熱の下げ方(妙神)
銀時、新八がいない為、神楽は妙と一緒にいた。
本来なら神楽も行くのだが体調が悪い。
「神楽ちゃん、大丈夫?」
心配してくれる妙に神楽は笑った。
「大丈夫アル。姐御は仕事行かなくてもいいアルか?」
「こんな状態の神楽ちゃんを残していける訳ないじゃない。」
湿らせた布を絞り神楽の額に当てる。
熱のある身体に冷たさが心地いい。
「私、足手まといアルか?」
珍しく神楽が気弱な発言をした。
「どうしてそう思うのかしら?」
優しく静かな声で妙は尋ねる。
「熱出して仕事行けない上に姐御の仕事まで邪魔したヨ。」
パチン、と妙が神楽の頬を叩いた。
その力は弱く慈愛に満ちていた。
「そんな事気にしなくていいの。誰でも熱くらい出すわ。」
「でも…」と言おうとした神楽の唇を妙の唇が塞いだ。
妙の舌が神楽の口内へと侵入する。
簡単に絡められ卑猥な音が響いた。
「姐御…。」
「神楽ちゃんは私達にとって必要よ。」
にっこりと笑い妙は神楽に覆い被さった。
お互いの服を脱ぐ。
「姐御、綺麗アル。」
「神楽ちゃんは凄く可愛いわよ。」
発展途上な胸を優しく揉んでいく。
神楽はわずかに甘い声を出していた。
「んっ…ぁっ…。」
「感度がいいのね。もっとしてあげるわ。」
鎖骨から胸へと熱い舌を這わせる。
妙の下で小さい身体がビクビク反応した。
「身体、熱いアル。股の辺りがムズムズしてきたヨ。」
「ふふっ…もう?仕方ないわね。」
妙は神楽と逆向きになり覆い被さる。
「神楽ちゃん、そこを舐めてね。私も舐めてあげるから。」
妙は神楽の蜜部へと顔を埋めた。
割れ目の中へと舌を進めていく。
「ひゃっ!」
「ほら、早く神楽ちゃんも舐めて。」
妙は蜜部を神楽の顔に押しつける。
仕方なく神楽は舌を這わせ始めた。
ピチャ、クチュと舐め合う音がする。
「そう、いいわよ。神楽ちゃん、上手ね。」
お互いの蜜部は蜜と唾液でベトベトだ。
構わずその味を味わって舐め合う速度は早くなっていく。
「あっ、あっ、もうイっちゃうアル。」
「はぁ…んっ…私もイキそうよ。一緒にイキましょう?」
妙は神楽のクリトリスを強く吸う。
神楽もまた真似をして吸い付いた。
「あぁぁっ…!」
妙はゆっくりと神楽の上から退いた。
「あら?」
疲れたのか神楽は眠っていた。
額を触ってみると熱は引いている。
「やっぱり熱がある時は運動するのが一番みたいね。」
ふふっと笑うと妙は神楽の額にキスをした。