反り返る
「もっと突いてっ!・・・・・・ああっ・・・・・・!いいっ、いいよっ・・・・・・!」
絶え間なく耳に届く彼女のよがり声も、彼の性欲を刺激した
次に彼は、彼女と共に横に倒れ、自分のみひざを付いて立ち上がった。そして彼女の左足のかかとを肩にかけた
再び銀時の肉棒が膣に挿入された。今度は角度から先程よりも深い位置を突く事ができる。この『松葉崩し』を用いた挿入により
彼女の嬌声はいよいよ艶を帯びる
「はああっ、ああっ・・・・・・、あっ・・・・・・!深いよっ、・・・・・・チンポが、ううっ・・・・・・、いっぱい入ってくるぅ・・・・・・!」
口端から細い涎の糸を垂らし、彼女は快楽の虜になっていた。その攻めている最中、彼はある事に気づいた。数の子天井である
彼女は類まれなる名器の持ち主だったのである
(ヤバイな、このままじゃナカに射精しちまう・・・・・・)
銀時はヤり場に困り、しばし逡巡していた。そして彼は急遽、肉棒をヌムッと抜いて、彼女を寝かせた。そしてその長くムッチリとした
脚を揃えて抱いた
「な、何だよ・・・・・・?私・・・・・・まだ・・・・・・」
そういっている間に、太ももから何かがひょこっと顔を覗かせる。それは射精寸前に膨張した亀頭であった。その亀頭の後ろから竿が続く
彼女の割れ目に沿って、肉竿がその身を横たわらせた
「・・・・・・!や、やめっ・・・・・・!」
銀時は肉塊を擦り付けるように、抽送を始めた。亀頭が、裏スジが、肉棒全体が、彼女の秘唇をなぞり、彼女のクリトリスを刺激する
最後は素股で決める気なのである
彼は三十回の抽送の末、達しようとしていた
「うっ・・・・・・出すぞっ!」
亀頭とクリトリスが擦り合った瞬間、彼はその先端から熱い精汁を射出した。それらは放物線の軌跡を描いて彼女の腹部に落ちていった
「ああっ・・・・・・あ・・・・・・」
この様子だと、彼女は逝き損なったようである
「ちょっと待ちな!」
お登勢は銀時の手首を掴んだ
「何だい、あれは!私は・・・・・・もうちょっとで逝きかけてたんだよ!何で膣外射精したんだい!この・・・・・・」
銀時の顔を見て、お登勢は口をつぐんだ。(そんな事はアンタの様子で分かる)と言った表情である。彼女は、銀時が自分を
いたわっている事にここで気がついた
(なんだい、それならそうと言っておくれよ・・・・・・)
彼女は彼を逆に押し倒した
(ムッツリに構えて・・・・・・可愛いじゃないか)
「ん、何だよ・・・・・・急に」
彼女は彼の精液まみれの肉棒を指でしごいた。まだ間がないので柔らかい半勃起の状態である
「ちょっ、どけって!撮影はもう終わったんだぞ!」
「何が終わったんだい?言ったろ、私を楽しませてちょうだいと・・・・・・私はまだ満足してないんだよ」
彼女は睾丸を手に包むようにして押し下げた。陰茎はピクンと天を向いた
「監督、どうしますか?」
「決まってるだろ、カメラを回せ。・・・・・・あのネーちゃん、まだ何かやらかしてくれるに違いない・・・・・・」
「さあ、今度は私がアンタを犯す番だよ・・・・・・!」
銀時の巨根は再び彼女の秘唇の中へとその頭を埋没させていった
「ふうう・・・・・・さすがに全部は入らないね。一体どんなもん食べたらこんなデカマラになるんだか
・・・・・・じゃあ、たっぷりと味わせてもらうよ」
騎乗位の姿勢で彼女は腰を振り出した。その様は、凄艶の一言である。男が女を犯す・・・・・・この形容が
最もぴったりと来る光景だ。銀時は息を荒げるだけで抵抗しなかった
何故なら、先程の射精で体力はほとんど失っていた。おまけに、彼女は類まれなる名器の持ち主である
彼女の深淵には、男泣かせの数の子天井が控えている。肉棒の先端は常にそれによる刺激を受けているのだ
「ほらっ、こうグラインドすると気持ちイイだろう・・・・・・?」
彼女は大きく腰を回す。そして陰茎をもっと味わうように、腰を上下させる。パンッ、パンッと
肉と肉がぶつかる音が妖しく響く。正直、銀時は余り快感を覚えなかった。いや、彼女の名器や
性技は抜群なのだが、度重なる陰茎の抜挿でくたびれ、マヒしているのだ
それでも彼の陰茎は、彼女の全身を使った愛撫により、徐々にその身を硬直させていった
「・・・・・・ちょっと、何でまだフニャッってるんだ!さっさと、勃たせなっ!」
彼女は硬度に関してまだ不満なようである。男側からすると、このような状態は至極普通である
むしろ四回も連続で射精したのに、いまだ一定の硬度を保っている方がおかしい
「おいっ、そこのアンタ!」
お登勢は茨木監督を指差した
「小さめのバイブを一丁、あとローションを持ってきな」
「えっ、何で俺が・・・・・・!」
「早くしろっ!」
今まで椅子に座って、ケツを暖めつつモノをしごいていた監督は、彼女の一喝を聞き、慌てて小道具を探し出した
シュッと注文の品がベッドに投げ込まれる。彼女はそれを両手でパシッと受けた。そして、次に何をしたかというと、そのバイブにローションを垂らしたのだ
長さ約十五センチのバイブが光沢を帯びる
「・・・・・・♪・・・・・・♪・・・・・・♪」
「お、おいっ・・・・・・一体・・・・・・」
彼女は陰茎を膣内から抜き、尻を銀時の眼前に向けた。そしてその手で無抵抗の彼の股を大きく開いた
「・・・・・・!」
「力を抜きな・・・・・・」
お登勢は指で銀時の肛門をキュッと左右に押し広げ、その窪みにぬめったバイブの先端を擦り付けた
「ばっ、やめっ・・・・・・」
気づいた時には遅かった。彼女はぐっと手に力を入れ、太いバイブをグリグリと彼の肛門に押し込んだのである
「アッー・・・・・・!」
ローションがあるおかげで割とすんなり挿入できたが、激しい異物感は拭えない
「ふふっ、・・・・・・思った通りだね!」
銀時の顔に巨尻を乗せて、彼女は陰茎を見た。前立腺の刺激により、それは痛いほどに硬くなって、腹と垂直に勃起している
「テメエ・・・・・・」
「さあ、もう一度イクんだよ!」
バイブの音が鳴り、銀時の男根はさらに強度を増した。お登勢はそれをずぶりと半分以上腸内に沈めて容易にひりでないようにした。そして彼女の騎乗位が
再開されたのである。硬い肉棒は彼女の子宮口を突き、膣壁を圧迫する。彼女は銀時の上で荒馬に跨っているかのように体を上下させ、陰茎を弄んだ
「おおっ、おおっ・・・・・・!いいっ、太くて最高だよっ!ああんっ・・・・・・病みつきになりそうっ・・・・・・」
彼女の腰が大きく円を描く。まるでフェラでもしているかのように陰唇は肉幹に絡みつき、まるでマスターベーションを施しているように膣肉は肉幹をしごきまくる
「ううんっ・・・・・・っはああっ!・・・・・・まだよっ、まだイクには早すぎるっ・・・・・・!もっと、アンタのデカいチンポをっ・・・・・・味わうんだからっ・・・・・・」
彼女の陰部はもう愛液の洪水であった。ジュプッ、ジュプッ、と淫らな挿入音が絶える事無く響いている。銀時は苦痛とも快楽とも取れる表情を眉に浮かべて、喘いでいた
「ああっ、はあっ・・・・・・も、もうイキそうっ!・・・・・・さあ、たっぷりナカに射精してっ!遠慮しないでっ・・・・・・!」
この状況では遠慮の仕様がない。銀時はもう彼女の膣内に射精するしかないのだ
「ああっ・・・・・・!」
銀時はもう我慢の限界であった。彼女を自分の体に引き寄せ、その厚い胸板に柔らかい乳肉を合わせた。彼は彼女のお尻を掴み、自ら迎合し、腰を奮って挿入を行った
「いっ、イクぅ!・・・・・・もっと、もっと突きまくってぇ!・・・・・・熱い精液、沢山ちょうだいっ・・・・・・!」
銀時は宙に固定された尻をひたすら突いた。彼女はセピア色の尻穴をカメラのレンズに映され、銀時の巨根に犯されていた。いや彼女の方も腰を
振っているから、この表現はおかしい。二匹の獣が互いを犯しあっているのである
「イクっ、イクっ、あああっ・・・・・・!ああんっ・・・・・・!ああっ・・・・・・!」
彼女は銀時の腕の中で体を反らし、絶頂に達した。彼女の二回目の律動により、銀時も袋にあるありったけの精液を彼女の膣内に注いだ。それは五回目と
思えないほどの量であった。結合部からは陰唇の隙間をぬって半透明の液汁がトクトクと陰茎をつたって流れていった
「あー、酷い目にあった・・・・・・」
銀時は喫茶店でお登勢とコーヒーを飲んでいた。監督がフンパツしてくれた給与で、銀時がおごったのだ
彼はフルーツパフェを頼んでいた
「何言ってんだい。思いっきり楽しんだくせに・・・・・・」
「楽しんだのはテメエだろっ!大体あの後ケツのバイブ取るのにどれだけ・・・・・・」
そこまで言うと、彼は他の客の視線が気になり、口を閉ざした。パフェにサァーっとテーブルに備え付けの
砂糖を振りかけている。やはり糖分の取り過ぎである
「なあ、一つ聞いていいか?」
「何?」
「何で処女なのに勝負OKしたんだよ」
銀時が疑問を持ったのは、そこである。AV勝負なら当然本番があるだろう
それなのに処女がわざわざ貞操を捨てるだろうか。おまけに彼女は自ら脚を開いた
そして挿入時に突如苦痛を訴えたのだ。それが分からない
疑問は他にもあった。男を知らない女にしては、彼女は余りにも技巧が優れていた
男性経験のある女だとしても、恐ろしいほど男のツボを知っていた。だが、彼女は処女だった
「そ、それは・・・・・・」
お登勢は答えなかった。答えようがなかった。
「あとさ、散々ヤっておいてこう言うのも何なんだが・・・・・・」
銀時は3杯目のフルーツパフェを口に運んだ後、視線を上げた。お登勢と銀時の
視線が交差する。彼女は彼の瞳を見た。それはいつもとは違った、真摯な目つきだった
「アンタが誰だか知らないけどさ、ヒトの事よりもまず・・・・・・自分のカラダ、大切に
した方がいいんじゃねえか・・・・・・?」
「・・・・・・」
「俺の事真っ当な道に導こうとしてくれたのは礼を言うよ。いい心意気だ。だがそれで
自分の体を傷つけていたら元も子もなくなるだろ?」
「・・・・・・」
「アンタ結構、他人を助けるために自分を犠牲にしそうだしな。ともかく・・・・・・余り
無茶すんじゃねえぞ」
彼女は何も言わなかった
「ごちそうさん」
銀時が席を立ち、店を後にする
「まっ、待ちな・・・・・・」
お登勢が店の前で引き止める。しかし引きとめた後でどうするのか、彼女は考えていない。ただ、このまま
別れるのは何か惜しい気がした。何か二言ぐらい彼と話したかった
「何・・・・・・?」
「あ、あの仕事・・・・・・まだ続ける気かい?」
「ああ、あれ・・・・・・」
銀時が体の向きを彼女に向けた
「辞めてきたよ」
「辞めるって・・・・・・生活が苦しいのに、かい?」
「辞めろって言ったのはアンタだろう?」
「あ、私のせいかい・・・・・・?」
「いや。正直、監督が俺の知り合いをAVに続けて出そうって言った時、既に悩んでたんだよ。アンタのビンタを喰らって
目が覚めた。やっぱり人間、心まで腐ったらいけないよな」
「・・・・・・」
「金は何とかなるだろう。・・・・・・じゃあな、俺の事はもう忘れろよ」
「忘れるって・・・・・・?」
お登勢の足が半歩前に進む
「初めてを奪ったヤツがこんなどうしようもないヤツだったら、後々ケチがついて回るだろ。だから忘れろ
アンタはいいオンナだ。そういう匂いがする。俺なんかよりよっぽどイイ男とめぐり合えるだろうさ」
銀時はそのまま背を向けて、帰ろうとした
「綾乃・・・・・・!」
銀時が振り向いた。時刻は既に夕方で、影は長くなっている
「私の名前だよ!“アンタ”じゃない、“綾乃”だ」
「へぇー・・・・・・いい名前だな」
彼の足が止まる。逆光でその顔は良く見えないが、いつもよりお登勢にはイイ男に見えた
「俺の知り合いのオンナにもいるぜ、その名前。アンタのように勝気ないいオンナが・・・・・・」
夕焼けのためか、彼女の顔が朱を帯びたのに彼は気づかなかった。
「中々いないぜ、あの人のようなイイ女は・・・・・・。周りには色んな女がいるんだけどさ
あの人以上の女には会った事がない」
「そ、それは・・・・・・恋人なのかい?」
思わず、お登勢は尋ねた。口にして、「自分は何を言ってるのだろう」と思った
「んっ、・・・・・・さあな。でもあの人あっての今の俺だからな・・・・・・。恋人より大事な女である事は確かかな。ハハ・・・・・・」
「・・・・・・」
「アンタ・・・・・・いや、綾乃さん。あの人にそっくりだな、ホント。もっとも、あっちはしわだらけのババアだけど」
銀時は笑った。彼が人ごみの中に消えていってもなお、彼女はそこに立っていた
(「忘れろ」って・・・・・・)
「・・・・・・忘れる訳ないじゃないか」
一人になった後、彼女は袖を上げて顔を覆った
「忘れられる訳、ないじゃないか・・・・・・」
その頬に熱い涙が一筋、つたった
翌朝、スナックの二階には昨日と同じ光景が広がっていた。すまわち、よろず屋に向かう大家・お登勢である
薬の効果は幸い一日にして切れたのだ
「銀時はいるかい?」
銀時は寝癖だか天然だが分からない髪形で出迎えた。少なくとも顔は寝起きである
「何だまたかい、ばーさん。化粧品あげただろう。あれでチャラにしてくれない?あいにくこっちはもう金が・・・・・・」
お登勢は銀時に封筒を手渡した。彼が開けてみると、中には十六万円分の札が入っていた
「金がなかったら、飯も食えないだろう。元金やるから工面して、いい仕事探しな」
「ええっウソー!ばーさん!いやー、しかしこんなにくれるとは・・・・・・どういう風の吹き回しだい?」
「つべこべ言って、要らないんだったら返してもらうよ。言っておくけど、貸しただけだからね。3ヶ月経ったら
返してもらうよ。いててててて・・・・・・!」
「大丈夫か?」
銀時がかがみこんだお登勢に手を差し伸べた。二人の視線が交差する
「な、何でもないよっ!ただの腰痛さ!」
彼女は赤く染まった頬を隠しつつ、さっと銀時の手を払いのけた
「奇遇だな。俺も昨日仕事重労働だから辞めてきてさ。腰が痛いのなんのって・・・・・・」
あれだけ腰を振るピストン運動をやっていれば、いやでも腰痛になるだろう
「とにかくサンキューな。・・・・・・ところでばーさん、最近何かいい事あった?いつもより若々しく見えるぜ?」
「なっ・・・・・・!」
瞬時、ババアのアッパーが炸裂した
「調子のいい事言ってるんじゃないよっ!さっさと仕事探してこい、この若白髪っ!」
「いってぇー!これはもうアッパーじゃねえよ。昇竜拳だよ、昇竜拳!」
銀時とお登勢の二人はその後1週間腰痛に悩まされたという