「やっと半分、集まったな
「お嬢、なんかにおうで
「仕方ないやろ、冒険に出てからもう3日もお風呂に入ってないんやで。
「だからって、こんなに匂うわけはないやろ
「どういう意味やそれ?
「ちゃんと拭いてないとちゃうんか
「・・・仕方ないやろ。お尻ふく紙も無いんやで!
「ちょっと見せてみい
「え?
「着物まくりあげて、尻見せろ言うとんのや
「そんなことできるわけないやんか!
「さっさと4つんばいになってケツを出さんかい。
「十三!ええ加減にしとき!
「ええ加減にするのお嬢や。細い腕やな。腕力でワシに勝てると思うとんのかい。
「居候の分際でなんちゅう奴や!
「毎度妖怪にやられた後の尻拭いをしてるのは誰や。
「そら十三やけど・・・
「わしが抜けて、冒険ができなくなってもええんか。おトンを探すんやなかったのか。
「そやけど・・・
「わかったら、さっさと尻の穴をワシに見せるんや。
「乱暴せんといてな・・・
父の行方を追い求め仲間達と共に世界を旅するあかり。
十三の言動に一沫の不安を抱きながらも、
自ら着物をまくりあげ尻の穴をさらけ出すのであった。