眠りから覚めて目を開けるとさっちゃんは闇の中にいた。  
半身を起こしたところでさっちゃんは自分の腕が後ろ手に拘束されているのに気がついた。  
縄が手首に食い込んでギリギリと痛む。  
(…一体どういうこと?確か私は…)  
今日もいつものように銀時を影から見守っていたはず。  
銀時はいつもと変わらず甘味処でパフェを食べ、マダオとパチンコに興じていた。  
夕方になっていつもの居酒屋へ向かっていくのを追いかけて―。  
思い出してさっちゃんははっとした。  
いつも尾行は気付かれないように電柱や建物の陰に隠れながらやっているのだが、  
人気のない路地裏から銀時の様子を窺っていた時後ろから誰かに布で口を塞がれたのだ。  
布に何か染み込ませてあったのだろう、匂いを嗅いだ途端意識を失ってしまい今こうしている。  
(誰がこんなことを…?)  
考えているとコツコツと足音が聞こえてきた。こちらに近づいている。  
さっちゃんは体を強張らせた。  
ガラッという音と共に小さな明かりが飛び込んできた。蝋燭の炎だ。  
入ってきた人物の顔が炎によって浮かび上がる。  
「気がつきましたかィ」  
「あなた…」  
さっちゃんは眼鏡の奥の瞳を見開いた。見覚えのある顔だったのだ。  
そう、銀時に頼まれてあのスナックで働いた時に現れた真選組の―。  
「あの時の坊や…?」  
そう言うと彼は肩を竦めた。  
「坊やじゃなくて沖田総悟って名前があるんですけどねェ」  
「…その沖田君が一体何で私にこんなことをするのかしら」  
沖田はさっちゃんの問いを聞くと笑みを浮かべてゆっくりと近づいてくる。  
蝋燭の炎が近づいてさっちゃんにも自分がいる場所が見えてきた。  
「……!!」  
さっちゃんは牢屋に閉じ込められていた。  
 
「…どうして」  
沖田は懐から鍵を取り出し牢屋を開け中に入ってきた。  
床にしゃがみ込んでいるさっちゃんを見下ろすと  
「蝋燭だけじゃ暗すぎますねェ」  
と呟き格子窓を開けた。  
窓から差し込む月の光がさっちゃんのしなやかな体を照らし出し沖田は目を細めた。  
さっちゃんの方からも自分を舐めるように見つめる沖田の表情がはっきり分かり鳥肌が立つ。  
「私を捕まえて、こんな所に閉じ込めてどういうつもり?」  
始末屋として多くの命を奪ってきた自分だ。捕まってもおかしくはない。  
しかし後ろから薬で眠らせるような捕まえ方が正当と言えるだろうか。  
「これが真選組のやり方なの?それとも…」  
「もちろん俺の趣味でさァ。見回りしてたらこの前のメス豚が歩いてるんで生け捕りにしたはいいが、  
 近藤さんや土方さんに知られたらまずいんでこの牢屋に運んできたんですよ。  
 ここは古くなったんでもうすぐ取り壊すから誰も近づきやせん。いくら鳴き声上げても結構でさァ」  
にたっと沖田が笑う。  
蝋燭の炎の効果も相まってそれは悪鬼のような笑みだった。  
ぶるっと身震いするさっちゃんを見て沖田は不思議そうに首を傾げる。  
「あんな格好してたからてっきりこういうの好きかと思ったんですけどねェ」  
「悪いけどあなたみたいな坊や相手じゃ私のM心は刺激されないわ」  
虐げられても興奮できるのは相手が愛しい銀時だからだ。  
その他の男など考えられない。  
「そうですか残念ですねェ。でも」  
―ガッ。  
鳩尾を蹴られてさっちゃんは仰向けに倒れた。  
痛みにゲホゲホとむせていると豊かな胸を靴底でグリッと踏みつけられる。  
 
「あんたみたいなメス豚相手に俺のS心は刺激されるんでさァ」  
 
「うぅ…っ」  
沖田の靴の下でさっちゃんの胸はグリグリと無残に踏み潰されている。  
体重を掛けられ胸だけでなく下敷きになっている手首も痛む。  
苦痛に顔を歪めるさっちゃんに満足したのか沖田は足を離した。  
素早くさっちゃんの白くふっくらとした太股の間に自分の体を割り込ませ、  
蝋燭をさっちゃんの頭の傍らに置き耳元で囁く。  
「綺麗な髪が黒焦げにならないようあまりジタバタしないでくだせェ」  
「……!?」  
さっちゃんが目を見開くと同時に小刀で忍装束が引き裂かれた。  
「やめ…!」  
「ほら動くと危ねえですよ」  
「……!卑怯だわ…」  
悔しさにさっちゃんは唇を噛んだ。  
そんなさっちゃんと裏腹に沖田は楽しそうに下着までも切り裂いていく。  
露わになった白い豊かな膨らみとその中心で色づく瑞々しい赤い果実にヒュウッと口笛を吹く。  
こんな年下の少年に良いようにされている屈辱と羞恥にさっちゃんは身を震わせた。  
この憎たらしい少年の顔面に思い切り蹴りを入れてやりたい。  
しかし派手に動けば沖田の言うとおり蝋燭の炎が髪に燃え移り  
大火傷を負う危険性があるため抵抗できずにいるのだ。  
それをいいことに沖田は両手で乳房を鷲掴みにした。  
程よい弾力でしっとりと手のひらに吸い付いてくる乳房を乱暴に揉みしだく。  
「あぁ…っ」  
思わず声が出てしまいさっちゃんは慌てて口を閉じた。  
銀時以外の男に触れられて感じる自分など認めたくなかった。  
しかし愛撫はますます激しくなる。  
ぷっくりと立つ乳首を吸い、舌先でチロチロと弄り時折歯を立てる。  
その度さっちゃんは声を噛み殺した。  
「そうやって声を我慢する姿もそそりまさァ。こっちの方はどうなってますかねェ」  
そう言ってスパッツ越しに秘部に触れると、そこはじんわりと温かく湿っていた。  
「俺みたいな坊や相手にならないとか言ってた割にはあっさり感じてまさァね」  
沖田の言葉にさっちゃんは美しい顔を歪めた。  
心は銀時に捧げているのに体は沖田の愛撫に反応してしまっている自分が情けなかった。  
沖田は蝋燭を今度はさっちゃんの腰元に置き、下着ごとスパッツを降ろした。  
「…いやぁっ!!」  
「大人しくしなせぇってのに。今度は陰毛焼けますぜ」  
「うぅっ…」  
「ここも髪と同じ色なんですねェ。あんまり変わった色だから染めてるのかと思ってましたぜ」  
薄紫色の茂みを撫で、その奥からとろとろと溢れる蜜を指で掬う。  
「見なせェ。あんたのエロい汁ですぜ」  
沖田はさっちゃんの眼前で濡れた指先をクチクチと擦り合わせる。  
さっちゃんが顔を背けると容赦なくその頬を張った。  
「痛っ…」  
「しっかり見ろよ。あんたが誰に触られようと濡れる淫乱なメス豚だって証拠だろィ」  
そう言って叩かれ赤くなったさっちゃんの頬に蜜をなすりつける。  
「うぅ…」  
さっちゃんはあまりの惨めさに泣きたくなった。  
今の自分を銀時が見たら何と思うだろう。  
それでも何とか堪えたのは彼女なりの意地だった。  
 
しかし沖田はそんな彼女の気持ちなどお構いなしに膝が胸につくほど体を折り曲げた。  
赤く熟れた陰唇と充血した肉芽。  
はしたなく愛液を垂れ流す膣口。  
恥ずかしい部分を全て見られてさっちゃんは顔を赤らめた。  
生娘ではない。何人もの男に見られ精を受け入れてきた場所だ。  
だが銀時に恋してからは誰にも肌を触れさせることはなかった。  
穢れを知らなかった処女に戻ることはできなくとも、  
せめていつか銀時と結ばれるその日まで貞操を守ろうとしていたのである。  
だが沖田はそんな健気な想いを踏みにじらんばかりに膣口に指を二本入れるとぐちゃぐちゃと掻き回した。  
「あぁっ、いやぁっ」  
こちらを気遣うことのない乱暴な抽送にさっちゃんは身を捩らせた。  
それでも痛みの中から生まれる快楽に愛液はますます溢れ出し沖田の手を濡らす。  
さっちゃんは従順すぎる自分の体を呪った。  
「これだけ濡れればいいか」  
のん気に呟いて指を引き抜くと沖田は懐から何かを取り出した。  
「……?」  
さっちゃんはわずかに顔を上げ、沖田の手にしている物を見てさぁっと顔を青ざめさせた。  
「そ、それっ…」  
「あんたが喜ぶと思って部屋から持ってきたんでさァ」  
それは男性器を象ったバイブだった。  
驚きなのはその太さである。  
一般男性の平均サイズを遥かに超えるその太さにさっちゃんは怯えた。  
それを自分の膣に入れられることは明白だからである。  
「や、やめて…。そんなの無理よ壊れちゃうわ」  
必死で哀願するも沖田は顔色一つ変えなかった。  
「却下しまさァ」  
その言葉と共にバイブが膣に差し込まれる。  
「いやぁー!!」  
メリメリと肉を引き裂かれるような痛みがさっちゃんを襲う。  
「あっ、あぁ…」  
「ほら足動かしたら火が危ないですぜ」  
沖田の声にもさっちゃんは反応を示さない。  
痛みに意識が遠のき始めているのだ。  
沖田はため息をついて蝋燭をさっちゃんから遠ざけた。  
彼だってせっかくの綺麗な獲物に火傷させる気はさらさらない。  
あくまでも彼女の抵抗を封じ、屈辱に耐える姿を楽しみたいだけだった。  
 
「ほら、しっかりしなせぇ。気失ったら俺がつまんねーでしょ」  
沖田は爪先でバイブをさらに奥へ突っ込んだ。  
「ひぃっ!!」  
激しい痛みにさっちゃんは手放しかけていた意識を取り戻した。  
「お願い…抜いてぇ…。もう、壊れ、る…」  
「……」  
沖田は小さくため息をついた。  
どうやら本当に無理のようだ。  
彼のサディスティックな本能ではこのまま彼女に突っ込んだバイブの電源を入れて思う存分蹂躙してやりたいところだったが、  
そんなことをして彼女を壊しては元も子もない。  
仕方なく沖田はバイブを秘所から抜いた。  
愛液に濡れたそれをはぁはぁと息をついているさっちゃんの口に押し込む。  
「ふぐっ」  
「下の口の代わりに上の口で味わってくだせェ。俺がいいって言うまで出したらいけませんぜ」  
そう言うと沖田は自分の肉棒を取り出しさっちゃんを一気に貫いた。  
「んぅーっ……!!」  
さっちゃんはくぐもった悲鳴を上げた。  
口に押し込まれたバイブが落ちそうになるのを必死で堪える。  
沖田の言うとおりにしなければ何をされるか分かったものではないからだ。  
そんなさっちゃんを笑う余裕は今の沖田にはなかった。  
熱く柔らかく自分を受け入れる彼女の内部を味わっていたからである。  
「見込んだとおり、あんたの体は最高でさァ…」  
うっとりと呟きさっちゃんの太股を掴んで激しく腰を振る。  
「うぅーっ!!ん、んんっ…。んう…」  
肉を抉られるような激しい抽送に気が狂いそうになる。  
膣から直接与えられる刺激は快楽を呼び、ずぶ、じゅぼ、と淫靡な音が鼓膜を震わせる。  
さっちゃんは自分が感じていることを認めざるを得なかった。  
(銀さん…ごめんなさい、ごめんなさい…)  
ここにはいない銀時に心の中で謝る。  
沖田の言うとおり自分はメス豚だ。  
愛してもいない男に感じてしまって。  
(でも愛しているのは銀さんただ1人よ。それだけは信じて…)  
 
「おい」  
冷たい沖田の声で現実に引き戻される。  
「なーに意識他の所に飛ばしてやがんでィ」  
前髪を掴まれ、ゴン、と床に叩きつけられる。  
「げほっ」  
口に含んだバイブが喉を突き、さっちゃんは激しくむせた。  
その拍子にバイブが口から出てしまった。  
「あ…」  
青ざめ顔を引き攣らせるさっちゃんと対照に沖田は爽やかな笑みを浮かべていた。  
「お仕置きだねェ」  
「ひぁっ!!」  
ガリッと乳首に思い切り噛み付かれさっちゃんはのけぞった。  
噛み千切られてしまう、そう感じた瞬間離される。  
うっすらと滲む血をぺろりと舌で舐め取られ、びくりと体が震える。  
「やっぱ痛いの感じるんじゃねーか、ドMが」  
「違…やぁっ!!」  
もう片方の乳首も同じように噛まれる。  
「何が違うんでィ、淫乱女」  
沖田は爪を立てながらさっちゃんの乳房を捏ね回した。  
白い肌に赤く細い線が刻まれていく。  
同時に肉棒の抽送を再開する。  
角度を変えながらさっちゃんの内部を掻き回し粘膜を擦る。  
「あぁんっ、ひぁ、ふぁっ」  
さっちゃんの長い髪が左右に揺れる。  
白い肌に汗が浮かび、それが動く度飛び散る。  
「あ、もうダメ…!ひぅっ、はぁ、ああっ、あぁーっ!!」  
さっちゃんは叫ぶと体を大きく震わせて達した。  
自分の限界も近いことを察した沖田は、男根を引き抜くとさっちゃんの顔の前で  
数度扱き白濁を彼女の整った顔に浴びせた。  
眼鏡も白くどろりとした液で汚れる。  
呆然としている彼女をひっくり返し、四つん這いの格好にする。  
さっちゃんは慌てて振り返った。  
「終わりじゃないの!?」  
「なーに言ってやがんだィ。夜はこれからだぜ。それに…」  
沖田はさっちゃんの膣に指を差し込んだ。  
男根を受け入れたそこはすんなりと指を受け入れ、ひくひくと物欲しそうに蠢いている。  
「あんたの体は満足してないみたいでさァ」  
「違う、違うわ…」  
否定の声が喘ぎ声に変わるのに時間は掛からなかった。  
 
沖田がさっちゃんを解放したのは窓から差し込む光が月光から朝日に変わってからだった。  
一晩に及ぶ残虐な陵辱に耐えたさっちゃんはぐったりと床に体を投げ出していた。  
乱れた薄紫の髪。  
無残なほど赤い痕を散らされた乳房。  
男の気が済むまで蹂躙された秘所。  
そして体中が男の欲望を浴びて白く汚れていた。  
眼鏡に精液がこびりついて視界が見えにくい。  
縛られた腕はもう感覚がなくなっていた。  
「…もう気が済んだでしょ…。ここから出して」  
散々喘いでもう掠れた声しか出ない。  
それでもその表情はやっとこの地獄から逃れられるという安堵で和らいでいた。  
もう銀時に顔を出す資格などないのかもしれないが、それでも彼の顔を見たかった。  
彼に会えば陵辱で傷ついた心も癒される気がした。  
しかし沖田はそんな彼女の希望をあっけなく打ち砕いた。  
「安心しなせェ。ここが取り壊されるまで一週間以上は余裕がありまさぁ。  
 その間にあんたをあのバイブがすんなり入るくらいには調教してあげますから」  
「……え?」  
さっちゃんは呆然と目の前の少年を見つめた。  
信じられなかった。  
この地獄がまだ続くというのか。  
これ以上の苦痛に果たして自分は耐えられるだろうか。  
硬直しているさっちゃんの前に沖田はしゃがむと優しい手つきで彼女の髪を撫でた。  
「俺があんたを立派なMにしてあげまさァ。楽しみにしてなせィ」  
そうして自分の精液が付着したさっちゃんの唇を袖で拭くと、ちゅっと音を立てて口付けた。  
「じゃあ仕事なんで。また夕方に」  
沖田は牢屋に鍵を掛け軽い足取りで出て行った。  
さっちゃんは呆然としたまま動けずにいた。  
ただその瞳から今まで堪え続けていた涙が一筋流れ落ちた。  
 
(終)  
 
 

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