ここはラーメン屋・北斗心軒、幾松が一人できりもりしている。店長である彼女は女盛りを迎えていた  
つやのある肌、潤った黒い瞳、思わず触りたくなる柔らかな桃色の口唇・・・・・・そして今を頂点とする  
果実のような四肢。このような女性が、夫亡き後、一人寂しく寝室で夜を過ごし、貞操を守っているのは  
何と惜しいことだろうか。当の本人も容易な事ではないだろう  
彼女は毎夜決まってする事があった。夫がいなくても灯が点る日夜もある。むしろこれが自然なものだ  
(はああっ・・・・・・んうっ・・・・・・んっ・・・・・・)  
若い身空で未亡人となったものの、一度男というものを知り、熟した果実の如き悩ましげな肢体は  
夜な夜な男を恋しがって泣いた。彼女はそれをこのように自らを慰めていたのである  
(あっ、ああんっ・・・・・・アナタ・・・・・・きて・・・・・・もっと・・・・・・)  
頭に生前の夫の姿と、彼とした情事を思いつつ、彼女は自らの秘肉を愛撫した。蜜液が肉壁に当たり  
しきりにぴちゃぴちゃと音を立てる  
(ほしいのっ・・・・・・アナタのが、ほしいのっ・・・・・・!)  
一年目は何とか堪えようと努めた。二年目はどうにか堪える事に慣れてきた。三年目以降にして  
彼女の心はようやく落ち着いた  
だが、ここにある男と出会った事により、秘めていた深淵の欲情の炎がめらめらと再燃し始めたのである  
その男は前夫と決して似通ってはいない。洗練された容姿の彼とは正反対といっていいほど、前夫は素朴で  
善良な人間だった。それなのに肉体は彼に反応して、彼女は彼が来るたび、このように自慰を行わなければ  
ならなかったのである  
「はああん・・・・・・っっ!・・・・・・!・・・・・・!」  
彼女は、自身の指で達した。痙攣は体全体に伝わり、膣壁は空しく虚空をつかむ。本来ならそこに男根を  
咥え込み、射出する体液を余す事なく吸い出して膣奥に運び込むのだが  
(また、やってしまった・・・・・・)  
もう数年前ではやらなくとも大丈夫だった、殺してきた感情が突然、湧き上がってきたのだ。そう思うと  
その男の存在が忌々しく思えてきた。後始末をした後、彼女はショーツをはかずに浴室でシャワーを浴びようとした  
 
「幾松殿」  
その時、どこからか声がした。彼女は慌てて上着を身につけ、部屋のドアを開け  
玄関越しにいるであろう彼に応対しようとした  
だがその必要はなかった。その男は既に部屋の前にいたからである  
うざいぐらい長いロンゲが特徴の優男であり、攘夷浪士の筆頭、狂乱の貴公子・桂小太郎であった  
「なっ、何だっロンゲ、こんな夜中に!もうとっくに、店は閉めたぞ!」  
「ロンゲじゃない、桂だ」  
桂はなんら問題ないという風に立っている  
「あいにく忘れ物をしてしまったのでな、取りに来たのだが・・・・・・道を間違えてしまった」  
「何だそれは!大体鍵は閉めていたはずだぞ。どこから入った!この泥棒ロンゲ!」  
「泥棒ロンゲではない、桂だ。攘夷浪士・桂小太郎は神出鬼没、どこへでも現れる  
 一度見つけたら三十回は目にすると思え」  
「まるでゴキブリだね・・・・・・」  
「ゴキブリではない、桂だ」  
「・・・・・・で、忘れ物ってなんだい?」  
「夕食に食べたかったものを食べ損ねたので、戻ってきた」  
「そんなの、明日の朝食べな!」  
「俺は一旦食べたいと思うと、それを口にするまで寝られないのだ・・・・・・」  
「でかい体してるのに、まるでガキのような事ぬかしてるんじゃないよ。こちとらもう店じまいなんだ  
 酒の肴だろうが、アンタがいつも食べているんまい棒だろうが、今から客に出す気はないね!」  
「安心してくれ。幾松殿の手を煩わせる事はない」  
「?」  
そう言い、桂はつついと彼女のそばに寄ってきた。改めて見ると、確かに彼の顔は端正な顔立ちをしていた  
幾松は何か言おうとしたが、彼にじっと眼の奥を覗かれ、言葉にならなかった。いくらスポーツ刈りの男が好みでも  
眼前に美形が見つめていれば胸が高鳴るのが女というものである  
「料理は出さなくてもいい・・・・・・既に、出来ている」  
彼はぎゅっと抱き寄せ、彼女の唇を奪った  
 
「んっ・・・・・・」  
完全に彼女の唇をふさいだ後、桂はその舌を用いて口内を嬲った。  
歯列を舐め、歯茎を舐め、舌を絡ませ弄び、小一時間互いの唾液を交換するのに費やした  
執拗に口内を舌で蹂躙されつつ、幾松は懐かしい感覚に襲われた。確か亡き夫も、このように  
情熱的な口づけを毎晩決まってしていたのだ。ただ若干違うのは、桂の吸いが強いことだ  
まるで、唾液が交わるほど、舌が絡まるほど、彼女の理性が吸い出されていくような錯覚がした  
実際、時間が経つほど、彼女の四肢は力を抜かし、頭には霞があるかのようにぼんやりとしていく  
桂は、気の遠くなるほど長い接吻の後もなお、彼女の桜色の口唇を舌でなぞり、上唇下唇共に吸った  
その間、彼は手をどこへ伸ばしたか  
「今宵は中々湿っぽいな・・・・・・」  
「ああっ・・・・・・!」  
桂は着物のすそから手をいれ、彼女の陰部を直接撫でた。ついさっきまで自ら愛撫していたのだ  
濡れていない訳がなかった  
「ほら、もうこんなに濡れているぞ・・・・・・」  
桂は下着の中から手を取り出し、彼女の鼻先へと運んだ。人差し指と中指の間には、愛液の橋がかかっていた  
彼女は隠す所がなく、ただその場に立って羞恥に耐えている  
「もっとも、ここ最近ずっとこの調子らしいが・・・・・・」  
「!あ、あんたどこまで・・・・・・知っているの?」  
「ん、先ほどまで幾松殿は、自身の指で確かめていたではないか?」  
(み、見られていた・・・・・・)  
「さ、サイテーだねっ!ヒトの家にズカズカ上がり込んで、その・・・・・・覗き見るなんてっ・・・・・・」  
顔を背ける彼女を、桂は無理やり抱きしめる  
「俺とて見ようと思って見た訳ではない。ただそなたの蜜のように甘い声が耳をくすぐってな  
 ・・・・・・夫殿が、恋しいのだろう?」  
「・・・・・・」  
「日頃、世話になっている礼だ。少し幾松殿の心を慰めてみせよう・・・・・・」  
桂は、幾松をその場に座らせた。逃げようと思えばできただろうが、彼女は逃げようとしなかった  
眼前で袴を脱ぎ捨て、下着を脱いだ桂に眼を奪われたからだ  
「・・・・・・!」  
彼女の眼前に現れたのは、長さ太さ共に赤子の腕ぐらいありそうな逸物だった。肉厚の幹には  
天に昇る竜のように血管が這っていて、先端はカリを高く持ち上げている。亀頭は亀頭で赤黒く  
膨れ上がり、割れ目からは今にも飛びかからんと涎を垂らしている  
(うっ・・・・・・うそ、こんなに・・・・・・)  
正直言って夫よりもはるかに立派なものだった。目を皿のようにして見入っている彼女は、思わず唾液を口内に湧かせた  
「ほら、幾松殿。遠慮する事はないぞ。ずっと、これが欲しかったのだろう・・・・・・?」  
桂は彼女の頭を掴んで自身の肉塊を彼女の顔に押し付けた。そして根元を持って彼女の頬に、熱い肉棒を叩きつける  
「あんっ・・・・・・やっ・・・・・・」  
少し口を開いた所に先端がやってきた。彼女の口唇に亀頭が触れた。その時、彼女の中の堤防が突如決壊したのだ  
 
「んっ・・・・・・!んんっ・・・・・・!んむう・・・・・・!」  
彼女は狂ったかのように、彼の巨根を咥え込んだ。頭ごと上下させて、半分まで  
口に含んだ男の肉幹を、締めた唇でひたすらしごいた  
「ちゅぷっ・・・・・・!ちゅっ・・・・・・!あむう・・・・・・!ふうう・・・・・・!」  
重々しい亀頭を雁の部分まで咥え、まるで赤ん坊が乳首にやるようにして、何度も吸った  
彼女にとって、久々の男の味である。唾液は後から後から湧き上がってきた  
「中々の気持ち良さだぞ、幾松殿・・・・・・」  
桂はひざの上で寝ている猫にするように、彼女の頭を撫でた  
「夫殿のモノも、このようにしゃぶられたのかな・・・・・・?」  
「ううっ・・・・・・、んんっ・・・・・・!むううっ・・・・・・!じゅぷっ・・・・・・!」  
「しかし、夫殿はどう思うだろうか・・・・・・。最愛の妻が、こうして  
・・・・・・他の男のペニスを美味そうに頬張っているのを見れば・・・・・・」  
「あふううっ・・・・・・!ちゅううっ・・・・・・!じゅぶっ・・・・・・!ふうう・・・・・・!」  
「そう思わんか、幾松殿・・・・・・」  
その言葉は彼女に聞こえていたが、一旦燃え出した芯の炎は止まらなかった。陰茎がふやける  
勢いで彼女はしゃぶり続けた。ちゅぽっと陰茎から口を離したかと思えば、顔を擦り付ける  
ようにして、肉茎の側部に舌をつたわらせ、舐めて味わう。血管をなぞるようにして裏スジも舐める  
「幾松殿はそんなに俺のペニスが好きなのか・・・・・・?」  
「んっ、んんっ・・・・・・」  
彼女は、男根を口に含みつつうなづく。もう、返事をするのももどかしいと言わんばかりである  
「なるほど、・・・・・・ではそろそろ、ここまでしてくれた礼を送らなければな・・・・・・」  
桂は幾松の頭を両手で抱き、腰でぐっと突いた。そして口を膣に見立てて、抽送を始めた  
フェラティオというよりイマラティオに近い性技だった。だが彼女は、多少の吐き気を感じつつも  
彼の足首を掴んで、じっとしゃがんで彼のデカブツをその口に受け、さらには舌で愛撫もしていた  
「幾松殿、たっぷりと味わうが良い・・・・・・」  
「・・・・・・!・・・・・・!・・・・・・!」  
彼女の喉奥に、熱く粘性の高い男性特有の体液がほとばしった。そのあまりにも強い勢いに  
彼女は飲む時にむせ、鼻に出かかった  
 
(・・・・・・アタシ、どうしちゃったんだ・・・・・・?)  
ただの行きずりの客に、あんな、口舌に尽くしがたい、はしたない事をするなんて・・・・・・  
彼女は今さらになって顔を朱に染めた。口からは息を吐く度、先ほど飲み込んだザーメンの臭いが鼻につく  
「幾松殿の夫は真に果報者だな」  
桂は言った。彼はまだ彼女の頭に手を当ててその場に立っている  
「このように献身的に奉仕する佳人を手中にして・・・・・・」  
驚いた事に、あれほどの量を射出しておきながら、彼の逸物はなお頭を掲げて次なる戦いに備えていた  
「おかげで俺のモノも萎える事を知らん・・・・・・」  
彼は彼女を立たせ、強く抱きしめる  
「あれだけでは、もの足りんだろう・・・・・・」  
「・・・・・・」  
無言のうちに、彼女はうなづいた  
彼は、彼女の帯を解き、着物をはだかせた。その様子はひどく慣れたものである。何回か夜遊びを  
しているうちに覚えたのだろう。それでなくともこの美形だ。ばかな女のほうがノコノコとついてくるに違いない  
彼女は上着をはだかされた。熟した果実のような二対の乳房が、桂の目に入る  
「あんっ・・・・・・」  
彼は乳房に触れ、肌をなで、そして揉みしだいた。その手つきは、決して荒っぽいものではなく  
あくまで優しいものであった。腫れ物に触るかのように、だが、触られる側がひどくもどかしく  
なるような手つきだった。それにしても着物の上からでは良く分からないが、両手に余る大きさである  
ここに銀時がいればさっちゃんを引き合いに出しただろう。亡き夫も愛した、彼女の自慢の巨乳である  
「食欲をそそられるサマだ・・・・・・」  
「ううっ・・・・・・」  
桂は、乳輪ごと口に含み、吸う。乳首を舌先でいじめ、乳輪はやらしく何度も何度もなぞって舐めた  
幾松は彼の舌の愛撫に、夫の事を思っていた。夫の行う本番はいつも淡白なものだった。桂のする事は  
キス一つとっても濃厚である。ましてや、本番となるとどうなることか  
すっかり乳の先が露に濡れた頃合、彼は彼女を床に寝させた。その手は太ももの間に分け入り、ぐいっと  
大きく左右に開く。彼女の、夫にしか見せたことのない秘部があらわになった  
「ここの毛がよく繁る女は、情が深いというが・・・・・・案に違わない様子だな」  
彼は繁みを掻き分け、割れ目からもれいづる秘肉の中へ、ずぶと二本の指を挿入れた  
「やああっ・・・・・・!」  
既に蜜をまとっていた膣口はあっさりそれを引き入れ、抽送を許した。指が出入りするたび  
わずかながら膣口の肉は隆起する  
 
「うむ・・・・・・大分滑らかになってきたな・・・・・・」  
桂は、恥部を前にして己の肉幹をしごいた。そして亀頭を陰唇に絡ませて恥部に重ねた  
しかしそれから、彼は一向に挿入れようとしない。もったいぶって先端部を、そして  
竿の裏側を陰唇にこすりつけてばかりいる  
「はああ、はああ、あ、アンタぁ・・・・・・」  
幾松は切なげな声を口から漏らした  
「んっ・・・・・・どうした?」  
「早く・・・・・・挿入れておくれよ・・・・・・」  
「むう・・・・・・しかし、夫殿の大切なモノに俺が勝手にモノを入れて良いものか」  
さっきまで彼女を散々嬲っていたくせに、この段になって彼はじらした  
幾松はもう我慢ができなかった  
夫が亡くなって数年間、夢にまで見た巨根なのだ。肉体の芯から欲しくて欲しくてたまらないのだ  
「挿入れてっ・・・・・・、挿入れてよっ・・・・・・」  
「しかし夫殿の事が忘れられぬのだろう、幾松殿は。よほど愛らしい声で哀願されない限り  
 俺はこれをどうしようもない」  
彼は自身の竿の部分を撫でて、にやりと笑った。桂の意図が彼女には読めたが、中々実行に移せない  
しかし、体は既に上気していて、もう収まりがつきそうになかった  
「あ・・・・・・あたしの・・・・・・」  
彼女は自身の白く細い指で、己の陰門を開き、改めて膣口・尿道口を見せつつ言った。途中  
羞恥が邪魔をして途切れ途切れになって聞こえにくいところもあったが、  
「あたしの・・・・・・お、オマンコにっ、あんたの・・・・・・、その・・・・・・太くて、熱いオチンチンを・・・・・・、挿入れて・・・・・・」  
このようなことを、彼女は可憐な唇から吐いたのである。終わると桂は、ふう、とため息をついた  
「幾松殿、物はきちっとどんなものか説明しなければいけない・・・・・・」  
彼は、くちゅっと陰唇をいたづらに弄んで続ける  
「そなたのここは、どのようなものだ・・・・・・?」  
「ううっ・・・・・・」  
彼女の顔は既に羞恥に満ち、夕日のように朱を差している  
「それは、あたしの淫乱マンコですっ・・・・・・。夫以外の男のオチンチンを欲しがっているスケベなオマンコっ・・・・・・」  
彼女の紅を差した表情を見て、桂は悪魔的な笑みを浮かべた  
「合格だ・・・・・・やればできるではないか」  
 
「お願いっ・・・・・・はやく来てっ・・・・・・」  
彼女は竿の部分を掴んで、ぐいっと自身の陰門に引き寄せた  
「もうっ、たまんないのっ。・・・・・・狂っちゃいそうなのっ!」  
「まあ焦るな、幾松殿。そこまで言われてこの桂、黙って立つ訳にはいかない」  
先ほどまで散々焦らせていた人間の言葉とは思えない  
「ゆくぞ。その苦悩を、俺が断ち切ってやろう・・・・・・」  
「はっ、はやく・・・・・・挿入れて、これをっ・・・・・・」  
桂は体勢を立て直し、しっかりと標準をあわせて一気に突いた  
「あああんっっ・・・・・・!」  
一度の挿入で、陰茎は子宮口前まで侵入し、陰部は根っこを少し残して咥え込んだ  
幾松は彼女自身、腰を上げてそれを迎える  
桂は抽送を始めた。始めは浅く突き、また力を入れて膣肉をえぐるように腰を振るった  
十回中、七回深く、三回浅くという具合である。時折、円を描くようにして腰を突き上げると  
彼女は悲鳴にも近い嬌声を上げた  
「幾松殿、俺のモノはどうだ・・・・・・」  
彼女は彼の下で、精一杯腰を動かして彼の逸物を受けている  
「きっ、気持ちいいっ・・・・・・!」  
「それだけでは分からん」  
桂は開いていた両手で、彼女の豊かな乳を愛撫しながら尋ねた  
「夫殿と比べて、どうだ・・・・・・?」  
「そっ、そんなの・・・・・・!」  
意地の悪い問いである。彼女にとって夫がどういう存在か、彼とて分からぬ道理はない。ただ彼は  
夫以上であると言うことを彼女の口から聞きたかった。彼女を完全に自分のものとしたかったのである  
「これでもか・・・・・・?」  
彼はぐっ、ぐっと十六回連続で、彼女の深遠を深く貫いた。幾松の身体は  
高圧の電気が走るが如き錯覚に見舞われた  
「ああんっ・・・・・・!イイっ」  
彼女は彼の背中に手を回して言った  
「あの人よりおっきいし、太いし、・・・・・・いいよお・・・・・・!」  
彼は満足した表情で、彼女の熱い息を鼻先に受けている  
「うれしいものだ・・・・・・では、思う存分、味わってくれ」  
ラストスパートと言わんばかりの勢いで、巨根が抜き差しされた。その動きに、膣壁は強く摩擦され  
膣口は盛り上がり、陰唇は散らばり、そして膣内の愛液はじゅぼお、じゅぼおお、と甚だ淫猥な音を  
立てながら、外に漏れ出でた  
「ひいいいっっ・・・・・・!だめええっ・・・・・・!イクうぅぅ、イッちゃうぅぅぅ・・・・・・!」  
最後にぐっと奥に突っ込んだ瞬間、彼女の膣壁は大きく痙攣し、絶頂を迎えた。同時に、咥え込まれた  
陰茎は子宮口が開くぐらいの勢いで、その白濁汁を暴射する。びゅぶうううう、びゅぶぶぶっっ、と  
音を立てて、精液は彼女の膣壁を打ち付けた  
この快感には桂も、ぶるると身体を震わせた。二人とも快楽を貪るように互いの身体を強く  
長い間抱きしめていた  
(ああっ、アナタ・・・・・・ごめんなさい・・・・・・)  
彼女はとうとうその恥部に夫以外の相手を引き入れ、その蹂躙を許したのである  
桂から解放されると、彼女はぐったりとその場に横になっていた。このような  
満足した性交は久し振りの事である。全身に走る快感の余韻を貪欲に味わいつつ  
熱を帯びた息を漏らしている。その白く大きな尻は桂の方に向けられていた  
そこには先ほど彼の巨根が蹂躙し、白汁をかけて散らした花弁がぽっかりと開いていた  
 
だがこれで終わりではなかった。桂は、自身の体液と彼女の蜜液の入り混じった膣を指でかき混ぜると  
その粘性を持つ液体を彼女の後門に塗り始めた  
「!な、何してるの・・・・・・?」  
「このままいたすには滑りが悪かろうと思って、自家製のローションを塗っているのだ」  
ずぶっと指が周囲の肉を押しのけ、腸内に侵入した  
「やあっ、やめてっ・・・・・・!そんなとこ・・・・・・」  
彼女は今、夫にも弄られた事のない部位を彼に預けている。桂は、幾松がへたっているのをいい事に  
好きなように後門を弄繰り回した。指がうごめく度、彼女は痛痒くも心地よい感覚に、熱い息を吐いた  
(・・・・・・ううっ・・・・・・)  
彼女は急に背中に寒気を感じ、身体を震えさせた。何てことはない  
後ろを弄られたために、尿意を催したのである  
「アンタ・・・・・・」  
「幾松殿、どうした?」  
「と、トイレに行かせて・・・・・・」  
桂にそう言って歩こうとしたが、身体はくたびれていてそれもままならない  
桂はひょいっと彼女を横抱きにして立ち上がる。華奢な外見の割りに筋骨はしっかりしているようだ  
「その身体では思うように動くまい。俺が運んでやろう・・・・・・」  
「あ、・・・・・・ありがと・・・・・・」  
彼女は彼の胸に身を寄せて、しばし休息をとった  
 
「さあ、ついたぞ」  
「うん・・・・・・」  
しかし、桂は一向に彼女を下ろそうとしない。目の前に便器があるのに、便座すら降ろそうとしなかった  
「あ、あの・・・・・・早く、おろ・・・・・・」  
すると、彼は彼女を後ろからかかえるように抱き直し、今まで閉じていた太ももをかっと開いた  
「ちょっと、何するのっ・・・・・・これじゃあ・・・・・・」  
これではまるで年端もいかない幼児が小をする格好ではないか。何の悪い冗談だろう  
しかし、それは冗談ではなかった。  
「こっちの姿勢の方が、幾松殿も楽だろう・・・・・・」  
桂は底意地の悪い笑みを浮かべて言った  
「思う存分出して、すっきりするがいい」  
「ふっ、ふざけないでっ・・・・・・!」  
幾松は耳朶を再び赤く染めて、怒鳴った  
「こ、・・・・・・こんな赤ちゃんみたいな格好で、・・・・・・できるわけないでしょっ!  
 早く、・・・・・・早く降ろしてよっ!・・・・・・ねえっ!」  
しかし彼は何もしない。降ろす気が全くないのだ。彼女が小用を済ませない限り、彼はずっと彼女を  
このような格好で抱いているだろう。そうしている間にも、尿意は溜まっていく。できない状況と知るや  
途端にやりたくなってくるのが人体の不思議である  
彼女は羞恥心を必死に戦っていた。夫にすら見せたこともない姿をさらし、この上浅ましく放尿など  
できるはずがない。でも尿意はどんどん大きくなってくる  
「なるほど。人に見られていては出るものも出なくなるな」  
「あっ、当たり前でしょう!だから早く・・・・・・っ」  
そこに桂はある行為に及んだ。先ほどまで頭を下げていた肉棒をぐぐっと反らせ、腰を使ってその  
竿部を皺の密集した後門にこすり付けたのである。肉棒はまだ粘液に塗れていて、大変すべらかである  
「幾松殿、微細ながら助け舟を出そう」  
「いっ、一体・・・・・・何を・・・・・・?」  
彼は彼女の肉体を少し上に持ち上げた  
(ま、まさか・・・・・・)  
そのまさかである。彼は徐々に彼女を下げていった。ぬむっ、と彼女の後門に柔肉が触れる  
「い、いやあっ、やめて・・・・・・」  
その声は空しく、その肉はずぶずぶと恥肉を押しのけ、彼女の腸内に入っていった  
「ああんっ・・・・・・!おっ、おしりの中にっ、挿入ってくるぅ・・・・・・!」  
彼の巨根は、半分近く彼女の中に埋没した。括約筋に力を入れると、ぐううっと肉棒が押し出されてくる  
「むう・・・・・・中々素晴らしい尻穴だな・・・・・・ところで、幾松殿。夫殿は、後ろの方も使用されたのかな?」  
「うううっ・・・・・・!そ、そんな訳ないでしょっ!あの人は、・・・・・・あっ、アンタみたいな変態じゃ・・・・・・  
 くっ、こ、こんな、おしりに挿入れるような・・・・・・」  
「では初物という訳か」  
彼は笑いが止まらなかった。まるで彼女が嫌がれば嫌がるほど、その様に満足している様子だ  
「もったいないから、充分味わう事にしよう・・・・・・」  
彼はゆっくりと抜き差しを始め、彼女の尿意を誘った。本当に先端部分しか入れてなかったが、その代わり  
彼の物は著しく太く、そして硬い。彼女のデリケートな部位は、不埒な侵入者により亀裂が走らんばかりに痛みが走った  
「ううっ・・・・・・!」  
「おおお・・・・・・中々良い塩梅だ。夫殿は惜しい事をなされた、幾松殿は後ろの方もかなりの名器・・・・・・」  
「ばかっ、ばかっ!は、早く降ろしてってばあ・・・・・・降ろしてっ」  
彼女はじたばたと足を動かして逃れようとした。だが、それは到底無理な事だった。なぜなら彼女は彼と肉体を  
つなげていたからだった。もうどうにもならない。尿意の我慢はもう限界に達していた。絶えず後門を刺激され  
尿道口は今にもほとばしらんばかりであった。彼女は全身に力を入れて、健気にも堪えようとしていた  
しかしそこへ、桂が指で刺激してきたから堪らない。おまけに彼は、彼女の耳に息を吹きかけ、その耳朶を噛んだのだ  
緊張は一瞬にして散った。同時に、最後の堤防も跡形もなく決壊したのだ  
「いやあっ、いやああああっっ・・・・・・!」  
 
シャアアアアアアアア・・・・・・  
 
彼女の陰唇の狭間から、濃黄色の水橋が便器内の貯め水へと架けられた。我慢に我慢を重ねた放尿は、射精にも勝る  
快楽を与えるという。彼女は口から涎を垂らし、肉体を桂にすっかり預けていた  
桂は変わらず、にやっと笑って、半ば無抵抗な彼女と口を重ね合わせ、甘露を  
吸い取るようにして舐めた。ぼおっとした頭で、彼女は自らの状況を見ていた  
(ああ・・・・・・おしっこしてるとこ・・・・・・見られてる・・・・・・あの人にも、見せた事ないのに・・・・・・)  
ジョオオオオ・・・・・・という尿の音が、耳に頭に響いていた  
 
長いと思われた放尿時間が終わりを告げた。桂はいつの間にか逸物を抜いていて  
幾松はほっと安堵の息を漏らした  
「すっきりしたようで、なによりだ。幾松殿、後始末もきちんといたそう」  
桂はトイレットペーパーで、彼女の色々な液の混じった陰部を優しく、優しく  
拭い取った。帰りも彼女は、彼に横抱きされていた  
「ん・・・・・・」  
幾松は仰向けで寝ようとしたが、桂によってあぐらの上に座らされた  
「なっ、何・・・・・・?」  
「決まっているだろう。・・・・・・さっきの続きだ」  
彼女の尻の下で、先ほどの怪物がしきりに肉を叩きつけていた。彼女は  
逃げようとするも、彼の手は既に背中に回されているため、どうしようもない  
「やああっ、おしりはもういやあっ・・・・・・!」  
彼は彼女の尻肉を鷲づかみにして持ち上げ、例の如くセピア色を呈した窪みに  
亀頭を当て、ゆっくりと挿入していく。まるでカタツムリが這うように、巨根は  
ずぶずぶと、彼女の直腸内を進んでいく  
やがて根まで達した所で、彼は休憩した  
「ああっ・・・・・・太いっ・・・・・・」  
彼女は後門に強烈な異物を感じている  
彼女の体を上下させ、抜き差しをし始めた。それほど立派な体格ではないが、筋肉は  
並以上のようだ。何せ一人の女性の体を激しく腰の上で、上下に揺り動かしているのだから  
(おしり掘られてるぅ・・・・・・、すごいっっ・・・・・・!)  
螺旋を描くようにかき回すと、彼女は長い声を上げて泣いた。そのさまも声も、男の淫心を  
燃やす格好のものと知らないで  
(変に、変になっちゃうっ・・・・・・!アナタ、・・・・・・アタシ・・・・・・)  
「ああっ、あっ・・・・・・おしりでっっ、・・・・・・おしりでっ・・・・・・!」  
「我慢は良くないぞ、幾松殿。先ほどのトイレのように思いっきり気持ちよくなられよ」  
その時、彼女は既に自分で腰を使っていた。浅ましく、夫にすら見せた事のない痴態をさらし  
それでもなお、今まで秘めていた後部の秘肉で、貪欲に刺激を求めた。そのあまりの行為に  
桂は予定よりも早く自分も達する事を察し、より力強く抽送に励んだ  
「だめっ・・・・・・、イクうぅ、おしりでイクぅっっ・・・・・・!」  
「幾松殿・・・・・・、腸内に射精すぞっ!」  
言い終わるが早いか、彼女の直腸内を白汁がほとばしる。彼女はというと、それよりも  
やや遅れて膣肉を著しく痙攣させ、きゅうううっっと後門を閉じた。そのため肉茎は  
根っこから咥えられて、桂も抜く時に苦労したという  
 
それから幾松は、この若い攘夷浪士の虜となった。昼も夜も以前より彼を思う時間が多くなった  
桂も桂で、店に訪れた時には必ず彼女を抱くようにした。彼女は、彼に抱かれるたびに  
「アナタ・・・・・・ごめんなさい」  
と一言断りを入れて、事に及んだ。桂はそれを忘れさせようと技に技を重ねたが、どうしても  
その習慣だけ忘れさせる事はできなかった。亡くなって久しい今もなお、彼女の人生と肉体に  
光を差す前夫に、桂は薄く嫉妬していた  
 

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