負けた代償(沖神)
結合部から流れる血は純潔が破られた証。
未だ幼い少女に突き入れられた雄の象徴。
神楽は痛みで薄れる意識の中考えていた。
何故、こんな状況になったのかと…。
「チャイナ、今日こそ決着つけやすぜ。」
「ケチョンケチョンにしてやるアル。」
「負けた方は勝った方のいいなりって事にしやせんか?」
「望むところヨ!」
実力は五分五分。
いや、神楽の方が上かもしれない。
女とはいえ夜兎族なだけあって強い。
しかし、沖田も負けるわけにはいかない。
自分から言い出したとはいえ何を命令されるか分からないからだ。
お互い武器を構えタイミングを計る。
じりじりと間合いを詰め次の瞬間には一気に近付く。
激しい攻防。
結果、勝ったのは沖田の方だった。
とはいえ、沖田もボロボロの状態。
二人はその場からしばらく動けなかった。
「…チャイナ。」
「…何アル?」
「今からちょっと付き合いなせェ。」
「また戦う気アルか?」
「違いまさぁ。勝者の命令でィ。」
沖田は神楽を真選組屯所内の自室へと連れ込んだ。
神楽は命令におとなしく従っている。
それをいい事に沖田は神楽を押し倒す。
「うわっ!」
あらかじめ布団が敷かれていた為に痛みは無かった。
けれど、女としての本能が警告を発する。
「離せアル!このドS変態野郎!」
「敗者は勝者のいいなりでさァ。」
その言葉に神楽はグッと詰まる。
確かに自分はこの男に負けたのだ。
「…好きにすればいいヨ。」
沖田はチャイナ服を脱がしていく。
慣れない衣服に多少手間取ったが神楽の裸体はすぐ現れた。
「やっぱり小さいですねィ。俺が大きくしてあげまさァ。」
小さい為、掴める程には無い。
代わりに突起を舌で転がしていく。
「胸を刺激すればすぐ大きくなりまさァ。」
神楽は目を閉じてこの屈辱に耐えていた。
まだ幼い身体は快感を感じられない。
ただ訳も分からず身体を晒している。
「感じないみたいですねィ。こっちはどうですかィ?」
沖田は神楽の秘裂に舌を這わせる。
甘酸っぱい味が沖田の口内に広がった。
「何してるアル!そこ汚いヨ!」
暴れる神楽を押さえ付け舌を這わせ続ける。
段々唾液以外の液体が増えていった。
「んっ…はぁっ…そんな…ダメ…。」
感じている神楽に沖田は笑みを浮かべる。
そして指をヌプリと入れていった。
「痛いアル!何入れてるアルか!」
「何ってまだ指ですぜ?慣らさなきゃ辛いのはそっちでさァ。」
痛みに顔を歪める神楽を楽しそうに見る。
指は次第に増えて性感帯を探し当てた。
「やっ…あぁっ!」
大きな声を上げて神楽は達した。
顔も身体もピンク色に色付いている。
沖田は雄を取り出すと中に突っ込んだ。
「ひぃっ!やめるアル!やめるアル!」
神楽の言葉を無視し沖田は全て埋め込んだ。
痛みに呻く神楽の顔は酷くそそる。
労らずにすぐ抜き差しを始めた。
「やめっ…いやぁっ…。ううっ…。」
小さい身体が無遠慮な雄に悲鳴を上げる。
血と粘液のおかげで動きは早くなっていく。
痛みしか感じられぬまま神楽は膣内に雄の精液を受け入れた。
ビュッビュッと奥へと射精されていく。
「早く抜けヨ!いつまでもお前のが入ってたら気持ち悪いアル!」
「一回で終わるなんて言ってやせんぜ?」
入れたまま神楽を俯せにし背後から再び突き上げる。
二度目とあって締め付けもなかなかだ。
「夜兎って言っても普通の人間と変わりやせんねィ。」
「はっ…あぁっ…!」
「旨そうに咥えて喜んでまさァ。」
沖田の視点からは神楽の秘裂がよく見える。
陰毛は濡れて卑猥に光っていた。
そこに押し入っている自らの雄。
沖田は征服感に酔い痴れながら激しく腰を打ち付けていく。
「ふぁっ…総悟ぉ。」
ピタリと沖田の腰の動きが止まった。
「今…名前…。」
「はぁ…情事の時は名前呼べって銀ちゃんが言ってたアル。」
「俺の名前、知ってたんですねィ。」
「私だってバカじゃないアル。そのくらい覚えてるヨ。」
してやったりと言うように神楽が笑う。
気に食わなくて一気に奥に雄を押し込んだ。
「ふやっ…!いきなり何するアル!」
「情事の最中に油断する神楽の方が悪いんでさァ。」
神楽の両手を掴み後ろに引く。
結合は更に深く、神楽にとって不安定な態勢になっていた。
雄が性感帯を擦り子宮口を叩く。
神楽が絶頂を迎えたと同時に沖田も再び中に精液を放った。
「最悪アル。もしも妊娠したらどうしてくれるネ。」
不機嫌そうに神楽は呟いた。
望んでいない性交にいい思い出などない。
「そう簡単に妊娠しやせんって。」
「銀ちゃんもそう言いながらさっちゃん孕ませたアル。」
「…って事は出来ちゃった婚ですかィ。」
最近よくある事例がまさかこんな身近にあるとは思わなかった。
沖田は少し罰の悪そうな顔をした。
「出来たら責任取ってもらうからナ。」
「分かりやした。俺も男でさァ。」
沖田は神楽の唇に触れるだけのキスをする。
「なっ…!」
「キスはしてませんでしたからねィ。約束の証でさァ。」
沖田はニヤリと笑う。
「…帰るアル。」
神楽は服を着て沖田の部屋を出た。