うち・一条あかりは愛しの楓はんの心の中をのぞくため、
『第一回・楓はんが抱きたいのは誰やねんあんけぇと』をとることにした。
以下に記すのは覚醒前の楓はん(うちはこっちの方が好み)との会話の記録である。
なおうちは、正体がバレへんように自慢の陰陽術で変装しているということを追記しておく。
楓:抱く?抱っこしたいのは誰かってこと?
あかり(以下・あ):アホ!あんさんが寝たいのは誰かってことにきまっとるやないか。
楓:そうだなあ。刹那さんの飼っている梟かなあ。
あたたかくて柔らかくて抱き心地がよさそうだから、
枕にも湯湯婆にも使えそうだろう?あ、それだと梟が可哀想か・・・。
・・・あかん。覚醒前の楓はんはネンネや。ほんまあかん。
気をとりなおして次は覚醒後の楓はんに突撃あんけぇとしてみた。
楓:姉さんと響さんと真田(香織)さんと静ちゃんと葵ちゃんと
聖ちゃんと虎徹ちゃんとあやめさんとひかりさんと(中略)梟。
うちは空に向かって吠えた。