かぶき町にある団子屋・かんざし。  
そこの看板娘である寺田綾乃はかぶき町一の美しさだと評判だった。  
綾乃を見にわざわざ町の外から団子を買いに来るものも多かった。  
清楚な雰囲気と気立てのもよく誰にでも優しい性格で、  
綾乃はかぶき町の住人から愛されていた。  
 
ある日、店に若い男が一人でやってきた。  
「いらっしゃいませ」  
綾乃が笑顔で応対する。  
まだ幼さの残るその男は店内に入ると、震える声で綾乃に言った。  
「饅頭ください」  
団子屋・かんざしは、わざわざ「団子屋」と言うだけあって団子しかなく、  
饅頭は置いてなかった。  
その若い男はそれを知らなかった訳ではない。  
彼もまた、綾乃目当てでよく団子を買いに来ていたからだ。  
そしてだからこそ、「まんじゅう」を注文した。  
綾乃は、男の注文を聞いた瞬間、天使の微笑みから淫魔の顔になった。  
クスリ、と笑う。それは男の精を貪欲に吸い尽くす魔性の笑みだった。  
「あの・・・」  
妖しい笑みを浮かべる綾乃に戸惑う男。  
その困ったような顔が綾乃の子宮を疼かせた。  
「食べたいの?おまんじゅう」  
綾乃が笑みを浮かべながら言う。  
「は、はい!」  
男は縋るような目で綾乃を見る。  
「いいわよ。食べさせてあげる」  
その言葉に男の顔は緊張で一気に赤くなる。  
「こっち来て」  
綾乃は男を誘って店の裏の路地に入っていった。  
 
路地は色んなガラクタが積んであり、通りから綾乃達がいる所は隠れている。  
綾乃は立ち止ると、振り向いた。  
「アナタ・・・よく店に来るわよね」  
「はい」  
「誰に聞いたの?」  
「えっと・・・友達です」  
「何て?」  
「饅頭を注文すれば・・・えっと・・・」  
「何?」  
男が言いよどむ。しかし綾乃はさらりと言った。  
「ヤラせてくれるって?」  
「!!・・・・・・はい・・・」  
「いいわよ。ヤラせてあげる」  
綾乃は饅頭を注文した男の中でも特に気に入った者に体を開いていた。  
綾乃の好みによって男を選ぶため、その事は単なる噂だと思われていた。  
 
「ホラ・・・」  
綾乃は着物の衿をはだけ、白い乳房を晒す。  
男は興奮してしばらくその乳房を凝視していた。  
「見てるだけ?」  
綾乃は乳房を持ち上げ、自ら乳首を舐めた。  
男はそれに誘われるように猛然と綾乃の乳首に吸い付いた。  
「ああんッ! ・・・もっと優しく・・・んんッ!」  
男は赤子のように激しく乳首を吸いたて、舌で転がした。  
「いい・・・わぁ・・・んッ・・・もっと・・・」  
綾乃は男の頭を抱きしめるように、しばし乳首から来る快感に身をゆだねていた。  
乳首が大きく勃起しても、男は構わず吸いつづけた。  
綾乃はそのまま、自分の太ももを男の股間に押し付けた。  
太ももに感じる股間はすでに大きく膨らみ、固くなっていた。  
綾乃はグリグリ太ももを押し付ける。  
「あ、綾乃さん!」  
たまらず男が乳首から口を離す。  
「こんなにバッキバキに勃起させて・・・もう我慢できない?」  
「はい・・・」  
「私の口に出させてあげよっか?」  
そう言って綾乃は濡れた舌を男に見せつけるようにチロチロと動かす。  
その妖艶さにすっかり取り込まれた男はただ首を縦にふるばかりだった。  
綾乃が跪き、男の袴を脱がす。褌を解く男の肉棒が跳ね、綾乃の顔に当たった。  
「もうこんなに元気」  
肉棒を握り締めながら綾乃は男に向かって言った。  
「は、早く・・・」  
男は我慢できないように先端を綾乃の口につける。  
「わかったわよ」  
そう言って綾乃は口を大きく開けると、男の肉棒をゆっくり飲み込んでいった。  
ヌラヌラと綾乃の濡れた舌が男の肉棒に纏わりつく。  
男の肉棒を唾液まみれにすると、綾乃は口で扱きはじめた。  
「んッ・・・んッ・・・んッ・・・ジュルルルルッ!」  
あふれる先走りと唾液を音を立てて啜る。  
通りの喧騒が遠くに聞こえるようだった。  
いつもコロコロとよく笑う綾乃。その声だけで癒される者も多かった。  
そんな、瑞々しく艶のある可憐な唇を自分の肉棒が犯している様に、  
男は早くも限界がきていた。  
「あ、綾乃さん・・・」  
男の声を聞いて、綾乃が口から肉棒を出す。  
「イイわよ。いつでもイって。全部飲んであげる」  
そう言うと、亀頭をしゃぶりつつ激しく手で扱きたてる。  
男の息がどんどん荒くなる。  
綾乃は舌を尖らして、刺すように鈴口を刺激した。  
「!!で、出ます!!」  
強烈な刺激に男は大量の精液を吐き出した。  
 
びゅる!びゅるびゅる!  
綾乃は肉棒を深く咥え、精液を飲み込んでいく。  
男はあまりの快感に声も出ない様子だった。  
綾乃は尿道に残った精液もすっかり吸い出すと、コクリと喉を鳴らして飲み込んだ。  
「だいぶ溜めてきた?とっても濃くておいしかったわよ」  
そういって立ち上がる。そして壁にもたれかかるようにして男を見た。  
「ねェ・・・今度は私を気持ちよくして」  
そう言うと、綾乃は着物の裾を開いていった。  
 
綾乃の行動を理解した男はすぐに跪く。  
綾乃は男の熱い視線を感じながら、長襦袢、腰巻と開いていった。  
「うわ・・・」  
男が思わず声をあげる。  
すらりと伸びた足、そして白く張りのある太もも。  
そして股間に生い茂る黒々とした陰毛。  
清楚な顔と白い肌に似合わないほど毛深く、そのギャップに男は興奮した。  
「見て・・・」  
綾乃は陰毛を掻き分け、秘所を晒す。  
そこはすでに愛液を垂らし、淫靡な香りを放っていた。  
「ホラ・・・好きにしていいよ」  
綾乃の言葉を聞いた瞬間、男は飢えた獣のように秘所にむしゃぶりついていた。  
陰毛を掻き分け、露出している肉ヒダを舐め上げる。  
「ひあああッ・・・気持ち・・・イイ・・んッ!」  
綾乃が恍惚の表情を浮かべる。  
男はヒダを開き、舌を中に差し込んだ。グネグネと中で動かす。  
「あああッ・・・それ・・・イィッ・・・んあッ・・・」  
愛液がどんどん溢れ、綾乃の陰毛を、そして男の顔を濡らす。  
男はそれにも躊躇することなく愛液を啜りたてる。  
「あぅッ・・・もっと吸ってェ・・・」  
綾乃は自ら淫核の包皮を剥きあげ、すでに勃起しているそれを晒す。  
「ね・・・ここも・・・」  
男はすぐさまそこに吸い付いた。  
「んああッ・・・あッ・・・ああッ・・・い、イイッ!噛んで!お願い!」  
綾乃が叫ぶ。男は淫核に歯を立て、軽く甘噛みした。  
「ああああああッ!! ・・・イッチャウゥゥゥゥッ!!」  
綾乃は昇天すると同時に潮を吹いた。  
男の顔に股間を押し付けるように立っていた綾乃だが、やがて体を離し、  
壁にもたれかかった。  
「すご・・・イッちゃった・・・」  
綾乃が照れたように言う。  
 
男もフラフラ立ち上がる。その肉棒は完全に復活していた。  
その肉棒を見た綾乃は、子宮がまたすぐ疼くのを感じながら、秘所を指で開く。  
「ねえ・・・こんどはアナタのオチンチンで・・・」  
そう言う綾乃の顔は完全に発情しきった雌だった。  
男は正面から綾乃の片足を抱え上げるようにすると、肉棒の先端を膣口に当てた。  
「は、早く!犯して!」  
たまらず綾乃が言う。男は一気に肉棒を突き入れた。  
「んはあああッッ・・・おっきい・・・んんッ」  
たまらず声をあげる綾乃。すぐさま肉棒を締め上げる。  
男は夢中になって腰を突き上げた。  
その度に綾乃の髪に刺しているかんざしが揺れる。  
「あッ・・・あッ・・・んんッ・・・んあッ! イィッ・・・」  
肉棒の先端が子宮口を突き上げるたびに綾乃は声をあげた。  
その声は大きく、通りにまで聞こえる恐れがあるほどだった。  
「綾乃さん、声が・・・」  
「もっと!もっと突いて!オチンチンもっとぉ!」  
しかし綾乃は快感に夢中で完全に我を忘れていた。  
男もしだいに綾乃の極上の膣の気持ちよさに一心不乱に肉棒を突き入れていた。  
「んッ・・・んんッ・・・あッ・・・ああッ・・あんッ!」  
綾乃の肉ヒダが妖しく蠢きだした。男の肉棒を容赦なく射精へと誘う。  
「くあッ」  
男はたまらず呻き声をあげ、揺れる乳房に吸い付いた。  
「んああああッ!! それ、イイのぉ!もっと・・・」  
男は乳首に噛み付くようにして猛然とラストスパートに入った。  
「あッ・・あッ・・・イイッ・・・もう、イッちゃ・・・うぅぅ!!」  
「あ、綾乃さん!」  
「出して!綾乃のおまんこに出して!全部ゥ!」  
綾乃の言葉を聞いた瞬間、男は欲望を全部吐き出した。  
 
どぷッ どぷッ ビュルビュルビュル!!  
 
「あああああああッ!!出てる!!おまんこにいっぱい出てる!!」  
凄い勢いで叩きつけられる精液を受けながら綾乃も果てた。  
やがて男が肉棒を引き出す。  
綾乃の膣口からは溢れた精液がボタボタと落ち、地面に染みを作った。  
しばらく余韻に浸っていた綾乃だが、不意に壁に手を突き、男に向かって尻を突き出す。  
男が怪訝な表情で見ていると、綾乃がふりむいて言った。  
「ね、今度は・・・」  
そう言いながら、綾乃は尻を掴み広げる。  
そこにはピンク色の菊座が慎ましやかに窄まっていた。  
綾乃はその菊座を男に見せつけるように指で広げた。  
「こっちも・・・犯して・・・」  
ヒクヒクと誘うように蠢く菊座。  
それを見ているうちに男の萎えた肉棒も力を取り戻してきた。  
 
こうして、路地裏での狂宴はまだまだ続いていった。  
 
 
「次、ババアの番だぜ」  
登勢は、銀時の声で我に返った。  
いつもの自分の店。いつもの見知った顔。  
一瞬ババアとは誰の事なんだろう、と分からなかった。  
しかしババアは自分のことだ、と気付き苦笑する。  
店にはキャサリンと万事屋の三人に加え、お妙やおりょう、さっちゃんまでいる。  
なぜか皆でトランプをすることになったのだが、自分の番が回ってくる間に  
昔のことに思いふけっていたらしい。  
もう自分は若くない。どっからどう見てもババアだ。しかし――。  
神楽やお妙、おりょうにさっちゃんを見て思う。  
この中にあの綾乃のころの自分がいたら。  
あの頃、かぶき町で、誰よりも若く、そして誰より美しかった。  
その自負もあった。しかし月日は流れる。  
自分は老いた。この国も変わった。あの男はどうしただろう。  
あの侍は。あの頃の私は侍にしか体を許さなかった。  
天人との戦に破れた今、あの頃の私が認める侍はもういないのか――。  
そう思ったときだった。  
「早く引けよババア」  
銀時がカードを突き出してくる。  
その瞳の奥には紛れもなく侍の魂が宿っていた。  
そうだ。この男がいた。侍はまだ滅んじゃいない。  
登勢は微かに笑みを浮かべると、銀時からカードを抜いた。  
 
ニンマリとする銀時。  
「ッシャアアアア!!」  
銀時の喜び様を見て、慌ててカードを確認する登勢。  
ジョーカーだった。  
「やっぱババアはババと惹かれあう運命にあるんだよこのヤロー!!」  
違う。こんな奴、ぜったい侍じゃない。綾乃は認めても登勢は認めない。  
「いやァやっぱババアがババを抜いてこそババヌキだな」  
「テメェどーいうつもりだコラァァァァ!!」  
 
 
< 終 >  
 

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