「ムフフフ・・・・」  
買い物袋を手に不敵な笑みを浮かべる神楽。ソファーには銀時と新八が座っている  
なにか見覚えのあるシチュエーションだ  
「どうした神楽ァ」  
「跪くアル!愚民共!」  
「はいはい、どうした工場長?」  
「ムフフ」  
神楽がビラッと見せた二枚の紙には  
「「スキー場オープン記念招待状!?」」  
同時に叫ぶ銀時と新八  
「銀ちゃん、スキーってナニ?」  
「うーん・・・・ホラ神楽ちゃん、今テレビでやってるでしょ?これがスキー」  
新八の指差すテレビの画面には、雪山を滑走する外国人が映っている  
「ふーん、面白そうネ。でも二枚だけアル・・・・・」  
神楽の声のトーンが低くなる  
銀時と新八は顔を見合わせる  
―――どっちかが行けないということか  
そして自然と互いの目つきが険しくっていく  
二人を見る神楽は、なんだか申し訳なさそうに身を縮めている  
「ごめんネ二人とも・・・・・・抽選じゃ二枚しかくれなかったネ・・・・・・・・」  
なんと神楽は泣き出してしまった  
「かか神楽ちゃん、そんな泣かなくても・・・・・・・・」  
「そうだ神楽、この眼鏡があきらめればいい話だ」  
「ちょっとォォ!なに言ってるんですかァァァァ!!!!」  
新八はふと神楽の顔を見ると、なんだか・・・・・・・・  
「わかりました、僕があきらめればいいんでしょ」  
「ありがとう新八ィィ!」  
嬉しくて新八に抱きつく神楽  
「ちょ・・ちょっと神楽ちゃん・・・」  
慌てふためく新八  
「さて、いつ行くんだ?」  
今まで黙っていた銀時が、口を開いた  
神楽と新八がパッと離れた  
「うーん・・・・・・・○月○日って書いてあるアル」  
「あるアル?まあいい、3日後だな、準備すっか」  
「楽しみネ!!」  
 
楽しそうに準備をする二人を見て、ハァ、とため息をつく新八であった  
 
 
「わ〜、真っ白ネ!」  
すごいすごいと騒ぐ神楽の傍らで、震えてる銀時がいた  
「よく寒くねえなァ・・・・・・子供は風の子ってか」  
「子供扱いするなアル」  
聞こえていたようだ  
「早速滑ってみるネ」  
「まァちょっと待て、板とか借りないとな・・・・・」  
自分たちはスキー板など持ってないので、レンタルしなければならない  
「貸出料が高けェなオイ・・・・・」  
「さぁ銀ちゃん!すべるアル!」  
「よし、すべるか・・・・」  
 
 
陽は暮れ、旅館の中に二人はいた  
「スキーって難しいネ。いっぱい転んじゃったヨ」  
「あ〜体が痛い・・・・・一泊二日だけど、明日大丈夫かな・・・・・・・」  
と心配そうな声を出す  
「銀ちゃんももうおっさんアル」  
銀時は少しショックだ  
にしても、旅館で少女と二人でいるというのは、妄想がついつい膨らんでしまう  
イカンイカン、銀さんポリゴンとかじゃないから・・・・・と自分をなだめる  
「銀ちゃん!一緒にお風呂に入るネ!」  
考え込んでいた銀時は、神楽の声にびくっとしてしまう  
「イヤイヤ、一緒に入るのはマズいよ」  
「仕方ないネ、楽しみは後にとっとくアル」  
オイオイ、あっちが誘ってきたよ。どうする?ポリゴンになるのか銀さん?  
イいや待て、それじゃ人間失格だ。でもアイツをがっかりさたくないしな・・・・・・  
ってその満足させるという発想はポリゴンそのものだ、ヤバイぞ・・・・・・  
と葛藤しているとき、神楽が風呂から出てきた  
「いい湯だったネ〜、銀ちゃんも入ってヨ」  
出てきた神楽の格好を見て、銀時はショック死するかと思った  
 
――――なんと全裸の上にバスタオル一枚という格好だ  
銀時は、逃げるようにそそくさと風呂に入った  
 
湯船に入り、銀時は考えた  
 
この前まで神楽のことは子供扱いしていた  
だが神楽を初めて抱いた日から、神楽が段々と大人になっていくのがわかった  
もちろん体つきはとても成長している  
最初に会ったころはそれこそまな板のような胸だったが、今は服の上からでもその形がわかるほどだ  
精神面でもそうだ  
最初はそりゃ毒舌女だったが、懐くとそらもうカワイイ  
とても子供だと思うときもあるが、自分の考えをしっかり持っていてそこらの大人よりもしっかりしている  
スキーをしているときも、とても練習熱心だった  
いや遊びで滑ってるのだが、「何に関しても全力」がモットーのようだ  
・・・・・・って、観点がズレてきたな  
ここで、ふと初めて抱いた夜のことを思い出す  
嫌がることはほとんど無かった  
むしろ自分から自分のことを受け入れていった  
そのときは淫乱な娘だと思っていたが、今からすれば自分のことがホントに好きだったのかもしれない  
それに気がついたのは最近のことだ  
それまでは、ただ神楽の喘ぎ声が聞きたくて、ただ己の欲望を満たす為だけに突いていた  
それが今では恥ずかしい  
自分は何もわかっていなかった  
神楽はそれを察して、我慢できなくてあのように自分から誘ったのかもしれない  
―――そうだ、今こそ神楽を満足させてあげよう。神楽の為に  
 
銀時は、なにかを決心したようにザバッと湯船から上がり、風呂を出た  
――――やっぱオレはポリ・・・あ、思い出した、ロリコンなのかねェ  
 
風呂から上がった銀時は、神楽の格好を見て驚いた  
「ちょ、おま、なんで服着てんだよ?」  
「は?ナニ言ってるネこの天パお前は裸族カ?」  
なんだよ、アノ意味でのバスタオルじゃなかったのか・・・・・・  
まぁいい、寝るときに・・・・・・・・・  
「銀ちゃん!!」  
神楽が急に飛びついてきた  
「うっ、なんだなんだ?」  
思わず後ろに倒れてしまったが、布団に倒れたので痛くはなかった  
「銀ちゃん!」  
神楽が自身の唇を銀時の唇にあわせる  
軽く触れて離れ、もう一度唇を合わせる  
二回目は、神楽が舌を銀時の口に捩り入れ、銀時の咥内を舐める  
そして銀時の唇と自分の唇を絡ませてくる  
この間、唇は離れない  
神楽の手が銀時の頭を掴み、さらに強く絡ませる  
長いキスの後、やっと唇が離れた  
二人とも荒い息をしている  
「神楽・・・・おまえ・・・・・・・・」  
「銀ちゃん」  
一呼吸間を置き  
「大好きヨ」  
神楽は自分の股間を銀時の股間に押し付け、軽く上下させる  
その感触に、銀時のペニスは大きさを増していく  
二人の息がさらに荒くなる  
 
銀時は確信した。今度こそ神楽が誘ってきていると  
しかし銀時は、いつものように神楽を攻め立てる気がしなかった  
「銀ちゃん、どうしたネ?」  
黙りこくる銀時を不審に思い、神楽がたずねてくる  
「今日は、おまえの好きにしていいぞ。いつも俺が責めてるからな」  
「わかったアル」  
神楽がこくりと頷く  
 
神楽は銀時の寝巻きを肌蹴させていき、肌を手のひらでさする  
銀時は、神楽の手の柔らかな感触がこちょばしく、気持ちよかった  
柔らかな手は段々と腰のほうに降りていき、パンツに手を掛ける  
「降ろしていい?」  
「いいぞ」  
その言葉を聞くと同時に、パンツをソロソロと降ろしていく  
パンツから両足を抜き一息つく  
銀時のペニスは既に硬く大きくなり、上を向いている  
「ここまでネ。やっぱり銀ちゃんの手で責められたいネ」  
「そうか・・・・・・」  
これからの行為に期待していた銀時は、少しガックリしている  
「やっぱり銀ちゃんの手に責められたいネ」  
「そうか・・・・・・・・」  
同じことを繰り返す二人  
銀時は神楽を下にし、服を脱がす  
今日は一気にショーツはで脱がした  
神楽はいきなり全部脱がされ、恥ずかしそうに腰をくねらす  
その行為は、銀時には誘っているようにしか見えなかった  
太ももに滴る神楽の愛液を見て、銀時は驚く  
「今日はやけに気が早いな、どうした?」  
「さっき、なんとか薬ってジュース飲んでから気が変ネ」  
「バカヤロウ、それは媚薬と言ってな、性欲を増幅させる薬だ」  
「なんでそんなものがあるネ?」  
「聞くなァァァァ!!」  
そう叫ぶと、銀時は神楽のクリトリスの爪を立てた  
「ああん!」  
神楽の体がビクンとはねる  
銀時はさらに爪を立て、強く摘む  
「ああん!!・・はあ・・ん・・ああああ!!!」  
ビクンビクンと体を痙攣させ、神楽は簡単に果てた  
「やっぱ早いな・・・・・神楽、挿れるぞ」  
「まって・・・・・次は胸で・・イきたいアル・・・・」  
いきも絶え絶えに神楽は言う  
本当にいったいどうしたんだ?と思いながら胸をわさわさと揉む  
「ああん・・・・いいネ・・」  
緩急をつけながら左手で揉み、もう一方の乳首を口に含む  
「んん・・はあ・・・ああん!」  
「イきたいか?」  
神楽に問う  
「イきたいアル・・・・・・・」  
涙目になりながら、神楽は言う  
ならば望み通りに・・・・と左手で乳首を摘む  
「はあん!・・・・・・」  
左手で乳首をつまみ。口で乳首を噛む  
「いやぁ・・・ああん・・ああ!」  
イヤイヤと首を振りながら、神楽が呟く  
「はやく・・・・」  
それを聞いた銀時は、乳首を責める手と口に力を入れる  
「ああ!ん・・ああああ!!!!」  
神楽は大きな声を出し、激しく達した  
「最高・・・・ネ・・・・銀・・・ちゃ・・」  
もう我慢の限界だ、と自分のペニスを神楽のそこに宛がう  
 
「いいヨ銀ちゃん・・・・・・・」  
返事を合図に、銀時のペニスがずぷずぷといういやらしい音と共に入っていく  
「はあ・・・・んあっ・・・・んん・・・・」  
神楽のそこは十分濡れており、なんのストレスもなく入っていく  
程よい締め付けが銀を襲う  
「神楽ァ・・・・・・・怖いか?痛いか?」  
「ううん・・・・大丈夫ネ銀ちゃん・・・・・・」  
とろんとした恍惚の表情をする神楽  
銀時はこの顔を見てリミッターが外れかけるが、我慢する  
「神楽、動くぞ・・・・」  
「ああん・・いいヨ銀ちゃん・・・・・んああっ・・・」  
いつもより滑らかで、動きやすい  
「神楽・・・・今日は・・・すごいな・・・うう」  
「あんん・・・心の・・・じゅん・・びは・・・してたアル・・・」  
媚薬持ってきてよかった・・・・ってやっぱ俺ポリゴン・・じゃなくてロリコンじゃん  
「銀ちゃん・・・・・もっと・・・動いて・・・・んんっ」  
「ん、そうか、わかった」  
腰を強く突き出し、神楽の奥を突く  
「はああっ・・・・いいネ・・・いいネ・・・ああっ・・銀ちゃ・・・んん」  
そろそろか?と思い、神楽の体を反転させる  
バックで突く体勢だ  
「んん?・・・ああっ・・・」  
少しびっくりしたようだが、腰を動かせばまた元に戻る  
「ああん・・・ああ・・・・ああ・・・」  
強く突きながら、クリトリスを指の腹でこする  
「ああんっ!・・・いい・・・ああん!・・・ああ・・」  
そしてさらに神楽の奥を突く  
「ああんっ・・・銀ちゃん!・・イきそうアル!!」  
「イっていいよ・・・・・」  
「あああん!!」  
銀時は神楽の壁の感覚があり、神楽は自分の壁を突く銀時のペニスの感覚がある  
互いにひとつになることを感じながら、絶頂に近づいていく  
「ああん・・・あ!・・あん・あああ・・・・」  
「うっ・・・・・・くう・・・」  
もう限界だよ  
銀時が神楽の最奥を力強く突く  
「ああ・・・ん・んああああああ!!!!!」  
ビクビクと体を激しく痙攣させ、神楽は果てた  
「くうう・・ダメだァァ」  
強い締め付けに耐えかね、神楽の中に発射した  
神楽は銀時の液体が自分の中に入ってくるのを感じながらガクッと気絶した  
 
神楽が気がつくと、体がとても重かった  
ちょと疲れたのかな・・・・・・・・と思っていたが、目を開けると  
「ぎ・・・銀ちゃん!?」  
なんと銀時が自分の上に重なっていた。しかも挿れたまま  
「どうしたネ・・・・・・・寝てるアルか?」  
すーすーと寝息を立てていた  
「仕方ないもじゃもじゃアル・・・・」  
よいしょ、と体を動かし銀時のペニスを抜く  
それを見ると、今はすっかり萎んでいる  
「まったく・・・・・・・ハクシュン!」  
勢いよくクシャミをしてしまった  
「イケナイネ・・・・・早く服着ないと・・・・」  
まず自分が服を着、次に銀時に服を着せる  
ちょうど布団の上にいたので、掛け布団を銀時と自分に掛けた  
「おやすみアル・・・・・・」  
 
「ハックショイ!!」  
大きなクシャミと共に、銀時が目をさました  
「んぁ・・あのまま寝ちまったのかな・・・・オイ神楽」  
神楽の体を軽くゆする  
「ん・・ふぁぁ・・・・おはようアル」  
寝起きでぼーっとしている  
「体が痛いネ・・・・なんか寒いアル・・・」  
ずるる、と鼻水をすする  
「風邪ひいたか?スキーはできねぇな・・・痛てて」  
「銀ちゃんも痛いアルか?」  
「筋肉痛だな・・・・・・あー・・」  
太ももとスネが痛いようだ  
「仕方ない、朝だけど帰るか」  
よいしょ、と起き上がり服を着始める  
「仕方ないネ・・・・・・」  
残念そうだ  
 
「あら?もう帰ってきたんですか?二人とも」  
万事屋に帰るとそこには新八がいた  
「ああ、体痛いし神楽が風邪っぽいんでな」  
神楽を見ると、確かに顔が赤い  
「雪山をナメてるからですよ」  
「スキーで風邪ひいたわけじゃねェ」  
「じゃあ何で風邪ひいたんですか?」  
新八が問いただす  
「いや、スキーで風邪ひいたんだ」  
新八が怪しい目つきで睨んでくる  
「ともかく、ちょっと寝てろ神楽」  
神楽は小さくうなずくと、押入れに入っていった  
「神楽ちゃんに何したんですか?」  
「なな何だよ、何もしてねェぞ!!」  
「銀さんの戸棚の中に入ってたあやしい飲み物が無くなっていましたが?」  
「なんだ?それ」  
「往生際が悪いぞォォォォォォ!!!!!!!」  
叫び声と共に新八が攻撃を仕掛ける  
新八のドロップキックを食らって、銀時がゆっくりと倒れた  
「うがぁ・・・神楽ァァァ・・・・・・」  
 
 

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