「おう、目覚ましたか。」
「ここどこアルか…」
目の前には新撰組の土方がイスに座っていて
自分とそいつとの間には鉄の枷があった。
どうやら檻に入れられているようである。
どうしてこんな所にいるのか神楽は全く記憶がない。
「実は天人の入国記録を見てたら夜兎のオマエの名前がなくてね。
不法入国で御用ってことだ。」
何か薬でも打たれたのだろうか体に力がはいらない。
あおむけの体勢のまま目線だけを土方にやり
「どうすれば帰れるアルか?」
「まぁとりあえず手続きしてもらったりなんかで明日には帰してやるよ。」
気付けば手と足にも鎖がまかれていた。
「なんでこんな拘束されなきゃならないんだヨ」
「あの夜兎族となっちゃ抵抗されちゃ面倒だからな」
そう言いながら土方は神楽の檻へ入ってきた。
「こんな可愛い顔して夜兎族とはねぇ…」
神楽の顎をつかんで右、左と顔を動かせば
「触んなヨ…」
怒気に満ちた声で神楽がすごむ。
「すごんだって その状態じゃなにもできないだろ?まぁ夜は長いんだ楽しもうや」
タバコをふかしながら神楽の隣にあぐらをかいた。
今日はスリットの深いチャイナを着ていた神楽は心の中で「ついてない…」
つぶやいていた。
土方のことは花見やらそよ姫騒動などで知ってはいたが
会話をかわしたことはない。
銀時と話したり言い合ってるとこを見ると
銀時より冷静でクールな印象をもっていた。
でも男となると別である。
「まえに銀ちゃんが言ってたネ、男と密室で2人きりになるな危険だって。」
「あの男がそんなことをねぇ、まあ今まさにその危険な状態なわけだ」
「オマエ仮にも警察ダロ?罪人犯したら失職アル。」
「生意気な女だな 密室の恐さを教えてやるよ」
おおいかぶさってきた土方に抵抗したいが薬がまだ効いてて手もあげれない
薬を打たれてなければ手足の鎖をちぎって殴りかかってるところだ。
自分に馬乗りになって上着を脱ぎはじめる土方を睨みつけることしか
できない自分がくやしい。その目線をあざ笑うかのように
神楽の髪をといて、背中のファスナーに手をかける。
「薬がきれたらオマエなんてぎったんぎっちょんにするアル」
「そんなこと言えない体にしてやるよ。」
あらわになった小さなふくらみを指先で
なぞりながら下のほうへも手をのばしはじめた。
「こんな深いスリットはいったもん着てたら危険だぜ?チャイナさん」
足のつけねに手をすすめれば彼女の秘部を隠す薄い布に手がつく。
上から割れ目をなぞればビクっと腰が動いたのがわかった。
まだ濡れてない秘部に直接指をなぞらせれば
「やっ やめっ…」
生意気な口調で反抗する神楽から女の抵抗の甘い声を聞いて
土方は自分の下半身がゾクゾクとあがってきているのを感じでいた。
「そうやって可愛い悲鳴もっと聞かせてくれよ」
強引に唇をかさねれば顔を横にふって唇から逃れようとする
可愛い反応を遊ぶように舌で彼女の口内を遊べば
互いの舌からの水音と同時に大好きな可愛い悲鳴が耳元をかする
「ゃ・・んっ んっん・・ん ふぅ…ん」
唇を離せば透明の糸がひく。
首すじ、乳房、突起と体中舐めまわして
秘部を触ればさっきとは違う潤いをふくんでいた
「濡れてるじゃねーか」
中指を出し入れしながら神楽の顔をのぞきこめば
涙ぐんだ顔をして頬をピンク色に染めた「女」がそこにいた。
「ウサギってのは生殖能力が盛んで年中発情期らしいがお前もか?」
そう言って指をぐるりと中でまわせば
「あっ んん・・ ゃ..やだぁ・…」
いっそう色を含んだ声を出した。
「そうかい、好きなんだな。」
ふてきな笑みを口元にうかべてベルトをはずし
そそり立った男根を神楽の濡れた秘部のまわりに
なぞらせれば小刻みに震える神楽の腰が応えた。
「お前の下半身がいれてほしいってヨダレ垂らしてるよ」
土方の男根は濡れきった神楽の秘部を掻き回しながら入っていく。
「あぁっ んんん〜あっああ」
激しく腰を打ちつければ苦しそうに喘ぐ
弱く強く弱く強く…強弱をつけての打ちつければ
秘部は溢れんばかりの愛液をだして
男根をつつみこんでいた。
強く打ち続けていると一瞬神楽の秘部が強く
男根をしめつけて次第に弱まり体ごとクタっとしてしまった。
「もうイッたのか、俺まだなんだけどなぁ」
仕方ないと自分の手で処理をすませた土方は
手についた自分の精液を隣で息をきらしている神楽の顔に
ベッタリ塗って
「じゃあな」 とだけ言い出ていった。
ドアの隙間から覗く人影は沖田と山崎。
いつから見ていたのかは不明だが
「おれらも行っときやすかィ?山崎」
「えぇぇ!?」
夜は長い。 終わり