顔に水を掛けられ目を覚ます神楽。
両手両足を大の字に開いた格好で拘束されている。
ここはどこだ?なんでこんなことに。
そう思って顔を上げると、不気味に微笑み
松葉杖をついた沖田の姿があった。
こいつ・・・!
近づいてくる沖田。
「手の具合はすっかり良くなったようでなによりでさぁ・・・これでも責任感じてたんですぜ」
「けど、見てのとおり俺はまだこの調子なんでさぁ・・・不公平だと思いませんかィ」
強烈な罵声を浴びせてやりたい神楽だが、
拘束具のせいで犬のように呻くことしか出来ず涎だけが顎をつたう。
沖田はそんな神楽の反応を見てよっこらしょと呟くと、
60cmはある大きな槌をわざとらしく見せつけ、持ち上げた。
嫌な予感がした
沖田は大きく槌を振りかぶり、神楽の足に打ち据えた。
鈍い音とともに神楽の両足醜く折れ曲がる。
杖を脇に挟み不安定な状態で、さらに二度三度、念を入れて打つ沖田。
声にならない悲鳴を発しあまりの激痛に失禁してしまう神楽。
小水で濡れた股間に槌を押しつける
「おまえさんのだんなが好きな倍返しってやつでさぁ」
涙を溜めた眼を見開いて沖田を睨みつけ、荒く鼻で息をする神楽。
「お次はこの頭の傷の件でさぁ」
仰向けの状態で睨み付けてくる神楽を杖で転がし、
うつぶせの状態にするとその背中に跨る形で腰を下ろす沖田。
やめろ・・・!
そう思った瞬間
神楽の髪を乱暴に掴み、額を地面に叩きつける。
休む暇なく何度も何度も叩きつける
地面と顔面が流血で赤く染まる。
沖田の顔は醜く笑顔で歪んでいた
繰り返される頭部への衝撃で口の拘束具が外れた。
薄れる意識の中で神楽はそのことに気づかないが、無意識に一言呟いていた。
「銀ちゃん・・・」
その一言が耳に届いた沖田はふと、ひらめき、手を止める
「そんな調子じゃあ、天国のだんなもうかばれませんぜ」
たった今思いついたこの虚言を聞いた神楽の反応が楽しみで仕方がなかった。
しかし一向に反応がない。
掴んだ髪を引き上げ、沖田は赤く染まった神楽の顔を覗き込む。
薄く目を開けたまま口を開いた神楽の呼吸は止まっていた。
無意識の一言の直後からだった。
「死んだふりはやめなせぇ」
自分でも冗談かと思うほど本心で思ったことと違う言葉が出る。
「こんなんでくたばるタマかィ」
本当は神楽がどうなったかなど理解しているはずなのに。
今まで何人もの容疑者を取り調べという名目の拷問で死なせても感じなかった感情。
言い知れぬ後悔の念と罪悪感が沖田を襲う。
今回も死んだらその時はその時と、いつものように処理するつもりだった。
自分がこの少女に抱いていた感情を認めたくない。
今になって。
数秒感の放心後、沖田の次の行動は早かった。
動かない神楽の衣服を乱暴にはぎ取り、失禁で濡れたままの下半身を露出させる。
胸も小ぶりで綺麗なピンク色をした乳首
うっすらと柔らかな毛が生えるだけの陰部
これが・・・こいつの・・・
貸倉庫という広い空間に男の息づかいと肉と肉のぶつかり合う音だけが響き渡る。
沖田は息の無い神楽の体を犯していた。
一心不乱に腰を振る沖田。
まだ温もりがあるうちに。
本当にこの少女としたかったことを。
思考を打ち消すかのように
何度も腰を強く打ち付けていたその時
ゲホッと神楽が咳き込んだ。
我に返り、腰の動きを止める沖田。
押し寄せる安堵感。
しばし神楽の顔をみつめ、口からの暖かい吐息を確認すると
沖田は神楽の体から、まだ達していない自身を引き抜くと
数回しごいて、静かに上下する神楽の胸に白濁を放った。
うめき声を上げている神楽を、立ち上がって見下ろすと
頬をつたうものを拭い、杖をつく音とともにその場を後にした。