社員が全て帰社した、神楽総合警備の地下に発情した男女の影が揺らぐ。  
雄佳は田波を跨いで妖艶に微笑むと、田波に言う。  
「田波君、いっつも、あたしの事ガキみたいって目で見てるけど、こう見えてもあたし・・・結構オトナなんだからね!!」  
雄佳は発展途上の胸を半ば強引に田波に触らせた。  
「ちゃんと、胸だってちょっと小さいけど・・・柔らかいし・・・っぁ!」  
田波は雄佳の胸を、柔らかに揉みしだき、上着をそっと脱がせた。  
「綺麗ですね、社長の胸・・・」  
そう言うと田波は雄佳の胸の先端に吸い付いた。  
「――っダメだよ・・・吸っちゃ・・・」  
雄佳の小さめな胸は感度が良いらしく、すぐに下着にイヤラシイ染みが出来た。  
 
田波は雄佳の秘所に指を這わせた。  
「――ぅあ・・・田波君・・・スゴク、気持ち良いよ・・・」  
「社長がイイのはここ、ですか?」  
田波は雄佳が一番の反応を示した箇所を執拗なまでに擦り上げる。  
「――ッあ、ぁ・・・ダメ・・・そんなにしちゃ・・・もぅ・・・」  
絶頂が近いのか息が荒くなってきた雄佳に口付けると、さらに激しく擦り上げた。  
「――っあ、あ・・・あぅ、んあ・・・ッ・・・はっあああああぁ――――っ!!」  
雄佳は愛するヒトの腕の中で、愛するヒトの指で絶頂を迎えた。  
 
「次は、あたしが田波君をキモチヨクしてあげる・・・」  
そう言うと雄佳は猛った田波のモノを紅く柔らかい舌で、下から上へと舐めあげる。  
「気持ち良いですよ・・・社長・・・」  
「田波君は、ここが良いんだ・・・」  
雄佳は田波のモノに軽く歯を立てた。  
「――っく・・・」  
田波は雄佳の口内を顔に大量の精液を振りまいた。  
「――んはぁ・・・。いっぱい出たね・・・」  
雄佳は顔にかかった精液を指で拭って舐める。  
 
「田波君、もう・・・我慢出来ないよ・・・」  
「俺も、限界です――」  
そう言うと田波は、雄佳の秘所に自身を宛がうと一気に貫いた。  
「――っ、あああぁ―――ッ」  
「――っ社長・・・痛いですか?」  
「ううん・・・大丈夫・・・。初めての時よりは全然痛くないよ・・・っあん」  
田波は雄佳に深く口付けると、更に深く突き上げた。  
 
「はっ・・・田波君、気持ち良いっ!気持ち良いよぉっ!!」  
「俺も、凄くイイですよ」  
「田波君、イク・・・あたし、またイっちゃうよぉ!!」  
「――っ俺も、そろそろ出そうです――」  
 
絶頂が近い二人は、お互いに激しく腰を振る。  
「た・・・田波君・・・田波くぅんっ――あ、ふぁ、ぁあああああ――――っ!!」  
「社長・・・中に出しますよ――っぅあ」  
 
肩で息をしてる二人の視線がぶつかり、お互い照れたように視線をそらす。  
「田波君、気持ち良かったね」  
そう言うと雄佳は“ぎゅっ”と田波に抱きつく。  
「そうですね、今までで一番ヨカッタ・・・かも?」  
軽く冗談めかして言う田波の頬を雄佳が軽く摘む。  
「痛いですよ、社長」  
「あたしとする時はいつでも一番イイでしょォ!」  
 
「――そうですね」  
 
そう言って微笑むと田波は自分と雄佳をシーツで包んで目を閉じた。  
 
 
終  
 

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