グボッ、ゴプ・・・ゴボゴボゴボゴボゴボ―――――――ッッ!!!  
膣口に突き立てられたコーラボトルの中身。  
どす黒い液体が泡を立てながら、みるみるうちに中身を減らしてゆく。  
「いい飲みっぷりだな・・・w 美味しいかい、桜野さんよ?」  
下の口では味覚も何もあったものではないが、二酸化炭素の配合されたそれは  
陰唇にどんどん飲み込まれて行き・・・・  
ゴポンッ―――――カン、カラカラカラ・・・・  
やがて空になったペットボトルは、冷たい氷の地面に音を立てて転がり落ちた。  
 
「しっかし、よくもまあこれだけ入るもんだよな」  
「妊婦になると、こんなもんじゃすまないんだろ。 それに俺たちは痛くも痒くもないんだしw」  
洗うついでにホースの水を突っ込まれ、今またコーラを2リットル一気飲みさせられ。  
タズサの腹は蛙のそれのようにポッコリと膨らんでいた。  
「なあ桜野、苦しいか?  苦しいだろ、そうだろう。  今、楽にしてよるよ」  
そう言うと、443は力無く仰向けに転がるタズサの出た腹に靴底を置き  
思いっきり踏み潰した。  
 
「・・・・・・ふぐぅっ!?」  
波打つ腹にめり込む踵。  
ブシュュッ!!!   
陰裂の入り口が、勢い良く飛沫いた。  
さらに足に力を込める。  
グリ・・・グリリィ・・・・!  
「ゥグ・・・ヴ・・・ぷえっ!! あ゙・・ぃが・・・・はぁ゙・・・ッッ!!」  
出た腹にかかる、男一人分の体重。  
あまりの苦しさからか、生気のなかった瞳に意識の色が滲み始め  
442が口の中に詰め込んだザーメンまみれの下着を吐き出した。  
 
ビュ・・ッ、ブピュッッ・・!  
443の足のリズムに合わせ、断続的に吐き出される薄く濁った水。  
半分溶けかかったフリスクの粒。  
出産時の破水にも似た光景だった。  
びちゃ、びちゃびちゃびしゃびしゃっ!!  
ブヂュッ、ビュッ、ビュビュ―――ッ  
「ひぎ・・・・はが・・・あ゙・・・・ああ゙ぁっっ―――!!」  
・  
・  
・  
・  
グリグリグリグリグリグリ・・・・・・グ・・  
やがて、全てが出尽くした。  
「かは・・・っ・・・ぁ・・・・・」  
妊娠していたかのような腹部は元通りになり  
タズサは踏まれていた部分を両手で抱えながら、激しく咳込んだ。  
「ゔ・・・・グっ!  ゲフッ、ゴフッ、ゴホッ!  エ゙ホゲホェ・・・・ッ!」  
痛さと苦しさに、うずくまる。  
「お? タズサのやつ、意識を取り戻しやがったぜ」  
「なんだ、俺は壊れてた方がよかったんだけどな」  
 
氷の上でのたうつ水浸しのタズサに、再び近づく443。  
手には、もう一本のペットボトル。  
「ま、直ったんなら、また壊せばいいだけの話さ」  
尻朶をギュッ掴み、後ろの入り口をこちらに向かせる。  
「さっきはいい飲みっぷりだったぜ、いや本当、ほれぼれしたよ」  
顔にニヤニヤ笑いを張り付け、プルタブを開ける。  
再び、プシュッという小気味の良い音。  
「だからさ、もう一度一気飲みしてくれや、今度はケツの穴で」  
422の激しい注挿で入り口が赤く捲れた尻穴に、2リットルのボトルを押し当てた。  
「ひ・・・・ぃっ!  も・・・イヤ・・・・・嫌ぁ・・・・許して、たすけてぇ・・・・!」  
泣いて懇願するタズサ。  
しかし男達には情けのカケラもなく。  
「桜野タズサの、ちょっといいとこ見てみたい♪  
 大きな秘密、チャッチャッチャ。 小さな秘密、チャッチャッチャッ」  
『それ、イッキ、イッキ、イッキ・・・』  
自分を取り囲む男たちからのシュプレヒ・コール。  
「助けてっ、誰かぁ・・・・・お願いよ・・・」  
ここにはコーチも妹のヨーコもいない。  
いるのは自分を襲った男達だけ。  
タズサは今更ながら、一人では何もできない自分に気付く。  
 
尻穴に当たる、プラスチックの感触。  
「やだ・・・・もう、やだぁっ・・・・・助けて・・・・・ピート・・・」  
大好きな少年の顔が脳裏に浮かぶ。  
けれども彼はもう、どこにもいなくて。  
いたとしても、物に触れられない彼では助けることもできなくて。  
「いくぜ桜野、しっかり飲めよ」  
傾けられるペットボトル。  
コボリ・・と中で泡が立った。  
「いやだぁっ、許して・・・・ごめんなさい、ごめんなさいっ、ごめんなさ・・」  
100億ドルの美貌も、フィギュアスケートの実力も、ここでは関係なくて。  
「ひいぃっ!?  はいって・・・ぁ・・ああ・・・・っ!」  
腸に注がれる冷たい絶望。  
あるのはただ目の前の現実で。  
苦しくても、悲しくても、心細くても、どうしようもなくて。  
「くふ・・・ぅ・・たずけ・・・おなかぁ、苦しいの・・・・許して、ゆるしてぇ・・・ッ!」  
タズサは男達にただ許しを乞い、泣き叫ぶことしかできなかった。  
 
 
 
―――――――数時間後―――――――  
 
「―――――っくぁっ!  ひゃあぁっ!!」  
銀盤の上で四つん這いで尻を高く上げさせられた格好で、タズサは犯され続けていた。  
 
氷上にはあちらこちらに、色々な汚れ。  
男達の放った精の飛沫とタズサの恥ずかしい汁、そして汚物。  
溶けて口にすることが不可能になったフリスクや、へこんだペットボトル。  
コーラの混ざった水。  
その汚れきった舞台の上で、タズサは嬌声を上げる。  
「はひゃあっ、らめ・・・らめぇっ」  
既に呂律が回らなくなっているらしく、452に背後からのし掛かられるように  
秘所を貫かれながら、涎を垂らして喘いでいた。  
「も・・・ひゃへぇ、ゆるひ・・イッ!  そこ・・・イイけろ・・・らめ、らめなのぉ〜!!」  
良いのか駄目なのかハッキリしてもらいたいものだが  
すでに快楽で頭がどうにかなってしまっているらしく、支離滅裂なことを譫言のように繰り返す。  
「もぅ、らめ・・・しぬぅ、ひんじゃうぅ・・・・ぅああッ!」  
 
何度イカされただろうか。  
度重なる絶頂。  
余韻に浸る間もなく、次の高みへ。  
入れ替わり、立ち替わり。  
休みなく、色々な場所に突き立てられるペニス。  
そして薬物の投与。  
その果てに、タズサの頭はすっかり蕩けきり  
僅かな理性と大部分を占める快感によって、もう何も考えられなくなっていた。  
 
「このクスリ、すげぇよな」  
「ああ、理性を残したまま性感だけを数十倍に高めるそうだ」  
「へへっ、気の強いタズサちゃんには、むしろ丁度良かったんじゃない?」  
最初は、腕に走るチクリとした注射針の痛みだった。  
刺された部分はすぐにカァァっと熱くなり、不思議な高まりは全身へと広がり  
やがてその波はタズサの脳へと届く。  
その瞬間、貫かれていた性器から押し寄せる快楽の奔流。  
「や・・・なに、これ・・・へ・・・へぁあ? あふ・・・はあぁぁぁああ〜〜〜〜〜っっ!!!」  
けれどもそのクスリは理性は消さないので、押し寄せる快感に思考が大混乱に陥るのだった。  
「なんれ・・っ、こんな・・・こんなぁ!  嫌、ウソ、うそよ〜〜っ!!」  
無理矢理犯されて感じるわけがない。  
そう思っていた。  
けれども肉棒に貫かれる部分からは甘く、抗いがたい「何か」が押し寄せてきて。  
その「何か」の正体に気付いたとき、タズサは愕然となるのだった。  
「こんなの・・・・っ!  絶対に、ひぁ!  わた、わたし・・・・感じて、なんか・・・っあぁアあっ!!」  
頭を振って必死に快楽を否定し、追い出そうとするが  
快楽の波はアメーバのようにベットリと理性に取り憑き、ジワリジワリと蝕んでゆく。  
結合部から流れてくる、電気のような性の痺れ。  
高まる快楽。  
そして・・・  
「ふわ・・・ぁ、あ、あっ、あ!  やらぁっ、こんなのれ・・ひっ イキたくな・・ぁ、ああっ  
 あ! ふぁああぁぁあぁぁあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」  
犯されてから、初めての絶頂。  
さんざん性器や性感の得られる場所を嬲られた上での、本当の『頂き』だった。  
 
「そうそう、俺はその表情が撮りたかったんだよ♪」  
ビデオを構えていた429は笑顔で数度首肯し、他の男達からも次々と賞賛の言葉を贈られる。  
「ひゅう〜〜っ、タズサちゃんのイキ顔カワエエ〜〜っ」  
「イッた、イッたぞ。 この女、犯されてイキやがったw」  
「こいつぁ、真性のド淫乱だな!」  
無論のこと、このときにはもうタズサには男達の言葉は聞こえておらず  
もたらされたアクメに頭の中を支配され、ただ荒い呼吸を繰り返すだけだった。  
 
―――――これが、ちょと前の話。  
そして、今。  
「ほ〜ら、またイケ、イッてしまえこのメスブタ!」  
452は後ろから抱きすくめながら、すでに皮の向かれたタズサのクリトリスを捻り上げた。  
「きひぃっ!?  ひゃあぁっ、ぅああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!」  
また、派手にイッた。  
しかも今度は452をズッポリとくわえこんでいる陰部から潮を噴きながら達した。  
「このスケベ女め、潮噴きやがったぜw  お〜い429、今の撮ったか?」  
「おう、バッチリさ。 編集の時、ここだけスローリピートでもしようかな」  
「だったらさ、ヨガってるシーンにさ、ギャップを愉しんでもらうために  
 こいつがトリノで滑ってる映像も入れようぜ。 画面を左右に分割してさ」  
「いいな、それ。 フィギュアスケート期待の星・桜野タズサの使用前・使用後を見比べられるってわけか」  
 
身体を快感に震わせながら、「見ないで、見ないで・・・」と繰り返す。  
「俺もそろそろ・・・・奥に射精すぞぉ、うっ!」  
ビュクゥッ!!! ドクッドクッドクッドクン!  
「や・・・らさないれぇ・・・っ・・・・赤ちゃん、れきひゃ・・・ぁ・・・・・・・・・」  
そのまま意識を失うタズサ。  
ガクリと首が項垂れ、全身が弛緩してくずおれる。  
その拍子に452の肉竿が膣穴からズルリと抜け、  
尿道にあった残滓がピュルピュルと彼女の尻の汚れを上塗りした。  
 
「よし、そろそろ撤収するか」  
「もちろん、タズサたんも連れてなw」  
「俺達の秘密のアジトにご案内〜♪」  
ゲラゲラと笑いながら、凍える床の上に転がるタズサを手際よく簀巻きにして  
男達は陵辱の現場を後にする。  
 
そしてフィギュアスケーター・桜野タズサは、この日を境にスケート界からも日常からも  
永久に姿を消すことになるのだった。  
 
・・・・・・・・・・・・・  
・・・・・・・・  
・・・・  
・  
・  
・  
・・・・  
・・・・・・・・  
 
「―――――・・・・・ここは・・?」  
深い眠りから目覚め、最初に飛び込んできたのは見知らぬ天井。  
そこは、真っ白で清潔な部屋だった。  
窓が開いているのか、外からの風にカーテンが僅かに揺らめき  
ここからでは見えないが、時計の秒針がコチコチとどこかでリズムを刻んでいた。  
タズサは首を巡らせて辺りを見た。  
自分のいるこの小さな部屋には、パイプベッドと椅子が二つ。  
他には何もなかった。  
鼻の奥をくすぐる、消毒薬の臭いがする。  
ここは、病院だろうか。  
そして自分は何故、こんなところにいるのだろうか。  
思い出そうとした瞬間、タズサの脳裏にいくつもの映像がフラッシュバックされる。  
練習をしていた自分に襲いかかる男達。  
彼らの嘲笑と、氷の床に押しつけられた背中の冷たさと。  
スタンガンの痛みと、身も心も引き裂く破瓜の・・・・  
「―――――っ!!」  
そこから先は、思い出したくなかった。  
・・・・・・・・・・  
・・・・・・・・・・  
・・・・・・・・・・  
・・・・・・・・・・  
深呼吸をする。  
吸って、吐いて。  
吸って、吐いて。  
 
まずは状況を整理してみよう。  
アレは夢だった、ということはないだろう。  
相手の顔、そして声。  
どれも記憶が鮮明で、忘れたくても忘れさせてくれない。  
最後の方は、もうほとんど意識がなかったが、それでも今なお下腹部に残る  
のしかかるような鈍痛が、あれは現実のことだったのだと教えてくれる。  
それよりも、今だ。  
自分は今、病院らしきところにいる。  
結局、助かったのだろうか?  
あの後コーチや誰かが通報するなり救急車を呼ぶなりして  
ここに運び込んだのだろうか・・・?  
・・・・・・・・  
・・・・・・・・  
・・・・・・・・まあ、いい。  
自分は今、あの生き地獄から救い出され、ここにいる。  
助かったのだ。  
全てはもう、終わったことなのだ。  
そう自分に言い聞かせる。  
 
とりあえず、身体の無事を確かめるために身を起こそうとして  
そこでようやく、タズサは自分の体が動かせないことに気付いた。  
「・・・・・?  な、なんで・・・?」  
自分の肩から下は、掛け布団に隠れて見えない。  
必死に動かそうとした。  
けれども手足は動かなくて。  
まるで何かに固定されているかのようで。  
ギシギシとベッドが軋むだけだった。  
 
おかしい。  
ここは、病院ではないのか。  
自分は助かったのではなかったのか。  
「ちょっと、なによっ 何でこんな・・・っ、動けないのよ!?」  
嫌な予感が、心の底で鎌首をもたげ始める。  
 
部屋を見渡した。  
天井、ベッド、椅子。  
普通の病院だ。  
普通の病院に見える。  
おかしなところは何もない。  
おかしなところなど、何もないのだ。  
 
ふと、窓を見た。  
カーテンが揺らめいている。  
この位置からだと入り口の扉は見えないが、窓から外がどのようになっているのかを確認しようとして  
タズサはおかしなところに気付いた。  
鉄格子がはまっていたのだ。  
よく精神病患者の病室の窓で見かけるような、太くて簡単には壊せない鋼の格子だった。  
「な、なんでこんなものが・・・・?」  
自分は精神病患者ではない。  
だとすると、襲われて自殺でもしないために、こんなところへ入れたのだろうか。  
甘くみられたものだ。  
「こんなことぐらいで・・・・・・・・・・こんなことぐらいで、自殺なんかする桜野タズサ様じゃないわよ!」  
いや、そうじゃなくて。  
たまたま病室がここしか余ってなかっただけなのでは・・?  
十分にあり得る話だ。  
あ、でも、もう一つ。  
 
ひょっとすると、自身で気付いていないだけで、自分は心のどこかを煩っているのではないのだろうか。  
トリノ五輪を終え、ピートと別れ、そしてまた練習の日々。  
気の抜けと辛い別れとが一緒くたに重なり、精神の許容量を越えてしまったのかもしれない。  
だとすると、このレイプの記憶もじつはただの被害妄想で、  
そもそも何も起きていなくて、ここにいること自体が・・・・  
 
そんな考えが、グルグルと頭の中を回り出す。  
だけどタズサは、もう一つの可能性を見落としていた。  
いや、ただ単にその答えを選ぶのが嫌で、気付かない振りをしていたのかもしれない。  
そのもう一つの可能性。  
それは、いきなりやってきた。  
部屋の外に音と気配がしたかと思うと、病室であるにもかかわらずノックもせずに扉が開けられ  
ドヤドヤと男達が入ってきた。  
「グッドモーニン、タズサちゃん」  
「バーカ、今は夜だろ」  
その男達の顔に、タズサは見覚えがあった。  
忘れたくても忘れられない顔だった。  
「ぁ・・・・ぁ・・・・・・ィャ・・」  
目の前の全てを否定したくて。  
何かの冗談だと思いたくて、唯一自由になる首をフルフルと横に振った。  
「ご機嫌いかがかな桜野さん。 ・・・元気みたいだね」  
「じゃ、第2ラウンドといくかね皆の衆」  
「へへっ、今度は医療プレイか。 色々用意してきたぜぃ」  
「455も好きだねぇ。 おっと、尿道カテーテルは俺に使わせてくれよ」  
男達の手には、病院で使われる様々な医療器具。  
細い管や鳥の嘴のようなもの、注射器、電極付きのクリップ。  
その他、用途不明なものが多かった。  
 
彼らは医者なのだろうか?  
この期に及んで、まだタズサは現実逃避を試みる。  
そんなわけはない。  
そもそもこんな器具をいっぺんに使うことなど、ありえないのだから。  
「こわくな〜い、こわくないでちゅよ〜、タズサたん♪」  
気持ちの悪い猫なで声。  
「そうそう、痛いのは最初だけだよ。 この道具を全部使い終わるころには・・・ね☆」  
455は手に持つ注射器の先から薬液を、これ見よがしにピュッと軽く押し出す。  
そのメモリ付きの小さなガラス管の中の液体は、一体何なのか。  
知りたいとは、ちりめんじゃこの目玉程も思わない。  
「・・ぃ・・・ゃ・・・・ぃゃ・・・・・いや、イヤ・・」  
注射針が腕に刺さり、中の薬液が体内に入ってくる。  
タズサの瞳孔が狭まった。  
「嫌あぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」  
白い檻の中に、タズサの悲鳴が響き渡った。  
 
END  
 
 
 
 
 
桜野タズサ・エピローグ  −調教の果てに−  
 
――――――――――――――――――――――――――――――  
『見ないで、見ないでぇ・・・』  
『俺もそろそろ・・・・奥に射精すぞぉ、うっ!』  
ビュクゥッ!!! ドクッドクッドクッドクン!  
『や・・・らさないれぇ・・・っ・・・・赤ちゃん、れきひゃ・・・ぁ・・・・・・・・・』  
 
―――――――――ピッ  
DVDのデッキに向けられたリモコンを握る手が「停止」のボタンを押した。  
全ての始まりだった、あの日の映像。  
日常と非日常の境界線を越えた、あの日の映像。  
懐かしい、あの日の映像だった。  
 
 
薄暗い部屋。  
どこかの廃屋だろうか、その部屋には窓もなく明かりも灯されてはいなかった。  
唯一の光源は、今見ていたテレビの画面からもたらされる光だけ。  
タズサ主演のDVDが途切れたテレビが、お昼時なのかタモリと『そうですね』しか言わない観客を映し出す。  
その笑い声が漏れ出る画面からもたらされる光の中で、タズサは男のペニスを旨そうにしゃぶっていた。  
「ンッ、ンッ、ンッ・・・ちゅる、ズポズポズポズポ、ん〜〜〜〜〜〜・・ちゅぽ」  
喉の奥までくわえ込み、今度は亀頭を浅く唇で扱く。  
唾液タップリ。  
頬肉で竿に吸い付きながら、ゆっくりと外へ。  
ねっとりとした先走りやツバの感触も意に返さず、相手の表情を伺いながら手でこすり  
桜野タズサは媚びた声で尋ねた。  
「わたしの口奉仕はいかがでしたか? ご主人様」  
チュウッ・・と先端部の我慢汁を吸い取る。  
「上手くなったなタズサ。 そろそろ膣でたのむぞ」  
はい、ご主人様、と淫らな表情で頷き、胡座をかく男の上に座位で挿入しようと背を向ける。  
テレビの光に照らされる裸体。  
その背中には立派な入れ墨。  
三輪の赤い牡丹と『性奴隷』の文字が刻まれていた。  
尻を少し尽きだし、陰唇を押し開く。  
パックリと広げられたその部分からは、トロリとした愛蜜がこぼれ  
そそり勃った男根を濡らした。  
「いじらなくても、もう準備が整ってるのか。 このスケベ女めw」  
「は、はい、タズサはオチンチンをしゃぶるだけでアソコを濡らす、変態で・・あ、ふあっ!」  
竿に手を添え亀頭を入り口に宛うと、一息に奥まで飲み込んだ。  
「あはっ・・♪ ふか〜い・・・・あ、あっ・・・・はぅ・・・・ふぁあぁんっ!!」  
物凄い声が上がった。  
甘ったるい、セックスに浸りきった女の声が。  
 
 
タズサを性の暴力が襲ったあの日、彼女はここへと連れてこられた。  
それから彼女は、男達により調教された。  
昼も夜もなく、ただセックスだけの日々。  
色々なことをされた。  
言うことを聞かないと暴力を振るわれ、食事を抜かれることもあった。  
そのときは空腹のあまり、床に垂れ落ちたザーメンすらも舐めた。  
彼らの所有物であるという証として、入れ墨やピアッシングも施され  
逃げたら今度は妹も犯すと言われた。  
だけどその頃には、すでに逃げる気力さえもなかった。  
今ではもう本当に、セックスのことしか考えられなくなっていたのだ。  
 
「ひぁあぅっ、イイの・・・深いのぉッ!!  あ、あ、ぁ、ああっ! オチンチン好きっ、すきぃ〜〜っ!」  
男の上で跳ね回るタズサの腰。  
ジュブッ、ジュボッと音を立てて抜き差しされる度、愛液が飛び散った。  
「おっ、おぅ、・・・なんて締め付けだ・・・・っ、すぐに射精てしまいそうだ」  
「はぁっ! はんっ、あぅ・・っ!  出して・・・っ・・・・せいえきっ、せいしだしてぇっ!!」  
根本までくわえ込んで腰をグリグリと回し、膣をギュウゥ〜〜ッと締め付ける。  
「・・・・ぅ!」  
ビュクッ!!  ビュウ―――――ッッ!  
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、びゅびゅび、びゅく・・・・  
「ふはぁわあっ!! 出てる・・・・熱いのっ! せいしあついのぉっ  
 ひぁ、あ、あっ、あああぁあぁあぁぁああぁぁ〜〜〜〜〜〜――――ッッ!!!」  
男の迸りを膣奥に受け、タズサも絶頂を迎える。  
『膣出し』をされると、イクように調教されたのだ。  
 
「・・・・・・ンンッ」  
ぬるるぅ〜〜〜〜、チュポ・・  
全てを吐き出したマラが引き抜かれる。  
男はまだ熱いそこから、放ったスペルマが垂れ落ちる前に  
横に置いてあった太めのバイブを挿入して栓をする。  
ヌ゙ムリュッ  
「ひゃうっ!?」  
バイブはそのまま抜き差しせずに、タズサの腰に拘束具を巻いて  
それに繋ぐと、男は重い腰を上げた。  
「タズサ、今日は少しばかり働いてもらうぞ」  
男はタズサの頭を撫で、服を着るように促した。  
なんでも、痴漢プレイを好む集団がいるらしく  
どうしても桜野タズサを痴漢してみたいのだと言う。  
ゆえに今宵、某所を走る最終痴漢電車に乗せることになったのだ。  
「さあタズサ、438たちがお前を待ってるぞ。 なんといっても『100億ドルのオマンコ』だからな」  
「はい、ご主人様・・・・」  
 
監禁されて、初めて外へ出る機会だった。  
逃げ出すための、千載一遇のチャンス。  
「痴漢・・・・ちかん・・・・・っ、はぁ、はぁ」  
チュク、チュク、ニチ、ニチュ・・・  
拘束具の上から股の間を擦り、熱い吐息を漏らす。  
ここから逃げ出すための、絶好の機会。  
しかし心まで快楽に蕩けきり、全てを受け入れてしまった彼女は  
これから起こる痴漢プレイのことで頭がいっぱいで。  
逃げ出すことさえも忘れて、股の間を期待の愛液でヌルヌルに溢れさせながら  
タズサは男達に従順な性奴隷として、フラフラと彼らに付いて行くのだった。  
 
こんどこそ、END  
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!