のぼせた神楽は耳を垂れ、ソファーに寝転んでいる。  
神楽は火照り続ける白い肌を撫でながらため息をついた。  
身体中に残る快楽の跡が疼いてたまらない。  
銀時はその白い耳と尻尾をじっと見つめながら腕を組んだ。  
「今日は休業だな。新八に連絡しねえと」  
「…銀ちゃんごめんアル」  
「発情した兎なんて新八には刺激強すぎるからな」  
神楽の頭をぽんぽんと叩き、銀時は受話器を取った。  
ぴくんと耳が動き、大きな青い瞳が銀時を見つめる。  
新八に連絡を終えると、銀時は続けてダイヤルを回す。  
「辰馬に聞いてみるから待ってろ。な」  
神楽はこくこくと頷いて耳を揺らす。  
銀時はすっかり乾いた銀髪をかきむしりながら受話器を耳に当てている。  
「出ねーよ。全然出ねーよ。あの毛玉」  
「出ないアルか」  
ガシャンと大きな音を立てて受話器が戻される。  
「仕方ねーな。辰馬もお前の親父も駄目だとなると他に誰かいるか」  
銀時は眉間に皺を寄せ、腕を組んで目をつぶる。  
「天人に詳しそうな奴…ヅラは…駄目だなバカだし」  
「エリーはどうアルか」  
「は?エリザベス?…ああそういやアイツ宇宙からきたんだよな」  
「ウン」  
「仕方ねえヅラんとこ行って来るか。お前絶対に外出るなよわかったな?」  
白い耳がぴくんと立ち上がる。膝を抱え、潤んだ青い瞳で男を見上げながら兎は素直に頷く。  
「ウン。待ってるヨ」  
神楽はそう言うと銀時の胸に飛び込み、ぎゅっと力をこめて抱きついた。  
「早く帰ってきてヨ」  
「仕方ねえなあ」  
柔らかな耳を撫でてやりながら、銀時はしばらくこのままでもそれはそれでいいかもしれないと  
思っていた。  
 
「ヅラいるかー」  
桂のアジトに着き、声を張り上げると、奥からエリザベスがぺたぺたと歩いてくる。  
「あ、あの、桂君いますか」  
無言のままのエリザベスにうろたえながら銀時は様子を伺う。  
エリザベスはこっくりと頷くと奥の部屋に消えた。すぐに桂が姿を見せる。  
「なんだ。銀時か。やっと一緒に戦う気になったか」  
「いやあのエリザベスに聞きたいことがあってよ」  
「エリザベスはやらんぞ」  
「いらねーよ。とにかく神楽が大変でよー」  
会話を聞いていたのかエリザベスが再びぬっと顔を出す。  
銀時はエリザベスと桂に神楽の変化について説明した。  
エリザベスは『まじでか』と書かれたプラカードを掲げている。  
「エリザベス、お前何か知っているか」  
エリザベスは桂を見て頷き、控えめな表情でプラカードを差し出した。  
『デリケートな問題なので桂さんは席を外してください』  
「…。そうなのか。リーダーが心配だ。銀時の力になってやれ」  
『ありがとうございます』  
エリザベスは桂に頭を下げると銀時の肩をぽんぽんと叩く。  
「銀時、エリザベスは博学だからな。教えを請うとよいだろう」  
「悪いなヅラ」  
「ヅラじゃない。桂だ。それからエリザベスはやらんぞ」  
すたすたと桂は部屋に戻っていく。  
『こちらへ』  
エリザベスが銀時を促す。銀時は生唾を飲み込んだ。  
ふたりは部屋に入るとしばらくの間無言で向き合っていた。  
「で、何か知ってるのか」  
銀時が切り出すとエリザベスは長い睫毛を伏せながらそっとプラカードを出した。  
『恐らく夜兎の発情期特有の症状です』  
「…発情期」  
エリザベスはこっくりと頷く。エリザベスが桂に席を外すように言った理由がわかり、銀時は  
慌てて弁解を始める。  
「いや。待て。俺なんもしてねーよ。まじで」  
エリザベスは狼狽する銀時にかまわずプラカードを掲げる。  
『夜兎は妊娠するまで発情期が終わらないのです』  
「…まじでか!」  
エリザベスは真剣な顔でうなずいた。  
銀時はごくりと唾を飲み込む。  
「お前、子供はまだ早いだろうまずいだろそれは。あと二年ぐらいは待たないと。いやでも…あ…いや…手は出してねーよ」  
ひとり弁解を始める銀時をエリザベスは真剣に見ている。  
『また発情期は来ますが、静める方法ならあります』  
「まじでか」  
『発情期の雌を満足させれば良いのです』  
ぽんぽんと銀時の肩を叩いてエリザベスは頑張れよと書かれたプラカードを出した。  
「まじでか」  
銀時は腕組みをして目を瞑る。  
「よし。俺も男だ。やるだけやってみるか。…って手は出してねーよ。わかってんだろ?」  
エリザベスは表情を変えずに『頑張れよ』と書かれたプラカードを出し続けている。  
「ありがとよエリザベス。お前物知りだな」  
立ち上がり、エリザベスに礼を言うと、桂が奥の部屋から顔を出した。  
「話は終わったか銀時。エリザベスは博学だろう?」  
「ああ。世話になった」  
ひらひらと手を振りながら銀時は桂の家を後にした。見送る桂の横でエリザベスは『頑張れよ』と書かれた  
プラカードを振っていた。  
 
神楽が寝ているうちになんとか策を練らなければならないと考えた銀時が次に向かった  
場所は行きつけの飲み屋だった。  
酒を流し込み、神楽のことを考える。  
「耳と尻尾をどうにかしねえとなー」  
ぶつぶつとまたひとり呟いていると、目の前に特大マヨネーズがドンと現れた。目を見開くと、  
煙草の匂いが鼻についた。  
「お前こんなところでなにしてんだ」  
見知った声が聞こえる。見上げれば真選組の土方が煙草を加え、酒を片手に銀時を睨んでいる。  
「お前こそマヨネーズと酒ってどういうことだよ」  
「酒にはマヨネーズが合うんだよ」  
土方は銀時の横に座るとマヨネーズを吸い、更に酒を飲みはじめた。  
「お前とはまだ飲み比べの勝負がついてなかったからな」  
「いや、俺今そんなことしてる暇ないから」  
銀時は頭を抱えながらちびちびと酒を飲み、マヨネーズを払いのける。  
「ちょ!マヨネーズ倒すなよお前!」  
既に酔いが回っているのか、土方の顔は赤く、呂律もまわっていない。  
「うちの兎がよー発情期になっちまってよー大変なのよ」  
銀時も酒が回ってきたのかにたにたとしながら赤い顔を土方に向ける。  
「あ?兎?」  
「あいつ満足させるには俺じゃねーと駄目だからよー」  
「女か?お前が女を満足させられるとは思えねーな」  
土方もにたにたと笑みを浮かべ、更に酒を流し込んでいる。  
「いや俺じゃねーと駄目だから。お前なんて全然駄目だから」  
「!上等だ!コラ!お前俺を誰だと思ってんだ」  
「うっせーよ!商売女の言うこと真に受けてんじゃねーぞコノヤロー」  
「いや俺マヨネーズ出すまでは無敵だぞマジで」  
すっかり空になった酒瓶を前に男たちの言い争いは続いていた。  
「上等だコラ!お前ちょっと家来いや」  
銀時は土方の肩を掴み、ずるずると身体を引きずっていく。  
「上等だ」  
土方は既に同じ言葉を繰り返し発するだけになっていた。  
 
土方は万事屋についた途端、酒瓶を握り締めたままソファーに倒れこんだ。  
銀時はふらつきながら神楽の押入れに向かう。  
「神楽ぁ。大丈夫かー」  
ぴくっと白い耳が震え、パジャマを着た神楽がごろんと銀時の方に身体を向けた。  
「銀ちゃ…お酒くさいネ…遅いから寝ちゃったヨ」  
火照った頬と潤んだ瞳が銀時を見上げる。  
白い耳はまだぴくぴくと震えたままだ。  
「苦しいか…。今楽にしてやっから。な」  
「ウン」  
銀時の身体に擦り寄り、ぴったりとしがみついて来る。  
「お前、見られると興奮するんじゃねーかと思ってよー」  
神楽を抱えたまま銀時は居間に歩いていく。  
「ウン」  
ぼんやりとしたままの神楽はとろんとした瞳でひたすら相槌をうつ。  
「土方君呼んできた」  
神楽はとろけた瞳でソファーに寝ている土方を見た。  
「銀ちゃん…?」  
意味がわからない様子で銀時を見上げる。  
「興奮すると気持ちいいだろ?だから」  
空いているソファーに神楽を下ろし、パジャマを脱がせていく。  
「銀ちゃ…あ…」  
土方を気にしながらも神楽は抑えきれない欲求に身を震わせる。  
「な。神楽のやらしいところ見られたら興奮するだろ?」  
するするとパジャマを床に落とし、白い肌に吸い付くと、柔らかな尻尾がびくびくと動く。  
 
「や…やーヨ…あ…」  
力なく抵抗しても火照った身体に唇が触れるたびに甘い声が出る。  
赤い顔をしたまま寝ている土方を見て神楽はぴくぴくと震えながら喘ぐ。  
「すげー濡れてるぞほら」  
下着の横から指を入れ、ぴちゃぴちゃと音を立ててかき回す。  
「ああっ銀ちゃぁ…ん…」  
銀時の舌が神楽の口内に入り込み、濡れた音を立てて犯していく。  
「お酒…くさいヨっ…んっはぁっ…」  
「神楽ぁ。なんでこんなに濡らしてんだ?なんでか言ってみろ」  
溢れ出る愛液をあわ立てるようにくちゃくちゃと音を立ててかきまわす。  
「やっやーヨっ…見られちゃうアルっ!」  
部屋に響いていく水音に神楽の顔はかっと赤く熱を帯びる。  
向かいのソファーで寝ている土方から目を反らして顔を手で覆う。  
「土方君に見られちゃうなーぐちゅぐちゅになってるところ」  
膨らんだ肉芽に溢れた愛液をぬるぬるとこすりつけて愛撫すると、神楽は銀時の身体に  
しがみついてびくびくと震えた。声を我慢しているのか、唇をきつく結んだまま、手に力を入れている。  
「ほら声出せよ。耳震えてるぞ」  
いつの間にかぴんと立ち上がった白い耳が小刻みに震えている。銀時の指が陰核を擦るたびに  
耳がびくんびくんと跳ねる。  
「んっ…はぁっ…あっ…」  
止まらない愛液で下着は透けるほどに濡れている。銀時の手が膝の辺りまでゆっくりと下着を下ろしていく。  
空気に触れた秘部にぬるりと指が這う。  
「やっああっ銀ちゃっ!」  
にたにたといやらしい笑みを浮かべた男は、柔らかく濡れたそこを指で激しくかき回す。  
「溢れてくるぞ」  
くちゅっと音を立てて指が二本一気に挿入される。  
「あっああああああっ銀ちゃっやーヨ!入れちゃやー…ヨ…」  
内部のざらついた弱い部分をぐりぐりと擦られ、神楽の身体から力が抜けていく。  
「んっあっああんっ!」  
甘い快楽がつんと立ち上がった乳首にまでじんじんと響いていく。  
「あっ銀ちゃんっおっぱいじんじんするヨ…」  
かき回す指に会わせて腰を揺らしながら喘ぎ、柔らかな乳房を銀時の腕に擦り付ける。  
「お前すげーエロい」  
つんと立った乳首を触ってやると、膣内がきゅっと締まり、愛液がどくどくと溢れ出ていく。  
「銀ちゃん…おっぱい…もっとしてヨ…」  
快楽をねだる兎の尻尾がぴくぴくと動き出す。  
膣内を指で突き上げたまま銀時の舌が桃色の乳首に触れる。  
「あぁっはぁぁっんんっ…銀ちゃんっ…」  
腰をくねらせ、神楽は高い声で喘ぐ。  
濡れた舌先で転がされる乳首はいやらしく光ってさらに硬さを増していく。  
「おい…」  
快楽に夢中になっていた神楽の耳に別の男の声が聞こえた。  
神楽は土方の存在に気づき、はっと顔を赤らめる。  
「お前ら…」  
だるそうに身体を起こしながら土方は状況を理解しきれずに困惑していた。  
 
部屋に響く水音と甘ったるい喘ぎ声。  
目の前にいる少女の身体には動物の耳と尾が見える。  
「起きたか」  
銀時はにたにたと赤い顔で笑ったままぷっくりと尖った乳首を甘噛みした。  
「あっはあぁっ銀ちゃっ」  
ぶるぶると白い身体を震わせて兎が鳴く。  
「ほら銀さんじゃなきゃ駄目だよなー神楽ぁ。もっと鳴き声聞かせてやれ」  
土方を挑発するように銀時は指を動かし、愛液を溢れさせ、白い太腿を濡らしていく。  
「銀ちゃっやーヨ…見られちゃうアルっあっあああああっ!」  
「神楽イきたいか?土方君にイくとこ見られたいか?」  
銀時の片手が膨れ上がった陰核に触れる。  
土方に見えるように足を広げさせ、収縮する内部を容赦なく突き上げる。  
「やっああっ見るなアル…やっあああああっ」  
土方は目の前で繰り広げられる痴態に目を奪われていた。  
自分のものが大きく張り詰めていくのを感じ、僅かに残っていた理性が吹き飛ぶ。  
「すげえ乱れようだな…チャイナ」  
「やっあああっ駄目アルっ見ちゃ駄目アルっ!」  
赤くのぼせたような顔で男が近づいてくる。  
銀時の指は神楽を執拗に攻め続ける。  
「駄目アルっこんなの…やーヨっやー…ヨ…」  
ぶるぶると頭を振り、快楽と羞恥の間で神楽は叫んだ。  
「ほらイけよ神楽。見られて気持ちいいんだろ?」  
銀時の指が膨れたクリトリスをくるくると刺激する。  
ずぶずぶと突きたてられた指の動きが更に速まる。  
「やっああああっもう…イっちゃうっイっちゃうヨっっあっああああんっ」  
銀時の腕にしがみつき、床を潮で濡らして神楽は達した。  
土方に鋭い目線で見つめられ、ひくひくと尻尾が動く。  
「や…あ…見るなアル…」  
「なんだこの尻尾は…」  
土方の手がぎゅっと尾を掴む。  
「ああああっやあああっ」  
びくんびくんと身体を震わせて神楽は更に軽く達してしまう。  
「尻尾で感じてんのかお前」  
土方は驚いた様子でまじまじと神楽の身体を眺めた。  
どう見ても本物の白い耳と尾。  
「随分と教え込んでるみてえじゃねーか」  
更に尻尾を掴んで銀時を睨み付ける。  
「あ?なんだ?なんか問題でもあんのか?」  
にたにたと挑発するように笑いながら銀時が神楽を抱き寄せる。  
「神楽よかったか?」  
「やーヨっ銀ちゃん変態アル」  
涙を溜めて神楽は首を振った。  
「土方君なんか勃ってるけれども」  
「あっ!お前も変態アルっ!!」  
「お前らさんざん変態行為を見せ付けて今更何言ってんだ!」  
神楽は銀時の胸に顔を埋めて横目で土方の股間を凝視している。  
銀時はぴんと立ったままの耳を撫でながら土方を見て唇の端を上げた。  
「銀さんの指でイッたんだよなー神楽ぁ」  
「いや。俺が尻尾掴んで感じてたぞこいつは」  
「いや。俺じゃねーと無理だから」  
「何言ってんだお前なんて全然駄目だ」  
 
土方が神楽の乳房に手を伸ばす。  
「あっお前何触ってるアルか!」  
びくんと尻尾を震わせて神楽が叫ぶ。  
「絶対に俺の方がうまい」  
小さく柔らかな少女の乳房に顔を埋め、優しく揉みながら先端を転がす。  
「やっ…やめろヨっ」  
「いや俺じゃねーと駄目だ。な。神楽」  
銀時の唇も神楽の乳房に吸い付く。  
ふたりの男に乳房を良い様にされ、神楽はぶるぶると震えながら喘ぐ。  
「やめろヨっ…銀ちゃっ嫌アルっ…あっんんっ」  
「チャイナ俺の方がうまいだろ」  
銀時以外の男に触れらているという事実に、神楽は丸い尻尾をひくひくと動かし、愛液を滲ませていた。  
「やっやめろアル…銀ちゃんじゃなきゃ嫌アル…」  
力なく喘ぎながらも首を振って土方を拒むと、男は尻と尻尾を強く掴んだ。  
「あ?尻尾震わせて濡らしてただろうが」  
「やっああぁあああっ」  
乳房を男ふたりに愛撫される感覚に、愛液がどくどくと溢れ出ていく。  
「変アルっ駄目アルっ銀ちゃっもう欲しいヨっ」  
銀時の硬くなったものに触れながら涙を流して神楽は叫んだ。  
土方はむっとした表情になり、また尻尾を強く掴む。  
「やっ尻尾駄目アルっやっあああああっ銀ちゃんっ」  
「ほら銀さんがいいってよ。土方君」  
銀時がにたにたと笑いながら神楽を抱きしめると、土方は着物を脱ぎ、そそり立ったものを堂々と見せ付けるように  
立ち上がった。  
「おい。俺に入れさせろ」  
「おいおい警察がそんなことしていいのかよ」  
「変態アルっ!!変態がいるネっ!!」  
「俺の方が立派だ」  
「いや俺の方が…」  
銀時はまじまじとそそり立ったものを見比べている。  
「神楽どうよ」  
「…」  
神楽は目の前にそそり立つ土方のものをじっと見ている。  
「フン!銀ちゃんじゃなきゃ嫌アルっ」  
「お前ゴムしろよ。警察だろ」  
ソファーの下からごそごそとコンドームの箱を取り出すと銀時は土方に向けて放り投げた。  
「生は銀さんだけだ」  
「銀ちゃん…」  
「ああ。二個でも三個でもつけてやらあ」  
「神楽ちょっと比べてみろ」  
「やっあっ駄目アルっ!」  
神楽を背後から抱え、大きく足を広げさせると、濡れた陰部がぱっくりと広がる。  
「すごい濡れようだなチャイナ」  
「やっああっ…駄目ヨ…」  
土方は乳房を愛撫しながらそっとペニスを入り口に当てる。  
「あっ駄目アル…ねえ…銀ちゃん…」  
神楽は銀時のペニスを手で擦り上げる。  
「入っちゃうヨ…あっああっ」  
ずぷずぷと差し込まれるペニスの感覚に神楽は高い声を出す。  
銀時のペニスを擦りながら、土方に突かれ、尻尾をひくつかせながら耳を震わせる。  
「あっあああああっ入っちゃったヨっあっあっはぁっ駄目ヨっ」  
「なんだ、こいつ…すげ…」  
神楽の内部がぎゅんぎゅんと土方のものを締め付け、ぬるぬると溢れ出る愛液が熱を増す。  
 
「あっああぁっ銀ちゃん見ちゃ駄目アルっあああっ」  
酔いが冷めてきたのか、銀時は土方のもので感じる神楽の頬を不機嫌に掴み、荒々しく唇を吸った。  
舌を絡ませながら土方を見ると、息苦しそうに顔を赤くしている。  
「もたねえだろ土方君。こいつ兎だからよーすげえの」  
「上等だ…」  
「銀…ちゃ…」  
「ほら舐めろ」  
銀時が冷たく言い放つと、神楽はこくこくと頷き、土方を受け入れたまま銀時のペニスを口に含んだ。  
土方はくるっと神楽の身体を支えて後ろから突き上げる体勢に変えて腰を打ち付ける。  
何度も愛おしそうに舐め上げ、舌でくるむように愛撫を続ける。  
「うまいか」  
「ん…ん…」  
こくこくと頷き、腰をくねらせ、土方のものを強く締め上げながら、唾液を零す。  
「や…べ…なんだ…この感じ…」  
貪るように銀時のペニスを味わう神楽を見ながら、土方は短く呻いた。  
精を根こそぎ搾り取られるかのような肉の感覚に射精を促される。  
ぬぽっと引き抜かれたペニスが神楽の尻尾に強く押し付けられる。  
「んっんんっはっあ…」  
どくどくと波打つペニスを敏感な尻尾で感じて神楽は更に愛液を垂らした。  
ゴムに溜まった大量の精液をぼんやりと見ながら土方は呻く。  
「お前…毎日こいつとやってんの…か…」  
「すげーだろ。銀さんじゃなきゃ無理だろ」  
土方は荒く息を上げて床に寝そべった。  
「…入れてヨ…ん…ふ…んん…銀ちゃん…」  
唾液でべとついたペニスを頬に当て、神楽がねだる。  
「ああ入れてやるよ神楽」  
耳を噛みながら神楽を四つんばいにさせ、後ろから突き立てる。  
「やっあああっ銀ちゃんっ銀ちゃんっ!!」  
神楽は腰をくねらせ、甘い声を出し、耳をびくびくと震わせる。  
「神楽ぁ。気持ち良いか」  
「ウン…気持ちいいヨ…熱いヨっ…んっあああっ」  
ぴくんと震えた尻尾を掴んでやると愛液が飛び散る。  
「銀さんのちんぽ気持ちいいよなぁ神楽ぁ」  
「んっ銀ちゃんっいいヨっもっと!もっとしてヨっ」  
獣のように交わるふたりを土方は呆然と眺めていた。  
ふつふつと見せ付けられる怒りがこみ上げてくる。  
「てめーら逮捕すんぞコラ!見せつけやがって」  
「あっあああっ銀ちゃんっ」  
「あ?てめーこそ勝手にぶちこみやがって覚えとけよ」  
「お前がゴム渡したんだろーが」  
「あっんあっあああああっ銀ちゃっ」  
冷静になったのか、土方は神楽の喘ぎ声に顔を赤くしながら着物を整える。  
「お前ら俺を馬鹿にしてんのか!!次会った時はぶった切るから」  
刀を握り、顔に手を当てながら土方は玄関へ向かう。  
「俺なにしてんだ」  
「あっあああ銀ちゃんっ」  
「ほらもっと鳴け」  
ため息をつきながらガラガラと戸を開ける。  
「一生やってろ!」  
煙草に火をつけ、煙を吐き出す。  
「…しかしすごかった…」  
ぼんやりと神楽に締め付けられた感覚を思い出す。  
「兎か」  
ぽつりと呟いてふっと笑うと、土方は夜道を歩き始めた。  
万事屋には神楽の甘い声が絶えず響いていた。  
 
 

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