某スレに「東南アジアでは処女とまぐわったら長生きできると言われてる」
ということが書かれていましたので、せっかくなので浦戸氏にも教えてあげることにしました。
あの大きな屋敷の中心部。
日の光の届くことのない、闇に覆われたタイル張りの部屋で
どこかのハンガリーの伯爵婦人のように、血の風呂に頭の先まで浸かる浦戸氏の耳元でそっと。
そのことを囁いてあげたのです。
すると浦戸氏は、何かを考えるように虚空の一点を数秒間見つめたあと
耳元まで唇を笑みの形に裂きました。
ちょっと不気味です。
見ただけで寿命が縮みそうですよ。
ニタリ、と笑ったかと思うと
氏は真っ赤な液体で満たされた浴槽から這い出します。
ゆっくりと。
音を立てず、波紋も立てず。
まるで水面をすり抜けるかのように。
浴槽の淵にミイラのような手を掛けて、足を上げて。
彼は床へと降り立ちました。
・・・・降り立った、と思います。
出る途中から姿を消しているので解りづらいです。
素っ裸なので、恥ずかしいからかもしれません。
見かけによらず、意外にシャイな方のようですね。
ヒタリ ヒタリ・・・・
氏が歩き出しました。
おそらく向かう先は、つい先ほど捕らえた娘・原真砂子のところでしょうか。
ゆっくりと、余裕を持った足取りで近づいて行きます。
姿の見えない彼ですが、どこにいるのかは丸解りですね。
何故かといいますと、透明人間と化した浦戸氏ですが
彼の立つタイル張りの床の上には、真っ赤な足跡が付くからです。
ぺちゃり、ぺちゃり・・・
足を上げるたび、床からねっちょりと紅い糸が引きます。
そしてついに、浦戸氏は真砂子の元へと辿り着きました。
着物姿。
膝を抱えて蹲っていた彼女ですが、気配を察したのか
弾かれたように顔を上げます。
するとそこには、頭からイチゴシロップを被ったようなミイラの顔。
鼻と鼻が触れ合うほどの距離。
「・・・・・・・っ!?!?」
そんな間近で、子供が見たら思わず漏らしてしまいそうなぐらいの
素敵な笑みを浮かべていたのですから驚くのも無理もないでしょう。
人間、あまりに恐ろしい目に遭うと声が出ないと言いますが
その通りなのかもしれません。
真砂子は普段あまり見せることのない引き吊った表情のまま。
どうすることもできず、どうして良いのかもわからず。
固まってしまいました。
逃げ出すとか、対魔法でどうにか切り抜けるという選択枝は
頭の中から消し飛んでいたようですね。
浦戸氏は、入れ歯を失って久しく経ったような口を開くと舌を伸ばしました。
目指すは、目の前の真砂子の顔のようです。
即神仏のような外見の彼ですが、その舌は真っ赤でヌメヌメとしていて
すこしスリムで、躍動的なナマコのように蠢いています。
はっきり言って、気持ち悪いことこの上ないです。
「――――ひっ!?」
息を飲むような声。
その主は真砂子のようですね。
ベチョリ、と頬に走る生暖かい感触。
一瞬、毛虫かナメクジに這われたような顔をして
慌てて逃れようと、真砂子は顔をそらします。
ですが、今度は彼女の顎を掴み動けないようにしました。
どうやら彼は接吻をするつもりのようです。
その意図に気付いて、真砂子が逃げだそうとしますが
いつのまにやら壁から生えた手首によって、身体が拘束されていました。
彼らは浦戸氏の部下AとBでしょうか。
ナイスフォローです。
動けない真砂子に氏は顔を近づけて行き・・・
プチュ・・・
「っっっ!? ―――――っ! 〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
熱いベーゼを交しました。
「ンンン―――――っっっ!!! ――――――――ッッ!!!」
真砂子、嫌がっています。
ショックのあまりか、声になっていません。
「―――っっ!?!?」
おっと、どうやら舌がねじ込まれたようです。
なんか、流し台の排水溝に溜まるゴミを食わされたような顔をしています。
あ、涙がこぼれました。
さてさて、彼女のファーストキスは
いったい何味だったのでしょうか。
「―――――ゥグッ、うぶぇぇ〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
浦戸氏の唇が離れたとたん、真砂子は胃の内容物どころか
内蔵まで吐き出してしまいそうな勢いで嘔吐しました。
ひぐらしの園崎家が好みそうなこの部屋で、血液以外のものが垂れ流されたのは初めてのことかもしれませんね。
「オ゙ホッ、オ゙ホォゥッ、うえぇぇぇ〜〜〜〜〜〜っ、う・・・ぅぅぅ・・・・〜〜〜〜〜〜」
吐き終えた真砂子は、全てから解放された気分になっていたのかもしれませんが
本番はこれからなんですから、このぐらいで音を上げていては話になりませんよ?
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・や・・!? な、なにをするのっ!?」
壁から生えていた部下A&Bの手が、恐怖と混乱に満たされた真砂子を
作業台の上へと連れて行きます。
「・・・ぃゃ・・・ぃゃぁ・・・!」
声は小さく。
でも振りは大きく。
台の上にまな板の上の鯉のように寝かしつけられ固定されると、真砂子は涙を流しながら
かぶりを振ります。
まあ拘束具で固定されているので、動かせるのは頭だけだからですけどね。
それが精一杯の抵抗なのでしょう。
可愛いものです。
でも彼女は、一つ勘違いをしていますね。
今から行うのは首の切断ではなく、生娘をオンナにする行為なので
命に別状はありません。
心配は無用です。
流血するという点においては、変わらないのかもしれませんが。
殺されると思い込み、すっかり怯えきっている真砂子。
そんな彼女に、浦戸氏は優しく微笑みながら近づいてゆきます。
子供が見たらひきつけ起こしそうな笑顔ですが、まあこの際どうでもいいことにしましょう。
台まで近づいた氏は、よっこらせっと上に登ります。
ちょうど寝かしつけられた真砂子に覆い被さるような体勢ですね。
さあ、いよいよここからが本番ですよ。
氏が着物姿の真砂子を上から下までじっくりと値踏みをするように眺めたかと思うと
突然、彼女の着衣の全てが風船が破裂するかのように弾け飛びました。
「ひ・・・っ!!」
あっという間にスッポンポン。
産まれたまんまの姿。
もちろん、下着も一緒に粉々です。
これで遮るものは何もなくなりました。
あとは処女穴に突貫するのみです。
見かけと実年齢によらず、氏のイチモツはヘソまで反り返るほど若々しく元気なものでした。
ビクン、ビクンと震える勃起。
久しぶりの女体だからでしょうか、先端部からはトロトロと先走りの液体が流れ出ています。
浦戸氏、かなり嬉しそうです。
不気味な程に破顔しています。
いや、だからその笑顔キモいんですってば。
腰を落とし、イキり勃ったものを女陰に近づけます。
すると、まだ一本の縦スジでしかない真砂子の陰唇が
独りでに、ゆっくりと開いて行きます。
端から見ていると、まるで彼女のそこが
浦戸氏を迎え入れるために自らの意志で開いたかのようにも見えました。
まあ、そんな訳はないのでしょうけど。
おそらくはお得意の、空間ねじ曲げて捕まえた人間ごと壁抜けするほど強力なPKを発揮したのでしょう。
さすがはじっくりと寝かせられた百数十年物のバケモノです。
身を固くする真砂子。
薄い恥毛。
透き通るような白い素肌に、パックリと開いたままの紅い肉洞。
そのコントラストが、なんだかとても卑猥です。
クチ・・・・
浦戸氏、ついにペニスを入り口へと宛いました。
どうやら興奮を隠せない様子。
ハアハア言ってます。
あ、でも浦戸氏、濡らさなくてもいいんですか?
その娘が処女なら、このままだとお互いかなり辛いことに・・・
・・・え、問題ない?
滴る血が潤滑油代わりになる。
なるほど、なら問題なしですね。
それでは一気に・・
「―――ぃ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁぁぁ――――――――――っっっっ!!!」
おっと、喋くっている間に、突貫工事が開始された模様です。
見ると真砂子のアソコは、浦戸氏の元気なマラをみっちりと根本まで
隙間泣く咥え込んでいます。
「・・・・あ゙・・・・あぐ・・・・」
よっぽど痛かったのでしょうか、真砂子は声も出ない様子。
口だけをパクパクさせて、まるで金魚のようで面白いです。
「・・・ぉ・・・・ぉぉ・・・ぅぉおおっ・・・!」
ビュブッ!!!
おっと、どうやら浦戸氏、早くもイッてしまったようです。
う〜ん、ちょっと早いですよ。
まだ三こすり半も動かしてないじゃないですか。
低く高く、気味の悪い唸り声を上げながら
浦戸氏は久方ぶりの女体と絶頂に、大のご満悦。
でも処女を奪って膣出ししただけで満足してもらっては困ります。
これではこちらがちっとも面白くありません。
だからちょっぴり、また浦戸氏に耳打ちすることにしましょう。
ごにょごにょごにょ・・・っと。
「!? ・・・・ぅ・・・・ぅぁ・・・ぅぅぅっ!」
自分の真上で気持ちよさそうにプルプル震える浦戸氏の様子と、お腹の中に広がる絶望的な熱さ。
その感覚に、真砂子は氏が射精したのだということを知り
ついには堰を切ったように泣き出してしまいました。
でも、泣くのはまだ早いかもしれませんよ?
なぜなら。
グチ・・・
「ヒッ!?」
いまイッたばかりだというのに、浦戸氏はすぐに動き始めました。
ズ・・・、ズチッ、ズッ、ズニッ、ズチュ
まだ処女膜破られたてのほやほやで、きつく締め付けてくる膣内ですが
べっとりとした血糊と今し方の射精のおかげか
わりとスムーズに動けているようです。
パンッ、パチュンッ、パンッ、パンッ
足首を持ち、真砂子の両足を広げさせて
氏は一心不乱に腰を振ります。
とても100歳以上年を食った干物爺さんとは思えない、パワフルな動きです。
まあ彼はもう人間ではありませんからね。
体力も精力もあってないようなもの。
考えようによっては、尽きることがないで
永遠に真砂子を犯し続けることもできるでしょう。
どうやら、先程耳打ちしたことが効を成したようですね。
あのままだと、氏は処女を奪ったことと射精とに満足して
直ぐさま斬首してしまいかねませんでしたからね。
だからちょっぴり、進言したんですよ。
どうせなら、この娘を孕ませて
その赤子を自分の新しい身体にしたらどうかってね。
加えて、こうも言いました。
女性は感じれば感じる程、よく孕むものなのだ、と。
いっぱい交わって、いっぱい射精して、いっぱいイカせれば
きっと沢山のやや子が出来ることだろうと。
そう、教えてあげたのです。
まあ妊娠うんぬんの話は、まるっきりの嘘っぱちなんですけどね。
どうやら氏はすっかり信じてくれたご様子で、真砂子の身体を貪るように激しくお求めになられてます。
亡霊とも共存共栄、子孫繁栄。
非常に良いことです
しばらくすると、犯されている娘の方は、すでに叫ぶ気力も失ってしまったのか
氏の動きに合わせてカクンカクンと揺られるだけの、まるで糸の切れた操り人形のようになっていました。
ビュウウッッ!! ビュクン、ビュククンッ!
いったいこれで何度目になるのでしょうか、また浦戸氏は絶頂を迎えたようですね。
年甲斐もなく、かなりはしゃいでいます。
でも氏は真砂子の反応が薄いことに、少々困っている様子です。
先程、感じなければ孕ませることはできないと言ったからでしょうか。
でもそれなら簡単です。
この娘の性感帯を刺激して、いっぱい感じさせてやれば良いだけのことなのですから。
え、具体的にどうすればいいかって?
そうですねぇ、まあオーソドックスに乳房やその頂き、陰核や結合部を
手などで刺激してみてはいかがでしょうか?
ああ、うなじや耳が性感帯の女性もいますので
その辺りを責めてみるのも良いかもしれません。
それに貴方は、この娘の胎内にも手を伸ばすことが出来ますよね。
だったら、直接子宮や卵巣を揉んであげるのも良いかもしれませんよ。
剛直で子袋を下からいっぱい突き上げて、さらに直接刺激もして・・・
さすればたちまちご懐妊。
どうです、ついでに貴方の部下である手だけのお二方の肉体も作って差し上げては?
ここまで協力してくれたんですから、みんなで一緒に人間に戻りましょうよ。
浦戸氏は実に話の解る方のようで、鷹揚に頷くと早速実行に移しました。
十八番の超強力なPK。
それを持って、胸やお尻やフトモモ。
うなじや、胎内である子宮までもを直接可愛がります。
「―――――ひいぃ!? イ゙・・・ッ! ひあっ、あああっっ!!」
真砂子、我に返りました。
これで少しは面白くなってきたというものです。
浦戸氏の左右の手は真砂子の両脇について、自身の身体を支えたまま。
ですが息を吹き返した彼女の身体のあちらこちらが、不自然に揺れたり凹んだりしています。
とくに乳房や双臀などが。
念動力って便利ですね。
面白いように形を変えてます。
そしておそらくは、胎内奥深くにある子袋も。
氏の見えざる手により、たっぷりと揉まれ、撫で回されていることでしょう。
子宮への直接愛撫。
いったい、どのような感覚なのでしょうね。
後で彼女に聞いてみたいと思います。
まあ事が終わった後、正気を保っていられればの話ですが。
「ひあっ! ひゃあああぁぁっっ!? おなか・・・っ、おなかがぁっ!」
真砂子、大いに悶えてます。
おそらはく、痛キモチイイのでしょう。
涎を垂らしながら、唯一自由になる頭を振りたくっています。
浦戸氏の愛撫に合わせてでしょうか、時折痙攣したかのように
ビクッ、ビクンッ、と大きく跳ねます。
おっと浦戸氏、再び接吻を迫ります。
真砂子の顎を掴み頬に手を添え、一気に唇を奪いました。
でも彼女は、氏の全身および胎内愛撫により
キスを嫌がるどころではないらしく、瞳を硬く閉じ
涙を流しながらも、彼の口づけを受け入れます。
乾いてカサカサした即神仏のような唇からは想像もつかないぐらいに
濃厚な唾液が真砂子の口内垂れ流されます。
ドロリとした、夏場に一週間ばかり放置された生肉から搾った汁のような味のツバ。
そんな体に悪そうなものが流し込まれましたが、真砂子は喉を鳴らして飲み下します。
「あああっ! や・・・! ん! ダメ・・・そこは・・はン! お尻っ、お尻なんて・・・ひあっ!!」
浦戸氏、どうやらアヌスも責め始めたようです。
前の穴に続いて、後ろの穴もヒクつきながら開いたり閉じたりしています。
赤い直腸の壁が擦られるたびに、怪しく腰を振り乱していますね。
「やら、・・・あ!? そんな・・くぅ・・・ふああぁっ! わたくし・・・イヤぁっ!」
むむ?
どうやら真砂子、イキそうな感じですね。
我慢せず遠慮せず、どど〜んと派手にイッちゃって下さい。
「ひああっ! ふぁ! はん! ぅぁ、ぁああっ・・・・ぁ、あああああああぁぁ―――――――っっ!!!」
真砂子、ついに絶頂を迎えました。
やりましたね浦戸氏。
貴方の技巧の賜ものですよ。
「はぅぅ、おぅっ」
ビュククウッッ、ドクンッ!!!
おっと、真砂子のアクメと同時に氏も射精したようですね。
絶頂を迎えた真砂子の女性器が、挿入されたものを
食い千切るかのように絞り上げたからかもしれません。
本日、もう何回目になるかわからない白いマグマの大噴火。
もちろん、膣内でです。
・・・・・ん?
おやおや、嘘から出た真。
たった今、真砂子の腹の中で浦戸氏の精子が彼女の卵子を捕らえたようです。
それも3つも。
浦戸氏自身と、部下AとBの分でしょうか。
受精卵となった卵子は、そのまま子宮内壁に着床。
真砂子は無事、妊娠したようです。
いやあ、なんとまあ。
めでたいめでたい、おめでたです!
おそらくは、氏のPKが無意識のうちに発動し
不可能を可能にしたのかもしれません。
そうこうしてるうちに、氏の身体が薄ボンヤリと光り出しました。
滲み出た淡い燐光は、絶頂の余韻でぐったりして動かなくなった真砂子の下腹部へと
吸い込まれるかのように消えて行きます。
部下A&Bの手は消え、いつの間にやら浦戸氏も消えかかっています。
光の粒が吸い込まれるは真砂子の子宮。
いよいよ、最後の時を迎えたようです。
よかったですね、浦戸氏。
これで念願の"健康な身体"が手に入りますよ。
来世では、どうかお幸せに。
祝福のエールを送ると、氏は晴れ晴れとした笑顔でありがとうと答えてくれました。
・・・・その笑顔だけは、最後までどうしても好きになれませんでしたが。
そんなこんなで、なんと転生してしまった浦戸氏と部下AB。
彼らがこの後どうなったかと言いますと・・・
え〜、まあ現実というものは実に厳しいもので。
半月もしないうちに、SPRの面々に助け出された真砂子自身の手によって
腹の中に蟠った三つ子は堕胎されてしまいましたとさ。
おしまい