「…あっ…ゃ…やめる…アル……」
少女は逃げ場所を失い、壁に押しつけられ、後ろから執拗に腰を打ち付けられている。
いつも団子にして髪飾りに詰めてある髪はほとんどほどけ、乱れている。
「…こんな……ァっ…の嫌…あ…る」
涙に濡れた顔で拒否するものの、ズチュッ…ヌチュッと、湿った音が響く度に、少女の口からは甘い吐息が漏れた。
「嫌…ぁ…あ…銀ちゃ…銀…ちゃ…」
「…ちょ……おまっ…」
帰宅した銀時が見たものは、巨大な獣に後ろから責め立てられ、自分の名前を呟き喘いでいる少女の姿だった。
獣の腰の動きが早くなり、終わりが近いことを予期させた。
銀時の視線に気付いた少女は、驚愕と絶望の表情を浮かべ、両手で顔を覆う。
「銀ちゃ…見ちゃ…嫌あぁぁぁぁあ…」
獣が少女の中に熱いものを吐き出すと同時に、少女もガクガクと体を痙攣させ、絶頂を迎えた。
「っぁぁあああぁああ!」
崩れ落ちる少女を見つめながら銀時は、己のソレが脈を持ち膨張しているのを感じ、ゴクリと唾を飲んだ。
「…まじでか」
当の獣は何事もなかったように、部屋の隅で丸くなり寝息をたてはじめた。
少女に近づくと、虚ろな瞳で見あげてきた。
涙と涎に濡れた顔、汗の滴る乱れた髪と白く細い四肢、そして透明の愛液と白濁したものを滴らせる内太股はぐったりと隠すことも忘れてあらわにされている。
銀時は、ゴクリ。と、また唾を飲み込んだ。
「銀さんが居ないとこで、なにエロいことしちゃってんの?ねえ、神楽ちゃん?」
銀時の骨ばった大きな手で頬に触れられ、神楽はビクッと体を強ばらせた。
「どーせ、一人でイケナイことでもしてたんじゃ無いのォ」
「…ちっ…違うアル!」
「お仕置きが必要だな」
貪る様に、小さな胸にしゃぶりつき、指で秘所を責める。
「あっ…銀ちゃ…」
「…まじやべー…我慢できねーよ」
いつのまにか器用にベルトを外し、下半身をあらわにしていた銀時が神楽の耳元で囁く。
「…入れるぞ」
神楽は固く目を閉じ、コクリと頷いた。
かなり濡れていたソコは、すんなりと銀時を受け入れたが、キツく締め付けてくる。堪らず銀時は熱い吐息を洩らす。
「神楽、お前たまんねー体してんなー…」
体を寄せ、小さな腰を引き寄せ打ち付ける度にヌチョヌチョと卑猥な音が響く。「お前さっき犯されながら俺の名前読んでたろ」
「あっあっっ」
「俺にこうされたかったんだろ…?」
「あっ…っは…銀ちゃん…」
上気した頬に瞳には涙を潤ませている。
その表情と未熟な少女の喘ぎ声に更に興奮を覚える銀時は背後に迫った影に気付くのが些か遅すぎた。
肩にのしかかられ、驚き振り返る。
「えっ!ちょ!おま!!さだは……」
「ぎぃゃあああああああ!」
「どうしたんですか?…銀さん?」
翌日出勤してきた新八は、妙に腰を浮かして歩く銀時に尋ねる。
「この年で、糖尿のうえ痔もちになったアル」
ケロリと言う神楽の横で定春がねむそうに欠伸をした。新八が、わあわあと何か言っている。
銀時は、キッと睨み付け、何か言おうと思ったが、面倒臭くなって無視を決め込み、大きなため息をついた。