「新八くんてさァ・・・・童貞?」  
「ブッ!?」  
おりょうに何気なくそう聞かれ、新八は口中の茶を噴き出した。  
「なッなに言ってんですか!アンタは!!」  
こぼれた茶を拭きつつ新八は顔を赤くする。  
「だってさー見るからに奥手そうなんだもん。アイドルオタクだし。メガネだし」  
「メガネはカンケーねーだろメガネは!世界中のメガネ童貞を敵に回したぞコラァ!」  
「やっぱ童貞なんじゃん」  
「うッ・・・・」  
おりょうに突っ込まれ、言葉に詰まる新八。  
「今まで女の子とそういう風になったことないの?」  
「いやあるにはあったんですがね・・・」  
新八は電車の中で痴漢に絡まれていた女の子を助けたエピソードを話した。  
「で?ホテルまで行ったんでしょ?」  
「行ったことには行ったんですが・・・」  
「?」  
「その人泥棒だったんですよね・・・全部盗られました」  
(うわ・・・・なにげにヒサン・・・)  
orz状態の新八を見て顔が引きつるおりょう。そしてある事を思いつく。  
「ねぇ・・・」  
「なんです?」  
顔をあげる新八。すると目の前におりょうの顔が迫る。  
「しよっか」  
「するって・・・・何をするんです?」  
おりょうの顔から目が離せずかすれた声で呟く新八。  
クスリ、と笑みを漏らすおりょう。優しい声で囁く。  
「童貞こじらせたままでいいの?」  
生唾を飲み込む新八。おりょうの柔らかそうな唇が耳もとで動く。  
 
    フ デ オ ロ シ   
 
その言葉を聞いて新八は頭を混乱させる。女性に騙されたばかりの僕にこんなウマイ話があるわけない。  
いやでもおりょうさんに限ってそんな・・・。いやいやでもこの人ならやりかねない・・・。  
そんなことが頭に駆け巡っていると、おりょうの手が新八の股間に伸びた。  
「ここ・・・こんなに硬くなってるよ」  
そう言っておりょうは新八の股間を撫でさする。  
その瞬間新八の中でなにか種的なものが弾けた。(気がした)  
 
   祝 ・ T V ア 二 メ 化 !  
 
そんなようなことを何故か叫んだような気もしたが、気がつくと新八は全裸で寝ていた。  
横にはおりょうが全裸で座っていた。  
おりょうが新八に覆い被さる。  
姉の妙と同じくらい肌は白かったがその乳房は大きく、大きめの乳輪がひどく艶かしい。  
そしてその下、股間に生い茂る恥毛を見て、新八は赤くなった。  
(ついに童貞捨てるんだ・・・)  
誰もいないとはいえ、居間で全裸になって、しかも相手は姉の友人。  
どこまでも倒錯的なシチュエーションに頭がクラクラするお通ちゃん親衛隊長・志村新八であった。  
 
「キスしていい?」  
おりょうは返事を待たず、口づけてきた。  
柔らかく、温かい唇。そして濡れた舌がヌルヌルと新八の口中を責める。  
(うわ・・・・)  
初めての口づけに新八はされるがままだ。  
「ちゅッ・・・ちゅるッ・・・ん・・・飲んで・・・」  
おりょうが唾液を送り込んでくる。新八は大人しくコクコクとおりょうの唾液を飲み下す。  
「ンッ・・・・」  
おりょうがようやく唇を離す。新八の舌から銀色の糸が伸び、ふつりと切れた。  
満足げに新八の顔を見ていたおりょうはやがて舌を首筋に沿わせた。  
「ひッ!!」  
「くすぐったい?」  
新八は無言で首を振った。おりょうの舌が体を下っていく。  
新八の右の乳首に唇を被せると強めに吸い上げた。そのまま舌を動かす。  
「うあッ!」  
新八が堪らず声を上げる。  
「気持ちいいんだ?ここ」  
おりょうは左の乳首を指で弄りながら微笑んだ。そうして、新八の股間に手を伸ばす。  
大きく反り返った肉棒を扱きあげながら舌で乳首を転がす。  
「んんッ・・・・」  
新八が息を漏らす。  
おりょうは新八の脇腹を甘噛みしながら肉棒に舌を這わす。  
裏筋を下から上に舐めあげるとそのまま飲み込んでいった。  
(うわ・・・なんだこれ・・・)  
肉棒全体が、熱く濡れた感触に包まれる。それだけでもう漏れそうである。  
見下ろすとおりょうが顔を上下して肉棒を口で扱いている。  
年上の女性の口を自分の肉棒が犯している様に新八はひどく興奮した。  
おりょうは動きを止め、亀頭にユルユルと舌を纏わりつかせる。  
亀頭をしゃぶりながら細い指でふぐりを揉みしだくのも忘れない。  
「新八君の・・こんなに熱くて大きくて・・・立派よ。ここもこんなにパンパン・・・」  
そう言っておりょうは舌を垂れ下がる二つのふぐりに這わす。  
陰嚢全体がトロリとした温かい唾液に包まれ、新八は腰が浮き上がりそうになった。  
「はむ・・・んッ・・・レロレロ・・・んンッ」  
ふぐりを舐めまわしながら肉棒を指で扱きあげる。  
熟練の技に新八は決壊寸前だった。  
 
(そろそろね・・・)  
おりょうは新八の様子を窺いながら身を起こした。  
「え・・・」  
快感に完全に身をゆだねていた新八がおりょうの顔を見る。  
「じゃあ・・・・挿れちゃおっか」  
おりょうが僅かにハニカミつつ言う。遂に訪れるその瞬間。新八は息を飲んだ。  
「ほらアタシもこんなに・・・」  
おりょうが秘裂を指で広げる。サーモンピンクの肉ヒダはすっかり濡れ、愛液が滴り落ちんばかりだった。  
大きく足を広げ、新八の上にしゃがむおりょう。そして新八の肉棒をあてがう。  
「いくわよ」  
こくりと新八が頷く。  
肉棒の先端が膣口にめり込んだ瞬間、新八は無意識の内に自分から腰を突き上げた。  
ヌプヌプっとおりょうの膣内を進む新八の肉棒。互いの恥毛が絡まりあわんばかりに密着する。  
「ンンッ・・・・」  
たまらずおりょうが喘ぎ声を上げる。  
一方新八は膣内の気持ちよさに完全に頭が真っ白になっていた。  
(なんだこれ!?――――――)  
 
 
「マジ気持ちイイ」  
          3年Z組 志村新八  
 
マジ気持ちイイんだけどコレ  
マジ気持ちイイよ  
どれぐらい気持ちイイかっていうと  
マジ気持ちイイ  
 
 
 
「動くよ?」  
頭の中でついそんな作文を書いてしまう新八だったが 、おりょうの声で我に返る。  
マズイ、今動かれたら・・・・  
「ちょ、待ッ・・・・」  
おりょうが腰を浮かし、肉棒を一往復させる。  
やわやわと纏わりつく肉ヒダに肉棒を刺激され、新八は一気に果ててしまった。  
 
びゅくびゅくッ・・・ドプッ・・・・  
 
「え!?」  
おりょうが驚いて腰を止める。  
そうしてる間にも新八のザーメンがおりょうの膣内に吐き出された。  
「スイマセン・・・・」  
新八が謝る。いくら初めてとはいえ1度動いただけで出すとは情けない。  
しかしおりょうは優しく微笑んだ。  
「いいわよ別に。初めてだもんね・・・」  
「でも・・・」  
「それよりホラ、どうする?続きする?」  
おりょうが尻に力を込める。膣内の肉ヒダが生き物のように新八の肉ヒダを刺激する。  
その感触で、たまらず萎えかけた肉棒が再び勃起した。  
「どうする?ん?ホラホラ」  
「んあッ・・・」  
新八はおりょうの太ももを掴んで腰を突き上げた。  
 
「あッ・・・きゃあッ・・・」  
たまらず嬌声をあげるおりょう。  
新八の肉棒がおりょうの膣内を擦り上げる。  
「んッ・・・あッ・・・・ああんッ・・んんッ・・・ね、もっと突いて」  
おりょうの腰の動きは上下から回転に変わっていた。  
柔らかなヒダに揉まれ、新八の肉棒は射精寸前だ。  
新八の手が眼前で揺れるおりょうの乳房に伸びる。  
「んッ・・・・・揉んで・・・」  
新八に乳房を揉みしだかれ、おりょうは目を細める。  
少し体を倒し、新八の顔に乳首を近づける。  
「ね・・・・乳首・・吸って・・・」  
大きめでピンク色の乳輪。その中心にある乳首はすでに硬くシコリ、新八を誘っているようだった。  
新八が乳首に吸い付く。弱点を責められ、堪らず声をあげるおりょう。  
「んああッ・・・そこ・・・イイの!もっ・・・と・・・」  
激しく舌を動かして乳首を転がし、腰を突き上げる新八。おりょうも息絶え絶えだ。  
「あああっ!!・・・・・ぁ・・・ふぁっ・・・・んぅ・・・んっ・・・ひあっ・・」  
「おりょうさん、もう・・・」  
「出して!中に出して!!新八君のッ・・・・いっぱい出していいからあッ!!」  
おりょうがそう答えた瞬間、新八は反射的に腰を高く突き上げた。  
反対におりょうはこれまでになく深く腰を静める。  
肉棒の先端がおりょうの子宮口をつつく。  
「ああああッ・・・・イッちゃぅ・・・・んあッ・・イ・・・クゥ・・・!!」  
おりょうの膣が一際強く締まる。  
「うあッ!!」  
呻き声をあげて新八は射精した。  
 
どぴゅッどぴゅッ・・・・  
「んんッ・・・出てる・・・・あ・・つうい・・・」  
おりょうが恍惚の表情で精液を受け止めていた。  
長い射精が終わり、おりょうが膣から肉棒を抜き出す。力なくダランと萎えている新八の肉棒。  
それを指で弄びながらおりょうは新八に囁く。  
「気持ちよかったよ・・・」  
新八はその言葉に顔を赤くした。  
 
 
 
「ただいま〜」  
玄関から居間に妙の声が響く。  
「「おかえりなさ〜い」」  
新八とおりょうが揃って返事する。情事の跡はすっかりかたずけられ、何も無かったかのようだ。  
「ゴメンね〜コンビニのオヤジにハーゲンダッツ買いに行かせてたら遅くなっちゃった」  
そう言いながら妙が居間に入ってくる。  
「あら?二人ともどうかした?」  
「別に何もないですよ姉上」  
「そうよ。別に何にも無いわよ妙」  
「そう?」  
妙が台所に姿を消す。  
「あッ・・・」  
それを見送る二人だったが、おりょうが不意に小さく声を漏らす。  
「どうしたんですか?」  
「新八君のが・・・・漏れてきちゃった」  
おりょうの声にまたもや顔を赤くする新八であった  
 

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